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パキスタン視察 その2 あ~言ってしまった・・・



政府の都合でパキスタンくんだりまでやってきた前回のつづき


パキスタン友好のためにと我慢した最悪の服飾展示会が終わり、
この後政府関係の要人たちと民間の企業が我々を出迎えカラチの商工会議所に連れて行かれる。そして早速会議で感想を聞かれる。

『先ほどの服飾はいかがですか』
同行の日本企業の一人が「悪くないです」と答える。

こんどは私が指名された。
極度の疲労でつい正直に言ってしまう。
「日本の女性はただでも要らないと思います。」

全員が鋭い視線で私を見た、横に座っているIBOの担当者が足をつついた。
しかしそれを無視してさらに発言を続ける。
「売りたいのならデザインは我々に任して縫製だけをしたほうが良いでしょう。」

会議の終わった後でパキスタンの役人が、私の側に寄ってきて
『貴方は韓国人ですか?』
「いいえ100%日本人です」
『私の知っている日本人は,けっして嫌な事は言わない、優しくて、紳士です』

 ナヌー;(私は野人か)

その晩、同行諸氏とホテルで食事、真っ先にビアーと叫ぶとIBOの担当者
「この国はイスラム教徒の国なのでお酒は飲めません。」

 ナヌー;(分かっていれば来なかった)

翌日予定変更して無理やり縫製工場に連れていかれる、私の発言のせいです。
同行諸氏にゴメンナサイと謝る。
そして縫製工場を見て驚いた、ミシンを踏んでいるのは全員男性、理由を聞く。
「この国では女性は外で働く事は出来ません」

 ナヌー;(これでは中国に勝てないぞ)

午後から観光大臣の前に連れて行かれる、例によって会議。

「わが国は世界に誇れるガンダーラ遺跡がある、日本人にもっと来て頂きたい、どうすれば観光客を誘致できるか皆様の意見を聞きたい」と大臣が切り出した。

私がしゃべれば日パ友好にひびがはいる。
なるべく目を会わさないように天井を見る。
それぞれが意見を言った後、危険を察したIBOの担当者は長く喋り続けたおかげで?私は一言もしゃべらずに会議は終わりを迎えた。
終わった後次の予定があるので失礼しますと席を立とうとすると大臣は一言も喋らない私をみて『貴方の意見も聞きたい』と言った。
IBO担当者は不安そうに私を見ている。

しかたが無いのでしゃべり出す。
「ホテルでお酒も出てこないような所に一般観光客は来ないと思います。日本人はイスラム教徒ではないのでホテルでは外人にはお酒を出すべきでは。」
ア~また言ってしまった。

大臣は鋭い視線で私を見る。
『ホテルではお酒を出せませんが、日本からお酒を持ってきてホテルの自室でこっそり飲めば問題はない』 

ナヌー;(私は犯罪者か)

パキスタンの出張はほぼ日程を終え、最終の晩餐を残すのみとなった。


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