鳩山首相の底抜けぶりは、政権を取る前から分かっていましたが、
まさか岡田外相の底抜け振りがここまで酷いとは夢にも思っていま
せんでした。
岡田氏は今日の日本が置かれた立場とそれを取り巻くもろもろの国際
情勢についての無知さと分析力の欠落は絶望的といえます。
岡田氏は5日キャンベル米国務次官補と外務省で会談しました。
彼は、普天間飛行場の米軍嘉手納基地統合案を検証していることを
説明しました。
しかし岡田氏が認識すべき事は、政府間の合意は国際約束です。政権
が交代しても政府は外交の継続性を重視し、尊重する事は世界の常識
です。日本が今まで世界中の信頼を得てきたのは、過去にこれまで
国際約束をほごにしたことは一度もなかったからです。
この国際ルールも知らぬものは外務大臣の資格はありません。
日米両国は1996年に日米合意を見て以来、2014年をめどに普天間を
名護市に移設し、沖縄駐留海兵隊と家族1万7千人をグアムに移転で
最終合意したのです。
この約束を変更することはペンタゴンが綿密に練り上げた米軍戦略に
重大な支障を生じてしまいます。そんな馬鹿げた事をアメリカが了承
することなど100%ありません。
アメリカも自国の利益と生存をかけて必死になっています。その利益と
生存を脅かす者は容赦しません。
先に来日したゲーツ国防長官は自衛隊の栄誉礼や晩餐会をあからさま
に拒絶した行為に貴方は何も感じないのですか?
岡田氏はゲーツ長官に「来年は日米安全保障条約改定50周年であり、
日米関係をさらに発展させたい」と口先だけの白々しい言葉で語った
が、ゲーツ長官は不愉快そうに「両国が過去に達成してきた事を祝う
よりも、これから将来に何を達成するかの方が大切だ」と強い口調で
言ったそうです。まさに正論です。
その後5日にキャンベル米国務次官補がわざわざやって来たのは、
先に来日したゲーツ長官の怒りの警告を日本外相は真摯に受け止め
てくれるものと期待して来たのです。
ところがこの痴呆状態の底抜け外相は懲りずに同じ主張をしたのです。
岡田殿、北朝鮮が核武装し、中国の軍備が急速に増大する現実にどう
対処するのですか?
太平洋で日本列島だけが核に包囲されている状態に貴方は何も感じ
ないのですか?
国全体が大きな危機に直面しているにもかかわらず、「米国離れ」して
どうして国の安全が保たれるのですか?
外交というものはつねに現実性がなくてはいけません、自国の都合の
よいことだけ主張しても反発を買うだけです。自国だけでなく同盟国
アメリカの利益も守っていかねばならない。そこには妥協、脅し、
欺瞞などあらゆるテクニックを操って、はじめてまともな外交が展開
できるのです。
貴方の女学生のようなたわごとによって「同盟空洞化」という危機な
未来図が現出されようとしています。このことによって何かが起こり、
結果日本を見捨てることになってもアメリカは世界から「同盟国を見捨
てた」というそしりを免れることが出来ます。
胡錦濤と金正日の高笑いが聞えます。
← クリックしてもらえると励みになります。


