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格付け機関ムーディーズの罪

サブプライム問題を調べるうちに、問題を大きくした要因に格付け機関が
深くかかわっている事が見えてきました。

筋書きはこうです、投資銀行はサブプライムローンを担保とする
住宅担保証券やその他の担保証券数点を束ねた
合成債務担保証券(CDO)やさらにそれを束ねた証券、
さらに又束ねた証券、書いているうちに訳が分からなくなってきました。

すなわち仕組みを複雑にして市場価値の分からないパッケージ
を作り上げてそれを格付け会社に投資適格商品として太鼓判を押させる。

住宅ローン会社はこの怪しげな証券をファンドに売って
資金調達するだけでなしにさらにそれを担保に銀行から資金を借り入れ、
新たに住宅ローンを出し、その住宅ローンを担保に
さらに銀行借り入れしていた。

そしてさらにファンドは欧米金融機関にこの怪しげな証券を担保として
借り入れを起こしていた。複雑怪奇である。

格付け機関がこれらの証券にお墨付けを与えたために堂々と流通した。

すなわち腐った肉をきれいな箱につめ、格付け機関の包装紙で包み、
しゃれたリボンで結んで売っていた。

はっきり言うなら投資銀行と格付け機関がぐるになって詐欺を働いた。

箱の中からなにやら匂ってきたので,開けてみると美味しいはずの肉が
腐っていた。

米ビジネスウイーク誌(8月6日)は
『格付け機関ムーディーズは債権発行側から手数量収入を得ており、
格付け決定時に合成債務証券を構成する個別のローンが
投資適格であるかの事前査をまともに行っておらず、
債権発行側に基ずいて決定している』と報道した。

詐欺に加担したムーディーズはこれから誰も相手にしない。

調べれば調べるほど底が深くて世界中の金融機関が
甚大な被害を受けることは間違いない。

ハイリスクを取り、ハイリターンをあげてきた投資銀行とファンド
それに加担して利益を上げてきたムーディーズの不道徳きわまりのない
悪のビジネス手法は、ついに終焉を迎えた。

しかしこの結果クレジット・クランチ(信用収縮)の世界的な広がりの
兆候が現れてきた。
震源地となっている米クレジット市場の機能に回復の兆しは見えない。











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