保守の党首でありながら左翼の思想に振り回され 中国の工作に
取り込まれた邪悪な政治家に利用された男、それが福田首相です。
小泉、安倍と続いた保守本流にその流れを汲む麻生氏が首相の座に
つくはずが、中国に取り込まれた中川秀直や親中派の謀略で操り
人形の福田氏が首相の座についた。
福田氏の知識の薄さは親中派の連中とって好都合、中国様の思う通り
に喋り動いてくれた。
福田首相の悲劇は「国家とは何か、主権とは何か、」の理解が全く
出来ていなかったことです。首相の悲劇は日本の悲劇なのです。
首相としての能力があるか 無いかの問題ではなく首相としての
基本なのです。
この基本が欠けていると あらゆる問題に対して首相としての
正しい判断が出来ません。福田氏のこれまでの言動を聞いていますと
決定的にこの基本が欠けているために、常に国益や国の威信を無視
した発言につながっていきます。
自分のプライドには非常に敏感だが 国のプライドには何の痛みや
悔しさも感じていません。
すなわち福田氏には「国家とは何か」が常に念頭に入っていなかった
人だったのです。
例としてイギリスとアルゼンチンのフォークランド紛争を思い出して
ください。
フォークランド諸島はイギリスよりアルゼンチンの方に領有の正当性が
高いと言われていた。
そこでアルゼンチンは陸軍4千名がフォークランド諸島に上陸,同島を
制圧した。
これに対し、サッチャー首相は直ちにアルゼンチンとの国交を断絶、
「我々は武力解決の道を選択する」と決断して
直ちに空母2隻と原子力潜水艦を出撃させた、両軍とも数百名の
死傷者を出したが、原子力潜水艦の威力の前にアルゼンチン海軍は
敗退、降伏した。イギリスはフォークランドを奪回した。
結果として威信を失ったアルゼンチンのガルチエリ政権は崩壊した。
外国の記者がサッチャー首相に対して「たいした価値もない
フォークランドに何故大艦隊を出撃させたのですか?」と質問
サッチャーは「国家としての名誉を守るため」と言いました。
国家とは何かが念頭にない福田首相には絶対に出てこないセリフ
だと思います。
常にもめ事を避けるために、相手の立場に立って、相手の嫌がる
ことはしない、相手を刺激しない、言い分を聞いて譲歩する。
福田氏のこのスタンスで どれほど日本の威信が傷つき、国益を
損したか、本人はまるで分かっていない。
野党も福田首相辞任に対して「無責任だ」とのワンパターンの批判。
「国の誇りを放棄した男はもっと早く退陣するべきであった」と毅然
と言うような野党は誰もいなかった。
野党も「国家とは、国家主権とは何か」を分かっていない人びとの
集団のようです。
日本は豊かになった、しかしその為に臆病になり、悲しいことに
国家の面目や威信に こだわらなくなってしまった。
我々はもう一度原点に帰り、
日本人にいま何が起こっているかという真実をよく見つめる必要が
あります。
そしていかに平和や平等と言う言葉で、人びとの善意が利用されて
きたか、ということを理解した時こそ、この国で大切なものが破壊
されていくことを阻止できます。
そしていかにその時が訪れるか、私にはわかりません。
しかし日本人全員が誇りを取り戻して、「日本の文化を守りたい、
日本国を守りたい」と思えるようになった時、この国の
明るい未来が見えてきます。
誇りを持った自主独立の精神こそ、この国の生きる道です。
