今回も台灣友人の目を意識しながら愛する台灣を深く考察してみたいと思い
ます。しかし私の浅はかな知識では満足さすことはできない。そこで知識を
補うために郭浪平氏、李登輝氏、黄文雄氏等の書籍を読んで改めて彼らの
造詣の深さを知りました。
まず日本による台灣統治と朝鮮統治について、「台灣の多くは親日的なのに
対して韓国はなぜ反日的なのか」から始めたいと思います。
日本は朝鮮半島や台灣で、総督府を始め政府機関、学校、病院などの巨大
建築物や巨大ダム、発電所、鉄道、道路、港湾、近代都市、上下水道など、
様々なインフラを築いてきた。
こうしたインフラが朝鮮半島や台灣に近代化をもたらし、さらに住民の暮らしを
豊かにしてきたことは疑いようもない史実である。台湾人はこうしたインフラに
より自分たちが近代化でき、豊かになったことを認識しているのに対し韓国人
は認めたがらないどころか日本から金をぶんどるべきで従軍慰安婦や徴用工
訴訟問題を起こしている。
黄文雄氏は韓国人のコンプレクスのせいにしているがもちろん人格のせいも
あるが、私はひとえに戦後の捏造教育のせいだと思っています。
台灣も日本が敗戦により台灣を去って蒋介石の時代がきた。蒋介石は日本
の功績をことごとく排斥し、蒋介石は「台湾人は日本の奴隷化教育を受けてい
る、だから中華民族養育で再教育しなければならない」と言って日本の50年
間を全て否定した。
ところが治安は極端に悪化、やってきた中国人は法の意識が全くなく略奪も
詐欺も当然とばかり行った。汚職は横行、公私混同の腐敗が当たり前になっ
た。つまり日本が去った後は社会が無茶苦茶になり、衛生事情も悪化して
コレラが大流行した。
国民党は自分たちを「外省人」と呼び台湾人を本省人と呼んで差別した。
日本語、台灣語を禁止して中国語を採用した。
しかし台灣を支えているのは日本の教育を受けた人たちです。この人達の
子供たちが学校で多くの捏造教育を受けても日本教育を受けた親たちは
子供が家庭
に帰ってから日本の素晴らしさを伝えた。
台灣と韓国の一番大きな違いは、1988年1月13日、副総理の李登輝が昇格し
台灣の本省人として初の総統に就任したことです。もともと学者出身で権力欲
も政治の実績もなく外省人から「安全パイ」と見られて副総理になっていた。
総統就任後は早速捏造教科書を改定して日本人の活躍した日本人の功績を
記した真実の教科書を採用した。さらに1996年には総統直接選挙を実施して
台灣の民主化を実現した。
李登輝に後を譲った蒋介石の長男蒋経国はある意味偉かった。中国人の
意識を捨てて後年は「自分も台湾人だ」というようになっていた。
残念ながら韓国には歴史の真実を伝える李登輝のような人はいなかった。
韓国も日本人が去った戦後12年間、悪の権化・殺人鬼の李承晩大統領が
韓国をめちゃくちゃにぶっ壊した。
韓国の国民一人あたりGDPは100ドル以下の世界最貧国にしてしまった。
日本の統治時代の1940年の農業生産に比べて李承晩時代の農業生産は、
驚くなかれ、わずか30%以下にまで落ち込んでいた。
1957年の「韓国日報」は農家の殆どがトウモロコシやモヤシのか茹で命を
つないでいる。草根木皮をかじりネズミを取って食べていたと書かれています。
李承晩政権は政府予算の半分以上を国防費に注ぎ込んでいた。悪の権化の
李承晩の嘘つき体質が韓国社会の風潮となって韓国社会に浸透していった。
李承晩の悪行を書けばきりがないほどひどかったが、中でも一番の罪は「反日
洗脳教育」である。李承晩が始めた反日洗脳養育は、その後、現在に至るまで
韓国教育界によって強力に実行されてきた。
70年間以上にわたる反日洗脳の結果を払拭することは到底できない。韓国教
育会と韓国マスコミの反日扇動姿勢が諸悪の根源です。しかし台灣の李登輝
は京都大学をへてアメリカのコーネル大学を卒業日本に留学して日本のことを
よく知っていたが、李承晩は日本の統治時代、韓国にはおらず、ほとんどを
海外で過ごしていたため、日本や日本人というものを極めて偏った、観念的に
しか理解していなかった。
台灣は蒋介石によって日本の功績を無視して反日教育をしたがその後李登輝に
よって真実を知ることになった。
韓国は朴正煕大統領が日本の陸軍士官学校を卒業、戦後は韓国陸軍で要職を
務める。1961年、軍事クーデターに成功。63年、大統領に就任。65年に
日韓基本条約を締結。日本から提供された経済協力資金などを活用し、
工業育成やインフラ整備に力を入れた。経済成長は「漢江の奇跡」と呼ばれる。
私腹を肥やさなかったことも評価されている。今日の韓国を作り上げた功労者で
あるが、彼の最大の間違いは李承晩が作った反日教育をそのままにしたことです。
彼は「日本の朝鮮統治はそう悪かったと思わない。自分は非常に貧しい農村の
子供で学校にも行けなかったのに、日本人が来て義務教育を受けさせない親は
罰すると命令したので、親は仕方なしに大事な労働力だった自分を学校に行か
せてくれた。すると成績がよかったので、日本人の先生が師範学校に行けと
勧めてくれた。さらに軍官学校を経て東京の陸軍士官学校に進学し、首席で
卒業することができた。卒業式では日本人を含めた卒業生を代表して答辞を
読んだ。日本の教育は公平だったと思うし、日本のやった政治も私は感情的
に非難するつもりもない、むしろ私は評価している。」と言いながらも李承晩の
作った捏造教科書を改定しなかった。
何故か、朴正煕は日本が統治する前の李朝時代の骨の髄まで腐りきった
最悪の時代を知っていた。彼は乞食のような生活を強いられていた国民を
目の当たりに見て、この屈辱的な歴史を消し去りたいと常に思っていた。
李承晩の作った捏造教科書は幸いにも全く真逆なことが書かれていた。
朝鮮民族の歴史は
あまりにも惨めすぎた。つまりあまりにもおぞましすぎて自分たちの過去を
振り返るのが苦痛だった。
韓国人が嘘を撒き散らし、でっち上げの歴史を持ち出して日本人の罪悪感を
煽ろうとしても、いつの日か必ず歴史というものは真実を我々に語ってくれる。
捏造教科書の洗脳で韓国はかって李承晩時代に日本統治時代の遺産を全て
破壊しろという声があった。だから朝鮮総督府の建物を破壊してしまった。
台灣は現在なお台灣政治の中枢として機能している。韓国人は日本時代の
遺物を自ら壊したのに対して、台湾人は蒋介石の時代が終わった時点で復興
しています。
しかし台灣と韓国の最大の違いは、台灣では日本が残していった日本文化や
日本人の美意識、美徳、価値観などがいまでも生きています。それが大和魂
や武士道精神です。
