「中国 世界の工場終焉か?日本や米国企業撤退・縮小進む」
(J-CASTのニュース4月28日)
私のブログで、「やがて中国の崩壊がはじまる」と書き始めてすでに5年
が過ぎようとしていますが、中国はいまだに健在で軍事力を毎年増強して
周辺国に恐怖を振りまいています。
しかしこの新参のヤクザ大国も見かけの力とは裏腹にもはや限界に達し
ています。しっかり目を凝らせば、中国の終わりを示すあらゆる前兆が
みてとれます。
ボストン・コンサルティング・グループが米国の製造業106社を対象に
調査したところ、全体の37%の企業が中国からの移転を計画していると
回答、売上高100億ドル(8150億円)以上の企業では、46%がそう
答えたそうです。
アメリカだけではなく日本、ドイツ、フランス、韓国、台湾、その他の
企業も中国離れが起こっています。マスコミは「背景にあるのは人件費の
高騰が大きい」と書いていますが、それと同じくらい中国と中国人に
対する不信感が渦巻いています。
発展途上国の人件費が上がっていくのは自然の流れですが、中国の場合
豊富な農村地帯からの労働力が長く人件費を抑えてきました。労働者が
余ってきても中国政府は法律で工賃を縛り、労働者を簡単にやめさす
こともできなくしています。これでは中国離れが起こってくるのは当然
のことです。
今日は中国の公表されている経済指標を参考にしながらこの国の経済実
態を検討してみます。もちろん中国の統計が粉飾されているというのは
今や常識ですが、それでもこの国のあまりにも歪で異常な経済実態が浮
かび上がってきます。
2008のリーマンショックで世界同時不況に陥り中国の輸出に陰りが
見えてきました。中国の輸出産業は毎年25%以上の伸び率を記録してき
ましたが、09年にマイナス20%以下に急落し、輸出向け産業を中心に
全国の中小企業の約4割が潰れたと言われています。
中国政府はこの緊急事態への対応のため、09年初頭に57兆円の景気
対策を打ち出しました。通常先進国ではこのような金融緩和政策を実施
しても効果が現れるのは早くて3年くらいはかかると言われていますが、
中国は即効果が現れ不動産バブルによって09年の後半には経済が奇跡的
回復をし始めました。
それでは何故中国ではこのようなマジックが可能だったのかを検証して
みます。
景気回復の即効薬は個人の懐に直接現金が入ることです。中国人の歪んだ
品性と不道徳感によってそれが可能になったのです。57兆円の景気対策
と国内新規融資額は09年上半期だけで105兆円という巨額な放漫融資が
投入されました。
中国共産党政府にとって2万社近くある国営企業を潰すわけにはいかない
そこで中国政府は各銀行に現金をぶち込んで強制的に国営企業に融資させ
ました。
政府―銀行―国営企業とお金がながれる際にそれぞれのリベートが個人の
懐を膨らましました。そして国営企業を救うために投入された融資の多く
が不動産投機にながれました。
不動産の急成長は、建築業・鉄鋼・セメントなどの基幹産業の成長を促し
それに付随する絨毯、装飾、家庭用品雑貨まで様々な企業を成長させ、
巨大なバブルを膨張させました。
結果、企業経営者から幹部、普通の社員まで多くの人たちが金持ちになり、
そして共産党幹部から役人達まで財布を膨らましました。このへんの仕掛け
をマンション建設の例を挙げて暴いてみたいと思います。。
建設工事を開始するのに、政府関連部門による五つの許可書と20個の捺印
が必要です。国土局、建設局、環境保護局、衛生局、消防局、公安局、など
全ての部門の複数の担当者や市長、副市長クラスまで莫大な賄賂が必要です。
マンション価格の30%は賄賂の積み増しだといわれています。
つまり政府が景気対策費で刷った巨額なお金の約30%近くが直接個人の
財布に入っていったのです。
ベン・バーナンキ米FRB議長はデフレ不況に陥った米経済を生き返らす
ために金融緩和政策でドルを大量に剃りましたが、直ぐに効果が現れない
ためにある講演で「デフレ不況を克服するには、ヘリコプターから現金を
ばらまけば良い」と発言しました。
バーナンキ議長は実体経済に向き合い、どうしようもない現実に苦悩して
思わず飛び出した言葉だと思いますが、いわゆる個人の財布に直接お金を
入れることが手っ取り早いということを言っています。現実にはそんな
ことは出来ません。
しかし中国人の賄賂やリベート、公金横領などの不道徳な行為によって
お金が直接個人の懐に入ってきたのです。皮肉なことに中国人の悪質で
特異な行動が中国経済の急落を食い止めました。つまりヘリコプターから
お金をばらまいたと同じ効果をあげました。
政府の莫大な新規融資は中抜きされて株市場や不動産市場に流れ、不動産
バブルと慢性的なインフレがおこりました。中国は世界をリードするような
技術革新を何も生み出さず、拝金主義の蔓延したバブル経済の渦に巻き込ま
れ、極端な所得格差や汚職などの社会のひずみが拡大しただけでした。
しかしついに、やっとついに不動産バブルが崩壊の兆しが見えてきました。
バブル崩壊は高度成長を完全に終息させ、中国社会全体はかってないほどの
大混乱に突入していくのではないかと思っています。
いかなる国の経済も信用が土台になって発展してきましたが、中国不道徳
経済は役人の腐敗ぶりと道徳の乱れは経済の根幹である信用を破壊して
きました。
企業の倒産ラッシュ、外国企業が逃げ出し、不動産価格の急落など中国経済
全体の減速傾向が鮮明になってきました。とにかく、中国高度成長の神話の
崩壊はまさに今年をもって終焉を迎えたのではないかと確信しています。
日本の経済界、政治家、評論家達は、しっかり目を凝らして中国を見てく
ださい。中国時代の終を示すあらゆる前兆が見えてきます。
そして中国様、未来永劫にあなたの国が発展していくためには、常識ある
人間を育てる教育と、真実の歴史と、全ての真実が見える鏡をもたないと
いつまで経っても「裸の王様」です。
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