ゼレンスキー大統領は23日、日本の国会内でオンライン演説をしましました。
ウクライナをいち早く支持し支援に乗り出したことに感謝を表明し、その上で
ロシアに対する制裁発動の継続をお願いしました。
プーチンのウクライナ侵略から1ヶ月が過ぎた。4~5日ですべてが終わる
予定が1ヶ月経ってもまだ終わらない。ロシア軍の士気の低さははっきり
している、対するウクライナ軍の士気は高くアメリカから供与された対戦車
ミサイル「ジャベリン」と対空ミサイル「ステンガー」が威力を発揮した。
最初ロシア軍の戦車がウクライナに向かって進軍している様をテレビで見たが、
プーチンは戦い方を全く知らない、戦車が一列に並んで走っている、これでは
「ジャベリン」の標的になるだけでなく戦車の威力を全く発揮出来ない。
焦ったプーチンは約75機の爆撃機で無差別攻撃をして、民間人被害が拡大
の一途をたどっている。その上ロシア軍はプーチンの指示で核戦力を
戦闘警戒態勢に置いた。第三次世界大戦に発展するかもしれない。
しかし。ウクライナ侵略は国際社会が見せた結束と制裁の強さはプーチンの
想定を超えるものだった。ロシアがウクライナを侵略してくれると、アメリカには
いくつものメリットがある。米軍のアフガン撤退の際に失った信用を取り戻すと
同時に、軍事産業を潤すだけでなく、欧州向けの液化天然ガス輸出量を増加
させアメリカ経済を潤して、秋の中間選挙に有利となる。
はっきり言えばプーチンはアメリカの罠に引っかかった。バイデンは昨年12月
7日のプーチンとの会談後「戦争になっても米軍は派遣しない」と言った。
その後もバイデンは何回も米軍は派遣しないと言った。ウクライナはNATOに
入っていないとも言った。このバイデンの言葉によってプーチンはウクライナ
侵略の抑止力をすべて外した。
プーチンにウクライナ侵略の決断させるために、アメリカはプーチンをハメた。
今後、ロシアは世界市場から締め出されることになる。
日本は今の「脱炭素」「再エネ最優先」と言った政策を続けてはいけない。
欧米と共に自滅的な脱炭素政策を止めて、化石燃料産業を復活させねばな
らない。石炭火力をフル活用し原子力の再稼働をすすめる必要がある。
これこそ石油、ガスしか輸出出来ないロシアにとって最大の経済制裁になる。
