産経新聞に載ったこの文字は平和ボケの日本人への警告である。「台灣は
中国の一部」と主張する中国政府は、主権に係る重大な問題には決して
妥協しない。
戦後の多くの中国人は「台灣は中国の一部」この嘘を信じています。結果
中国人は台灣を自国の領土とみなしている。中国首脳陣は中国がアメリカの
内政干渉によってたまたま二つに分裂した結果にすぎない。だから「台湾に
対して中国は犯すべからず主権を有している」とかれらは繰り返し内外に
宣告している。
しかし過去に遡れば中国は一度も台灣全土を支配したことはない。当時中国
大睦は満州族である清が明朝滅亡の後を継いで全中国を統治する征服王朝と
なっていた。
しかし清国は台灣を支配していた明の遺臣の鄭成功一族が「反清」を掲げてい
た為にそのままにはしておけず1683年2万の大軍を派遣して鄭氏政権を滅ぼ
した。ところが清国では台灣などいらないという意見が圧倒的だった。なぜなら
台灣は風土病の島でペスト、コレラ、チフスなどが蔓延して、住民の平均寿命は
30歳にも満たなかった。
清では中華から遠く離れた孤島など昔から単なる無法の巣窟で台灣を開発しよう
など考えもしなかった、ただ再び反北勢力の拠点にしないことだけを考え、
移住民十数万人を強制的に引き上げさした。
その後1894年日清戦争で日本が勝利し下関条約で台灣を支配した。この
ような歴史からみて今日の台灣は彼らが言っているように、どこからみても
一つの独立した主権国家です。
中国共産党の政権がただの一度も台灣を支配したことはない、よって中国の
主張が大嘘であることがわかります。建国以来一度も領有したこともない
台灣を「固有の領土」と主張しています。
中国人は自分の欲しい地域を、しばしば「固有の領土」などと大嘘を主張しま
す。尖閣諸島しかり、固有の領土とは国家が成立した段階で領有していた土
地か、あるいは無主地として獲得した土地をさしていいます。中国にとって
尖閣も台湾もいずれにも該当しない。
しかし中国人の殆どは、台湾人は中国人であり、台灣は古より中国の絶対
不可分の領土だと信じ込んでいます。日本人にしても、民衆だけでなく政治
家にしても知識人にしてもそのように信じている無知な者がとても多い。
話は変わって、野党や左のメディア、教師などによって戦争などどこかはるか
遠い国の出来事にされた平和ボケの日本人にとって、中国軍により台灣武
力侵攻の時が刻々と迫っていることにまるで気が付かない。
台灣が中国に支配されれば、日本の安全に対して大きな影響を与えることは
間違いない。生命線ともいえる石油などの輸送ルートであるシーレーンが中国
の支配海域となるだけでなく、アジア諸国と我が国の関係も遮断される。
台灣の友人によれば数百名以上の中国特殊工作員が台灣に潜入し、破壊
活動の準備に入ったと言われている。台灣の最大のやくざ組織「竹聯幇」が
外省人の支配下に入り、竹聯幇の幹部ら十数人が沖縄を訪れ、指定暴力団
旭琉會の幹部らと接触していたことがわかった。
また彼らに中国から大金が流れ中国と共謀する噂が流れています。もし勝機
が中国側にあると確信した時、直ちに戦争の火ぶたは切って落とされる。
しかし幸いなことにG7の外相会議がロンドンで開幕し先進国が一致して
中国の専制主義に対峙することが決定した。世界の先進国を相手にして勝て
るはずがないと普通の神経なら考えるが、中国には通用しない。しかもそれ
は焦眉の急かもしれない。
なぜなら情勢はコロナの成功で自信を深め、最近では新型ウイルスを英国で
広め、小競り合いの続くインドを最初のターゲットに世界に拡散しています。
インドでは一日当たりの感染確認も3日連続で40万人を超え、感染拡大が
止まりません。
しかもインドの二重変異株は免疫が働きにくくなったり感染力が強まったり
する可能性が指摘されています。もちろん中国の仕業との証拠は見つかって
いませんが、限りなく怪しい事は間違いありません。
中国はこの機会を取らまえてワクチン外交を加速させています。しかもWHOは
7日中国が開発した新型コロナウイルスの緊急使用を承認しました。
日本人なら誰も中国産ワクチンなど恐ろしくて使用しません。
中国はWHOから緊急使用承認を得たことでワクチン外交を一段と加速させ
発言力を高めることに成功しました。
「戦わずに勝つ」を上策にする中国の統一戦略は着々と実行に移されている。
アメリカを打倒し、中国を復興することは、既に民族的な彼岸になっています。
彼らは中国が世界の中心として復活することは当然のことであると信じてい
ます。
中華復興の夢に浮かれている習近平は香港やウイグルで残酷、冷酷な伝統
文化を復活させています。弱者に対して徹底的にジェノサイド(民族大量虐殺)
を顔色を変えずに平気で実行することができる民族です。
中国は実際には戦争には弱い。なにしろ「自分だけは例外」という極端な自己
中心主義の民族です。舌戦や恫喝は得意でもいざ戦闘となれば、将兵みなが、
進んで戦おとしない。だから日清戦争、満州事変、支那事変
の歴史を見ても、たとへ日本軍の10倍の兵力でも、常に日本軍に負けていた。
このことを知っている習近平は米中戦争において生物兵器や化学兵器やサイバー
攻撃を中心に考えています。いまの中国のコロナ戦略は中国が仕掛けた世界戦争です。
アメリカもイギリスも薄々気づいているが100%の証拠がない。いずれにしても
中国共産党は人類の最大の敵です。
