前回からの続きです。
「数回にわたって韓国社会のおぞましい深層をのぞいてみたいとおもいます」
との書き出しから始まった韓国シリーズが思いもよらず、ついに33回も続い
てしまいました。
韓国人が日本攻撃の際に必ず引き合いに出す捏造された「歴史認識」の問
題について、はっきりさせなければいけないという長年の思いからここまで
やってきました。もちろん私は学者ではありません。たんなるビジネスマン
に過ぎません。
しかし、韓国人がでっち上げの日本の歴史を持ちだしてヒステリックに喚き
散らし、自分たちの主張を繰り返す様は呆れ果ててしまうばかりです。
過去日本政府も、韓国がない話をつくり出した日本歴史を攻撃したとき、
事の真相をよく確かめもせずに、あまりにも安易に謝罪や反省を繰り返して
きた日本政治家のなんという不勉強、なんという売国行為。
政府だけではなく、邪悪な思想の左翼マスコミや、なりすまし日本人、進歩
的文化人なども、日本人が二度と再び民族の活気を取り戻すことがないよう
性根を抜き取っておきたいという悪意で、反国家の姿勢をとり、反日本の構
えを見せてきました。そして彼らと韓国人が一体となって、日本国家の力を
弱めてきたのです。
しかし日本人も最近やっと韓国人の正体が見えてきたようです。朴槿恵大統
領の目に余るマナーの知らない「告げ口外交」や、連日報道されている旅客
船事故でのウソのオンパレード、毎日よくこれほどの呆れたウソが次々と
明らかになるとは、韓国人とはまともに付き合える相手ではない事がよく分
かったと思います。
ローマ法王が「韓国民が、この事故を契機に倫理的に生まれ変わるよう望む」
と発言されていますが、「恩を仇で返す」事が常識の国民に法王の言葉が届く
とは思えない。
さて前回より続いている日韓併合時の際、日本への過剰な「恨み」を永遠に
植え付けるでっち上げの「7奪」について取り上げてきました。
今回はその中の一つである「主権を奪った」へのウソを暴きたいと思います。
はっきり言って朝鮮には主権などはない、1270年高麗がモンゴルに支配され、
1392年高麗が滅亡して李氏朝鮮が始まり、その後明の属国になり、明を宗主
国とする柵封体制に組み込まれました。
李氏朝鮮の王となった李成桂は、王位につくやすぐさま、当時の明王朝に伺
いを立て、国号を「朝鮮」と決めて貰っています。世界史の中で、他国に自
国の国号を決めてもらった国など、朝鮮以外ありません。その後、1637年に
清の完全属国になります。
「清国」は「明」以上に朝鮮に対して過酷な扱いをします。朝鮮は清國に細
かく定められた貢物を出す以外に、毎年、牛3000頭、馬3000頭、各地の
美女3000人を選り抜いて貢がなければなりませんでした。
その上、清国皇帝に奉呈した貢文に、気に入らない言葉がたった一つあった
だけで、朝鮮国王は銀一万両を罰金として払っています。それだけでは無く、
清国は多くの朝鮮人を労働力として連行しており、その数は説によって30
万~50万人と言われています。
李氏朝鮮は後に連行された人々をお金でとり戻したのですが、その身代金の
支払いによって、朝鮮の経済は破綻に追い込まれ,以後は朝鮮という国自体
を維持することがほとんど難しい状態にあったと言われています。
清国への屈辱的隷属の象徴として「迎恩門」という門があります。その石碑
に並んであるレリーフの絵図に「九叩三拝」太祖に土下座を強いられた仁粗
王の姿が描かれています。
それは「朝鮮王が9回頭を地面に叩きつけて擦り付け、ひれ伏して清の使者
を迎える」という屈辱的な隷属の象徴の門でした。しかも朝鮮王が土下座し
て出迎えたのは中国の王ではなく、単なる中国の使者でした。朝鮮はそれほ
どまでに国家として「下位」に見られていたのです。
このように誰がどう見ても朝鮮は中国の属国、若しくはそれ以下の扱いを受
けていたことがよく分かります。現実に韓国以外の各国の歴史の教科書で全
て例外なく朝鮮は中国の属国であったと記述されています。
この史実を見て日清講和条約以前に、朝鮮のどこに「国家主権」があったと
いうのでしょうか!
1894年.あくまで朝鮮を属国として支配下に置こうとする清と、近代国家を
建設してもらいたいと願う日本が朝鮮独立を巡って、日清戦争が起こり、
日本が勝利して、朝鮮の独立が達成されます。これが日清講和条約です。
日清講和条約の第一条に「清國は、朝鮮国が完全無欠なる独立自主の国であ
ることを確認し、独立自主を損害するような朝鮮国から清国に対する貢・献
上・典礼等は永遠に廃止する」と記述されています。
日本が日清講和条約の第一条で初めて朝鮮の中国からの独立を明記するまで、
千年の長きに渡り朝鮮は、中国の属国となっていた事実がこの条約により
明らかです。
朝鮮民族の歴史はあまりにも惨めすぎた。つまりあまりにもおぞましすぎて
自分たちの過去を振り返るのが苦痛だった。だからといって戦後、愛国教育
と称して「我が国は5000年間一度も他国に支配されたことの無い独立国で
ある」という大嘘の歴史をあたかも真実のように国民に教えこむなど、あま
りにも醜く目に余るものがあります。
韓国評論家の金満哲氏は「韓国は日本に併合される前、我々先祖は乞食同然
の生活をしていたではないか、現在の韓国の姿、まさに他人より作られた
砂の楼閣だ。韓国は虚飾と偽善と歪曲とおごりに満ち満ちている、真似と
依存と歪曲が全てである」と言っています。
NHKで放映されている韓国歴史ドラマは「韓国は5千年独立を貫いた歴史あ
る大国」であり、「昔から豊かで知性にあふれた文化先進国だった」という
輝かしい時代ドラマをあたかも史実であるかのように繰り返し放映して
日本人を洗脳しています。
このように韓国政府は国民全てに偽りの歴史を、まるで見てきたかのように
これが事実だと教えています。
ちなみに、韓国の歴史学会は世界ではまるで相手にされていない事がつとに
有名です。そらそうでしょうここまで過去の歴史を書き換えてしまえば、
誰も相手になどしません。つまり韓国には真実の歴史が無いのです。
「主権を奪った」に関するウソは以上の記述でよく分かっていただけたと
おもいます。
この続きは次回にて
