前回は残忍・冷酷な悪の権化である李承晩大統領の罪状を検証しました。
李承晩流の政治陰謀・嘘つき体質は韓国社会に浸透していき、ハッタリ、脅
迫、ごまかし、賄賂要求、不正、不法が韓国社会に蔓延していき、韓国人の
体質になっていきました。まさに李承晩によって、骨の髄まで侵されたおぞ
ましい李朝が先祖帰りしてしまったのです。
李承晩の最後は過去の様々な選挙でやった謀略と不正選挙を糾弾されハワイ
に亡命してそのまま客死しています。
次の大統領「伊譜善」はクーデターで退任を余儀なくされ、軍法会議で懲役
3年の判決が言い渡されています。
次の大統領朴正熙は、日本統治時代に生まれ育ち、日本の教育を受け大統領
になってから日本の経済援助を引き出し、韓国に秩序と経済発展をもたらし
た。大統領に就任すると、日本を模範とした経済政策を直ちに布いた。この
経済成長により世界の最貧国から脱することができたのです。
そして腐敗政治家の排除・闇取引の摘発・治安向上を目的とした風俗店摘発
なども行い、「ヤクザも敵わぬ朴将軍」と言われるようになる。彼は西郷隆
盛の言葉である「子孫のために美田を残さず」をモットーに彼の私生活はい
たって質素潔癖であり、縁故採用も嫌っており、韓国大統領の中で極めて清
廉潔白な大統領とされ、汚職も見られず、彼の死後には私有財産がほとんど
ありませんでした。
つまり李朝が500年にもわたって朝鮮族の精神を歪め、呪われてしまった国
を日本で教育を受け日本精神を身につけた朴正熙は、李朝からの呪いを脱す
る努力をした唯一の大統領です。
朴正熙以外の韓国大統領を比べれば一目瞭然です。韓国歴代大統領は私腹を
肥やすことに熱心で其の末路は悲惨でした。ほとんどの大統領は本人か近い
親族が汚職に関する罪で逮捕されています。
朴大統領の日本でも知られている有名なエピソードがあります。宴席におい
て、韓国の高官が過去の日本統治時代を批判する旨の発言を始めたところ、
彼を諌めた上でこう語っています。
「日本の朝鮮統治は悪かったとは思わない。自分は非常に貧しい農村の子供
で学校にも行けなかったのに、日本人が来て強制的に義務教育を受けさした。
すると成績が良かったので、日本人の先生が師範学校に行けと勧めてくれた。
さらに軍官学校を経て東京の陸軍士官学校に進学し、首席で卒業することが
できた。卒業式では日本人を含めた卒業生を代表して韓国人である自分が答
辞をよんだ。日本人は公平だった。日本のやった韓国統治も私は感情的に
非難するつもりはない、むしろ私は評価している」と言っています。
これを読む限り朴正熙大統領は真実の歴史を知っている親日派と見てしまい
がちですが、しかし彼は日本で言われているよう100%親日派だったのか、
ふと疑問が湧いてきます。
何故なら1965年の日韓基本条約で韓国に無償・有償を含めて約8億ドル,現在
価格では4兆5千億も資金提供をしたのです。当時の韓国の国家予算は3億5千
万ドル程度だからその巨額な金額に圧倒されてしまいます。それ以外に無償
で多くの技術援助をしました。お陰で韓国は「漢江の奇跡」を成し遂げる事
が出来たのです。
日本は韓国と戦争をしたわけではない、国土が焦土と化したのは朝鮮戦争の
せいで日本ではありません。それなのに何故これほどまでの巨額援助をした
のか?
韓国人は、日本は韓国を植民地化したから当然だといいますが、欧米は植民
地を手放す時は植民地で作った施設や工場・資産を当地の政府に売り渡して
います。この論からいけばお金をもらうのは日本のはずです。日本は朝鮮
半島に現在の価格で約17兆円の資産を残しました。
しかし朴正熙は日本人のお人好しの性格を知り抜いていました。当時敗戦で
弱った日本につけ込んだ李承晩の強力な反日政策に日本国は悩んでいました。
そこえ日本で教育を受けた朴正熙が大統領になり、日韓基本条約の締結を
進め、日本に笑顔で接してきまた。
朴正熙大統領は韓国を世界最貧国から脱するには日本のお金と技術が必要で
した。日本も李承晩による理不尽な李承晩ラインを設定され善良な日本の漁
船員を逮捕投獄し、竹島を韓国領と宣言され、為す術もなかった状態でした。
日韓基本条約は簡単にいうと 「戦後保証問題は解決済みであり、韓国及び
韓国人は日本・日本国民に対して倍賞を要求することが一切できない」 と
いう条約です。この内容に安堵して朴正熙の要求通り巨額なカネを払ってし
まった。朴正熙は日本人の性格を知り抜いた策士だとも言えます。
彼は、親日発言で日本を安心させながら実際は李朝の呪いを掛けられた李承
晩の反日洗脳教育を放置し、捏造歴史教育を進めました。
また彼は 「韓国人の道義心・良識を麻痺させたのは500年続いた李朝の悪
政のせいだ、この人命も、道徳も顧みることがなかった恥ずかしい歴史を
消し去りたい」 とも言っています。だから李承晩がおぞましい李朝時代を
教科書のなかでで美辞麗句を弄んだ事を訂正しなかったのです。
このように朴正熙大統領は経済の復興だけにこだわって、韓国人を李朝の呪
いから助けだして、正常に戻す最後のチャンスを逃してしまった。
だから現在においても感謝、報恩、正義の精神を植え付けないで、愛国教育
の名のもとに、幼児段階から反日洗脳教育で対日憎悪心の植え付けと恨み心
の植え付けに狂奔しています。
朴時代の国際条約と日本の膨大な賠償金支払(経済支援)真摯な技術支援、
その後の1997年のアジア通貨危機で破綻寸前の韓国に100億ドル、2002年の
日韓ワールドカップでスタジアムをつくる資金が無いために7000億円の資金
提供、2006年ウオン高救済基金200億ドル、リーマンショック時に300億ドル、
その他日本から韓国へのODAの数々は、例えばダム建設、下水処理事業、
病院、ソウル地下鉄建設事業、電話拡張事業、高速道路建設、火力発電、
製鉄事業、通信施設拡張、上水道施設、等、ODAの援助金の項目だけ見れば
100近くもあります。これら、韓国に提供した全てを合わせると、莫大な金
額になります。
しかし韓国民は日本の援助について誰も知らされていません。、日本人の
多くも残念ながら知らない。
韓国は日本からこれほどの援助を得ながらまるで何も無かったのごとく、
「従軍慰安婦問題」「竹島問題」「靖国参拝」などで執拗に攻撃をし、
最近では2020年東京五輪招致にあからさまな妨害をしています。このよう
な人格欠如で傲慢な態度・行動が、世界各国の良識ある人達の軽蔑をかって
いることを韓国人は知らない。
9日東京五輪が決まったブエノスアイレスで武田会長に韓国オリンピック委
員会の金正幸会長がそっと笑顔で近づき、2018年平昌冬季五輪と20年東京
五輪の成功に向け白々しくも全面的に協力を要請しました。
お人好しの武田会長は 「両国の関係がしっくり言ってない時でも、スポー
ツはお互いの理解を深めることに貢献できる」 といって協力することに合
意しました。しかし日本は韓国の協力は全く必要としないが、経済が破綻し
ている韓国にとっては日本の資金援助を当てにしています。自民党内には
親韓派の売国奴が数名生息しています。今後日本国民は親韓派の行動を注視
する必要があります。
朴正熙大統領は1979年10月26日暗殺。享年61歳でした。
この後、崔圭夏大統領、全斗煥大統領、盧泰愚大統領、金泳三大統領、そし
て今回の本題である金大中へとつづきますが、次回は、その前に先に朴正熙
大統領の娘であり、ファースト・レディ役を勤めた19代大統領の朴槿恵につ
いて先に考察したいと思います。何故なら朴正熙の娘ということで「彼は親
日だった、それに引き換え朴槿恵は・‥‥」とか、「彼女は本当は親日だが、
反日に徹しなければ韓国大統領が維持できない」 などの日本の評論家の説
を検証してみたいと思います。
