スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

アウンサンスーチー

民主化運動は「善」軍事政権は「悪」という単純な見方だけで全てを
判断するのは間違っているような気がします。

もちろんミャンマーが民主国家になるのは大賛成なのですが、
国の最大の目的は国が富み、国民の生活が豊かになることです。

その手段として民主化運動があります、決して目的ではありません。
軍事政権でも国が豊かになり国民が幸せになるなら、
なんの問題もありません。

アウンサンスーチーは、1988年母の看病のため民主化運動の燃え盛る
ビルマへ帰国、学生たちに推される形で表舞台に登場した。

同年、国軍による全権掌握、集団指導体制の軍事政権が成立した。

彼女は15歳から42歳までビルマを離れていた、その間
イギリス、日本(2年)と豊かな民主国家で暮らした、御主人はイギリス人。

祖国に帰って見ればあまりの貧しさに愕然、ビルマの貧しさの原因は
全て軍事政権にある、自分が暮らしたイギリスや日本のように豊かに
なるために国を民主化する事が必要である。

彼女がこのように考えるのは至極当然だが
あまりにも軍事政権憎しで彼女の思考が矮小化されてしまった。

彼女は外国の開発援助や投資は現政府にとって有利になるだけ、国民には
何の利益もないと言明した。

そのために欧米先進国の多くはミャンマーへの支援を行っていません。
しかしたとえ軍事政権であろうと経済の自由化があってこそ国も豊かになり
時が経てば民主国家へと少しずつ変わっていくのではないかとおもいます。

スーチーさんがあまりにも有名になりすぎてスーチー「善」、軍事政権「悪」
という構図の中で世界の批判が集中したため、軍がますます強圧強権に
なっていったような気がします。

そして結果邪悪の国、中国に取り込まれてしまいました。

ミャンマー軍事政権は同国最大の埋蔵量が見込まれるシュエ天然ガス田の
採掘権を中国に譲渡、中国とミャンマー間では1500キロのパイプライン
施設計画、ミャンマー軍港を中国海軍の軍港として借用する事で合意、

次から次へと取り込まれこのまま進展すれば完全に中国の属国になります。

スーチーさんの民主化運動のためミャンマーが世界から孤立してしまい
軍はミャンマーを中国に売る羽目になってしまいました。

以前日本のNGOがスーチーさんに質問しました。

日本政府がビルマ国民を助けるために出来ることは何か?
『日本政府がビルマ国民の為に出来る事は、民主化を理解し、支持すること
民主化が達成されるまで、日本がビルマを助ける方法はない、
自国に経済的問題を抱えている国が(当時日本はバブル崩壊)、ビルマの
ような国を援助する事はできない、日本が自国に問題を抱えている事を
私はしっている』

この傲慢なセリフにビルマの将来に不安を感じたのは私だけでしょうか。

軍事政権でも国が発展した例を少し書いてみます。

それはお隣の韓国です。1961年朴少将が、軍事クーデターで民主党政府
を引っくり返し、自ら大統領に就任して軍事政権を作った。

今では信じ難いことだが、1961年朴大統領が政権を取った時、韓国は
北朝鮮やフイリピンより貧しかった、国民一人あたりの所得がわずか
80ドルだったという世界最貧国から、1972年には1620ドルと
いったように、20年弱で国民所得を約20倍にまで跳ね上げたという
「漢江の奇跡」を成し遂げた。

彼は日本の陸軍仕官学校に留学、その後創氏改名によって
高木正雄と名乗り終戦時は満州国陸軍中尉だった。

彼は戦前の日本をお手本にして国家主導で財閥を作り、戦後の日本経済
の急成長の秘密は石油化学にあるとして石油化学工場建設を急がせた。

そして日本から国家賠償を無理やり取り、日本の技術の移転や投資、
法律の整備まで全て日本を真似た。
結果今日韓国は先進国の一員になれた。

スーチーさんを批判したくはないが、ミャンマーにスーチーさんが本当に
必要だったのか、スーチーさんの長い戦いはお坊さんまで巻き込んで
まだまだ続いていく、

「優しい仏教国に幸あれ」と祈らずにはおれない。

















コメント

コメントの投稿

投稿コメントは承認後に表示されます。紳士的でないコメントは承認しかねますのでご了承ください。


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURL:
http://kkmyo.blog70.fc2.com/tb.php/117-d0bd86dc

著書

辻本貴一の本 辻本貴一の本

ブログランキング

人気ブログランキングに参加しています。 ↓クリックすると投票されます。

励みになるのでお越しいただいたときはクリックしてもらえるとうれしいです。
 m(_ _)m         ⇒ランキングを見る

スポンサー

おすすめの書籍

最近の記事

最近のコメント

FC2Ad

/
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。