20数年前 ビジネスで中国人と関わるまでは、中国ロマンに憧れて
いた一人です。
ところが公共道徳心の欠如、厚顔無恥、泥棒天国、詐欺師、の中国人の
歪んだ品性に接したとき、私は運が悪くて、たまたま
悪い人に当たっただけで、レベルの高い人たちは他に大勢いるはずだ
と、数年間は思っていました。
おそらく多くの日本人は、未だ孔子、孟子、老子、など偉大な思想を
生み出した中国文化に対する深い思い入れがあり、その上 日中戦争
への贖罪意識が重なって、現代中国をありのまま見ることが出来なく
なっています。
とくに日本の政治家は中国の一般庶民と接することはないために、
2000年前の中国のままのイメージで中国を見てしまっています。
そしてまったく勉強しない政治家たちは、日本が2000年間も中国
文化の影響を受け続けて今日があると言う抜きがたいコンプレックスに
覆われています。
私はブログで何回もこのことの誤解を解いてきました。
日本は建国以来、20世紀に入るまで中国と正式に国交を持ったことも
ないし,持とうとも思ったこともない。
日本は遣隋使、遣唐使によって無数の漢籍を大陸から持ち帰り、それを
徹底的に研究した。結果日本人は2000年前の「論語」や漢詩の
影響を多大に受けた。
しかし唐の朝鮮半島の侵略を見て危険を感じた日本は、中国に対して
絶縁をした。それ以降中国と外交関係を持ったのは、1871年の
日清修好条規からです。
日本は2000年以上前の中国文化の影響のまま長い間凍結した。
そうした漢籍による教養が身についたまま現代中国と接しても、中国人
の実態は闇の中です。
異民族が常に中国支配してきたため、日本人が身についた漢文の
教養が中国人にはまったく影響を及ぼさなかったのです。
ところが日本人は中国人もこの漢文の教養が身についていると大勘違い
してしまいました。
ほとんどの中国人にとって漢文は理解不可能なのです、現代中国人
だけでなく大昔から一般人は誰も漢文を読みこなせなかった。
ところが日本在住の中国人教授は「中国庶民は孔子や孟子の教えが
脈々と引き継がれてきた」と大嘘を言います。
異民族の集合体である中国には古代から共通中国語など、一度も存在
しなかった。
各地方ごとに言語が異なる状態で、漢文が脈々と引き継がれる
はずがない。
中国人は近代になってやっと自前の文字をつくった。
このとき日本に留学した中国人が日本を模写しながら「話している言葉」
を作り出した。(白話運動)
魯迅もそのなかの一人です。魯迅は最初 医学を志して日本に
留学した。ところが日本から中国をながめたとき、中国人の無知蒙昧に
絶望してしまった。
そしてメスの代わりに筆を手に取り自国民を啓発させるために文学を
書き始めた。それから一世紀近く経っていますが中国人の無学は
一向に変わっていません。
北京大学の学生に「魯迅の書いた「阿Q正伝」を読んだことのある人は」
と質問したら皆無だった、中国青年のうち、40%が家に本を一冊も
もっていなかった。中国には公共図書館が約2500ありますが、
そのうちの341の図書館が一年間に本を一冊も購入しなかった。
(中国青年報、)
「三国志」「紅楼夢」「水滸伝」を読んだことのある学生はごくごく少数、
世界文学の名作すら読んだことのある学生は一名もいなかった。
中国で本屋を出しても営業が成り立たない、人口に比べて少なすぎる
図書館すら廃業に追い込まれ、店舗に改造されてしまいます。
このような国が日本人が信じる『文化大国』でしょうか!
いつになったら日本の政治家たちは中国の真実を知るのでしょうか?
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