聖火防衛隊”は学生のボランティア??  4月11日(金)

パリで7日行われた五輪の聖火リレーで、聖火を消したり、リレーを
打ち切ったりしたのは、中国から派遣された警備隊だったと報じた
この警備隊は青いジャケット姿で約10人、仏警察筋は「治安部隊の
精鋭だろうが、身元は何も知らされていない」と話している(AFP通信)

記事によれば、警備隊のメンバーは、中国公安の特殊警察隊から選抜
された人たちで、背が高く、ハンサムで、力強く、プロアスリートと
同等の身体能力を有し、英語、フランス語、ドイツ語、スペイン語、
日本語、をマスターしている。

これはまさにスーパーマン、中国のやることは徹底している。

しかし中国外務省の副報道局長はランナーを囲むように伴走する中国人
の聖火防衛隊について、「警察学院の学生から選抜したボランティア」
で、武装警察部隊などの「司法職員」ではないと述べている。

英メディアは、聖火防衛隊はロンドンでリレーを妨害するデモ参加者を
暴力的に組み伏せるなどしたために、チベット暴動の鎮圧などに
当たった武装警察ではないかと指摘した。

中国の戦術の失敗です。聖火ランナーが妨害されて、負傷者や混乱が
大きくなればなるほど逆に中国に同情して、抗議デモが批判される。

ところが何事も力で押さえつけようとするから中国の強行振りが
世界の中国嫌いをますます増長させてしまう。

チベットの抗議デモも、だまって静観していればこれほど騒がれずに
済んだのに、軍隊まで投入して抑えに掛かった。
世界が批判すると自らの正当性を主張するために,袈裟を着た偽僧侶や
チベット人に化けた中国人に商店街を焼き討ちさせ、その虚偽の
フイルムを世界中に発信した。

報道陣を現地に入ることを拒否すればするほど中国人の報道が虚偽で
あると誰でもがわかってしまう。

中国はラサで起きた騒乱が鎮圧され、その平穏ぶりをアピールする
ために報道陣の現地入りを許可した。しかし報道陣は盲目ではない。
中国が周到に準備した演出が随所でほころびた。

インタビューの大半は中国側が選んだ者、台本に忠実に従うあまり、
簡単に馬脚を現した。

また当局の案内で平穏になったジョカン寺を訪問中、数人の僧侶が
突然取材陣の前に現れ、「チベットは自由でない、寺の中に居るのは
信徒でなく我々を監視する中国共産党員だ」と訴えた。

訴えた僧侶達のその後の過酷な運命が心配です。

取材陣の視察を受け入れることで国際的な批判をかわす演出が、
ことごとく失敗した。

姜副報道局長は「ダライ・ラマ支配下のチベットは人類史上で最も
暗黒な奴隷制度で、いかなる民主、自由、人権もなかった」と述べた。
こんなデタラメな子供話がしたたかな各国の報道陣達に通用する
はずがない。あきれてものが言えない。

また今回のチベット暴動を「ダライ・ラマが画策・扇動した、」と
決め付け、彼の主張している「平和、」「非暴力」は世を欺くものだ
と述べた。

中国政府はチベット弾圧の正当性を主張すればするほど各国の不信感
がつのり、中国の信用が失墜していくことがまるで分かっていない。

中国の幼稚な戦略、戦術は大昔からまるで変わっていない。
今後、世界中は中国の暴力装置を行使させないように、見張ら
なければいけない。

しかし相変わらず日本政府は日本に立ち寄ったダライ・ラマに、
「政府関係者が面会する予定はない」(町村官房長官)と冷たく
あしらった。

しかし安倍前首相のメッセージを託された夫人がダライ・ラマに
会ったことにより、世界に顔向けをすることが出来た。

邪悪な中国政府の圧力でダライ・ラマを袖にした福田政権は、世界の
笑いものになった。

世界から人権後進国の烙印を押されかねない危機を救ってくれた
安倍前首相の昭恵夫人様ありがとうございました。


ffff ← クリックしてもらえると励みになります。

コメント

いきなり失礼します。
素晴らしいブログですね。ちょくちょく遊びに来ます。

私の方でもサイトを作りました。栗東トレセン関係者からのタレコミによるサイトです。
是非、見に来てください。損はさせません。
http://56.xmbs.jp/keiba1919/

いつも読ませてもらっています。まったく同感です。重複した意見はあまり書かないようにしようと思いましたが、あえて言いたい。僕も安倍前首相の昭恵夫人が接見されたと聞き、救われた気分です。日本のマスゴミと官僚によって潰された安倍政権が、今となっては本当に残念です。ダライラマの会見を偽善者扱いしたTBSの発言は日本人としての恥ずかしさを通り越して怒りすら覚えます。
ジャーナリズムとして、事実を伝えてほしい。アサヒらないでほしいと思います。

安倍元首相と昭恵夫人は日本の面目を守ってくれました。
心からお礼を申し上げたいと思います。
それに比べ今の政権のお粗末さは涙がでますね。
自民党は勘違いも甚だしい方向へ引っ張られています。
はやく何とかしないと取り返しがつかなくなると心配です。

真実は

 保守派の自民党議員の何人かと松原議員は、会おうとしたみたいですが、間に立った人が蹴った事になっています。実際はダライ・ラマ法王日本代表部が、蹴ったのではないかと疑っています。アムネスティ・インターナショナル日本と組んでいるからです。此処と組むのが良いかどうか、はなはだ疑問です。
 昭恵夫人はインドへ直接会いに行こうとしていた様で、別ルートだったから会えたのです。

コメントの投稿

投稿コメントは承認後に表示されます。紳士的でないコメントは承認しかねますのでご了承ください。


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURL:
http://kkmyo.blog70.fc2.com/tb.php/237-335402f0

著書

辻本貴一の本 辻本貴一の本 辻本貴一の本

ブログランキング

人気ブログランキングに参加しています。 ↓クリックすると投票されます。

励みになるのでお越しいただいたときはクリックしてもらえるとうれしいです。
 m(_ _)m         ⇒ランキングを見る

スポンサー

おすすめの書籍

最近の記事

最近のコメント