ロシアのウクライナ侵略は1年を過ぎた。プーチンは当初・ウクライナ軍が
弱く、国民も抵抗しないとの楽観的な想定に基づいて侵略を開始した。
ところがウクライナが最初の1ヶ月間をほぼ自力で持ちこたえた。これを
見た西欧諸国はほっとくわけにもいかなくて最初は小出しに支援を始めた。
ロシアは2014年2月20日にウクライナに対して周到に計画された武力侵略を
開始し、軍隊の軍事作戦によりウクライナ領の一部であるクリミア半島を奪取
した。
アメリカはこの時プーチンは必ずウクライナ本土を攻めるとよんでいた。そこで
アメリカの軍事産業(主にロッキード・マーチンその他)は武器の性能を実践で
実感できると判断。
2014年ウクライナ軍に対戦車ミサイルジャベリンと M777砲弾「エクス
カリバー」の兵器を与えた。自国民を犠牲にせずウクライナ民で試せる。
ジャべリンの威力は想像以上で露軍は少なくとも戦車1782両を喪失し
た‥英国防相のウオレスの指摘であるが、実際は2300両を超えてい
る。最近では第二次大戦時代の旧式戦車を使っている始末。
米評価機関「グローバル・ファイアパワー」によると長年、ロシアの軍事力は
米国に継ぐ2位であったがロシア軍の死傷者は20万人を超えた。「世界2位
の軍事大国」という金看板は剥がれ落ちた。
ロシアは西欧諸国の制裁で軍事生産力が極端に低下している。3月後半以
降に本格化する米欧からの最新戦車の到着と戦力化を持って、本格反抗に
転じる構えだ。
ゼレンスキーは記者会見で納期が遅れたらロシア軍は盛り返す。アメリカに
希望している戦闘機が今後の戦局の鍵を握ると言明しています。
ロシアは相変わらず残酷で、ウクライナの子供たち1万9千人をロシア領に
連れ去リ、勝手に養子縁組させたり、氏名を改変したり、体力のある子ども
たちは捕虜にした大人とともにシベリアに送ったりしている。(ウクライナのイ
リーナ副首相)ドイツではロシアの残酷ぶりを知っている人たちは早く武器
をと連呼しているが、も一方では「殺人兵器を送るな」と「NO WAR]の垂れ
幕を掲げてデモをしている。
しかしドイツのショルツ首相は難渋末に主力戦車の供与を決めた。
米独両国がウクライナへの軍事・人道・経済支援の継続と国際的な
連帯堅持に取り組む事で一致した。
米国はウクライナ軍の弾薬不足に対応するために、高機動ロケット砲シ
ステム「ハイマース」や155ミリ榴弾砲、105ミリ榴弾砲などの砲弾も供与
する。英仏も戦車並びにミサイルも供与すると発表した。
中国がロシアへの兵器供与に踏み込まぬように米国は圧力をかけ続ける。
これでプーチンの勝ち目は無くなった。最後にウクライナのイリーナ・ベレシ
チュク副首相の言葉「この侵略戦争でウクライナが勝利することにはみじんの
疑いもない。日本や米国など民主主義と正義を尊重する世界の国々とともに
我々は勝利する」(産経新聞)
ついにプーチン敗れたり
。
