プーチンはウクライナを甘く見た、首都キエフは2~3日で陥落する、ゼレンス
キー大統領は直ぐに降伏するか、逃げ出すか、いずれにしても後は親ロシア
政権を作れば、NATOに入るなどと言わない。
EU、特にドイツとイタリアは60%もエネルギーをロシアから輸入している。
EUの一致団結はない。バイデンは何回も「ウクライナでロシア軍とは戦わ
ない」と発言している。その後、ウクライナを2つに分けて統治すれば自分
の思い通りになると踏んでいた。
ところが元喜劇役者だとバカにしていたゼレンスキー大統領が以外に強気、
その上国民は「自由を守る戦い」に勇気と決意を示した。そして西側が対露
制裁で結束したことを見誤った。
あの身動きが取れないと思っていたドイツから対戦車兵器や携帯型地対空
ミサイルを多数受け取った。
プーチンは世界から孤立した。なぜプーチンは見誤ったのか!最大の原因は
クリミアを無血併合できたことで世界を甘く見てしまった。もちろんアメリカが
軍事介入しなくても経済制裁をすることは分かっていた。
だから外貨準備金をキンで溜め込んでいた。当分は持ちこたえる事はできる。
しかしアメリカ・欧州連合・日本・英国・カナダは国際決済ネットワーク(SWIFT)
からロシアの銀行7行を排除する制裁を導入した同時に、上記の国々はロシ
ア中銀の外貨準備の利用を実質的に遮断する措置に踏み切った。
キンをいくら持っていてもルーブルは暴落し1ドル70ルーブルが28日には
1ドル120ルーブルに下がった。ある意味通貨政策は核より怖い。
そのうえ経済制裁によってドルやユーロ、円などの主要通貨の取引がほぼ
できなくなった。
戦争を早く終わらすためにプーチンは戦略核兵器を使うかもしれない。
戦略核兵器とは、通常兵器の延長線上での使用を想定した核兵器である
戦域核兵器(中距離核兵器)に対して射距離が短い。
この戦争を早く終わらさなければ、経済的にも自国が崩壊する、国民に
ウクライナ侵略の真実がばれるとプーチンの命がない。そのためにも戦略
核を使ってウクライナ国民を早くgive upさせねばならない。
話は全く変わりますが、いつも問題のあるコメンテータが「国民の命を守る事
が1番です、そのためには少々妥協しても戦争は止めるべきです」と言った。
この人は日本人の心を持っていない。日本人が世界を相手に4年間も戦った
訳を知らない。
日本人とは「私たちはここでやがて、死なねばならないのだ」という死を自覚
した文明です。生者必滅、生まれたものは死ぬということつまりは、日本人
の死についてのたしなみとか、しつけであります。
欧米人は「ハラキリ」の習慣に驚嘆するようであるが、これは日本民族が
「生命よりさらに尊きもの」の存在を知っていること、したがってその尊きもの
のために一命を投げ出す決心からくるようであります。
「生きる」ことだけが生命の全体ではないこと、ウクライナ人が国のため家族
のためには身命を惜しまぬ心境であることを、「いつも問題なるコメンテータ」
よ深く考えてください。
