菅首相が辞める理由が見つからない。政策面で大きな失点あっただろうか?
彼はたった1年の首相だったが、仕事はきっちりやった。
例えば種苗法は安倍政権時においてこの重要な法案は野党の反対で見送
られた。しかし菅総理の「日本の農業にとって必要なことだから最優先で対
応」として、一気に12月2日に改正種苗法が成立した。おかげでこの問題は
解決することになった。
種苗法とは日本国内で品種改良が行われた農作物で、日本の知的財産が
苗ごと出てしまってはどうにもなりません。例えば30年以上かけて開発した
高級ブドウ「シャインマスカット」がいつの間にか韓国に盗まれ、いまや韓国
のブドウ輸出の年間30億円以上稼ぐ品種になっています。
また日本が開発したコメやスイカなどが水際で4件も見つかっています。
在日の野党が必死になって反対する理由が分かります。
またデジタル庁の立ち上げ、その他、野党が反対する外資系資本が匿名
で自衛隊基地や原子力発電所周辺などの土地を買収することを規制する
重要土地取引規制法も成立しました。
このように安倍政権の積み残した日本にとって大変重要な法律が菅政権で
解決しました。しかし日本の利益につながる法案なのに野党が大きく反発し
ています彼らは日本人ではありません。マスコミが真実を報道しないから
国民は何も知らない。
また4月16日午後にアメリカ・ホワイトハウスで米国大統領ジョー・バイデンと
会談。東シナ海や南シナ海の情勢について、中華人民共和国による力によ
る現状変更の試みや地域の他者への威圧に反対することで一致。
また中華人民共和国が軍事圧力を強めている台湾問題についても協議し、
共同声明で台湾海峡の平和と安定の重要性を強調した。日米首脳会談の
共同声明が台湾に触れたのは、1969年(昭和44年)の佐藤栄作とリチャード・
ニクソンの共同声明以来のことです。
その他、メディアが報道しない菅首相の最大の手柄は米製薬大手のファイ
ザーのブーラ最高責任者に 「日本への供給ルートの確保をお願いします」
と直供給を要請したことです。ブーラ氏は首相の求めに対し、「しっかり対応
します」と快諾。その場で約5千万回分の追加供給を承諾した。
もしブーラ氏に相手にしてもらえなかったら、いまだ国産ワクチンゼロの日本
は中国に危険なワクチンを一部お願いしなければならなかった。まさに危機
一髪である。
台灣は中国の介入でいまでもワクチンの契約が出来ていない。そこで日本
は国内の数量を上回る分のワクチンを台灣に供給することを表明したことで
す。
台灣有事が発生した場合、在留邦人の避難方法の検討、世界保健機構や
環太平洋戦略的経済連携協定への台灣参加の後押しなど台灣との連携を
深めたことです。
そして最大の功績はマスコミや評論家、野党などが中止を叫ぶコロナ禍の
中で、東京五輪・パラリンピックを強行したことです。しかし、マスコミの攻撃
はしつこく、中でも不満が強いのが菅首相の会見での姿です。
「目がうつろ」「覇気がない」といったものから、果ては「言ってることが人ごと」
といったものまで、発言や政策の内容とは関係なく批判してイメージを下げて
いきました。
菅首相はヒットラーのように手振り身振りで国民を煽動することはできません
真面目な人ほど説明に説得力はありません。国民はいつもテレビや新聞に
騙されます。マスコミは在日が握っていることをよく知らねばなりません。
さて自民党総裁選(29日投開票)をめぐって河野太郎氏の優勢が伝えられ
ています。藤井聡京都大学教授は「誰でもいいと思います。河野太郎以外な
ら」と言っています。
その理由について彼は移民超推進論者、欧米が移民によってどれだけ苦し
んでいるか、わかっているはずなのに移民を推進するとは考えられない。
また彼は平然とデマを吐くとも言っています。なるほど彼は「脱原発』の持論
を封印し、安全が確認された原発を当面は再稼働していくとか、女系天皇を
容認すると言っていたが旧宮家の男系男子の養子縁組も選択肢もありなど
保守系党員の票を獲得するために柔軟な主張に変えています。
それに河野氏だけが憲法改正とは言っていませんし、首相の靖国神社参拝
に否定的な立場を取っています。また藤井氏は河野氏について「悪夢、緊縮
主義者で改革主義者だから、日本は潰れていくと確信している」と言っていま
す。まさに彼は自民党左翼です。
岸田文雄氏と高市早苗氏については、次回に書いてみます。
