今年も残り少なくなってきました。毎日の新聞報道やテレビ報道を
見ながら疑問に思うことを拙い文章で書き綴っているだけの変なブログ
に対して多くの人達に訪問していただき、またコメントまで投稿して
いただき心より感謝申しあげます。
みなさまからの素晴らしいコメントにより幅広い知識や情報が手に入り
日々覚醒していっています。当ブログに訪問していただいた皆様も私と
同じだと確信しております。
そいう意味で当ブログは本文よりコメント欄にこそ価値があります。
しかし時々当ブログに対して捻じ曲がった攻撃や非難に満ちたコメント
がありますが、我々日本人を目覚めさせないための攪乱戦術だと思って
います。
邪悪なコメントはすぐに消したいのですが、ブログを書いた後はパソコ
ンの前を長時間離れてしまうので消すことが遅れたりできなかったり
します。
もちろん真っ当な非難は大歓迎です。コメント欄で大いに議論してお互
いの思い込みや勘違いを正していく事は大切なことです。
さて純粋の日本人は最近、民主党の国益を損する邪悪な考えや行動を見て、
なんとか国のあり方をより良くしょうと言う考えが芽生えてきています。
問題は「より良いものは何か」ということです。
良い収入、良い家族、良い友人に恵まれている人達はたとえ悪人や無能
が司る政治で国が毀損しても日々の無事泰平だけが壊れなければ問題は
ないという考えになってしまいます。
しかし長い目で見れば邪悪な政治を見過ごせば結局は、良い収入、良い
家族、良い友人を無くしていくことになります。なぜならこれら全ては
「良い社会」を土台にしなければ何事も成立しないからです。
良い社会は良い政治でしか実現しない、つまり日本には良い政治をする
良い政治家があまりにも少なすぎます。
最近 橋下大阪市長が実現したということは「良い社会は良い政治家で
しか実現しない」ということに目覚めた人が多くなったということです。
しかし元市長の平松氏に52万票も集まったということは安楽を貪る利権
集団の票は別にして、その他の多くの人達は、たとえ間違った政治でも
現生活が壊れずに無事太平なら問題はない、橋下氏なら何をするかわか
らない、自分の生活さえ守ることができるなら、実行力のない空っぽの
市長でよいという安直な人がまだまだ多くいたということです。
人間はみな昨日に執着し、住み慣れた町や故郷に執着します。そして
いつも変わりなく天下の無事太平を繰り返そうとします。
だけど最近の日本社会はみるみる黒雲が垂れこめてきて、不平等や不
安定が増し、貧困が襲い、格差が広がっています。
いつも変わりなく無事を願っている中産階級がなぜ突然没落していく
のかを多くの人たちはすこしずつ分かりかけてきています。それは経済
を知らない政治家が経済を破壊し企業を倒産させ、中産階級の没落に手
を貸すような税制を強行しようとしているからです。
さて人間はいつも「昨日の思想」によりかかる。昨日の考え方、しかた
の中にもぐりこめば平安にしてのんきなものはないからです。昨日の考え
をその通りにレールに乗ったように、今日も考えていれば楽なもんです。
しかし楽な昨日の思想が社会を徐々に破壊していきます。人間の世界は
まるで1軒の家の台所のように、1日1日とたくさんのゴミがたまります。
昨日のゴミは捨てなければいけません。ところが捨てない、ゴミはたまる
ばかりです。
そのゴミがいつの間にか腐り悪臭を放ちます。このゴミ掃除を勇気と
自信を持ってやり始めたのが橋下大阪市長です。
大衆は心さとき者ではありません。安易なる心地よさを愛するものです。
それ故心無き者、反省の無い者は昨日に執着して変えることを嫌います。
いつの世でも、進歩的な考えを持つものは大衆を不安がらせます。
為政者は甘ったるくて腐りかけた「昨日」をちょっと銀紙の新しいそう
なところで包んでいかにも改革的で進歩的なように見せかけます。
それは一時的に腐りかけの中身や悪臭を隠すだけに過ぎないのです。
いまや時代は世界を上げて、日本といわず、欧米といわず、過去の
思想からの重荷をおろして羽ばたく時がきました。その先頭は、無限の
可能性を秘めた日本以外考えられません。
現在の世界では国土が大きいとか、豊かな資源に恵まれているとか、
自給自足ができるとか、そういった要因はさして意味をもたなくなって
います。
決定的な要因となるのは、テクノロジーの発達、しかも基礎研究でなく
て、応用可能なテクノロジーを持っているかどうか、という点です。
日本はその条件をもっとも満たしている国です。
そして1番大切で重要なことはそのテクノロジーを世界のために使う
ことのできる道義心を日本人は持っているということです。
今日のブログは本年最後のブログです。来年もこのブロウを続けていく
ことが出来るのかどうか、自分の力不足を痛感しています。
私のブログを応援し共に歩んでくださった皆様と共に日本の明日を
刻一刻に、日一日に深く考え、行動し、日本を良くしていくための
勇気をもった生活に入りたいものです。
それでは良いお年をお迎えください。
