美しくて、怖い国 スリランカの思い出 (NO 2)

スリランカの人たちとご縁ができ、長い付き合いが始まりました。
からの続き


内戦の影響で諸外国からあまり人が来なくて会場は閑散としている。スリランカの商人達が気のどくで、建前的に各ブースを回る、疲れてUNIDOの事務所で紅茶をご馳走になる、そのとき黄色い袈裟をまとったお坊さんがニコニコ笑いながら入ってきた。

流暢な日本語で、「日本の方がおいでになっている事を聞いて来ました、来月日本に行きます。私は京都大学に留学しておりました、久振りに恩師に会いに行きます。」

お坊さんに名詞を渡して、『日本に来られたら電話ください、』彼は「必ず電話します」と言って帰って行った。

日本に帰って一ヶ月あまりたってお坊さんから連絡、「明日スリランカに帰ります、一度社長の事務所にお伺いしたい、」

スリランカで見た黄色い袈裟をまとったままの格好でやってきた。
「社長はスリランカに投資しないのですか、スリランカは貧しい国です、皆が
働ける工場が必要です、もし何かスリランカで事業なさるなら、政治家を紹介します、クマーラツンガ大統領は私の寺の信者です、」

まったくその気もないのに『それでは一度市場調査に行きます』と言ってしまった

お坊さんの名前(アーナンダ)と連絡先を書いたメモを渡され行かざる羽目になってしまった。


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