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株安が止まらない!

昨日のサンデープロジェクトを興味深く拝見しました。
悲観派(榊原,水野)対 楽観派(武者、長谷川)の対決である。

悲観派の榊原氏の考えは「外人投資家が日本株式を見捨てた、
日本バッシングではなしに日本ナッシングである、世界はインド、中国しか
見ていない、10年後日本は没落する可能性がある、いまが日本没落の
兆候である」と述べています。

榊原氏の話を全て覚えているわけではありませんが、
私はこの考えに賛同しかねます。もちろん榊原氏が「ミスター円」の異名を
とった華麗な経歴の持ち主であることをよく知っていますが、どうも納得
出来ません。

プロ中のプロの説に反論をするなどおこがましいのですが、
私の考えを書いてみます。

外人投資家が日本株を売り始めたのは、榊原氏が言うように決して日本を
見限ったからではありません。
単に「円キャリー」の巻き戻しにすぎません。

「円キャリートレード」については私のブログで過去何回も書きましたが
もう一度書いてみます。

円キャリーとは低金利の日本から円を調達して利率の高い国に投資
することで儲けることができるヘッジファンドの投資活動です。

円キャリーを行うファンドが円を低金利で借りてドルに両替すると当然
為替相場は円安、ドル高になる。円からドルへの両替が増えると、ますます
円安に進む、円安が進めば円建て融資を返済しようとした時、より少ない
額の返済で済む、ファンドは日本との金利差と返済時の為替差益で二重に
儲かる。
フアンドにとって日本さまさまである。これが近年までの円安の原因です。

この流れが2007年の6月くらいまで続いた、しかしサブプライム問題
の発覚で損が出たファンドは各国の債権や、日本株を売り始めた。

穴埋めと利益確定のために日本株を売って返済を始めた。
つまりファンド達は円キャリーの精算を始めた。

日本株式の60%を占める外人投資家が売りに回れば当然株は下がる。
各国に投資されていた株や債権も円に両替されて返済される。
当然円高が一気に進むことになる。

世界のバブルを演出した120兆円の円が日本に徐々に帰ってくる。
あまりに巨額すぎて円キャリーの逆回転を誰も止めることが出来ない。

円高が進むと日本投資家達も輸出関連株がダメージを受け、不況になると
勘違いして株を売る、悪循環のパターンに入ってしまった。

榊原氏のような悲観派のエコノミストや日本沈没を煽り立てるメディアが
日本の立ち直りを遅くしてしまっている。

円高を不況の原因と勘違いしているメディアがあまりのも多すぎる。
日本は海外に安さを売り物にして輸出しているわけではありません、
日本の輸出は技術力を土台にしたオンリーワンの商品が中心です。
特に工作機械や部品は世界を席巻しています。世界は日本からしか
輸入できないのです。

円高になって輸出価格が上がっても日本からしか買わざるをえないのです。
その上自動車や電機その他の企業はすでに海外に多くの工場を持っています。

円高になれば石油を初め原材料を有利に仕入れすることが出来、海外の
設備投資も楽に投資できます。
円高は日本経済をますます強くします。円高万々歳です。

日本経済の強さをエコノミストも政治家も全く自覚していません。
困ったことです。

アメリカの圧力で低金利に抑えられている日銀が、サブプライム問題の
火種がおさまれば、金利を上げることは目に見えています。
それまでに、円キャリーを精算して、抜け目のないファンドが再び円を
借りて安くなっている日本株を買いあさります。

その時期はいつか判りませんが、いままで日本株はあまりにも低く
抑えられすぎています。ファンドは日本経済の実力を知り抜いています。
知らないのは日本人だけです。

日本の投資家は外人投資家が買い始めて高くなってから出動します。
美味しいところは外人に持っていかれ損をするのはいつも日本投資家です。

イラク戦争前の株価は8000円を割り込んでいましたが、その後
18000円まで回復しました、ここに至って13000円前半まで
下がってしまったのは円キャリーが逆回転したに過ぎません。

ファンドの円キャリーの精算が終われば日本の株価は必ず上昇します。

アメリカも緊急経済対策で18兆を投入して税金も下げ、追加利下げも
示唆しています。サブプライム問題もいずれかたがつきます。
巨額損失を計上したアメリカの金融機関も各国の直属ファンドからの投資で
生き返りました。また再び巨額のドルがアメリカに帰ってきました。

各国は外貨準備金をドルで持っています、それ故アメリカを崩壊
さすわけには行かない、アメリカは世界の中央銀行です。
中央銀行は潰せません。

アメリカを支えている日本も崩壊しません。何故なら

日本の経常収支の黒字額は毎年20兆円を超えています、年々増えています。
日本は物を作って売るだけではなしに投資の果実やライセンス料や
特許料などの知的財産権でも年間一兆円近く入ってきています。

いまや日本なしに世界の工場は動きません。

「ミスター円」榊原英資様、こんなすごい国がどうして没落するのですか?
私には理解できません。
























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