ドルが機軸通貨の地位を失う?

サブプライム問題をきっかけにドル暴落の煙が立ち始めてきました。

アメリカ経済の破綻の予感は、ずーと以前から言われていましたが、
ここに至って、現実味を帯びてきました。

世界は国際貿易や原油決済通貨ならば、決済通貨としてドルを買わざるを
得ない。すなわち世界の機軸通貨である限りアメリカはドルを印刷しさえ
すれば、努力せずに財源が転がりこんでくる。

世界にばら撒いたドルはアメリカの金利や株価を高く設定して還流さす。
投資家達は高利回りを見込んでアメリカが乱発する赤字債権を購入する。

世界各国は自国製品をアメリカに輸出して儲け、その設けた黒字分を
アメリカの株式や債券に投資する。
このようにして外国からの資金の還流によってアメリカ経済は
支えられてきた。

このようにアメリカは貿易赤字が拡大しても困らない、赤字を上回る
資金が世界から流入してくるから、

アメリカの赤字は貿易だけでなく財政赤字も巨額である。大赤字の
原因は高所得者を対象とした大規模減税
(向こう10年間で総額1兆3500億ドル)を行い、その上年間
4000億ドルもの軍事費の支出を計上している。

これだけ厖大な借金を抱えながら破産も倒産もしない。どうしてこんな
ことが可能なのだろうか。

ここ10年経済学者が明確な答えを見出せなくなっている。
ある者はアメリカ経済の崩壊を予言し、ある者はドルが機軸通貨で
ある限りアメリカの繁栄は続くと、

世界のエコノミスト達は巨大な迷路に迷い込んでしまった。
しかしサブプライム問題をきっかけに、米国の信頼が揺らぎ、各国の
外貨準備金をユーロにシフトしだした。

日銀もユーロ比率を30%にしているらしい(日経EYEより)
しかし私はドルが機軸通貨の地位をそんなに簡単にを失うとは思えない。

各国の外貨準備金はほとんどドルで積み上がっている、ドルの暴落は
各国にとって多大の損害をこうむる、特に大量の米国債を持っている
日本、中国、中東産油国にとっては致命的です。

当然ドル暴落を防ぐために世界は協調します、自国の経済を守るために
介入せざるを得ない、介入して買ったドルは米国債購入という形で米国に
還流します。

最近アブダビ投資庁(世界最大の政府系投資ファンド)が米シティグループ
の出資証券を75億ドルで買い取るとの報道がありました。

今後日本や中東産油国がドル暴落を支えると思われます。
そうしないとアメリカは自国の延命を図ろうとしてイランに戦争を
仕掛ける可能性があります。
戦争はたとえ財政赤字が増えてもアメリカ経済を支える手段の一つです。

アメリカは経済力学と世界一の軍事力で当分大国の地位を維持しますが
近い将来、最近のユーロの勢いを鑑みると世界通貨はユーロが機軸となる
可能性は現実味を帯びてきました。

EU・ユーロ圏、財政赤字の「3%基準」13カ国全て達成、
このニュースを見たとき間違いなくユーロは将来機軸通貨になると確信
しました。
何故ならアメリカは個々のファンドの力が強すぎて国としての規律が
ありません、ファンドを統制できない野放図なアメリカに比べて
ルールを作り実直に守ってきたユーロ圏に敗北するのは当然です。

ある時代に有効だった政策は、次の時代では危険なものになってしまう
ことにアメリカは早く気がつかなければいけません。

我々は常に変化する世界において新しい政策を探す思考が必要です。





















TITLE: FXの投資情報のポイントとは? URL: http://b116.oto-shan.com/ BLOG NAME: FXで資産運用 資産運用しなければ生きていけません DATE: 12/13/2007 01:57:22 これからは資産防衛をしなければならない時代です あなたは資産防衛 資産構築 資産運用のノウハウを持っていますか?

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