日米安保廃棄論     10月27日(月)


今日もアメリカの事を書いてみます。
前回は「憲法を改正して自立できるまで日米安保は絶対必要である」と
書きました。

しかしこれはあくまで日本側の希望であって、アメリカ側が憲法を改正
するまで待ってくれるだろうか?

いまアメリカの中核をなしている東部エスタブリッシュメント
(ペンタゴン)の一部で「日米安保廃棄論」の火が広がってきています。

アメリカの「外交問題評議会」は、現状の日米同盟について「この同盟
は危機に際して全く機能しない」との分析結果を出しています。

アメリカが危機に際して自衛隊は全く機能しないと結論付けるのは
当たり前の事です。つまり集団自衛権の問題について、日本では、未だ
明確な結論を出していない。そのうえ「有事法制」すら できていない
ため、共同作戦計画は実質的に発揮しようがない。
すなわち日本は「戦える体制」になっていません。

このような状態で「日本有事」のときアメリカの一部で「増援軍を
日本に送る気はない、同盟を締結していながら、その責任を果たす気
がない日本に対して、どうして日本を救うために若いアメリカ将兵を
送り、彼らの命を犠牲にすることができようか」と言い切っています。

しかし悲しいかな日本人は日米安保条約を結んでいるから、アメリカ軍
はいつでも助けに来てくれる、日本とアメリカは友好・信頼関係で
結ばれた兄弟である。その軍事的コミットメントは絶対であると
おめでたい日本人は固く信じています。

日本人がお守りにしている「日米安保条約」の第5条(共同防衛)
には、「日本国の施設の下にある領域における、いずれか一方に対する
武力攻撃が、自国の平和及び安全を危うくするものであることを認め、
自国の憲法上の規定及び手続きに従って共通の危険に対処するように
行動することを宣言する」と規定しています。

あまり難しい条文を書くと読む気がしなくなりますが、大切なところで
すから少し我慢して読んでください。

今アメリカでこの第5条を根拠にして、アメリカが日本国を防衛する
必要がないとされる解釈が「外交問題評議会」で盛んに論議されている
ことを日本の政治家は知っていますか!

どういうことかと言いますと、日本にあるアメリカの大使館、アメリカ
の軍事基地と日本国の地域を二つのPartyで分けて定義しています。

第5条の条文に「自国の憲法に従って」と規定されています。
すなわちアメリカ合衆国憲法では在外のアメリカ合衆国軍基地が攻撃を
受けた時は、自衛行動を許すが,駐留国の防衛まで行う
規定はありません。

どういうことかと言いますと、アメリカ軍の行動は、つまり日本国内
のアメリカの施設(軍事基地その他)とその周辺に対する危機に限定
されるということです。

なぜこのような議論が起こってきたかと言いますと、「安保ただ乗り論」
が日本がバブルの頂点のころからアメリカで盛んに議論されてきました。

日本は防衛をアメリカに任せて経済に集中して、いまやアメリカを
有り余る資金で買い始めた。その嫉妬と恐怖が全米を覆いつく
したからです。

日本人の悪い癖でいつもすぐに増長してしまいます。アメリカを
過小評価してしまうこの油断が、戦前も含めて日本がいつもアメリカ
に叩き潰される原因です。

日米安保条約というのは基本的に軍事同盟です。しかしそれが成立
するためには、一国の有事に際して相互に軍事能力を補足しあい、
共同作戦を遂行しなければなりません。

しかし「有事法制」の制定もなく、「集団自衛権」も行使できない
日本に同盟を遂行するための能力などはありません。

本来、軍事能力を持たない日本はアメリカと対等の同盟条約を締結
などできません。すなわち同盟と言いながらアメリカ対日占領政策
の延長線上にあります。

テレビを見ていますとコメンテーターがアメリカに対して「アメリカ
とは同盟国であり、対等である。対等であるいじょう もっと言いたい
ことを言うべきである、間違いを正すのが友情の証である」など
したり顔で言っていますが、対等ではありません。
個人感情のままで国際社会に反応するなど、愚かも甚だしいです。

アメリカのペンタゴンでの日本のイメージは「日本という国は、
自らの繁栄と経済にしか関心がなく、安全保障を金で買う国」と
いまや定着してしまいました。

同盟国としての義務を果たそうとしない日本に対してのアメリカの
不信感の増大について日本人は、ほとんど感知していません。

最近日本人は国連常任理事国入りについて熱心です、アメリカも
表面的には味方面していますが、内心はバカにしています。

なぜかと言いますと、1995年河野洋平外相が国連で演説をしました。
「日本が常任理事国入りを果たした場合でも軍事行動は一切、関与
しない」といったのです。

日本の憲法では仕方がありませんが、なにも世界に向かって宣言
する必要はありません、軍事的国際貢献を一切しないと宣言するよう
な国が常任理事国に立候補するなど世界の笑いものです。

白か黒かしかいえない日本の政治家は国際舞台で発言すべきで
ありません、アメリカがバカにするのは当たり前です。

現状の不穏な世界情勢において日本の基地はアメリカ軍にとって
対中東戦略を遂行する上で、いまや絶対不可欠となっている以上、
感情論は別にして日米安保を廃棄するなどありえないと思っています。

結論として私が言いたいのは、決してアメリカをなめてはいけません。
日本は常に控えめに、アメリカをビッグ・ブラザーとして立てて
いれば日本は知らぬ間に経済が膨れ、アメリカのグローバル戦略に
日本は欠かせない存在になっていっています。

日本のビジネスマンはアメリカの力も怖さも知りぬいています、過去
の失敗を糧にして深く静かにアメリカを取り込んでいっています。
アメリカだけではなくいまや世界を取り込んでいっています、世界は
日本を中心に回り始めだしました。

しかし増長して表面に顔を出してはいけません、いまだ世界は白人が
支配しています。当分黄色い猿は控えめにしなければ、この地球上
では生きていけません。

前回の表題「アメリカに見捨てられないために」を見て、情けない
とお思いになったと思いますが、日本の基本であり
日本の生きる道です。





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コメント

防人の心の復活

>>どうして日本を救うために若いアメリカ将兵を送り、彼らの命を犠牲にすることができようか
 米国は共和党も民主党も、国益中心主義で動いていますから、こういう結論は直ぐに賛同を得ると思います、すなわち是までの同盟が続いていたのは、日本が米国の利益擁護の為に有効だったからでしょう

 そういう議論が澎湃と出てくるのは、是まで日米同盟が保てた従来の理由が怪しくなったからと考えるべきです、つまり、米国の凋落で、嘗てのモンロー主義の様なものが台頭し始めたのではないかと云うことでしょう。

 しかし、元来、自国の利益は自国の武力で護らねばならないのは当然過ぎるくらい当然の話です、国際が奪い合いの場であることは、世界の子供の5人に3人は、おなかイッパイご飯が食べられない、清潔な飲料水がいつでも飲める人口は数パーセントに過ぎない事からも判ります、われわれ人類は未だ貧困を克服しては居ないのです。

 憲法九条の精神は、先ずこの貧困を完全に克服しなくては唯の絵空事に過ぎません、人間は誰でも生存権を有しているのです、つまり、生き延びるために他から奪い取る事が受容されていると言って良い。

 自分達の平和、安寧、幸福な現在・未来は、安定した治安のよい社会でこそ保証されるのですが、日本人の平和ボケは、この毎日の安寧が「あって当たり前」である処に因を発していると言って良いでしょう。

 日本人は、万葉の昔から2千年近くの永きに亘って、自国の平和を、繁栄を、自らの手で護って来ました、そこへ改めて回帰すればよいだけのことです。

日米同盟?

同盟の意味をこれほどバカにした言葉に成るとは思いませんでしたが、日本マスコミは「日米安保」を「日米同盟」としたのです。アメリカの立場でこの同盟を考えれば「国益」の為だけに日本に「派遣」して有るだけでしょう。

日本国に「9条」が有る限りアメリカの「属国」として日本を利用できる、只それだけの事だと思います、北朝鮮問題の拉致被害にしても~日本が助けないで他人に要らぬことを押し付けるなよ~が本音でしょう。

アメリカに向けてミサイルを撃たれたとき日本上空で撃ち落とすべき事が「憲法」で出来るのか?アホの云う事でしょう~「同盟国」がそんな事を云いますか?アメリカの敵は日本に取っても敵であるが、理のない戦闘には反対をする~位の事が云えるのが「同盟」。

保護されていて「同盟」だ~日本が攻撃されたら?もし「中共」が尖閣諸島を確保したらアメリカが戦端を開くと思う人?一人でも居られたら精神病院に入られた方が良いでしょう、絶体に戦端は開かない、無口で~「お互いに反しあう事を望む」~で尖閣は放棄。

同盟国と言いたいのなら「相互・互恵関係」が必要です、日本は「恵まれ」てばかりではないでしょうか、金を払うのは互恵でも有りません、戦争するのに金が必要だから「寄こせ」、早く言えば「強奪」されているだけなのです。

初めまして、

いつも読ませていただいています。
難しい話を噛み砕いて書いて下さるので
大変解りやすく、助かります。

コメント欄の皆様が又素晴しい論客ばかりで、、読み逃せません。
これからもポチさせていだだきます。

「アメリカを怒らせません」生きるために


>「安保ただ乗り論

私のような政治音痴でもアメリカの怒りは理解出来ます。ネットをやるずっと以前から、できることなら「お金で済む」現状維持を願っておりました。「noといえる日本」も「生命あればこそ」。安全保障をしてもらっている身が対等であろうはずがありません。
でも、当のアメリカが其れでよしとし、偉そうな政治家も其れでよしとしているので、呑気な日本人の私は「日本に生まれてこれ幸い」と思っておりました。世界から見れば「普通の努力で生きられる日本に生まれてラッキー」と。でも、来るべき時がきたのですね。

●アメリカをなめてはいけません
●日本は常に控えめに アメリカをビッグ・ブラザーとして立てて

はい、銘じます。

アメリカにも原因

もとはと言えば、アメリカが反日極左勢力を増長させてきたのです。
戦後アメリカが、在日朝鮮人や旧社会党に肩入れし、日本人に贖罪意識を植え付け、返還前の沖縄においては、復帰を阻止するプロジェクトを実行していたのです。
沖縄人は、独自の言語、文化があり、本土の人々は違う民族だ・・・こうした宣伝がアメリカ主導で盛んに行われていました。
現在アメリコが全面に出て反日活動をする事がなくなっただけです。
アメリカ様のお陰で日本人は立派な平和主義者になったのです。

「今さら、日米同盟不要論なんかぶち上げてんじゃねーぞ、アメ公!」という気持ちはありますが、反米護憲派はどう思っているのでしょうねぇ?

日米安保条約第5条(共同防衛)
「日本国の施設の下にある領域における、いずれか一方に対する武力攻撃が、自国の平和及び安全を危うくするものであることを認め、自国の憲法上の規定及び手続きに従って共通の危険に対処するように行動することを宣言する。」
この条文は、日米両国が自国の憲法の定めるところに従って対処する・・・つまり、日本がなにもしなければ、アメリカも何もしない。アメリカにとって自国もしくは自国の施設の安全を脅かすものでなければなにもしない、というものです。文意はとても明解です。
ところが日本は、仮にどこかの国から大阪か福岡あたりにミサイルを撃ち込まれたとしても、実はなにもできない。
自衛隊の出動は内閣総理大臣の管轄ですが、被災した地域の災害支援活動については総理が出動を要請できるが、自衛権を行使する軍事権限は、総理にはない。自衛隊を出動させるためには、200以上ある法律をクリアしなければならず、そのためには臨時国会を召集して新たな法律を国会で定めなければならない・・・これが日本の現実です。
実際、日本の領土である竹島を韓国が占領し、そこで韓国軍が示威活動としての軍事演習を展開しても、日本はなにもできなかった。
このことは日本が仮に他国から宣戦布告された場合でも同様で、日本は宣戦布告に対し、臨時国会を招集し、自衛隊の能力のなにをどこまで行使するか、武器には何を用いるか、事細かに審議を重ねたうえで、衆参両院の採決を経て施行日を決め、これに併せて必要な省令を定めなければ、軍事行動を起こせない。これを他国からの宣戦布告後、すみやかに行わなければならない(笑)。
では、他国の宣戦布告後、この審議を日本がしている間、米軍はどうなるかというと、米軍基地への攻撃に備えるとともに、報復攻撃の準備を整えるだけ。日本が東京や大阪といった大都市にミサイルを撃ち込まれたとしても、その被害が米軍基地に及ばない限り、米軍はなにもしないし何もできない。せいぜい被災地への災害支援活動の一翼を担うくらいがセキノヤマです。
戦後60年かけて、サヨクはここまで日本の国体を弱化させた。
これがどうしようもない日本の現実です。このままでは、まじで日本はやばいです。
関連記事⇒http://nezu621.blog7.fc2.com/blog-entry-134.html

売国奴には国際感覚が無い

> なぜかと言いますと、1995年河野洋平外相が国連で演説をしました。
> 「日本が常任理事国入りを果たした場合でも軍事行動は一切、関与
> しない」といったのです。

超一級の売国奴である河野洋平はこのようなバカな発言までしていたのですか!知りませんでした。

河野洋平は腹を切る、くらいでは許されない国賊です。こういう売国奴が自民党にいるから唯一、まともな政策を党として持っている自民党ですが、アンチリベラル・アンチサヨクであるから自民党という保守層にまで見放されるのだと思います。


日本はサヨク思想に汚染された人々によって破壊されつつある事にほとんどの日本人が危機感を持っていません。次の衆議院選挙がどうなるか、結果よっては日本崩壊が本当に始まる事に気づいていない日本人が多すぎです....

アメリカは本当に日本の再軍備・自立を求めているのか?

アメリカが求めているのは、自らが課した首輪を最大限利用し、繁栄を謳歌することに集中する一方で世界で一番良い印象を持たれる優等生である狡猾な日本に、本当の意味で自分達の役割の一端を担わせたいという思いから、自主的に首輪を外させることだろう。

表立ってでかい口を叩かない代わりに、裏に回って甲斐甲斐しく第三国の世話を焼き、必然的にアメリカ=悪、日本=善のイメージを拡大する小癪な日本にも共に泥を被らせたい。世界中から恨まれテロの恐怖に怯える状況を少しでも分担して欲しい。

その全ての鍵が憲法9条。

防共と軍国日本の復活を阻止するためにアメリカが押し付けたこの9条がある限り、アメリカは日本を防衛せざるを得ず、日本も泥を被らぬ良い口実を確保し続ける。

そして、日本を取り巻く特定アジアが反日政策にしがみつく限り、日本はそれらへの配慮という口実を得て、9条を維持できる。

序列意識に凝り固まった精神疾患国家ばかりなのでその心配は皆無だが、もしも、特定アジアが日本のリーダーシップを望み、それ相応の役割を求め始めれば、日本にとって真の暗黒時代が訪れる。

首相が連日、ホテルのバーに通っただけで大騒ぎした時代を懐かしむことになるだろう。

(-ω-;)ウーン

レノポさん、アメリカの何が日本に何を求めているか・・ということだろうと思いますね。
要するにアメリカの軍事産業が、日本が再軍備させたほうが儲かる、と考えるかが問題なのだろうと思いますよ^^
いまの戦争は、昔の戦争と異なり、ほんの数分で敵の戦力を無力化できる。そのために必要な軍事装備の8割が日本製で、日本の自衛隊はそうしてできあがった完成品を米軍の倍の価格で買ってくれているお得意先です。
その日本が独自装備開発路線を進むというなら米国の協力は絶対にありません。あくまで日米共同開発であり、完成品を日本が購入するという流れであれば、政治主導で安全性の欠ける中華より和食の方が安心して食べることができる。原潜、イージス艦、ミサイル・・世界の平和と安全のために日本が大枚をはたいてアメリカ製の軍事品を購入し、北朝鮮あたりと小競り合いでもしてくれれば、米軍事産業は大もうけできる。
反対に日本が軍備の放棄をする、あるいは逆に独自の軍事開発路線にはいったら、米国軍事産業は大打撃を被る。ようするにそのハザマを日本がどう生き残るかという問題なのではないでしょうか?

いつも読ませて頂いています。
日本の政治家は、有事には、日本あっての憲法といって、超法規的に考え、すぐ行動できるのでは、と考えていますが、どうでしょうか?

日本は、米国や世界に進出し過ぎでは、日本抹殺計画が出てきてもおかしくないと思います。もし日本を消すには、日本の技術をできるだけ移転させ中国を利用するでしょう。そのためには、中国の技術力を高め、反日教育で士気をたかめ、日本は、平和教育の徹底が効率良いでしょう。自衛隊は、米国製の武器で、戦争になれば売らないでしょう。

東芝が米国の原子力まで手が出せるのが、ふしぎです。逆の立場ですと大問題です。もはや日本抹殺計画は、実行されつつあり、ほぼ準備完了では、どうせ日本は、消えると考えているのでは、と思うようになりました。そう考えると、戦争大反対の平和主義者が、戦争を作り出す役目をしたことになります。考えると恐ろしくなります。

相手を殴って、今から無抵抗の平和主義者になりますと言っても、相手はすきあらば殴り返してきます。いろいろ考え準備が必要です。

領土問題もアメリカが作った。

尖閣諸島の問題は沖縄返還時に米が「施政権のみを返還したが領有権については関知しない」と、わざといい加減な事を言ったのが原因。

竹島の場合も、米の傀儡政権で軍の指揮権も無かった李承晩が、米に無断で「李承晩ライン」などと宣言出来る筈が無く、米の差し金でしょう。

米は日本と周辺国との争いの種をわざと仕込んで、東亜が互いに反目し団結しない様にしたのです、守ってくれる訳ありません。

未だに関東に米軍基地が多くあるのも、外国の脅威に対するものではなく、国内の動乱、革命、反乱に備えた場合の地理的条件によるものでしょう。

しかし、安易な怒りでアングロサクソン(歴史的戦闘民族)を侮ってはいけません、歴史の繰り返しになってしまいます。
核兵力も含めてアメリカに対抗できる様になるまでは、したたかに少しずつ自国を守れる地力を溜めていきましょう。
(核武装と引き換えに集団自衛権を認めるのも手ですよね。)

毎日祈ってます

 突如として北朝鮮の軍隊が、1万人規模で新潟に上陸し、市民を無差別に殺害しながら、橋頭堡を確保したり、突然永田町にテポドンが打ち込まれ、国会議員が多数死んだりしないかと、毎日神様に祈っています。
 出来れば紅の用兵も死んでくれと。

9条の会は強大な組織なので、ため息が出る

 さて皆様、「九条の会」という団体をご存知でしょうか。
九条の会オフィシャルサイト
http://www.9-jo.jp/index.html
井上 ひさし氏、梅原 猛氏、大江 健三郎氏、小田 実氏ら九条に
ひっかけて9人が代表になっています。
ホームページに「九条の会」賛同者・賛同メッセージ 898名の氏名が
記述されておりますが、これは今月7日に更新されたものです。弁護士と大学教授、詩人や作家がたいへん多いようです。
 昔の方はよいことを格言として言っています。
「ひいきの引き倒し」、「悪女の深情け」、「過ぎたるはなお及ばざるが如し」 九条の会に入会していらっしゃる方々は、博学で慈悲深く、本当に自分の食べ物を他人にあげるような日本の良心なのでしょう。そこまでは理解できます。
 
 仏教はよく知りませんが、大日如来は若い時、飢えた虎にわが身を食させたこともある、慈悲を体現されたような方だと聞いています。しかし、そのような大日如来を中心にした曼荼羅(マンダラ)などに、どうして悪鬼や羅刹と闘う、鬼のような怖いかっこうの仏が無数にいるのでしょう。
 
 すなわち仏法を守るためには慈悲そのものを体現した大日如来が中心にいても、戦闘の存在を否定していないように思えます。またキリストさまも「右の頬を打たれたら左の頬も出しなさい」とおっしゃっていますが、書物を読みますと神の軍隊?は大天使ミカエルさまを中心にした、戦争専門の天使たちを持っていたそうです。
 私は信心が足りずに、見たことはないですが。神が全知全能なら、なぜ戦争を一瞬でなくすことができないのでしょう。

 つまり宗教でさえ、軍隊を否定していません。9条の理念や世界平和を望まないという人間は、武器商人以外いないでしょう。しかしヒトの作り出した概念である「神仏」でさえ理念を守るためには、軍を組織し、常に反対勢力を物理的に槍で突き刺し、刀で切りつけて殺害しているのです。ましてや神ならぬ人間界ではもっと過酷なのです。

 九条の会に入っていらっしゃる方がいたら、皮肉ではなく少し聞いてみたいと思います。あなたたちのやっていることは大日如来だけ一人ぽつんと中央に置いたスカスカな曼荼羅を描き、キリストさまを一人でメッカの無数の人ごみに投げ込んで「預言者さんは私より正しいのか?」と叫ばせることではないか?と。
 なぜなら戦闘や軍隊を否定しているのでしょう?

 理念だけ究極的に正しくても、人間は言葉も違えば貧富の格差もあります。高い社会的地位にあぐらをかいてカッコいいことを述べているだけなのでしょう。それが証拠に大学教授の地位や弁護士を誇って記載しているわけです。
 「九条の会」のメンバーの方々、ネットでは社会的地位に無関係に発言ができます。さぞかし肩書きが通用せずに、気に入らないことでしょう。自分たちの教養と知識を強調し、発言に重みを持たせたい。九条を改正しようとする者は馬鹿であると、差別したい。これが 「九条の会」ですか?   
 会の幹部の方がいらっしゃいましたら、ぜひコメントを寄せていただければ幸いです。

最終兵器論

>ユウさん
>>東芝が米国の原子力まで手が出せるのが、ふしぎです
 既に、核兵器を陳腐化できるレベルの、核兵器を超えた武器を米国が占有していると考えればドゥでしょう。

 それが、スターウォーズ計画の中のレーザーキャノン衛星(=SOL)だとしたら、シナが2年位前に衛星をミサイルで撃ち落としたのも、その隠された事実への反発/挑戦だったとも解釈できます。

 つまり米国にとって現在の世界情勢は、核保有が管理できない位無限大に拡散しない限りは、容認できる事態だと云うことです。

 但し、日本は自分の掌中に収めて置かなくては不安を抱く層が未だに居るのだと思います、然も無くば、とっくの昔に日本を核化して居たでしょう、事実、日本にある米軍基地には戦術核レベルなら必ずあると云われていますし、ソウ考える方が現実的です。

 亦、経済的にもその方が米軍としては安上がりでしょう、軍需産業が軍産複合体を通して圧力を掛けてくるし、先端兵器の自前開発を許されていない日本が足元を見られるのは仕方が無い事ですが、日本とて限りある予算で防衛計画を策定しているわけで、米国以外に向ける武器なら幾らでも売れる、どんな高値でも売れるわけではないと思います。

 ボッタクリと云えばソウですが、開発費の多くは米国の軍需産業の負担でしょう、嘗て居た、フェアチャイルド、マーチン、ロッキード、グラマン、ミッチェル・・等々の飛行機メーカーは集約されて、ボーイングを中心に数社になっています、ミサイルメーカーだって数社しかない、ジェットエンジンメーカーはP&Hしかないのではないでしょうか、米国の軍需産業も相当に追い詰められていると考えてよいのではないでしょうか。

 何せSOLの場合、一都市を丸ごと一瞬にして焼き尽くし消滅させる兵器である事は核兵器と同じですが、都市のはるか上空からまるで虫眼鏡の様に太陽光を集束したものが降り注ぐわけです、衛星を破壊するしか手立ては無く、衛星の配備が終わっていれば何も出来ません、四川大地震でも、当事国のシナより早く情報を得ていたように、宇宙に関する分野は米国の独壇場でしょうから、喩えSOLでなくとも、そのレベルの兵器である可能性が高いわけです。

 しかし核を凌駕する最終兵器が開発されている可能性がある状況で、もし、米国がSOLに限らず、戦略核を即時に無効化できる武器を所有している事を世界が知れば、通常兵器処か核兵器さえ買う国は激減する事になるでしょう、他国に出来るのは、唯々、米国の武力に平伏すしかなくなるワケですが、米国の軍需産業も全滅です。

 皮肉なことに、真の最終兵器の開発が自らの命脈を絶つ最終兵器になることになるわけです。

いつも拝見しております。全くその通り、日本とアメリカは全然対等ではありません。というか、日本は未だにアメリカの属国だと思います。独自の防衛を持っていませんし、何より核を持っていませんので真の独立国として世界に発言など出来るはずもありません。毎年アメリカの送りつける「年次改革要望書」を丸呑みにして日本をアメリカの国益にかなう国に変え続けている状態のどこが独立国なのでしょう?情けない限りですがこれが現状です。
70年代にニクソンと周恩来の取り決めた密約では米中両国で日本を軍事的に無力化しておき、共同支配することが決められたそうです。つまり日本が中国の国益に沿わない行動を取れば中国が拒否権を発動して日本を叩き、米国の国益に沿わない場合は米国が同様の行動を取る、といった具合です。
こんな状態で「国連中心主義」などとのたまう民主党議員がいるのを見ると彼らの目は節穴か?と思ってしまいます。

私がもしアメリカ人だったら、確かに
>>>同盟を締結していながら、その責任を果たす気がない日本に対して、どうして日本を救うために若いアメリカ将兵を送り、彼らの命を犠牲にすることができようか     ・・・と最低一度は考えそうです。

国連での河野の演説なんか聞かされたら、何だこいつ?何しに来たんだ?と、呆れて怒りそうです。
 世の中には、カネで買えないものがあると、無償の愛とかキレイな方向でばかり考えてしまいますが、こういう方面でも言えることなのですね。

もう始まっているからね

国際政治に明文化していないマナーがあるというのか。プログ主の勝負師としての感が、今はアメリカの言うことを聞いた方が良いということなのか。それは未来になると変わるから待てと言っているのか。はっきりいって、プログ主様の今日の論理が分かりません。

政府マスコミの支援も無く企業だけが孤軍奮闘しているのは承知しています。この企業の人材という物資がやがて補給が途絶えます。日本の崩壊の方がアメリカの衰退より早いと思われるからです。アメリカは衰退し始めると日本を潰しにかかるでしょう。否、もう前から始まってます。日本の崩壊は青少年の頭の崩壊に比例します。食料エネルギー資源が何も無い国で、支えてきた人間の能力が少しでも落ちたら発展途上国以下になります。フィリピンは日本より食料自給率が上です。

理の無い世界に居ると頭の崩壊が始まります。国際舞台で白黒を言う政治家がいれば多少救われますが、見たことがありません。吉田茂が北方領土のことを堂々と主張したことぐらいでしょうか。凡そ日本を貶めている左翼が不条理な主張をするように、ロンヤスと友好関係を誇示した保守の代表中曽根康弘も、あたかも日本が不正貿易を行っているかのよう諂い、左翼同様に日本を貶め不条理な協定を決めてきました。どっちに転んで青少年の頭は狂います。理の通らない世界、李氏朝鮮を見れば結果がどうなるか分かると思います。彼の国の民はこの傷が未だ癒えていません。

アメリカが何故危険なのか、仮に安保条約が無いとアメリカはどう出るのか。言って頂かないと「日本人はまだ目覚めない」等の過去のプログの意味が無くなります。せっかく目覚めてきた2チャンネラ-を又眠れと言うことになります。アメリカのどの部分がどのような意思を持ち、日本に何をしようとしているか、きちんと分析するべきではないでしょうか。(少なくとも今日のプログはアメリカは危険一色と思いますので)

国の中枢部で洗脳された政治家官僚が跋扈する国で防諜機関があったとしても色眼鏡を通した分析結果しか出て来ません。我々の手で分析すべきです。元々国民を目覚めさすのが希望なのですから、他の国の防諜機関のように秘密にする必要もありません。むしろ世界に知って欲しいぐらい。マッカーサーの参謀堀栄三の成果は極一般的な情報を分析した結果であって007のようなスパイ達の報告を分析したわけではありません。これなら我々でも出来ます。

みんなで情報を持ち寄り、情報源を延べ、分析方法、分析結果、日本は何をなすべきか、結論に至った論理を述べる。インターネット時代にぴったり。しかもCQ等で鍛えた日本人の得意中の得意。1億数千万の国民が納得するのは、嘘の無い理屈にあった情報だけです。

次のアメリカの大統領は多分民主党。日米安保条約がどうなるか一喜一憂しても始まりません。国民を目覚めさせないと先に国が滅びます。滅ばなくてもあるのは日本と似ても似つかない国。さあ早く分析しましょう。何故ブッシュはアルメリア人虐殺問題は引っ込めたのに、慰安婦問題では日本には強硬だったのか。南京虐殺、題慰安婦問題等で日本叩きをする民主党御用新聞ニューヨークタイムは意図は何か。アメリカを動かしているのは誰か。日本を怖がっているにか。日本をどうしたいのか等々。そういう結論が出ないと、日米安保条約が必要かどうかも分かりません。

ブログ主の意見に賛同できません。
日米同盟がこのような状態になっているのは米国が望んでいるからでしょう。たまに日米同盟不要論をもちだしてくるのは単にお金か人手、賛同などが欲しい時です。なんせそれさえ持ち出せば日本は必死になって米国が欲しいものを差し出してきますから。ショウザフラッグといわれて慌てふためいたあの時のように。
心配せずとも日本が経済的な優秀性を示し続ける限り、米国が日米同盟を破棄しようなどと思うわけがありません。

米国は日本の軍事的独立を望んでいません。眠らせさえしておけばこれほど従順で優秀なペットは世界に2つとないのですから。残りの世界190カ国にこの役割を日本以上にこなせる国はないと言い切れます。

明確に心得ること

>アメリカ側が憲法を改正するまで待ってくれるだろうか?

この疑問に対する答えとするならば、NO でしょう。

いかなる国家間の条約や同盟も、自国の国益に合致するかどうかで妥協点を見出し交わされたものです。しかし、一旦、交わされてたものでも、自国にとって著しく不利益と判断されれば、切られることは当然あると考えておくべきです。

だから、日本としても日米同盟が機能しない周辺事態が生じた時のことを想定した準備をしておかなくてはなりません。外交とは握手している手とは違うもう一方の手にはナイフを構えていることだってあるのが現実です。

その点、米国の軍事力は、現時点で圧倒的ではありますが、日米同盟があるからと日本が安全だと考える妄想は大変に危険です。米国の世界戦略の基点は、現在変化をしつつあるように思えます。いわゆる冷戦時でのイデオロギー対立から、オイル、天然ガス、レアメタルなどの天然資源利権確保による利潤追求、そして金融市場覇権での利潤を想定したものが重要視されるようになっていると思います。

現在、米国発の金融市場混乱、あるいは破綻が世界中に飛び火しています。そして機軸通貨である米ドルは、もう一つの機軸通貨、EUの通貨にも大変で深刻な影響を与えています。この一連の激動の原因は、かなり以前から始まっていたように思います。多分ベトナム戦争で米経済が疲弊し、双子の赤字を抱えた時期からだと思います。

ベトナム戦争終結時では、まだソ連の存在があり、大陸間弾道弾ミサイル、ICBMなどの開発で、ソ連との軍事対立はエスカレートする一方。何度も軍縮の話し合いが持たれましたが、レーガン大統領は、強固に対立するブレジネフソ連書記長に追い撃ちかけるように米国の軍事強化を断行しました。

結果、ソ連は財政的に行き詰まり、ゴルバチョフ書記長のペレストイカを経て、ソ連崩壊となったわけです。米国はソ連崩壊と言う勝利を手にしたものの、その代償を払うことになりました。それは、国内の繊維産業から車産業、その他多くの国内消費を満たす工業、産業等の保護や育成がおざなりになり、特に労働集約型の産業は低賃金の国外に出てしまうということをほとんど無制限に放置してしまったことです。したがって、現在の米国は、巨大な軍事力を背景に機軸通貨米ドル発行国として、産業として残ったのは、金融・保険産業、軍需産業、天然資源利権産業、IT産業関連などがほとんどで、他の分野での製品や商品はドル決済による輸入が莫大増えたわけです。その意味は巨額の貿易赤字、不健康な国家財務です。

上記のような産業だけの国家になると戦争や紛争をビジネスに関連させなくてはならなくなり、米国は常に戦争や紛争のビジネス創出に励むことになります。

9.11は米国自らが仕組んだテロだと謂う説もあります。地上からジャンボジェットを誘導操縦、WTCやペンタゴンに突っ込む技術はあるのですから。そして、ユダヤの金に動かされた利権屋、ブッシュ親子やネオコン連中によるイラク攻撃、アフガニスタン攻撃だったと謂うわけです。

しかし、この戦争が以外にも長引きコストがかかりすぎで赤字となったわけです。当然、米国の貿易赤字はふくらみ、国家財政も、軍事力と基軸通貨を取ってしまえば、破産国家の水準になっているわけです。イラクとアフガニスタンに手こずるにつれて、米国の威信は深く傷つくようになりました。それが、イランには核問題で言われ放題、グルジアではロシアの攻勢に、口は出しても手はでずみたいなことになっているわけです。北朝鮮の問題も米国の国債を世界一保有している中国様に遠慮をしている部分があるかも知れません。

そして、サブプライムの破綻を発端に、Rehman Brothers の倒産などで、米国経済の金融不安の内情が世界に伝播したわけです。こうなると世界は一変し、米国債は尻ふき紙、ドル紙幣は鼻をかむティッシュとまでは謂いませんが、米国への信頼が大きく揺らいだわけです。まだ、世界が米国債を安心なものとして買い支え、米ドルを価値あるものとしている間はよかったかも知れませんが、どうもそうは簡単に行かないでしょう。

だとすると、米国の戦争産業を新たにってことになる可能性だって否定できないと思います。長たらしく書きましたが、要するに日本も備える時間はそう残されていないよってことです。護憲派カルトが大きな顔してると日本を亡国にしてしまいます。でも戦争も金がかかるし、米国が衰退傾向にあるのは今のところ間違いがないでしょう。ただ、いずれにしても日本は独自の国防を整備しなくてはならないと考えます。

自分のことは自分でする

自己確立をして、人をあてにしない。
努力して、足りないとこは、他人に手伝ってもらうという考えは大事だ。
日本は、汚いこと、嫌なこと、危険なことは他人任せにしてきたとこがある。

自国の危機に何もしない国を、なぜ守ってやるのかと言う声が、アメリカに
湧き上がっても可笑しくはない。

アメリカに「依存する」のでなく、自分の国は自分で守ると言う、
当たり前の体制を整えた上で、アメリカと協力していくと言う
態度が必要な時なのでしょう。

アメリカを舐めてはいけない・・・ということ

今回の話は、「今の日本の状況を表面的に捉えて、日米安保、日米同盟をさも対等な関係のように捉え、アメリカを舐めてかかるとこの先痛い目にあう可能性が高い」「日本の主権をこの機を持って高めるには、もっと深く用意周到に戦略を駆使しなければいけない」ということだと理解しています。

しかし、結局のところ「日本はこの先どのような国になるのだ!」というグランド・デザインが明確でないため、時の政局に惑わされたり、近隣の国々の言葉に足をすくわれたり、内部(日本国内の反日カルト)からの陽動作戦に踊らされたり、紅の傭兵の勝手な思いで取り返しのつかない捏造が事実のように残されたりすることになっています。

水面下でものすごい情報戦があるにしても、パキスタンも、インドも、北朝鮮も結局は「核」を手にし、国力を付け、折衝力を強めているのが事実です。これはある意味「誰でも核を持てる」「持ってしまえば勝ち」・・・つまり、実はタブーはないということが明かされたと言えます。

その昔、白人には決して勝てないというタブーを見事に打ち砕いた日本なら、もっと大きなタブーも崩せるのではないか?と思います。

日本人がもっと自信を持ち「日本人が日本人として生き続けるために、これからどうするのか?」を積極的に議論していく必要があるでしょう。日本人が本気で議論を始め、方向を出して行くならば本当の意味で同盟を結べる国もはっきりと現われてくるかも知れません。


いつも拝見しております。

ユウ様
先日夫が原発の見学に行きまして持ち帰った資料によりますと、
福島第一発電所の1号機、2号機、6号機、
柏崎苅羽発電所の6号機、7号機のメイカーにGEの名前があります。
(福島の1号機以外は東芝もしくは日立も併記されていますが)
柏崎の方の運転開始はなんと平成8年と9年です。

スリーマイル島の事故以来、米国は原子力発電からすっかり手を引いたと思い込んでいたので
ちょっと冷汗が出ました。やはり侮れない国です。

アメリカの押し付けた憲法9条のおかげで経済復興の要になるはずだったガス田まで取られたってのに・・・
こっちだって9条捨てられるもんならすぐ捨てたいんですけどね。

日本の国益の為にアメリカを活用する

今の日本には、残念ながら自分の国を守る、
国柄を守るという気概を持った政治家や、国民が
少なすぎます。

某N〇Kの番組CMにて
国のために死ねという国なら滅んでしまえばいい~と
のんきに、無邪気にインタビューに答える国民のいる国です。
(その反対に、愛国者なら当然でしょう、と発言していたのは
日本人ではない。残念です。この国の教育が!
滅んでしまえばいいとおもうなら、遠慮なく好きな国に移住して欲しいものです。)

今までの、自虐教育、戦争反対と唱えるだけで
平和が来ると考えさせる思考停止教育のツケです。
このツケを出来るだけ早く解消しなくてはいけません。

今までのヘイワ教育では日本は生き抜いていけない。
これでは、安保を手放しに解消できる状況ではない。
ただ、高いエサ代を払って番犬を置いただけの大損です。

アメリカを日本の国益のためにこそ活用する。
日本が本来あるべき姿に、戻るまで、
あらゆる面で徹底的に利用させてもらう。
それに尽きると思います。のん気な時代は終わりました。

そのために、某国のように、その国の内部に入り込んで
コントロールできるような人材をしっかり育てるべき。
これからの日本が生き延びるためには、
そういう人材こそが必要です。

政治家としても、一般国民としても。
愛国者なら当然でしょう。


>いまだ世界は白人が支配しています。当分黄色い猿は控えめにしなけれ
>ば、この地球上では生きていけません。

こんな卑屈なことをいいながら、ずるく立ち回って実益だけを得ようとする日本人を、白人が喜んでくれるとでも思ってるんでしょうか。アジア駐在にありがちな発想ですが。まるで東南アジアエリートのような卑屈さです。

アメリカ人が中国人はあまりたたかず日本人をたたくのは、日本人にこういうずるい卑屈さがあると感じているからだと思いますが。

自己を黄猿だというなら、奴隷として白人に仕える覚悟をすべきであって、実をとろうなどと思い上がるべきではない。実を取りたいなら言うべきことをはっきり言って正々堂々と競うべきです。

「非白人世界のナンバーワン」「白人に一番愛される下僕」になれればいいなどというのは、大変卑しい発想であり、日本人がそういう人間にリードされているのなら、「国家の品格」など最初からないということだと思います。

しかし、これが日本のエリートビジネスマンたちの平均的な考え方なんでしょうね。

頼るのではなく、頼れる“強い国”になることです!


#eu3gWsuwさんの意見に同意です。
戦後64年間控えめにして来た結果が、これですよ。
これ以上控えめ=卑屈になって、『いったいどんな利益が日本にあるのでしょうか?』と問いたいです。

日本人が米国や他国に寄り添おうとしたり、気に入られようと、卑屈な立場を堅持する限り、日本は未来永劫『反省しております…』とシナを作って、しなだれかかるしかない。日本側から相手の非道や悪行を追求することは、決してできないでしょう。
戦後日本はずっとそういう卑屈な行動をしてきた結果、相手国から舐められ、「信用出来ない姑息な奴!」と侮蔑される結果となったことを忘れてはいけないと思います。

世界中が狡賢いです。それを明確に認識した上で、
『日本は誰かに頼るのではなく、他国が頼りたくなるような“強い国”』に、いかにしてなるか?という強い決意をしなければならないのだと思います。

私達の先人は、相手が大国の米国やロシアであろうと、誰であろうと、きちんと評価をして、敵の正体を見抜き、独立を全うする方法を懸命に探し出して、“国益と名誉”を守りながら、舵取りをしてきたのではないでしょうか?最初から『引けた交渉』をしていたのでは、望みの半分も勝ち取ることができ無いと思います。








第3の敗戦

>#eu3gWsuwさん
>アメリカ人が中国人はあまりたたかず日本人をたたくのは、日本人にこういうずるい卑屈さがあると感じているからだと思いますが。

卑屈さでは無く、脅威であるかどうかだと思いますが。。。
単に、中国人は白人に脅威を与えた事が無いから、と侮っているのでしょう。
文明国ですら無いと思っていると思いますよ。

以下「人種差別と移民」 第一次大戦後のイギリス外務省の報告書より
日本は唯一の非白人一等国である。人種以外のすべての点で日本は世界の支配的大国と肩を並べている。しかし、日本がいかに軍事力で強大になろうとも、白人は日本を対等とは認めることはしないだろう。

現在もこれと同様の認識で、経済で脅威なのは日本だけだと考えているのでしょう。

アメリカと敵対すると全ての白人国家がアメリカ側に付きます、これは殆んどの先進国を敵にする事と同じです。
(このパターンで大東亜戦争、バブル経済と二度敗戦しています。)
中国、インド、イラン(アラブ諸国)等の非白人国家との関係を築いてからにしないと第3の敗戦になります。

平安さんに賛成です。
白人のしたたかさは私たち日本人の想像の域を出ています。
戦後アメリカが日本に基地を造ったのは、ソ連に睨みを効かせる意味もあったのですが、本来はその頃から世界の覇者になることを考えていたからではないでしょうか。至る所に基地を造っているのがその証です。
それと日本やドイツが再び立ち上がらないようにするため。
しかし、そんなことをしている隙に、優秀な日本人やドイツ人は世界のトップ領域にたちまちのし上がってきた。国土が焼土と化し、しばらくはたちあがれまいと思っていたけど、難なく立ち上がってきた。
70年代にアメリカを抜いて世界一位の経済大国になったとき、アメリカの人が「ほんとに俺達は戦争に勝ったんだよね?」と言ったそうです。
思いがけなかったのでしょう。

時が経つに連れ、経済的に豊かになってホイホイしている国を何故俺達が守らなければならないんだ!と思うようになってくる。そうして、それなら、お金をたんまり取ってやろうと言うことで、思いやり予算というやつが生まれてきた。
しかし、いくらお金を貰っても、自分達だけが血を流すのは腹が立つ。世界から嫌われながらも世界の警察然として目を光らせ頑張っているのに、何もしない被保護国が世界で最も好かれている。
しかし、これは日本の卑屈のせいでも、狡猾な性格のせいでもないと思います。60年という歴史が必然的にこのような結果を作り上げてしまったのではないでしょうか。
アメリカは、日本が憎らしいけど、日本から出て行くことはできないのです。世界の覇者としての梯子を降ろすことになるからです。だから、日本も9条を捨て、自分達と同じように血を流せといいたいのだと思います。
60年前に、日本が二度と立ち上がれないように、二度と戦争できないように自分達で憲法を作っておいて、今はその憲法に首を絞められている。
アメさんの二律背反した思いが伝わってくるような話ですね。
ですが、アメリカがそのような考えであれば、私たちは私たちで国を守る算段をしなくではなりません。
それには、核を持つか、核を無能化する方法を考えることです。無能化する方法は一朝一夕にはできませんので、核を持つ方向にシフトするべきであると思います。

やっぱり・・・

はじめまして。
「依存症の独り言」からリンクで参りました。
大体は以前から考えたり、元商社マンの父の言っていたこと、最近中国に
出張に言ってきた夫の見聞と大きな差異がないので、改めて
「私は間違っていなかった」との意を強くいたしました。
目から鱗を掻き落して頂きどうもありがとうございます!

日本人はローマ帝国時代から戦争と内乱の連続だった
アングロサクソンの歴史をそもそも知らない人が(教師も教えない)
多すぎますし、スイスに関しても(あの国は色々大変な目にあって
来てますから。だからと言ってダーティな事をやり放題してもよい、という
事にはなりませんが)彼らがどんなに過酷な状況下で、膨大な血を流して
独立を勝ち得たか殆ど知りません。
ですから彼らが「国益」と口にした時は本当に何でもやる、命がけでやる、
ということを平和主義を唱える人や、本質的に戦争を嫌う小さな子供を持つ
母親や中年女性ほど無知・無関心です。

私も戦争は無ければそれが一番よい、とは思っておりますが、大体
「国益」って極言すれば「自国の自治独立・利益の為なら何でもやる」
という決意を持ってしなければならないことでしょうに。
殊に日本は地政学的に難しい位置にあるのですから、ゆすり・たかりを
国是とするコリアや、言論の自由もなく内政がお寒くなれば何をするか
わからないチャイナ、北の存在を考えたら「九条の会」なんて売国奴の
集まりとしか思えませんね。
(すみません、梅原猛は愛知の恥です・・・同県人として恥かしいのですが
もう高齢でボケてますから、割り引いて聞いてやって下さい。
でも元来トンデモ学者なのに何で出世したんだろう・・・?)

問題はこういった「中韓に限らず国際政治の非情・過酷な現実」をもっと
もっと何も知らない(あるいは知ろうとしない)一般人に広く教えていく事
ではないかと思います。
どうしてもネットは限られた人しか見ない傾向が強いですし・・・
(私、医療職ですが同僚で40の若さでPCはさわらない、ネットも見ない、
と平然と言ってのける人がいて驚愕しました。)

ブログやメルマガだけではなく、管理人様や同志の方の共著でもよいので
新書や文庫等で今の民主党や九条の会がいかに危険なものであるか、
(残念ながら)アメリカの機嫌を損ねるとどういうことになるのか、
その為には何が必要かをまとめて出版等されては?
あるいは・・・すみません、初心者?なので私が知らないだけかも・・・あの
悪名高い「週刊金曜日」にならって、アンチ「金曜日」のようなマガジンあるいは
ペーパーを出すとかしないと、こういった諸々の内実を一般に理解させるのは
難しいのではないかと考えます。

とにかく、これをご縁に非力もいいところですが応援させて頂きますし、家族にも
片端から「今の民主党には絶対投票しちゃダメ!」キャンペーンを
一人で行っております(苦笑)←全員の賛同を得ました
今後も読ませていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。

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