前回、韓国政治のキーポイントは反日である。その反日を捏造した張本人は
李承晩であると書きました。そして李承晩の作った捏造歴史教科書を真実の
歴史教科書に書き改めなかったクネの父である朴正煕元大統領も「反日地獄」
の同罪であると私は思っています。
それでは、真実の歴史を知っているはずの朴正煕元大統領は、何故李承晩の
作った捏造教科書を破棄しなかったのか?
その答えは彼の著書の中にあります。
「我が半万年の歴史は、一言で言って退嬰と粗雑と沈滞の連鎖史であった」
「(韓国社会は)姑息、怠惰、安逸、日和見主義に示される小児病的な封建
社会の一つの縮図に過ぎない」「わが民族史を考察してみると情けないと
いうほかない」 「われわれが真に一大民族の中興を期するなら、まずどんな
ことがあっても、この歴史を改新しなければならない。このあらゆる悪の倉庫
のようなわが歴史は、むしろ燃やして然るべきである」 朴正煕選集2
さらに自著『韓民族の進むべき道』で李氏朝鮮について次の言葉を遺している。
「四色党争、事大主義、両班の安易な無事主義な生活態度によって、後世の
子孫まで悪影響を及ぼした、民族的犯罪史である」
「今日の我々の生活が辛く困難に満ちているのは、さながら李朝史(韓国史)
の悪遺産そのものである」「今日の若い世代は、既成世代とともに先祖たちの
足跡を恨めしい眼で振り返り、軽蔑と憤怒をあわせて感じるのである」と記述
されています。
つまり朴正煕元大統領は正しい歴史教育によって韓国人を改新すべきあった
が、彼は李承晩の作った捏造教科書をそのまま生かすことによってこれ幸い
と真実の歴史を消しさってしまった。
「このあらゆる悪の倉庫のようなわが歴史は、むしろ燃やして然るべきであ
る」という記述が彼の本音をよく表しています。
朴正煕は、日本統治下の朝鮮で、貧しい農家の5男2女の末子として生まれた。
自分は非常に貧しい農村の子供で学校にも行けなかったのに、日本人が来て
義務教育を受けさせない親は罰すると命令したので、親は仕方なしに大事な
労働力だった自分を学校に行かせてくれた。小学生の頃は、学校に弁当を
持って行けないほど生活は苦しかったが、成績がよかったので、日本人の先
生が師範学校に行けと勧めてくれた。さらに軍官学校を経て東京の陸軍士官
学校に進学し、首席で卒業することができた。卒業式では日本人を含めた卒
業生を代表して答辞を読んだ。日本の教育は公平だったと思うし、日本の
やった政治も私は感情的に非難するつもりもない、むしろ私は評価している。
(金 完燮「親日派のための弁明」)より
朴正煕元大統領は、日本の教育を受けたことによって日本の精神性が注入
され日本人になっていった事がよくわかります。
戦後大統領になった朴正煕は、朝鮮戦争で荒廃し世界最貧国になった韓国
を復興さすためには日本を利用するしかないと考えた。そこで日本に戦後賠
償を求めたが、日本は韓国とは戦争をしていない。賠償金を払う必要はない、
しかし朴正煕元大統領にとって都合のいいことに、李承晩の作ったインチキ
教科書には「日本と戦った戦勝国」だと書かれています。その上日本は韓国
人に対してひどいことをした、ということを学校教育で徹底的に教えています。
そして韓国歴史教科書の最大のウソは「1910年の日韓併合まで韓国は独立
国家であった」と記載されています。
彼はこのインチキ歴史を事実として世界に公表すると日本を脅した。日本も
李承晩の反日政策で日本漁船を328隻も拿捕され、3,929人を逮捕投獄、44人
も殺されています。その上、終戦のドサクサにまぎれて日本海上の公海に
「李承晩ライン」を一方的に引き竹島を韓国領土にしてしまった。日本は戦
後手足を縛られ反撃できないことをいいことに韓国はやりたい放題のことを
したのです。
日本政府は日本の教育を受けた朴正煕ならきっと「親日」に違いないと思い、
彼の要求を受け入れたらきっと反日教育を改めてくれるに違いないと信じた。
ところが彼はその教科書を改めるどころか反日教育の基礎を固めてしまった。
1965年日本と韓国は「日韓基本条約」とともに「日韓請求権並びに経済協力
協定」を締結。日本は韓国に8億ドルの経済支援を行った。8億ドルは当時の
韓国の国家予算の2.3倍に当たる莫大な額です。
韓国はこの支援により経済成長を実現、さらに日本はその後も6000億円の
支援や技術援助を無償で継続的に行ってきました。結果朴大統領は「漢江の
奇跡」を達成したのです。これらは韓国が主張しているような賠償金ではなく、
経済協力金です。日本は韓国を侵略していないし、戦ってもいないからです。
しかし韓国は日本と激烈な戦争をした」と主張して譲りません。
現在の韓国が建国されたのは戦後の1948年のことです。1910年の韓国併合
後の朝鮮半島は日本の統治下にあった。つまり、そもそも当時の朝鮮半島に
日本と交戦状態になりうる独立国は存在していなかった。
しかし一方、これらの莫大な日本からの支援によって韓国が復興した事実
を朴正煕元大統領は国民に全く告知しなかった。もし彼が韓国民に日本の
巨額な支援を知らせ、感謝の一言でも言っておれば今日の「反日地獄」から
逃れていたかもしれません。
そして娘の朴槿恵は父親が徹底した独裁政治と反日教育を敷いた16年間に、
10代のすべてと20代の前半をすごしました。彼女に取って反日は政治的
パフォーマンスだけでなく、本音でもあります。
つまり朴正煕元大統領は日本に対して大恩を仇で返したのです。その報いが
娘である朴槿恵の無能と無為無策によって韓国という国を破綻に追いやった
のです。
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