韓国シリーズの中で特に金大中大統領について多く記述しました。なぜなら
彼が韓国経済にとどめを刺したからです。その上、金大中・盧武鉉の両政権
で韓国を左傾化して国家的反逆体系を作り上げました。
両政権の後の李明博大統領は金大中・盧武鉉の大罪を冷静に調査、分析させ
るべきだが、李政権はそれをせず、検証すべき売国奴金大中を国葬で賞賛し
ました。
李明博大統領は、金大中の無策によって外資に支配された金融と財閥企業を
税金や電力料金その他で優遇し、大きくなることに力を貸しました。結果
財閥だけでGDPの7割以上を占める歪な経済になってしまいました。
しかし外資に支配されている財閥が生み出した利益は、海外に吸い取られ、
国内にはほとんど残りません。外資に支配された韓国経済はまさに資本によ
る植民地経済そのものです。
外資は、支配している財閥や銀行に内部留保を許さず、高い配当と株価の引
き上げを要求し続けるために、国内には全く蓄積されません。結果国民の
生活は困窮し、逆に財閥関係者は大金持ちになっていきます。
外資と財閥総帥の利害が一致するために外資は財閥総帥の専横経営に目をつ
ぶっています。結果4大財閥が銀行を除く金融機関を掌握し、証券、投資、
保険を手の中に入れました。その膨大な資金でタコ足式の拡張を繰り返して
います。
財閥総帥は作った多くの子会社をトンネルにして自らの懐を膨らましていま
す。財閥が経営陣を選抜する基準は経営能力ではなく、総帥にどれくらい忠
誠を尽くし秘密を守るかです。
社会に影響の大きい大企業は開かれた高い透明性を持つべきですが、偽物の
財務諸表による株価操作にも躊躇しません。
アジア通貨危機時 韓国財閥企業の30社のうち16社が突然破綻し、その後
もどんどん破綻して、結局外資に株式を支配された4大財閥だけが繁栄し、
結果としてこれらの財閥のみが支配する極端な経済が生まれました。
破綻して消えていった財閥企業の経営者たちは、全員詐欺師たちと言っても
過言ではありません。彼らは企業を利用し銀行のカネを借りて個人の金庫に
隠して、社員たちの給料も遅配して、そして会社を再建不能状態にして消え
てしまった。
私が在任中に目にした、韓宝、青丘、東亜、真露、三昧、大宇などの多くの
財閥の経営者は全て海外に逃げてしまった。大宇が抱えた負債だけでも95兆
ウオンもありました。
未来に絶望した企業家は銀行のカネを踏み倒して外貨を密輸し、老後を外国
で暮らそうとします。
企業間同士の韓国の取引はほとんど手形です。商品が納入されているにも
かかわらず、手形を乱発して不渡りを平気で出します。
これでは中小企業は成り立ちません。そのために韓国の製造業である中小企
業は、ほとんど無くなってしまいました。現在韓国の中小企業は大企業に
従属している納品企業にすぎません。大企業から納品権を獲得した企業の多
くは、大企業の幹部と癒着している企業です。
日本の中小企業は独自の技術を持つ宝の山です。しかし韓国の中小企業の大
部分は粗悪品を作成し、大企業と癒着して特定の部品を納品しています。
このような国ではまともな技術者は育たないし、国内市場も成り立ちません。
韓国企業家の多くは新しい技術を開発する能力も気概も全くありません。
サムスンのような大企業でも他社の技術を盗むことしか考えていません。
韓国の製鉄業も自動車、建設業、電子、造船、その他多くの製造業はすべて
日本技術者によってなされてきたと言っても過言ではありません。
韓国では設計とは只でもらうものであり、無断でコピーをして持ってくるも
のと認識されています。サムスンなどは世界中の企業から訴えら、その訴訟
件数はなんと3500件もあります。
それにしても韓国経済を褒め称えていた日本経済新聞もやっと最近韓国の実
体が分かってきたようです。実体も知らずに褒めることの出来る経済新聞の
レベルの低さには、以前から呆れていました。
韓国経済の病理現象を直すにはまず信用システムを構築しなければまともな
経済活動は不可能です。カネを借りて返さなくても堂々と生きることができ
る韓国人に未来は訪れません。
朴槿恵大統領さま世界中で「告げ口外交」をしていますが、その前に日本か
ら借りた30兆円を先に返して下さい。恥ずかしくありませんか?
(この続きは次回にて
