サブプライムショックで世界の景気を引っ張ってきたアメリカ経済が
減速し始めた。いまやアメリカがリセッション(景気後退)に陥るという
悲観論が大勢を占めてきました。
しかし世界経済の現状を見れば心配することはない、欧米主要国はあまり
パットしませんが、アジア、アフリカ、中東、いわゆる新興国の成長率が
著しく伸びています。
過去に例がないほど広範囲にわたって経済が成長して、多くの国が好況に
沸いています。盧武鉉大統領が愛した北朝鮮以外は多くの極貧国家が
貧困から抜け出しています。
世界銀行のアンドルー・バーンズは5%以上の成長率を記録した国は、
06年に104ヵ国にも達したと言っています。
アメリカの景気後退は一時的なものです、世界不況が訪れる可能性は
きわめて低いです。
かって途上国は対外投資など夢のまた夢でした、だが現在は有り余る
余剰資金をアメリカに投資しています。
今現在も魅力的な対外投資先はアメリカしかありません。
アメリカ経済を見くびるのはまだ早すぎます。
各国がアメリカに投資したがるかぎり、米経常赤字が続いても心配する
必要はありません。
現在の金融不安は先進国に限られています、一方新興国は借金を返して
外貨準備金を引き上げています、IMFの融資残高の統計では82%以上
回収しています。
借金から解放された途上国は経済成長を加速させています。
一時的なアメリカ経済減速の動揺にとらわれずに世界経済の現状を見れば
状況はかってなく明るいです。
実体経済と株価は以前ほどリンクしていません、現在の株価の乱高下は
ヘッジファンドなどに代表される過剰流動性が株式市場をかき回して
いるに過ぎません、これをもって世界経済を予測するのは間違いです。
現在の為替相場もヘッジファンドたちの円キャリー解消による円買いが
続いています、これも実体経済とまるでリンクしていません。
昨日NHKのクローズアップ現代を見た方はアメリカ経済の先行きに恐怖を
感じたと思います。アメリカの悪い部分だけアップして不安をあおるなど
もってのほかです。
そのために今日はどうしても私の考えを書いてみたくなりました。
日本人の悪い癖でついニュース情報を信じてしまいますが、
しかし世界のアナリストは今年も世界中で力強い成長が続くと言い切って
います。
いま各国の2007年のGDPの成長率をながめながら書いています。
先進国はだいたい2%台ですが中国、インドは別格にしてもアジアの途上国
で8.8%、中央アジア8.3%、新興国全体で7.5%、アフリカ全体6.6%
過去に例がないほど広範囲にわたって経済が伸びています。
世界経済成長の大波がアメリカを救います。
日本の輸出額も伸びています、世界に点在している日本工場も急激に
売り上げを伸ばしています。
世界の未来は明るいです、全く心配は不要です。
、
世界経済の先行き
コメント
コメントの投稿
投稿コメントは承認後に表示されます。紳士的でないコメントは承認しかねますのでご了承ください。
トラックバック
- トラックバックURL:
- http://kkmyo.blog70.fc2.com/tb.php/193-355c3282