今日はビジネスマンの素人経済学で 迫りくる世界大恐慌を考察して
みたいと思います。
誰もが今回の危機に対して「100年に一回の危機」と声高に叫びます。
そして危機が起こるたびに常に1929年の「暗黒の木曜日」が持ち
出されます。
当時 NY株式市場の大暴落に始まった大恐慌は、全米で銀行の倒産
パニックを引き起こしました。このアメリカの危機を救ったのは、
第2次世界大戦でした。
最近の大きな危機は1997年の「アジア通貨危機」です。通貨危機を
経験した国は韓国、インドネシア,タイ、フィリピンの4カ国です。
日本の危機は1990年のバブル崩壊により10年近く不景気にいました。
この不況の10年間を「失われた10年」と言いますが、本当に日本は
ダメな年月だったのでしょうか?
私の感覚からすれば日本国は充実した素晴らしい10年だったように
思っています。日本が元気なく見えたのは、エコノミストたちの
間違ったメッセージに惑わされていたからです。
この「失われた10年」とそれ以降の2008年夏までの期間は
日本の製造業はアジアはもちろん欧米各国に続々と工場を進出させて
います。2006年における日本の海外現地法人の売り上げはビックリ
の198兆円もあります。
世界11位の韓国のGDP(7913億ドル)の2倍以上、5位の英国GDP
に迫っています。
日本の海外現地法人は現地の人たちの雇用を促して失業率を減らし、
日本が進出した各国の輸出量を増やし各国のGDPを増加させました。
ところが日本のエコノミストたちは数字も見ないで「日本悲観論」を発し
続けていました。そのオーバーな悲観論が海外にも伝わり、「日本発の
世界経済恐慌の発生」の憂慮が高まり、ルービン元財務長官などは
日本政府を偉そうに叱り飛ばす始末、今回ノーベル経済学賞をとった
ポールクルーグマンはわざわざ日本にやって来て当時の竹中大臣に
不況からの脱出を教授、「通貨供給量を増大」させることを提言しま
した。
しかし日本は全く不況ではなかった。イメージとムードだけが不況で
経済は海外に進出した企業を中心に活況を呈していました。
すなわち「豊さの中の不況」という矛盾にとっぷり浸かっていました。
ところが日本を叱り飛ばしたルービンが、サブプライム関連などの
高リスク取引を拡大させ、その巨額損失にからむ責任を問われて
います。
皮肉にも世界恐慌を引き起こしているのは日本ではなく、
「ルービノミックス」と呼ばれるようになった彼の崇拝者たちが世界を
混乱の極致に陥れたのです。
今回の世界同時不況で各国はケインズ型の公共投資による増大と
ポールクルーグマンの提唱している、通貨供給量の増大の二本柱で
乗り切ろうとしています。
「景気後退は、ただ紙幣を印刷することによって解決することが出来る」
と言っているクルーグマンの主張には多少の違和感を感じてしまいます。
たしかに不況の原因は単純に考えれば人々がカネを使わなくなった、
ことに起因していますが、日本の場合、カネのある人まで金を
使わなくなった。だから貯蓄が1500兆円にもなってしまったのです。
だから「豊かさの中の不況」が続いているのです。
アメリカは自分の収入以上のカネを借金してまで使いまくったから
好景気が続いたのです。こんな事がいつまでも続けられるはずがない
ことは当たり前のことです。
借金が破綻して不況になったアメリカと金があるのに使わずに貯蓄に
走り不況になった日本、根本的に違います。
日本のメディアは相変わらず非正規雇用者の解雇をまるで日本経済が
今にも沈没するかのような報道をしていますが、全く心配はいりません。
バブル崩壊以降不況と言われながらも世界第2位の経済大国の位置を
維持しています。
現在日本の製造業は誰も模倣することが出来ない世界最高水準の
技術力を保有し、未来の技術と呼ばれるナノ技術、エネルギー技術、
環境技術などの日本の進んだ技術は今後世界を発展、繁栄させて
いきます。
日本は製造業の技術力世界1位という姿だけでなく、インターネット
総合能力世界1位ということまでアメリカに指摘されました。
日本はいまや世界の経済を支える重要な役割を果たしています。
まだ日本の未来について心配ですか?
心配なのは日本を平気で売り飛ばす無知な政治家と左翼史観の
メディアたちです。
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