昔スリランカで工場を経営しているとき、私をスリランカに誘導してくだ
さった僧のアーナンダさんは、「スリランカ人は腰抜けである。なぜなら
インドのように、ベトナムようにまた他の国のように、大敵を追い払って
戦って独立を手に入れたのではない。スリランカはイギリスから苦労もな
しに独立を禅譲された。だからスリランカ人は国の独立の価値を知らない」
と言っていた。
私はこの言葉の意味を深く考えずに何気なしに聞いていた。しかし現在の
奇妙な国である韓国を眺めたとき、国の独立は多くの国民の血を流して戦っ
て手に入れなければ、国民は誇りある民族にはなりえない。つまり輝かしい
民族史を持たなければ国民を教育することはできない。
しかし朝鮮の独立は、日本が中国と戦って朝鮮を独立させました。日清戦争
によって韓国は独立の地位を手に入れたのです。
そこで朴正煕大統領は経済的にも精神的にも日本を徹底的に利用すること
を考えた。まず精神的に韓国人に愛国心を持たすために、嘘の歴史、虚構
の歴史を教育現場に持ち込んだ。都合のよいことに既に反日に凝り固まった
李承晩が日本を悪にした歴史書で教科書を作っていた。韓国人に国を意識
さすにはこの嘘の教科書を続ける必要があった。
日本で教育を受けた朴大統領は、自国が日本に併合されるまでの李氏朝鮮
の地獄の500年間に及ぶ惨めな歴史に絶望をしていた。彼の自著『国家・民
族・私』で、次のような言葉を遺している。
「我が半万年の歴史は、一言で言って退嬰と粗雑と沈滞の連鎖史であった」
「(韓国社会は)姑息、怠惰、安逸、日和見主義に示される小児病的な封建
社会の一つの縮図に過ぎない」 「わが民族史を考察してみると情けないと
いうほかない」 と記しています。
そして彼は韓国民を自分と同じように絶望をさせないために李氏朝鮮の過去
を抹殺した。それが自著に書かれています
「われわれが真に一大民族の中興を期するなら、まずどんなことがあっても、
この歴史を改新しなければならない。このあらゆる悪の倉庫のようなわが歴
史は、むしろ燃やして然るべきである」と述べています。
このように朴大統領は、過去を断絶することによって、過去から受け継いで
きた伝統を歴史の闇とともに消し去ってしまった。
つまり現代韓国人は自らの本当の歴史を全く知らない、捏造した全く違う歴
史で別人格の韓国人を作り上げた。10 年近く前ならまだ日本に併合された
平和で豊かな時代を知っている人たちが存続していたが、今や韓国のイン
チキ歴史を100%信じている人たちだけになってしまった。
韓国の歴史教科書には、誇りある国民を作るために民族総ぐるみ日本と
激烈な戦争をしたと書かれています。「これは真っ赤な嘘である」と、いう
事を知っている人たちがみな死んでいなくなった。
明治43年から昭和20年まで35年間は朝鮮も日本の一部であって、二度
の世界大戦を日本とともに戦い抜いてきました。韓国がいくら嘘の教科書で
国民を洗脳しても、このことだけは世界の歴史から消すことはできない。
韓国人は大戦を日本とともに戦いました。要するに、いま韓国が叫んでいる
「抗日」は実のところほとんど実態がありません。
韓国の歴史書では日本の支配に対して全民族的抵抗を行ってきたと書か
れていますが、全くのデタラメです。真実の歴史では、日本の統治下で反乱
といえるようなものは起きていない。
韓国の教科書では三・一運動を日本に対する独立運動と書かれていますが、
全く信憑性の低いものです。第一暴れた少数のものに対して言いわたされ
た最も思い刑はたったの「懲役三年」でした。他にこれといった抵抗の記録
がないから、この小事件を韓国の教科書では大々的に独立運動として取り
上げています。
戦後の韓国では国が率先して「うその歴史」をこしらえて、ひたむきに国民
を洗脳してきたのです。韓国の歴史学者は「たとえ妄想でも、愛国心を呼び
起こす事のできる歴史だけが本当の意味での歴史だといっています。また
この国が必要とする歴史が実際の歴史とかけ離れても、愛国心を呼び起こ
すなら真実だとも言っています。以前、このような韓国の歴史学者と日本の
大学の歴史学者が延々と論争をしていましたが答えを見つけることは絶対
に不可能です。アホらしくて涙が出ます。
教科書問題を解決するには双方が真実の歴史を検証する必要があります
が、韓国では、自国の歴史が実際の歴史とかけ離れていても、愛国心を呼
び起こす歴史なら、その歴史は正しいとしていました。かって日韓の教科書
紛争で日本の歴史認識を糾弾してきた韓国の学者は、このような無茶苦茶
な歴史観の持ち主だったのです。
このように愛国心のために次々に歴史を塗り替えていく韓国では、歴史の
現実を直視する人はほとんどいません。だから徴用工にせよ慰安婦にせ
よ真実の歴史を積み上げて反論してもいささかも動じる事はありません。
韓国にとって不利な歴史は彼らの頭の中にはないからです。
日本に併合されるまでの李氏朝鮮の約500年間は朴大統領が嘆いたよう
に李朝では人命も道徳も、顧みることがなかった。民衆は過酷な社会のな
かで生き延びるために、偽ることが日常の習い性となっていた。
済州島出身の金満哲評論家は「韓国人は嘘つきばかりである。私はそのこ
とが恥ずかしく、情けない。日本文化の祖が韓国とは恐れ入る。一体、併合
前の朝鮮半島のどこに文化なるものがあったのか。併合前、我々先祖は
乞食同然の生活をしていたではないか」と嘆いています。
文在寅になってから堂々と国民にウソをつけるのは、戦後70年経って
日本の統治を実際に体験した人は、徐々にいなくなった。つまり反日一色に
染め上げた教科書で育った人たちばかりになってしまった。
だから慰安婦にせよ、日本海の呼称や旭日旗、最近の徴用工にせよ、ある
日突然韓国側から問題が提起されても、以前ならば韓国内に否定する人た
ちがいて政府を批判したが、今では誰もいないどころか、日本に対して韓国
政府のインネンを当然のごとくと受け取る人たちばかりになってしまった。
この日本憎しの、土台を作ったのは朴正煕大統領です。彼は1960代の初
め、打ち続く混乱と腐敗、経済的停滞に国民は絶望していた。国民は日本
統治時代を古き良き時代として懐かしむようになっていた。
そこで朴大統領は韓国を経済的に豊かにすることが、日本を懐かしむ国民を
納得させることだと判断。1965年日韓基本条約を締結,高度経済成長を実現
させ、日本は巨額な資金と技術支援をした。しかし朴大統領は反日を核にし
た民族主義を旗印にして、「嘘の韓国史観」を作り上げた。
韓国国民も、このことはよくわきまえていた。しかし時とともに世代交代が
進み日本統治を実際体験した人は、徐々にいなくなった。だからもとはと言
えば国民統合のために作為された教科書を100%信じる人たちがこの国を
動かすようになってきた。
戦後70年、韓国政権が日本について吐かれ続けてきた数しれぬ嘘が、韓
国人の怒りをかきたて、修復不可能になってきました。
(少し長くなりすぎたので次回にこの続きを書いてみます。いずれにしても
この奇妙な国と話し合っても無駄だということが分かっていただけたと思い
ます。)
3冊めの本が発売されました。
☆こちらからご購入できます☆
