2011年、開幕のベルが日の出と共に鳴り世界のどん帳が静かに
上がりました。
今年も中国は相変わらず傲慢無礼に振る舞い、まるで京劇の役者の
ように派手な衣装とオドロオドロシイくまとりのメイクで 世界を
威圧していきます。
日本で最初に京劇を見た二葉亭四迷は「甚だ悪趣味だ」と言って
います。悪趣味は中国の基本です。しかしこの悪趣味国家はよろめ
こうとしている。
派手な衣装と醜悪なくまとりのメイクに脅かされて萎縮している日本
の政治家たち、作られた虚偽の数字と世界一の人口に幻惑されている
日本の経済界、あなた達には中国の明日が見えないのですか?
みかけの力とは裏腹に中国はもはや限界に達しています。大多数の
中国国民の不満はすでに導火線に火がついたダイナマイトです。
核武装していてミサイルの発射準備を整えた国が崩壊しはじめたら、
いったいどんなことが起きるのか、中国の周辺におよそ安全な国など
ない。
ソ連の崩壊は誰も予測しなかった。もうひとつの独裁国家中国がよろ
めきはじめた。国民の不満を無視した国家に明日はありません。
歴史は繰り返します。いかに手を尽くしても、共産党独裁国家が永遠に
政権の座にとどまる事はできない
この国の共産党員の最大の不安は明日も自分たちが支配者でいられるか
どうか、残された時間はもうあまりありません。崩壊を察知した彼らは
不正に手に入れた大金を必死に海外に逃がしています。
ついに60年前につくられた体制が軋み始めてきました。この国の社会
秩序は崩れて、農民たちがすでに行動を開始しています。
年間8万前後起こる各地の暴動に対しては公安や人民軍の躊躇しない
発泡で弾圧してきましたが、この暴動が百万単位になったときもう誰も
止めることが出来ない。
不満は農民だけではではありません。嘘の教育で大人になった知識人
たちもこの情報社会で真実を知り、だれも政府を信用しなくなった。
北京の指導部は相変わらず時代遅れのイデオロギーの美点を賞賛し、
中国式社会主義が人民を救うと宣伝しています。
しかし しっかり目を凝らせば中国の終わりを示すあらゆる前兆が見て
取れます。ひとつのやまびこがきっかけで雪崩を引き起こすことも
あります。
どれほどの時間が中国に残されているのか、その時が明日なのか、
1年先なのか、5年先なのか?この国が世界の舞台から転げ落ちても
驚くにはあたたらない。
この国は未来を手に入れることは不可能です。なぜなら人間の尊い
値打ちを教えられてこなかった。
中国人は、スプーンがスープの味を永遠に知ることのないように、
人生の中にいて、人生の味と価値が分からないで死んでいきます。
