林氏は政界屈指の「親中派」であり、超党派の日中友好議員連盟の会長を
努めている。この人は未だに中国の「一帯一路」への支持を明確にするなど
大馬鹿野郎です。
ある経済評論家に「脱中国の強硬姿勢を支持する人が多いですが」と聞か
れて林氏は「単純な強硬姿勢だけでは巧くいかないでしょう。日本と中国の
経済は切っても切れないほど絡み合っており,明日から日中貿易をゼロに
します」とというわけにはいきません」と言っていますが、
実際、対中認識は過去5年間で急速に悪化したアメリカ、オーストラリア、
カナダ、英国、フランス、スエーデン、ドイツ、その他、などは中国との経済
関係は日本と同等、しかし貿易はゼロにしていませんし、またゼロには
できません。
その代わり国と国との交渉事は極端に減っていますし、民間も新規の投資
も減っています。中国の危険を察知したからといって貿易を直ぐにゼロにする
には不可能です。
もし中国が各国の民間企業に攻撃を仕掛けても各国は手をこまねいてなど
いません。そんな事をすれば困るのは中国側です。
また林氏は「科学技術分野においても中国の成長は無視できない」「研究開
発やイノベーションの進歩には、自由で民主的な体制・環境が不可欠だと
言われてきました。ところが中国のような専制国家であって科学技術が発展
することが証明されたのです」と言っていますが、過大評価しすぎです。
米国防総省は、米下院軍事委員会の公聴会で、中国側の発表した、海外
での企業や大学の優秀な研究者を集めるプロジェクト「千人計画」は今まで
の各国の知的財産を盗み出した言い訳である」と言っています。
さらに、林氏の外相就任に自民党内で「中国に寄り過ぎるのでないか」とい
う懸念があるとの指摘に対し、林氏は「知中派」はあってもいい。「媚中派」で
はいけない。交渉する上で相手をよく知っているのは知らないよりはいい」と
言い返していますが、この人は中国のことを全然知らない。
これまで失敗してきた親中派政治家と同じです。林氏の知っている中国は
ネクタイを結んだ教養のある紳士たちです。その紳士ずらした中国の外交と
は、軍事力や経済力での圧力で.各国に威嚇して自らの行動の正当性を
ゴリ押ししています。つまり「戦狼外交」をしています。
林氏は中国の歴史をもう一度勉強してください。勉強すれば彼らが唱える
「永久不変の中国」や「中華思想という幻想」など存在していないということが
分ってきます。つまり彼らの宣伝だということがはっきりします。
林芳正外務大臣が就任の記者会見をテレビでみました。彼は親中派の批判
を避けるために日中友好議員連盟の会長を辞任する考えを明らかにしました。
林大臣は中国に対して「主張すべきは毅然として主張し、責任ある行動を
求めると同時に、対話を続けて共通の諸課題について協力していく」と述べ
ています。
この人の中国に対して「主張」「責任ある行動」「対話を続けて協力」の言葉を
聞いた時その愚かさに呆れて、とんでもない人を外相にしてしまった岸田首
相は売国奴であり、早く代わってもらいたいと痛切に思いました。
中国に対して、主張、対話、責任などの言葉は何の意味もなさない。日本
が仲良くしたいと思っても中国は日本を利用することしか頭にない。中国と
は益にならないときは交渉しない事が鉄則です。
林氏の言動を聞いているとあくまで対等と民主の原則をまもって交渉すると
言っていますが、中国とはいたずらに交渉に入ってはいけない。
交渉するうちに妥協点を探るという変な管領的な着地点を安全第一に求め
て過ちを犯してしまいます。
それが相手の術中にはまってしまう事になります。外交とは交渉することだと
思い込んでいますが、中国とは一切交渉しない事が最大の外交です。第二
次太戦で日本の繁栄の鍵は大陸にはなかったことを十分に学んだはずです。
中国が力で取れるものを遠慮した例はない。チベット、西沙、南沙、ウイグル、
内モンゴル、などの占領の例を見れば分かる。「中国は人類の敵」だと
欧米各国は認識しました。林芳正外務大臣どのも早く気がついてください。
(次回は皆が誤解し、全く知らな中国の歴史について書いてみます)
