昨日は加藤、山拓の裏切りについて書きました。
人間は誰でも良心を持っている、自分の利益だけで動く時も、必ず
自分の行動に対する大義名分をもっている。そのことで良心を麻痺
させてしまいます。
加藤や山拓の大義名分は、中国や北朝鮮を近代化させることは、日本
のためである、これらの独裁国家を援助することによって普通の
民主国家にしていくことは自分の使命である。
そのために日本の税金を使おうが、拉致被害者の生命など大事の前の
小事である。おそらくこのように考えているから 日本国、あるいは
日本国民を裏切っても 平気でおれるのではないかとおもわれます。
ところが中国人は自分の良心を麻痺さす必要はない。利益が善,
利益を得るためには、いかなる悪徳非道なことでも できるのです。
良心を麻痺さすことも 良心の呵責も関係ないのです。
私がこのようなことを書けばかならず「それは言いすぎである、中国人
も同じ人間である、中国人に恨みでもあるのか!」と必ず言われます。
しかし中国二千年来の歴史をながめたとき、納得できます。
中国民衆は何千年間、いつも飢餓の線上でもがき、命を保つためには、
互いに欺き,だましあい、相手の命を奪わなければ生きていけなかった。
だから中国社会では汚職、不正が横行し、言うこと、なすことが不誠実
なのです。
戦後 毛沢東は「百家争鳴、百花斉放運動」を展開 政府を自由に
批判してもOKです。中国は変わりました、と宣伝。
毛沢東の本心は陰で批判している知識人をあぶりだして 表に出させて
抹殺することが目的だった。
これに嵌まったブルジョアや知識人が安心して、本心を隠すことなく
吐いてしまった。「まってました」とばかり、これらの人たちを一斉に摘発、
して、殺してしまった。50万人〜100万人ともいわれています。
毛沢東はソ連を真似て、秘密警察を作り、チクリ、密告を奨励した。
このことによって罪も無い人が大勢 摘発され殺された。
このような中国社会で長年暮らしている中国人は、日夜不安と恐怖に
おののいて誰も信じられなくなる。
自分の弱点、秘密を一番知っている妻が一番 恐ろしいことになります。
中国人がよそ者に対してだけでなく、仲間に対しても猜疑心や敵愾心が
強く、結果 嘘を嘘で塗り固めてしまう。
中国人気質を甘く考えている日本の中小企業が 中国で無事に会社経営
を全うするなど、どんなに難しいかよく分かっていただけたとおもいます。
中国は中国自身の利益しか考えない専制国家であり、いつ法律を突如
変更して外国人の利権を取り上げるか分からない国であることを
忘れてはならない。
話は少し飛びますが、数年前に突然 大阪商工会議所から講演を
依頼されました。「失敗しない中国進出のために」というテーマです。
私の前に「日中投資促進機構」の事務局長の方のお話があり、皆様に
20ページほどある立派なプリントを配り、その中には、世界の
対中投資動向やその他の細かい数字が羅列していました。
しかし お話の内容はあまりにも能天気で怖くなりました。
「中国側の希望・要望を感じ取り、できるだけ協力する姿勢、
何でも相談を持ちかけられる関係構築、中国側のメンツを重んじる、
筋、ケジメをきちんとつける、」
話を全て覚えているわけではありませんが、事務局長の話で背筋が
寒くなりました。投資促進機構の名前の通り投資を促進さすために
彼は講演しているわけだから、仕方がありませんが、信じた企業は
必ず痛い目に遭います。
その後で講演した私は 急遽話を変えて、上記に書いたような中国人
の本質、危険性などを例に挙げてお話しました。
どちらの話を信じたか分かりませんが、結果として投資促進機構の
邪魔をしてしまいました。
日本には「日中間の交流活動を支援する」という美名の下に
日中友好7団体が存在します。
日中協会 (会長は野田毅)
日中友好協会 (会長は加藤紘一)
日中経済協会 (会長は張冨士夫)
日本国際貿易促進会 (会長は河野洋平)
日本中国文化交流会 (会長は辻井喬)
日中友好議員連盟(会長は高村正彦)(副会長は町村信考、鳩山由紀夫)
日中友好会館 (会長は林義郎)
この有名な7団体以外にも数多くの日中協会が存在します。
先ほどの講演をご一緒させていただいた日中投資促進機構などは
かなり知られています(会長は豊田章一郎)
なぜこのように多くの「チャイナサービス友好協会」が存在して
いるのか、何故必要なのか私には理解できません。
これらの協会の会長の名前を見ただけで全て理解ができたと思います。
日本の国益より中国の利益優先です。
中国には必ずこれらの協会と同じ名前の協会が存在しています。
例えば「日中友好協会」−「中日友好協会」
「日中投資促進機構」−「中日投資促進委員会」
これらの協会は「お互い交流しながら 情報を交換して相互理解を
深めている」といっていますが、殆ど中国の思いのままに動かされて
います。
例えば日中投資促進機構は「投資を巡る問題が起こると日中一体と
なって問題処理を行う」と言っていますが大企業のことは、
知りませんが、中小企業は殆ど泣き寝入りです。
5月の胡錦濤訪日の時これらの7団体その他1300人が集まり ホテル
で歓迎レセプションが行われた、胡主席が来場すると まるで天皇陛下
をお迎えしたような 厳粛な雰囲気で、大きな拍手で迎えた。
胡主席は「友好7団体の皆さんは、日中友好の功労者、未来を切り開き
中日友好事業を促進するよう、手を携えて努力することを期待します」
と挨拶した。
これを直訳すると、「もっと中国のために尽くせ、まだ努力が足りない」
と叱咤したのです。
本来なら中国のために尽くしたこれらの団体に対して感謝を述べるのが
筋ですが、「もっと中国のために努力しろ」といったのです。
ところが会場にいた日本の著名人たちは感激して ひときわ大きな
拍手が鳴り止まなかった。
壇上にいる胡主席の国は近代化には程遠い後進国であり、
日本の国民の6兆円の援助と、日本の技術でやっと経済大国に
なれた国です。まずそのことに感謝を述べるのが先決です。
今日は長くなってしまいました。
最後に 日本の繁栄と幸せは中国には存在しなかったことを、私たちは
先の大戦で充分に学んだはずだが、またしても同じ過ちを犯しています。
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