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経済を知らない経済学者

えらそうな題をつけましたが、私自身も経済については素人です。

しかし最近悲観論専門の経済学者の論を聞いていますと、この人は
本当に経済を勉強したのか疑問を感じます。

経済学者たちの最近の共通したコメントは「日本のGDP(国内総生産)の
世界シエアーは9・1%に低落した、日本の経済規模の弱体化が始まった。

9・1%の数字はIMFがドル建てで計算した数字です、しかも2007年
の円安の時の数字です。去年6月円は122円の円安をつけました。

今日現在円相場は103・6円です。

すなわち19円も差があります、世界シエアーが9・1%に下がったと
悲観する意味がありますか?

現在の円相場で計算すればシエアーの数字は当然上がります。
13年前日本経済は対ドル79円という未曾有な円高をつけました。
このときの円で計算すれば世界シエアーが倍近く上がります。

太田弘子経済財政担当大臣はこの世界シエアー9・1%の数字を見て
『日本経済はもはや一流とはいえない』と本会議で演説しましたが、
全く見当違い、経済学者とはとても思えない。

新聞や雑誌などに載っている経済学者の論評をつい信じてしまいますが
いつも首を傾げます。

あの有名な竹中平蔵氏が日本の株価低迷を「政治の混乱」
「構造改革が停滞し始めたことを市場が見切りをつけた」
「誤った金融政策の影響」といっています。

もちろん竹中氏の論評はどこも間違っていませんが、日本株式市場を
60%強支配している外人投資家にこの記事を見せて、「あなたは
このような理由で株を売ったのですか?」と聞いたら、
おそらく笑われると思います。

千葉商科大学の島田教授は「日本株の落ち込みは、構造改革にまい進
するかに見えた日本経済に改革の展望が開けず、日本の将来にあまり期待
出来そうもないという世界評価が底流にある」
「そして日本の停滞とは対照的に、世界はダイナミズムで進んでいる。」
と述べています。

大学教授の肩書きでもっともらしくこのように述べられると、納得して
しまいますが、この人達は日本の実態を知っているとは思えません。

以前のブログでも書きましたが、日本経済をGDPでなくGNPで見たとき
日本の悲観論が吹っ飛びます。(GNPの説明は以前の私のブログを参考に
してください。)

GNPとGDPの差は年々大きくなっています。GNPは海外への投資収益が
ふくまれます.多国籍化した日本企業は海外の資産収益が膨らみ
日本経済が成熟化しつつあります。

島田教授は「新興諸国がたくましく成長し、世界経済の活力源はこれらの
地域に移行しつつある。最近訪ねたモスクワの風景は大衆消費に沸き返る
元気だった」と言っています。

しかし新興国の経済の活気はその地域に進出した日本企業の活気でも
あります。マレーシアに進出した松下の工場はマレーシアのGDPを約5%
も上げました。
このように日本企業は新興国の経済を支える重要な役割を果たしています。

アジアはもちろん欧米各地にも続々と工場を進出させています、これらが
現地の人達の雇用を促しGDPやその国の外貨準備高の増加に貢献しています。

また島田教授が褒めているモスクワは自国の資源を切り売りしているだけ
の景気で、底は浅い。
「景気の後退は循環的現象だ」とも言っていますが、アメリカの経済学者
によってこの論は20年前に否定されました。
島田教授の頭は20年遅れています。

いずれにしても日本の経済学者は先入観でものを言っています。
日本国内の暗いムードはこの人たちの言葉に惑わされているからです。

世界の隅々まで進出している日本企業を見れば未来を悲観する必要は
まったくありません。

経済学者先生に言いたい
未来は過去の延長ではありません、過去の知識で未来を予測しても
間違えるだけです。

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