5月5日のブログで鳩山首相は日米の信頼関係を壊すためにあえて普天間
問題で意図的に迷走したと書きました。
ブログで推測した鳩山首相の「反国家思想」を裏付けるニュースが今日の
新聞に出ています。
政府は8日、沖縄県の米軍普天間飛行場移設問題で、同飛行場や米軍嘉手納
基地の飛行訓練を鹿児島県・徳之島のほかにも全国各地に分散移転させる
方向で調整に入った(5月9日読売新聞)
まず米側が応じるとは思えない、その上移転先の各自冶体が納得するなど
考えられない。このような実現不透明な案を持ち出して日本中を混乱の
渦に巻き込む真意、目的が見えてきました。
つまり沖縄から基地排除、米軍排除の世論を生み出しそして最終的に
安保破棄、日米同盟破棄に持っていくつもりだと思われます。
このように考えれば鳩山首相が非現実的な県外・国外移設をしつこく主張
してきた真意が見えてきます。
出来るはずもない5月末決着を宣言し、8ヶ月間も沖縄と日本中をかき回し
た目的は、沖縄に米軍が駐留することによって起こった事件・事故を再び
思い出させて、世論を喚起させて沖縄全土から米軍を追い出すことが
目的なのです。
テレビを見ていましたら小学校の校庭の上を軍用機が飛んでいる映像を
写していました。コメンテーターは眉をしかめて「こんな近くに飛行場を
持ってくるなど非常識です」と怒っていましたが、ちょっと待ってください
飛行場が先に出来たのです。その隣に小学校を建設する方が非常識です。
普天間飛行場に隣接する沖縄国際大学にヘリコプターが墜落した映像も
テレビで何回も見せられましたが、これも飛行場が先に出来ていたのです。
過去の米軍関係の多くの事故を何回も放映し、極めつけは少女暴行事件です。
アメリカ兵が事件を起こした場合、起訴されるまでは日本側に本人を引き
渡さなくてもよいとする、日米地位協定をあえて屈辱的に編集して放映して
反米感情を煽っています。
ところが鳩山の意に反して以外にも反米感情が盛り上がらず、反対に自分に
批判が集中、そこで今度は全国各地に分散移転の提案をして全国的に世論を
反米に持っていこうとしています。
鳩山は自分が自ら辞めると言わない限り誰も止めさすことが出来ない。
批判されようと罵倒されようと、日本人の意識を「地球市民」に持っていき、
残り3年の間に東アジア共同体を実現して日本国を解体するのが目的なのです。
これらを実現さすためにまず外国人地方参政権、夫婦別姓制度などの法案が
いずれ上程されます。
つまり鳩山の思想は国民国家が営々と築いてきた国民意識や歴史を希薄化
することによって民族の概念を破壊して、国と国との境界意識をなくし、
最終的に地球市民になることなのです。
話は変わりますが701年、文武天皇の大宝元年に唐に到着した使節は、
それまで「倭国」と名乗っていたのに日本からの使者と名乗りました。
つまり倭国の時代は朝鮮半島や大陸から移り住んできた人々も日本人という
意識はありませんし、国境と言う概念もなかった。ところが大陸で唐帝国が
出現、朝鮮半島に軍事介入して唐の支配下になってしまいました。
そこで危険を感じた日本列島にいた人々は、大陸や朝鮮半島からの移住組み
も含めて、自衛のために団結した。それが倭国から日本への名称変更なのです。
いわゆる日本国は最初から中国の支配下に入らないということを国是にして
誕生した国家なのです。
この古代の歴史を鳩山式に宇宙に当てはめて考えて見ますと、もし宇宙人が
この地球を攻撃してくると考えたら、アメリカや中国や日本などと国境を
隔てて争う意味がありません。
早急に人類は一致団結して「地球市民」として超国家的統合を実現して、
宇宙人からの脅威に対抗しなければいけません。
もし鳩山氏の頭がこのようなマンガチックな構造になっているなら、
韓国の竹島不法占拠も、中国の尖閣諸島の領有、東シナ海の制海権も
たいしたことではない、宇宙人と対抗しなければいけない地球市民に
とって小さなことです。
書きながらだんだんバカらしくなってきました。宇宙人を自称する鳩山氏は
やっぱり狂っているのか、それとも宇宙からの脅威を感じない私の方が狂って
いるのか・・・・・
