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オバマ氏の危険な理想論    7月3日(木)


昨日までアメリカ歴代大統領の政策を検証しながらアメリカを
深読みしてきました。

今日はバラック・オバマとジョン・マケインについて分析
してみたいと思います。

どちらが第44代アメリカ大統領になるかによって日本の運命も
変わってきます。日本の運命より世界の運命が変わってきます。

分析を試みるための資料はオバマ氏とマケイン両候補の演説内容と
経歴しかありません、たったこれだけで正確な分析が出来るとは
思っていませんが、演説内容を読みますと両者の異なる世界観が
ハッキリ見えてきます。

オバマの「理想主義」とマケインの「現実主義」という世界観の違い
によって目的実現の手法が根底から違ってきます。

まずオバマ氏から分析したいと思います。
演説の全文を読んで感じることは、あまりにも感動的で、神によって
使わされた人物のように錯覚するぐらい、素晴らしい演説です。

「私たちには、子供達により良い未来を与える義務がある。この国
により良い未来を与える義務がある。そして今日この夜,そのより良い
未来を夢見る皆さんに向かって私はこう言いたい。今から一緒に
やりましょう、と。アメリカの新しい方向を切り開くため、団結して、
共に働きましょう」

「変化とは、金持ちだけを豊かにするのでなく、労働者と労働に
報いる経済をつくりあげることだ」

「21世紀における世界共通の脅威、テロ、核兵器、貧困、大量虐殺、
疫病、に対して世界で一丸となって立ち向かわなくてはならない。
変化とは,そういうものだ」

「あの時あの瞬間に病人を労わり、職のない人達に良い仕事を提供する
ように、あの時あの瞬間に、戦争を終結させ、国の安全を守り、この国が
再び地上で最高最後の希望の地として見上げられるように、
今がその瞬間だ、今がその時だ」

「民主党支持であれ共和党支持であれ、私たちはまず真先にアメリカ人
なのだ、私たちはいつでもまず真先に、アメリカ人なのだ」

演説の全文から一部抜粋しました。

あまりの素晴らしさに鳥肌が立ちました、と同時に不安感で心臓が
浮くような恐怖も感じました。

世界に何の影響も与えない日本のトップを選ぶのでない、世界を
激変させるくらいの力を持ったアメリカの大統領なのです。

我々人類は過去何度も 理想主義に燃え、国民を巧みに鼓舞する雄弁な
指導者を見てきました、民主国家であれ、独裁国家であれ、
結末は常に悲惨な結果で終わってしまいます。

国民は常に愚かです、実現しそうも無い夢を語る人に闇雲に
すがってしまいます。
オバマ氏は具体的な政策を語らず にひたすら夢を語り、実現するとは
決して言わず、みんなと一緒に立ち上がろう、今がその時だ、今が
その瞬間だ と国民を巧みに鼓舞します。

おもわずコブシを突き上げて感動でウオー!と叫びたくなります。

オバマ氏の演説技術には過去の独裁者が常用した口調が
見て取れます。
例えば同じフレーズを少し表現を変えて繰り返します。

私が抜粋した演説をもう一度見てください。

良い未来を与える義務、変化とは、あの時あの瞬間、真先にアメリカ
人なのだ、
これらのフレーズの前を変えて必ず繰り返します、これをやられると 
すごく盛り上がってきます。
そして最後におもわず感動してコブシを突き上げてしまいます。

オバマ氏の巧みな雄弁術に危険を感じますが、彼はなにも国民を
騙すために言っているのでなく、心底アメリカを良くしたいと思って
言っていると思います。

しかし私のブログで何回も書いた様に、心優しい善人ほど皮肉にも
国を衰退させていきます、リベラルな人ほど社会を混乱させます。

オバマ氏の生い立ちを書きます。
ハワイ・ホノルル生まれ、父親はケニア生まれのイスラム教徒、母親
はアメリカ生まれの白人の労働者一家のうまれ。
6歳~10歳まで母親と、再婚相手のインドネシア人の義父と共に
インドネシアに在住していた。
コロンビア大学を卒業後にシカゴに渡りNPOに勤務した後、
ハーバード大学ロースクールに入学、弁護士になる。

イスラム教の戒律ではムスリムの子はムスリムであらねばならないと
されているが、本人は現在キリスト教徒である。

たったこれだけの資料で彼を判断するのは無理がありますが、
彼の理想主義はアメリカを衰退させ、世界を混乱させると
おもいます。

理想主義者ほど物事を二極化してながめます,善と悪、金持ちと
貧乏人、幸福と不幸、しかし人間は自分勝手で欲張りで、自分の
得と幸せしか考えません、社会はもっと複雑で、善悪はいつも
逆転します。

不幸な生い立ちほど単純な道徳観で判断してしまいます。
そして世界は宗教が支配しています、信者にとって異教徒は全て悪人
です、理屈ではありません。

悔しいけどアメリカの繁栄は世界の繁栄に通じます、アメリカ大統領の
責任は重大です。単純な思考で動かれると世界が迷惑します。

6月23日の調査によればオバマが49%の支持、マケインは37%
です。このまま推移すればアメリカ合衆国の大統領はオバマに
成りそうです。

オバマ氏は世界の指導者になるには あまりにも若すぎる、
世界に対しても社会に対しても、まったく白紙のような気がします。

演説の全文を読んで痛切に感じました。
人間の愚かさについて もっと勉強してください。


(長くなってしまいましたマケインについては次回にて)






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コメント

日本よりもアメリカが大切


オバマ氏は愛車がトヨタで、,娘は日本の漫画の大フアンで・・・
上院での主席補佐官が日本人ハーフと、いかにも日本びいきに思わせるが、
経済政策などは「アメリカの労働者を守る」という保護主義。
日本は経済面でも厳しいことになる可能性も含む。

「黒人初」のオバマ氏と「史上最高齢」マケイン氏の上院議員同士の
大統領選も「史上初」となるという。

題名の、

>日本よりもアメリカが大切・・・そりゃ、あたりまえでした・・^^;

はじめまして。

>オバマ氏は世界の指導者になるには あまりにも若すぎる
同感です。特に夫人と並んだ映像を見た時に本当にそう思いました。
こんな単純な感想を書くのも少し気はひけるんですが、支持できない一番の理由はこれだったり
します。

アメリカ在住です。
選挙戦の最初からマスコミのあまりに偏向した報道姿勢に怒ってます。
なるほど演説は立派ですが、まともな討論ではヒラリーに完敗で、底の浅さは明白です。なのにアメリカ人は現実逃避で浮かれてしまっている。

既成のの権力はオバマ大統領でシナリオを作っていたそうで、
空いた口がふさがりません。ブッシュの時からアメリカの民主主義は
土台から腐ってきました。

オバマはプチ・ヒットラーです。
これからの四年間、アメリカがどこまで落ちるのか不安でなりません。

アメリカの祭り (現実逃避祭りなのか)

 自分の乏しい経験や卑近な生活を顧みても、うなづけます。アメリカ大統領ともなれば、その「悪弊」は如何ばかりか。

 世間知らずで戦略も何もない者が権限を持つと、ろくなことがない。
 理想に燃えるのは結構だが、その実、有効な手段も越えるべきハードルも示さず、下に号令をかけて個人の頑張りを要求するだけのマヌケが、上の方で頑張れば頑張るほど、結果は出ないわ戦犯さがしで内紛を起こすわで、周囲の人間は迷惑なものです。

 アメリカに限らず、国のトップとして必要な経験、情報、知能などを、1人ですべて兼ね備えるのは不可能です。生活がかかっていて傲慢でしぶとい多くの組織は、先読みシュミレーションをして儲けにつなげる方法を考え、電卓を叩きまくっているはず。商売上、利用しやすいマシな方が大統領になるのでしょう。 
 利益が薄くなっている企業も多いみたいなので、マケインが勝つと思います。万能でないことに変わりはない、同じバカなら、お神輿よろしくジッとしてくれるほうが、担ぎやすいでしょうから。

ひとつ質問が

ブログ主は軍産複合体を軸としてアメリカをわかり易く読み解いてくれていますが、
アメリカのもう一方の軸である国際金融資本の影響についてはどう考えているのか
いつか機会があったらお話していただけるとありがたい。

例えばFRBはアメリカの国家機関ではなく「利潤」を目的としたれっきとした
民間私企業なのですが、彼等がアメリカ議会から「ドルの発行権」を簒奪している。

産業資本家は金融資本家にはかなわないのであり、アメリカの軍産複合体も結局
は「お金を動かす=投資資金に利潤を払う」ために動かされているという構図だ
とおもうのですが。

つまり大枠として、
「戦術は戦略に従属し、戦略は政略(政策)に従属する。
  しかし政略(政策)は経済(お金)に従属する」
という形になっていると思うのです。

>国民は常に愚かです、実現しそうも無い夢を語る人に闇雲にすがってしまいます
同じフレーズを繰り返す…なんとなく小泉純一郎を思いつつブログを拝見しましたが、雄弁家には危険なものを感じます。

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