台湾の李登輝元総統が23日沖縄訪問で馬政権を批判した。
「馬政権が進める対中融和政策で台湾が自らの「信念」を失えば、
台湾の民主化路線と「主体性は」失われると危機感をにじませた」
(京都新聞)
また馬英九総統は先日,李氏が総統時代に示した「二国論」を否定、
それを受けて李氏は「馬英九は国民を騙している」と激しく非難した。
馬総統は100%中国のエージェントです。彼の祖籍は中国湖南省で
あり、香港の九龍で出生しました。その後両親と共に台湾に
移住しました。
その後 国民党の奨学金でハーバード大学博士課程を修了、在学中に
同胞の言動を逐一本国の公安に伝える、スパイの役割を演じていました。
台湾の歴史を書くと長くなりますが、理解を深めるため少しだけ書いて
みます。
台湾には日本の終戦時、蒋介石に連れられた中国人が50~60万人
入ってきました。その外省人が台湾を支配しました。
台湾に入ってきた中国人たちはあまりに、みすぼらしく、規範意識の
ないレベルの低い連中でした。
日本の教育を受けていた台湾人は、中国人のあまりにも横暴で、汚職
ばかりが まかり通る統治に幻滅してしまいました。
そんな中で立ち上がった台湾人に対して、虐殺と粛清が始まりました。
武器の無い台湾人を機関銃で殺し,鼻や耳をそぎ落とし、手のひらに
針金を通して、数人を繋ぎ、市中を引き回しました。(2・28事件)
そして、中国大陸から共産党に追われてにげてきた外省人が台湾の
本省人を弾圧して、台湾全土を掌握しました。
その後、李登輝氏が総統になり台湾の民主主義を成し遂げました。
そして総統の直接選挙で本省人の陳水編が台湾初の政権交代を成し
遂げ,総統になりました。
中国にとって台湾を国として認知させたくない、独立させたくない、
自分の領土にしたい、そのためには本省人の陳水編総統では都合が悪い。
そこで中国政府は国民党の外省人である馬英九氏を総統にすべく
メディアで陳水編氏のスキャンダルを流し、台湾国民には武力で脅し
経済で釣り、選挙で勝つために馬英九氏の中国統一論の本性を隠して
当選させた。
その馬英九氏が本性を徐々にむき出しにしてきた。
「二国論」を否定したのです。李登輝氏が「国民は騙された」というのも
当然です。
日本統治時代の台湾についても少し書いてみます。
当時の台湾は、ペスト,コレラ、赤痢、天然痘、チフス、ジフテリア、
マラリアなどの風土病のオンパレード、住民の平均寿命は、30歳にも
満たなかった。
後藤新平は病原菌の温床だった上下水道の整備工事をした。
それまでの台湾には、道らしい道もなく、川に橋もなかった、そこで
交通の整備が直ちに着手され、南北縦貫鉄道,港湾、道路建設が
行われた。
そして数年の内に治安はよくなり、泥棒もいなくなった。
日本は教育にも力を入れ、台湾の児童就学率は93%に達し、言葉が
ばらばらな先住民の共通語になった。
また磯栄吉は農業技師の末永仁が台湾のために生み出した蓬莱米の
作付けの援助と指導に尽力,米の生産量は4倍以上になった。
八田興一は米増産のために,水利灌漑の整備をした。八田興一が設計
したダムはアジア最大で、水路の長さは万里の長城の6倍以上にも
なった。
明石元二郎は電力事業に尽力、現在観光名所になっている日月潭は
水力発電所の人造湖で、発電量は10万キロワットにもなり、台北から
高雄にまで送電できた。
新渡戸稲造は製糖業を指導した、生産量は、15年で11倍も増加した。
その他、鉄鋼、化学、紡績、金属、機械の各分野が急速に育成された。
現在の台湾の基礎は殆ど日本統治時代に建設したもので、我々は
その上に追加建設したにすぎない、日本人は台湾で偉大なことをやった。
(李登輝語録より)
いまでこそ李登輝氏や日本在住の金美齢によって真実を知ることが
出来ましたが 日本の教育では殖民地の悪ばかりが論じられ、
真実を教えられることは、ありませんでした。
満州にしても、中国プロパガンダを信じて日本が侵略して悪事の限りを
尽くしたように言われていますが、事実はまったく逆で、
満州では日本人が行く前は馬賊出身の張作霖が支配し、台湾と
同じような状態でした。
日本人が行くことによって、満州国が発展し、中国華北の人民が大量に
入ってきました。
韓国も日本が併合する前は世界最貧国で、日本は朝鮮半島を内地と
同じ水準に引き揚げるために、多くの資金を投入しました。その結果、
日本統治期間の朝鮮は世界で類例が無いほどの高度経済成長を成し
げました。
日本のたぐいない「殖民地統治」を西洋の学者は著作で絶賛
しました。(金完燮,親日派のための弁明)
話が相変わらずアサッテの方向に飛びましたが、私が言いたいのは
日本人が触れれば幸せになり、中国人が触れると地獄に落ちます。
中国に触れられた チベット、ウイグル、モンゴル、は阿鼻叫喚の
世界になりました。
一番の不幸は中国人では無い 中国人の農民です。
台湾も経済の魅力と中国プロパガンダに引っかかって中国エージェント
の馬英九氏を選択してしまいました。
台湾が中国に吸収されたときから、全ての自由が失われ、暴力で統治
される暗黒の世界が始まります。
後悔しても後の祭りです。
世界の為に中国の地獄の釜に蓋が出来るのはアメリカしかいません。
そのアメリカを誘導していくのは日本の役目です。
麻生氏にそれを期待するのは無理でしょうか!
悪魔の国 中国に巨大な経済援助を続け、強国にした責任はひとえに
愚かな日本の政治家です。
売国政治家を一掃できる機会がやってきましたが、愛国心のない
メディアに誘導され、なにも知らない日本国民では期待できません。
