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正義の定義

昨日の続きです。昨日は朝日新聞について批判しましたが、今日は
日本のマスコミ全般について書いてみます。

時々マスコミの偏向報道には首を傾げます。そのあまりにも近視眼的思考
のために正しい方向を見失っています。

最近、元ソウル特派員の「独裁と闘った韓国の記者たち」という小論文を
読んでこの記者も全体を見ずに部分だけ突出して思考しています。

この記者にとって当時の朴政権の歴史的背景を一切考慮せずに、
軍事政権、言論弾圧だけを見て悪と決め付けて一方的に断罪しています。

一般的にマスコミの中で生きている人たちの正義は『そこにある既成の
権威を破壊する」事が青臭い正義の御旗になっています。

結果、理想主義への幼稚な傾斜になって、左翼の思想に取り込まれて
しまいます。

この元ソウル特派員は朴政権時代に独裁と闘った韓国の記者たちを
描いています。
「韓国記者たちは命を惜しまず民主化と言論の自由のために闘いました。
しかるに日本は民主主義、言論の自由は何もしなくても自然に与えら
ました、韓国と日本の決定的な違いは大きな犠牲、時には命までかけて
闘いとらねばならないことを知っているか知らないかの違いである」
とかいています。

もちろんこの記者の間違いは一見どこにも存在しませんが、しかし
当時韓国は朝鮮戦争により壊滅的打撃を受け、一人当たりの国民所得は
世界最貧国であった状況を考えた時、たとえ軍事政権であろうが、
言論の自由がなかろうが、わずか20年足らずの間に国民所得を約20倍
にし、『漢江の奇跡』をもたらした朴政権は悪ですか?

国が国民のために善い政策を続ける時、常に足を引っ張るのはマスコミ
です。マスコミは『民主主義』『言論の自由』の正義の旗印で国民を
反権主義に誘導していきます。

もし朴政権下で言論の自由が与えられていたら政権は20年も持た
なかった、「漢江の奇跡」も起こらなかったと思います。

疲弊しきった国が真っ先に取り組むべき課題は経済政策です。言論の自由
より一杯のご飯にありつけるほうが最優先です。

そのために彼は「日韓基本条約」を急いだ、しかし当時先の見えない
民主化活動家やマスコミの誘導で市民も加わって激しい抵抗の中、彼は
強引に条約を締結した。

日本からの巨額の資金提供でインフラ整備にあて、国家主導で産業育成
をはかった。

彼は韓国を早く近代化に導くために、自分を脅かすものは政敵ばかりか
与党の有力者であっても退け独裁体制を維持した。

金大中事件に代表されるような中央情報部による強健的な反政府運動弾圧
を行い、うるさい記者の活動を言論弾圧で封じて独裁色を強めた。

このような朴政権の行動は単純な記者たちから見れば許されない事だった
と思われます。

しかし結果はわずか80ドルだった国民所得を20年で1620ドルに
跳ね上げ「漢江の奇跡」を成し遂げました。

もしあの当時、記者の希望通り民主化と言論の自由が実現していれば
マスコミの攻撃で朴政権は20年も持たず、漢江の奇跡も起こらなかったし、
今日の韓国の近代化もなかった。

今度は日本を振り返って見てみましょう。

日本の安全と繁栄に導いた日米安保条約改定を岸首相が押し進めた時
当時のマスコミは「強行採決けしからん、岸は強権的」と攻撃して
市民を扇動、国会議事堂に市民のデモ隊が押し寄せ一人がなくなった。

しかし改定前の条約は日本は基地を提供する義務があるのに、米に日本を
守る義務は明記されていない、その不平等を正して守る義務を明記さす
条約改定のどこが悪いのですか?

当時私は高校生で仲間数人と議論したことを今も覚えています。

仲間達は「マスコミが反対している、大学教授や有名人も全て反対している
きっとよくないことだと思う」

マスコミの影響の恐ろしさです、国民全てが安保改定の意味など
わからないまま日本中が大混乱に陥りました。

最近では外国で評価の高かった安倍首相をマスコミは葬り去った。

戦後レジームを脱却して官僚と戦おうとしていた優秀な安倍首相を
中身を論ぜず「強行採決けしからん」、左翼の自冶労が無茶苦茶した
社保庁の年金問題を「政府の責任」にすり替え、たいした問題でもない
事務所費を攻め立てた。

マスコミに誘導された国民は民主党に投票した、結果国会のねじれ現象で
法案が全く通らなくなった。

話をまた韓国に戻します。

後年、朴大統領の対抗馬である金大中が政権をとった。
彼はマスコミの大好きな「民主主義と正義のために闘ってきた」と
述べています。

しかし彼は韓国に何をもたらしたか、『太陽政策』で北朝鮮を擁護、
南北首脳会談の直前に現代グループと組んで5億ドルを違法に送金した。
太陽政策で北を援助したために北は核を持ってしまった。

マスコミは彼のことを民主化の闘士として高い評価をしていますが
政権時に朝鮮日報社長、東亜日報社長、国民日報会長を逮捕した。

彼は「民主主義のためにはやらねばならない」と言ってマスコミのボス達
を逮捕した。
どこが民主主義なのか私には全くわかりませんが、自分が政権をとったとき
初めて朴大統領の気持ちが判ったのではないかとおもわれます。

自ら言論の自由を与えたマスコミからの偏った批判に耐えられなかった
のではないかと推測されます。

この両国に見られるように近視眼的なマスコミの正義は常に国民を
間違った方向に誘導して無知な国民を不幸にしていきます。

ちなみに朴大統領は、政治面では目的のためには不当な手段も厭わない
ものの,私人としてはいたって質素、精錬でした。
(朴大統領の人間味溢れたエピソードを07年11月16日のブログに
書いています、参考にしてください)

記者の底の浅い思考と青臭い正義は、常に国を弱体化させます。

彼らはよりよいものを建設するために悪いものを破壊するのでなく
破壊のために破壊する正義が大好きなのです。



























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