昨日の続きを書く前に先に米国の心理状態を推測したいと思います。
どこの国の政治家も経済が判っている政治家と判っていない政治家がいる。
金融が国を支配し始めた米国で、米国の政治家もやっと日本の実力が
判り始めてきた。
米国の命運を握っているのは日本、気がつけば米国の資本市場も消費市場
も日本のお金無しで立ち行かなくなっている。
米国の繁栄は自力によるものでなく、日本からの資金によって持たらされた
事にやっと米国のリーダー達も気がつき始めた。
しかし何故今まで彼らは気がつかなかったのか、?
それは日本の政治家達もまったく同じ、誰も気がついていない、
経済界から誰もレクチャーしなかったから、いや経済界の大物も
気がついていないのかもしれない。
何故なら経済界の大物は製造業中心、金融の事はまるでわからない。
なにしろ米国から要求され、脅かされてもまるで抵抗せずしたがってきた
もし双方が米国の経済の主導権を握ってているのが日本だと知っていれば
米国に対して『NO』と少しは言ったかもしれない。
おとなしい日本が突然『NO』と言えば米国のリーダー達も気がついた、
しかし日本人は米国に盾をついても一文の得にもならない事をよく知って
いる。
ところが参議院で与野党が逆転、小沢代表がテロ特措法延長に反対した
今までの野党なら無視してもよかったが、参議院で多数を占めている
民主党が反対すれば世論に叩きまくられている与党が押し切られる
可能性が出てきた。
今まで絶対『NO』と言わなかった日本が米国に初めて盾をつく、
米国もおとなしい従順な日本に安心していたが、ここにいたって
慌てだした。
そこでブッシュ大統領はテロ特措法延長に期待感表明、なおかつ一方で
北朝鮮の核問題の解決の為に拉致問題を軽視する事はないと強調
自民党時代の小沢代表は、米国の犬だったが、ここまで読んで『NO』と
言っているなら大政治家である。
ここから昨日のブログの続きに戻ります
以前の米国なら日本にまったく気を使わずに北朝鮮のテロ支援国家指定を
簡単に解除した。
しかし米国のリーダー達も米国経済を支え続けているのが日本だと少しは
判っているいま、日本を怒らすわけにいかない。
日本をだましだまし引っ張っていかないと米国は立ち行かなくなる。
日本のポテンシャルはどこの国よりもおおきい、米国経済の盛衰を
握っているのは日本,日本の金融政策しだいで、米国を葬りさることは
簡単である、しかしそんな馬鹿な事はしない、
米国に与え続けるのが日本の安全保障の基本である。
もし日本の政治家が真の日本の実力をわかっていたら、強い姿勢を
見せて、世界から嫌われていたに違いない、
幸いな事に知らないためにいつも米国の傘の中で静かにしていた、
結果、無駄な労力を使わずにいつの間にか真の実力を身につけてしまった。
先進国の国民が持っているお金の6割強を日本人が持っている事を
知っていますか?このお金はこの先もっと増え続けます。
こんなすごい国をもう誰も無視できません。
馬鹿を装ったお利口さん、それが日本です。
TITLE: 対テロ演習中の列車爆弾テロ
URL: http://iwata.japan-data.info
BLOG NAME: 松園の日記
DATE: 09/05/2007 11:44:00
今度はロシアでテロですか。
無差別な殺人をもうしてほしくないと思います
日本経済は核兵器より強い
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