独裁国家も民主国家も戦争を始めるためには必ず国民の同意を得ること
が必要です。そうでなければ国民の協力を得ることは難しい。
中国のような独裁国家といえども、国民に参戦の必要性を納得させる
ことが重要です。
日本に戦争を仕掛ける正当な理由付けをする為に過去長きに渡って
中国国内の意識統一を図ってきました。
歴史を捏造した反日教育も意識統一の一貫です。
このたびの戦争で日本は中国に対していかに残虐非道なことをして
きたかを国民に植え付けるための教育を執拗に繰り返してきました。
世界に対しても日本の残虐性を印象付ける為に有りもしない南京30万
人虐殺を宣伝しています。このプロパガンダによって世界のメディアは
中国の怒りは当然であると洗脳されてしまいました。
戦後中国は「教科書問題」「靖国神社参拝」「政治家の発言」など
なにかにつけて、中国は日本に抗議し注文をつけてきました。
事情を理解していない欧米はいままで中国に同情的でしたが、徐々に
中国の悪意の恫喝と干渉が分かってきたようです。
中国の恐ろしさをよく知っているアジア諸国は謝罪を繰り返す日本に
対して不思議な軽蔑の目でながめていました。
中国国民に日本に対して憎しみを増幅させる教育を行い日本許さない
という気持ちにさせてしまいました。
そして「日本軍国主義復活」を国民に意識させ日本がいつせめて来るか
分からないという危機意識を植え付けました。
そのために中国国民の60%強が日中戦争は避けられないと
思っています。
中国の歴史学者は日本も朝鮮もベトナムも中国人であり、必ず中国に
戻ってくるのが当然であると平気で主張しています。
79年の中越戦争では中国国民に対する説明では「懲罰」戦争と言って
いました。中国人はベトナムをいかに下位に見下ろしているかが
分かります。
しかしベトナム人は強かった、コテンパンにやられたのは中国でした。
日本に対しても下位の日本が近代化を成し遂げて発展することは尊大な
中国にとって耐えられないことなのです。
そのために日本の繁栄は孔孟思想のお陰であると国民に宣伝しています。
中国は国民に対して「中国は有史以来、一度も異民族に支配されたこと
がなかった」と歴史教科書で教えています。
いままで中国を侵略したのは、異民族でなく、あくまで中華民族の中の
一部族にすぎないと主張しています。
しかし契丹人も女真人も満州人もモンゴル人も間違いなく異民族です。
そのうえ中国の侵略者であったジンギスカンを中華民族の偉大な祖先に
まつりあげています。
なぜここまで捏造するかと言いますと、異民族の清やモンゴルが征服
した全ての領土を中国の「固有の領土」であると主張できるからです。
チベットやウイグル、モンゴルを固有の領土だと厚かましく言って
いる根拠がこの捏造された歴史にあります。
この中国の世界常識に対する無知と唯我独尊の尊大さで日本に対して
いつでも戦争を仕掛ける準備ができました。長年の教育で国民も
納得済みです。後はアメリカと日本を切り離せば即攻撃してきます。
しかしここに至ってアメリカの金融危機のあおりで中国経済に深刻な
影響が出始めました。中国経済を牽引してきた輸出産業が失速して
全土に倒産の嵐が吹いています。
今年上半期にはすでに約8万社の企業が倒産して,3000万人以上が
職を失いました。このままの流れでいきますと6000~7000万人の人が
失業に追い込まれます。
そのうえいままで農村部からの出稼ぎ労働者が毎年800万人のペース
で増加していましたが、今後吸収できなくなり、社会不安が一気に
広まっていきます。
世界のトラブル・メーカー中国の運命やいかに、13億の国民を
食べさしていくことは至難なことです。巨大な北朝鮮が一個余分に
我が隣に出来つつあります。
しかし中国共産国家にとって人はいても国民は居りません。誰が餓死
しようが気にも留めません。
魯迅が絶望した中国共食いの歴史が復活してきそうです。
日本は仏心を出して決して中国に関与してはいけません。
歴史の巨大な渦に巻き込まれないように、海岸の防御をしっかりして
中国民が日本に侵入してこないように戸締りをしっかりしましょう。
そのための法整備を早急に整えなければいけません。中国に甘い小沢
が政権を取れば日本の運命も中国の危険な渦に引き込まれていきます。
日本の安全保障について麻生首相は小沢に党首討論を盛んに
持ちかけていますが、世界情勢を全く勉強しない小沢は討論を
拒否しています。
日本の安全保障を「国連の平和維持活動」に担保している小沢の
知能は幼稚園児以下です。
それとも日本を他国に売り飛ばすための悪魔の戦略ですか!
