罠を仕掛けた習近平  7月30日(水)


前回からの続き

前回、習近平から見れば朴槿恵はネギを背負ったカモでしかないと書きまし
た。ここでもう一度中国側、北朝鮮側にたって推測したいと思います。

昨年末、NO2の張成沢の処刑によって日米韓は中国に完全に騙されています。
日米韓のメディアは、こぞって中国、北朝鮮関係の破局と書き立てました。

しかし北朝鮮は油の90%、食料の60%を中国に頼っています。中国を怒らす
ことは自らの首を締めることになります。ということは中国を無視して中国
の窓口であり,中国工作員の張成沢を抹殺するはずがありません。つまり処刑
は中国の了解済だということです。

それでは何故処刑を決行したか、張成沢は2013年初め習近平に手紙を送って
います。「朝鮮労働党中心の体制を内閣中心の構造に転換したい」という内容
です。

つまり北朝鮮が経済改革により体制を維持する力を持ち南北が共存できれば
習近平も喜んで了解してくれる、との自信から送った手紙です。もちろん金
正恩にも同意を取り付けていました。

金正恩は同意したものの張成沢の手紙をみて不安感をつのらせました。
何故か?それは「金正男」の存在です。正男氏は金正日の長男です。処刑さ
れた張成沢は中国発展の基盤を作った市場経済の導入を重視し、経済の改革
開放を主張してきました。この考えは世界を見てきた金正男の考えでもあり
ます。2人は繋がっていました。

そして中国は北朝鮮が崩壊すれば金正男を立てて北を支配するつもりでした。
そのための中国での隠し球である金正男は北朝鮮の刺客に何回も暗殺されそ
うになっていますが、中国版シークレット・サービスが彼を守っていました。

それだけではなく彼を守ってきたのが、幼少時から正男の養育に関わって
きた金正日の妹である金敬姫朝鮮労働党政治局員と、夫の張成沢でした。
彼が中国の指示に従って、情報機関や警察などを指揮する立場を利用して
北朝鮮工作機関による暗殺をストップさせています。

金正日から最高指導者を引き継いだ三男の金正恩にとって「3代世襲には反
対」とメディアなどに発言する長男の金正男は危険きわまりない人物です。

それを見越して軍のトップが金正恩にささやきました 「将来、軍部や党の
一部が正男を担いで,反旗を翻してくる、その首謀者は張成沢だ」と。

張成沢が習近平に送った手紙の一部に 「内閣制にして国防を優先し軽工業と
農業を共に発展させたいが、今の党中心の体制では、思想に押しつぶされて
改革はできない」 と記述されていました。(インサイド北朝鮮)

軍のトップに君臨している保守的な老人たちは、改革が不安であり、張成沢
が中国をバックにつけて体制を変えれば粛清される可能性がある。

そこで軍のトップである老人は、「張成沢はクーデターを企て内閣総理になる
つもりである」 とささやきました。危機を感じた金正恩は張成沢を反逆罪の
罪で即刻処刑しました。

しかし金正恩は手紙の内容に同意しているのに何故か、結局、張成沢と中国
と長男の金正男との繋がりを無視できず軍のトップの囁きに乗ってしまった。

それでは何故、習近平はこの秘密裏の手紙を北朝鮮指導部に送ったのか?
中国の目的は朝鮮半島の支配です。しかし現状では米韓相互防衛条約で結
ばれた軍事同盟がある限り朝鮮統一は不可能です。

しかし韓国は2013年2月25日、朴槿恵政権が誕生した。彼女の一番恐れて
いることは北朝鮮と呼応する国内の左派勢力です。中国主導で南北が統一さ
れると韓国が北に支配されてしまいます。

ところが2013年6月に訪中した朴槿恵大統領に対する中国の歓迎ぶりは予想
以上のものでした。朴槿恵大統領は早速習近平国家主席と 「中韓未来ビジョ
ン共同声明」を発表しました。その後も反日で凝結した両国は親密さを大いに
アピールしています。

この状況下で金正恩から習近平に張成沢の粛清の打診がありました。習近平
は了解しました。結果、中国の窓口であり、中国工作員である張成沢の処刑は
2013年12月3日に実行、習近平の作戦通り中朝関係の破綻を世界に印象づけ
ました。

そこで安心した朴槿恵は益々中国に深入りしています。もし南北間で紛争が
起きれば、中朝関係が破綻している中国は韓国に味方してくれる。

それでも安心できない朴槿恵は、南北統一は中国主導で行い、韓国に朝鮮半
島の統治を任せるという密約を中国と結びました。

しかし中国の戦略は、中国が韓国に味方するという姿勢を見せることによっ
て米国に頼る必要がないと韓国側に思わせ、米韓関係を分断することです。
王穀外相は 「中韓は歴史的最良の時期にある」 と評価して 「中韓同盟の
結成を考慮すべきだ」 と言って米韓同盟の崩壊の道筋を作っています。

韓国軍のある幹部(将軍)は既に「韓国は韓米同盟より中国と親しくしなけ
ればならない」 といっています。習近平の意図通り韓国軍は愚かにも米韓
同盟より中韓同盟に傾いていっています。

張成沢の処刑によって日米韓は中国に完全に騙されていると最初に書きまし
た。中国と北朝鮮の冷却は全くの見せかけに過ぎない。北朝鮮は一部の核ミ
サイルを北京に向けている事を知っている習近平は北を袖にはできないし、
北は油と食料を全面的に頼っている中国から離れるわけにはいかない。

それと中国にとって南北統一は、民主国家の韓国より社会主義の一党独裁の
兄弟国である北朝鮮支配のほうが民衆を統合するには何かと好都合である。

このように習近平の手のひらで、もて遊ばされている朴槿恵の姿は愚かであ
り、哀れであり、滑稽でもあります。



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迷路に踏み込んだ朴槿恵   7月22(火)

前回からの続きです。

朴槿恵大統領の最大の使命は、金大中・盧武鉉政権が作り上げた北朝鮮勢力
の一掃であり、悪夢の左傾化を終息させることが彼女の仕事であり、韓国の
生きる道です

槿恵は大統領選で北朝鮮の工作員である文在寅候補にわずか3%の差で辛
勝しました。朴槿恵に投票した人は60歳以上の年寄りで若者の多くは左派
の文在寅に投票しました。

もし12年末の大統領選挙で文在寅が大統領に当選していたら、北朝鮮の指
図通り「南北連邦制」を宣言して、韓国は戦わずして、北朝鮮に支配されて
いました。

しかしたまたま朴槿恵が勝って寿命が5年伸びただけで、次回の大統領選挙
では、文在寅かあるいは同じ思想を持った候補が当選する可能性が高い。
なぜなら共産主義を悪と教わった世代の人達が次々死に絶え、北朝鮮は怖い
国ではないと幻想的な共感意識を植えつけた教科書で育った人たちが主流を
占めるからです。

平壌の指令を受けた金大中・盧武鉉は反日教育の強化と北朝鮮は同胞である
という教育を徹底してきました。その結果、左翼の勢力は行政機関や国家の
権力を司る中枢機関まで汚染されています。

またメディアの90%が左翼に牛耳られています。大手新聞社、テレビ、ラ
ジオは完全に左翼勢力に握られています。

今や韓国にとって一番危険な存在は北朝鮮と呼応する左派勢力です。しかし
韓国人が自分たちが危険な状況に置かれていることを知らない。

韓国人の多くはほとんど本を読みません。盧武鉉が漢字を排除して「ハングル
至上主義」にしてしまったからです。若者は漢字が出てくる書物を敬遠し、
知識はテレビと新聞に頼っています。その若者が頼っているメディアの90%
が左翼に牛耳られているのです。若者が北朝鮮の思想に染まり、閉鎖的民族
主義になるのは当然の帰結です。

全教組(全国教職員労働組合)の教師たちは子供たち(中学・高校)に
「同じ民族でありながら分断された悲劇」である事を強調して、南北統一を
することが朝鮮族の発展につながると教えています。

しかし常識のある親たちは北朝鮮の飢餓地獄も強制収容所のことも知ってい
ます、北がまともな国でないことを子供たちに教えますが、子供たちの洗脳
が溶けないように教師たちは「お前らの親は知識のない保守反動のどうしよ
うもないやつだ」教え込みます。

韓国は戦後必死になって北朝鮮の共産主義と主体思想と戦った。米国はもち
ろん、日本も韓国の赤化を防いだ。しかし金大中・盧武鉉の10年間で堰を
切ったように左翼思想に侵略されてしまった。

日本も「なりすまし日本人」たちがメディア・政治、地方役人まで取り込ん
で日本の左翼たちと協力して日本を弱体化させていきました。しかし幸いな
ことに日本は、第二次安倍政権ができ猛烈な勢いでまともな国になりつつあ
ります。

朴槿恵は国内の北朝鮮勢力一掃を決意して2015年に予定されていた韓米連
合司令部の解体を延期,親北朝鮮の牙城である統合進歩党に解散を命じ、
子供たちを左翼に洗脳している全教祖を非合法化しました。

しかし左翼一掃を決意したはずの朴槿恵の矛盾した行動には謎が多すぎます。
日本の情報当局は朴槿恵の心を読んでいるのだろうか?

彼女の中国重視の姿勢はある程度理解はできます。現在中国は韓国最大の
貿易相手国であり、最大投資相手国です。韓中間には毎週800便以上の航空
便が運行されており、6万人の韓国留学生が中国で勉強しています。

韓国はこのように経済面から見れば、既に中国と離れられない関係になって
しまっています。だからと言ってアメリカを軽視して中国の懐に飛び込むこ
とが自国の安全保障のためになるのだろうか?

彼女は中国という大樹に寄ったほうが自国の安全保障のためには得策と考え
ているようだが、中国の戦略にまんまとはまっています。もし南北間で戦争
が起きれば中国は韓国に味方をしてくれると韓国側に思わせることによって
米韓関係の分断を図っています。

しかし北朝鮮が正面から韓国に攻め入ることは100%ありえません。そのよ
うな行動に出れば、現在のところまだ米韓軍事同盟が生きている間は北は
うかつな事ができません。

朴槿恵はもし南北統一するなら韓国が北朝鮮を吸収すると思っていますが、
しかし現実は北が南を支配する構図で進んでいます。国会議員の1割以上が
革命組織(RO)に所属して北の指令をうけています。

「RO」は北朝鮮が韓国を攻撃するとき内部から手引きすべくその準備をし
ています。つまり通信、交通、エネルギー、など瞬時に破壊して韓国を機能
不全にさせ1日で決着させるつもりです。

革命組織ROのメンバーには教師、学者、検事・判事、マスコミ、労働組合
公務員、学生などです。彼らは愚かにも国を破壊するなどと思っていません。
彼らの目標は米帝国主義の韓国支配を倒すことなのです。これははっきり
言って裏切りです。

北朝鮮軍が突然38度線を突破して南下、韓国軍を釜山まで追い詰めた、それ
を米軍主体の国連軍が助けました。米軍兵士も14万人が死傷しています。
韓国が今日OECDで11位まで躍進できたのは米軍が韓国駐留して北の不意
打ちを防いでくれたおかげなのに朴槿恵はアメリカとの同盟関係を崩壊させ
るつもりです。

朴槿恵は南北統一は避けられないと見ています。しかし韓国主導で統一しな
ければ自分たちの命がない、そこで南北統一は中国主導で行い、韓国に朝鮮
半島の統治を任せるという密約を中国と結びました。

その証拠は習近平と朴槿恵は今までタブー視されてきた南北統一問題について
話し合われたと東亜日報に載っていました。朴槿恵の一番恐れることは、中国
主導で南北統一が行われる前に、韓国の主要機関に巣食う左翼勢力が瞬時に
行動を開始することです。

それを防ぐために、時間を稼ぐために予定されていた韓米連合司令部の解体
を延期し、北派の牙城である「統合進歩党」に解散を命じたのです。

しかし内向きになっているアメリカは在韓米軍を撤退したいと思っています。
バイデン米副大統領もオバマ大統領も米韓同盟を無視し韓国が中国の支配下
に入って行くことに警告を発しています。

韓国はミサイル防衛システム導入に中国の反対に配慮して韓国国防相は「韓
国が購入し配備する計画はない」と完全否定しました。さすがの鈍感な米国
でも韓国の裏切りは、はっきり知ることになりました。

朴槿恵は、中国が北朝鮮を崩壊させた後に韓国が朝鮮半島を統治し中国と
同盟を結ぶことが生きる道だと思っています。中国から見れば韓国はネギを
背負ったカモでしかないのです。

韓国は再び中国の千年属国に戻っていきます。


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韓国を北に売った金大中・盧武鉉の大罪  7月16日(水)


2013年8月頃から続いた韓国シリーズも、いつの間にか1年を過ぎようと
しています。

書き始めた動機は、韓国人の異常なまでの日本たたきを見るにつけ、なぜ
こうも屈折した精神を持つように成ってしまったのかを韓国人が勉強しない
朝鮮民族の歴史を直視して、韓国人の韓国病の正体を明らかにしたいという
思いから分析を続けてきました。

私が特に力を入れて記述したのは、国家的反逆体制を作り上げた金大中の
おぞましい正体を明らかにすることでした。

私は実際に韓国現地でビジネス活動をしていた時期は、金泳三時代の3年間、
金大中時代の5年間、盧武鉉時代の4年間、李明博時代は現地の会社を韓国
人社長に任して一切経営から手を引いていました。

日本企業が韓国でビジネス活動するためには、韓国役人をバックに付けなけ
ればまず不可能です。トヨタのような大企業は別ですが、日本の中小企業が
韓国で経営することは至難の業です。

何をするにも各役所の認可が必要で日本企業の場合は役人の意地悪にあって
なかなか認可がおりません。そこで代表取締役を韓国人に譲って私は裏に
隠れました。

社長の座を譲ったということは会社を譲った事になります。法律の通用しな
い韓国では、私が株の80%以上を持っているからといってまるで意味をなし
ません。そこで数年後、株も韓国人に譲って権限のない理事長になりましたが、
現在はその理事長も降りています。

韓国ビジネス活動中に多くの役人や高級官僚と知り合いになり、韓国の政治、
経済の裏も表も知るはめになってしまいましたが、しかし私は積極的に韓国
の官僚に近づいていったのではなく、逆に韓国側から日本人を利用するため
に近づいてきたのです。

その辺の経緯を昔を思い出しながら書いてみます。

韓国で会社を立ち上げるために、大阪本町にある「大韓貿易投資振興公社」
に行き相談しました。応対してくれたのは韓国貿易センターの次長で 「対
内直接投資制度の案内」という小冊子を渡されました。

当時彼はまだ41歳で、その後すぐに館長になり数年後、韓国本社である
韓国貿易センター(KOTRA)に帰り部長になり、その後も昇進を続け
ました。彼は日本語、英語、を流暢に操り、フランス語もOKという切れ
者でした。

彼が大阪に在任中は10日に1回は訪問していました。訪問すると彼は喜ん
で同ビル内の喫茶店に連れて行き、日本の政治・経済や世界の経済の流れに
ついて質問をしてきました。

彼が韓国本社の「KOTRA」に帰ってからも韓国出張の時は必ず韓国の当社
社長を連れてお茶を飲みに行っていました。許可問題やその他で困ったとき
は彼に相談して助けてもらっていました。

彼は定期的に韓国に支社のある大阪の大企業を回っていましたが、大企業の
社長や幹部を利用することはなかなかできませんが、私のような小回りのき
く中小企業の社長なら自分の意図するように動かすことができます。

彼は本社に配属になった時すぐにKOTRAの若手と韓国企業の幹部・社長を
集めた講演会を企画して、私に声をかけてきました。無名の私では講演会に
来てくれる人などいないと、断りましたが有名な日本企業の社長を一緒に呼ん
でいるということでしぶしぶ引き受けました。

前説が長くなりましたが、何故、私が多くの韓国の官僚たちと知り合いにな
れたかを理解していただくために韓国での流れを記述してみました。つまり
彼が多くの韓国官僚と私をつないだのです。

その官僚のなかでも最大の大物は金大中の大統領秘書室長の金重権氏です。
韓国の大統領制では、首相・大統領秘書室長・国家安全企画部長を3大要職
と呼んでいます。その中でも大統領秘書室長は常に大統領の側におり助言が
できるNO2の地位にあります。

秘書室長が日本に来た時、彼の誘いで一緒にゴルフに行き、その後、多くの
韓国政治の裏側を知ることが出来ました。

その他、引き合わされた大物は「大統領政府革新特別補佐官」から行政自治
部長官になった呉氏です。ある日突然韓国の彼から電話があり旅費も宿泊代
もKOTRAが負担するから明日韓国に来てほしいという要請です。

現地で説明を聞きますと、呉氏が忠精南道の知事に立候補する。それについ
て明日忠精南道で記者会見(2006年4月)をする。呉氏の横に外人投資家が
並ぶ事によって呉氏の実力を宣伝できるという仕掛けです。

当日ひな壇に三人の外人投資家が呉氏を挟んで並ばされ各投資家の前には
立派なフェルトの表紙の「投資了解覚書(MOU)」が置かれています。

そして一斉にライトに照らされてテレビカメラがまわりフラッシュがたかれ
呉氏が演説を始めました。つまり自分が当選すると三人の友人である外国投
資家が忠清南道に大規模な工場を誘致してくれて、忠清南道が大発展を遂げ
るという演説です。

演説が終わると各投資家の後ろに立っている人が、覚書の表紙をめくりサン
インの場所を指し示してボールペンを渡されました。ちょっと待ってくださ
い、私は投資する気などまったくありませんが、私だけがサンインをしない
わけにはいかない、仕方なしにサンインをしました。

帰りの車の中でKOTRAの彼は「単なる見せかけだから心配いらない」と
言いますが、たとえ覚書でも契約は有効です。しかし呉氏は僅差で落選
幸いにも投資話は消えてしまいました。

その他金大中政権で外相を務めた韓昇洙氏などは「韓国の発展は日本を抜き
にしてはあり得ない」と大変な親日派でした。彼は東大で教べんをとたこと
もあり日本の凄さを知り抜いた人でした。

私が知り合った人たちは誰も左派の思想に染まった人はいなかった。つまり
北の指令を受け、平壌と直接つながっている人たちではなかった。それなの
に現在の韓国国会議員の多くは左派に染まり「韓国の国家的正当性を否定し
南北分断の責任が韓国にあるような言動を堂々としています。

大統領秘書室書の金重権も呉氏も大統領を目指していた人です。もし保守的
な金重権が大統領になっていたら、今のように左派勢力が完全に国家機関を
占領されることもなかった。

金大中は保守NO2の金重権を排除して北朝鮮の傀儡である盧武鉉を大統領
にしました。金大中・盧武鉉政権は完全に北朝鮮のために尽くした政権でし
た。この売国政権が10年間も統治して、韓国の、軍、警察、司法、行政、
メディア、教育などに北朝鮮の思想に染まった人を配置、結果「国家的反逆
体制」が完成したのです。

朴槿恵大統領の最大の仕事は金大中・盧武鉉が作り上げた北朝鮮勢力の一掃
であり悪夢の左傾化を終息させることです。その一環として北朝鮮派の元凶
である「全教祖」をついに不法化しました。全教祖と言うのは日本の日教組
のような存在で子どもたちを左傾化させ韓国社会を「国家的反逆体系」に作
ってきたところです。

しかし朴槿恵は北朝鮮勢力を一掃しようとしているのか、あるいは左派に
取り込まれた結果、反日に走ったのか、大統領就任から1年半経過し、日韓
の関係は後戻りできないところまできてしまいました。

次回に続く


(韓国の安全保障面で韓米同盟より中国に深入りして反日を強化していく
朴槿恵の矛盾した姿勢を次回は考察してみたいと思います。)

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朴槿恵大統領「無知」の自業自得  7月8日(火)


就任当初から反日カードを切り続けている朴槿恵は外交でも大統領の華やか
な姿やスピーチ、相手国での歓迎ぶりが強く印象つけられて、高支持率を得
ていましたが、朴槿恵大統領の支持率が、30%台に急落、政権発足から60%
の高い支持率を誇っていたが、ついに就任以来最低値を更新してしまいました。

彼女の最大の欠陥は自国の歴史を知らなすぎることです。捏造された教科書
で育ったために過去の歴史から学ぶことができない。それとリーダーの最重
要項目である経済を知らないということです。また韓国経済の現実の危機を
進言する側近にも恵まれていない。

もし彼女が真実の朝鮮歴史と韓国経済の実態を知っていれば、決して中国を
パートナーに選んだりしないし、韓国を常に助けてきた日本を袖にしたりし
ない。

「韓国の経済はサムスンが支えている」と世界中の経済学者から言われて
いますが、裏を返せば「サムスンが倒産したら韓国経済も潰れる」というこ
とです。

サムスンの売上高が韓国GDPの22%、韓国株式市場の25%、韓国の輸出額
24%を占め、資産は韓国国富の3分の1に迫ります。そのサムソン電子が、
2014年1~3月期の利益が減益になったと発表しました。

途端に韓国社会がパニック状態になってしまいました。2期連続の営業減益
とはいえ、赤字に転落したわけでもないのに韓国経済がサムスンショックに
揺れています。

日本の場合、パナソニック、ソニー、シャープなどが減益どころか赤字に
転落しても、日本経済はびくともしていません。強大な日本経済にとって
一企業の浮き沈みなど対して問題ではありません。

朴槿恵大統領は世界経済の流れが見えていない、つまり日本を過小評価して
中国を過大評価していますが、既に世界文明の中心地域は「北太平洋圏」で
ありそのリーダーは日米二国になっています。西欧は日米に代表される世界
の先端技術集団から脱落しています。世界の下請工場である中国などは問題
外です。

未来に向かうためのエネルギーとは好奇心と冒険心です。ルネッサンスを開
花させた好奇心、産業革命を切り開いた向上心、大航海時代の世界に乗り出
していった冒険心を今のヨーロッパ人はすっかり失っています。ヨーロッパ
は、もはや自分の意思や力で世界を動かすことはできなくなっています

中国の現状といえば、共産党の一党独裁に対する国民の不信感と反発が広が
り、不動産バブルの崩壊に伴う経済破綻の危機が刻々と迫り、社会は年間
20万件前後の暴動が起こり、混乱の極みです。

また外交では、東南アジア諸国連合外相会議では東南アジア諸国から中国は
総スッカンをくらい、上海で開かれたアジア信頼醸成措置会議で習主席は
「アジアの安全はアジア人民が守らなければならない」という白々しい演説
で各国を白けさしています。

朴槿恵大統領殿、半導体やテレビ、2次電池で先進大国になったとうぬぼれ
ていませんか? 製品にメイド・イン・サムソンやLGと表示されていても、中身
の部品は日本製です。

スマートフォンなどに使われている2次電池や半導体の素材、センサー、小
型モーター、コンピューターの部品、内視鏡など日本製ばかりです。韓国の
産業は素材・部品・製造装置まで日本の技術がなければ生産することは不可
能なのです。

1年前、韓国は液晶画面も日本を凌駕したと韓国新聞と日経新聞に出ていま
したが、液晶画面に必要な偏光板保護フィルムは100%日本製です。世界の
エレクトロニクス産業の素材や部品は今や90%以上日本がシェアーを占めて
います。つまり世界中の先端工場は日本の優れた部品がなければ止まってし
まうということです。

日本は今や世界で抜きん出た経済力、テクノロジー、資本力をもっています。
日本では先端技術を起爆剤とする「新産業革命」が静かに進行、成熟しており、
その結果、数年後世界の経済地図は一変します。

第二次大戦で本当に勝ったのはだれだったのか、世界各国は強すぎる日本に
青ざめるしかないのです。

安倍首相は、世界経済の運営に対してもっとも責任の重い国家になっている
ことを自覚した最初のリーダーです。それ故「世界の中の日本」ではなく、
「世界のための日本」になる発想で、国内政治や外交を一歩一歩進めています。

世界における日本の役割、さらに世界をそのようにもってゆくための日本の
決意が問われています。

必然と偶然のあやなす歴史の局面において、「世界のための日本」という意思を
持った安倍首相が日本のリーダーにおられることは神のご意思だと思います。

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日本人の油断     7月2日(水)  

6月24日のブログ「朝日新聞の正体」を発表してから不気味な脅しが続い
ています。

直接的な脅し文句は一切使わず、コメント欄も使わずに、FC2ブログメール
フォーム経由で直接メールをしてきます。例えば「大手メディアはすでに反日勢力
のコントロール下にある」と書いてあるが、一体何を根拠にこのような事を書くの
かブログといえども許せるものではない」とか、「このようなデタラメなブログを続け
ていると、あなたの社会的地位が傷つきますよ!」など、じわりじわりと圧力をかけ
てきます。

そこで今回は、TBS社員の独り言 「うちの局がこんなになってしまった経緯
をお話しましょう」 というTBS社員と思われる人物の書き込みをそのままコ
ピーさせてもらいました。

朝鮮総連の巧妙な圧力から、無試験の在日朝鮮人枠を設けたTBSが除々に
在日朝鮮人に乗っ取られる様子が克明に記されています。


(1)1960年代~
テレビ放送が始まってまもなくの頃、放送中のちょっとした言葉づかいの問題
(例えば「朝鮮民主人民共和国」を“北朝鮮”と呼んでしまった、など)に対して、
朝鮮総連から会社及び経営幹部の自宅に対して脅迫に近い抗議行動が繰り
返される。彼等はヤクザまがいの風貌で自宅にまで押しかける始末だった

抗議行動に対する「手打ち」として、採用枠に“在日枠”が密かに設けられる。
総連幹部の子弟を中心に入社試験無し(カタチだけの面接)での採用が毎年
続く。 在日枠の密約を所轄官庁に対して内密にしてもらうよう局側から総連に
「お願い」をしてさらに弱みを握られるなど、素人のような甘い対応で身動きが
とれなくなっていく。

(2)1970年代~
政府を叩きさえすれば世論が喝采する狂った時代。
在日社員の「反日番組」を「権力に対するペンの戦い」「調査報道」と勘違いした
経営幹部が 社内で在日を積極登用。「日本人社員と在日社員に昇進の差別が
あってはならない」 などと理想論を述べたのは良かったが、結果を見れば
昇進差別をしなかったのは甘い、課長、部長と昇進した在日社員は、帰化した
在日二世を理不尽なまでに優遇する逆差別人事を徹底。 異を唱えた日本人社
員は徹底的にマークされ、営業や総務など番組制作の第一線から退けられる。

(3)1980年代~90年代
昇進した在日社員が主要な報道番組のプロデューサーや報道局長など、 決定
的なポストを占める。某サヨク週刊誌の在日の朝鮮人編集長(筑紫哲也)をキャ
スターに迎えたニュース23の番組が学生時代に学生運動に没頭した団塊の
世代の視聴者の支持により高い視聴率を得る。
1989年の参議院議員選挙では「土井社会党」「マドンナブーム」を「消費税反
対キャンペーン」 で徹底的に援護。 宇野総理のスキャンダルを連日報道し、
社会党在日朝鮮人党首を徹底して 「おたかさん」と呼ぶなど、あからさまな社会
党支持。 社会党が地すべり的な勝利。「山が動いた」と感動の報道。

(4)1990年代~2000年代
偏向報道、捏造報道、取材情報を特定の勢力に提供するなど、 報道機関とし
て存在を否定されかねない不祥事が続発。 ウチと同様に「左翼的」と呼ばれる
朝日新聞、系列のテレビ朝日が、 どちらかといえば「北京の意」を汲んだ報道が
多く、その手法が良くも悪くも緻密で計算高い のに対して、ウチの場合、この時
期に発生した数多くのトラブルは、ほとんどすべてが 朝鮮半島絡み。 不祥事の
内容も、テロを実行した朝鮮カルトの手伝いをしたオウム事件を筆頭に、 粗雑で
行き当たりばったり。 バブル崩壊以降の景気低迷で、ただでさえ厳しい広告収入
が、 「サラ金」と「パチンコ」に大きく依存。まさに、在日朝鮮人の資金で在日朝鮮
人が 運営しているのがウチの放送局。 2005年以降は、もっと露骨なカタチで
在日のスターを「作り上げる」ような番組制作が 為されると思う。


このように各TV局は無試験入社で在日韓国朝鮮人の採用を毎年 続けました。
もちろん在日朝鮮人たちは日本戸籍をとり日本名で入ってきます。 いわゆる
「なりすまし日本人です」。 その在日韓国朝鮮人社員が昇進して、主要な報道
番組のプロデューサーや報道局長など1980年以降、決定的な権力を持ったポス
トに、つき始めました。 すなわち、在日韓国朝鮮人に各TV局は、乗っ取られて
いると云う事です。 その証拠に、韓流ブーム捏造と韓流ゴリ推しTVが、繰り広
げられてきました。

恐怖を感じていたTBSはそれ以降、無試験入社で在日韓国朝鮮人の採用を毎年
続けました。 この脅迫で味をしめた朝鮮総連は各局のテレビ局や新聞社をTBS
と同じように因縁をつけて脅し、在日枠を設けさせたのです。NHKも同じです。
こうして在日韓国朝鮮人のなりすまし日本人によって日本のテレビ局が支配
されてしまったのです。

在日朝鮮人は日本で生まれ、日本国籍を取り、日本名を名乗り、世界に冠た
る日本の社会福祉の恩恵を受け、教育機関の恵みに浴し、公共施設を利用し、
日本経済の繁栄の余沢に充分に預かり、そのことに対して、なんの感謝の念
を持たずに、何故 反国家の姿勢を取り、反日本の構えを見せるのか?

彼らに日本国籍を貰ったならば何故日本人に成らないのか?と質問したら
「国籍は変えられるが民族は変えられない」とうそぶいたそうです。

しかしすべての在日朝鮮人が彼らのように日本を憎み、日本を貶める人たち
ばかりではありません。日本社会に溶けこんで一市民として一生を終える人
たちがほとんどです。

日本のメディアを支配した在日は日本社会における「獅子身中の虫」です。
獅子の身中に住み込んで、これの恩恵を蒙っている虫が、かえって獅子の肉
を食って、ついには獅子を死に至らしめる。つまり組織などの内部にいなが
ら害をなす者や、恩を仇で返す者たちです。獅子が死ねば虫も死ぬというこ
とが何故わからないのだろうか?

日本人はこのような祖国に害をなす異民族は断固排除しなければなりません。
中国や韓国・朝鮮の工作員に成り果てた在日を排除する強い姿勢が必要です

すでに戦争が始まっています。中国と韓国の共同対日攻撃、元寇の再現です。
日本は大陸の野蛮人と総力戦が始まっていることを知るべきです。
ヤクザな中国との間に、話し合いも和解もありません。

在日に支配されたメディアは、戦争の恐怖を煽って安倍政権の足を引っ張り
退陣させる動きを活発化させています。

日本の破滅を防ぐのに必要な知識は、戦後の反日歴史観と左翼思想からの解
放です。そのためには「真実の近現代史」を知らねばなりません。

捏造された近現代史を土台にして日教組は子どもたちに、自虐史観、自虐思
想を植え付け、原爆を落とされたこと、国中を焼け野原にされたことは
すべて日本が悪いからだと洗脳してきました。また評論家や在日に支配され
たメディアは経済人と保守政治家を罵ることで、この60年、日本社会を
弱体化させてきました。

現在、左翼と保守の戦いではありません、イデオロギーの対立の時代は既に
終わっています。日本においては在日と日本人の戦いです。

戦後
うかつにも日本は獅子身中の虫に気がつかなかった。
我々日本人は「致命的なまでに油断してしまった」私はそう思えてなりません。



(個人的なことで恐縮ですが 「近現代史の旅 真実を求めて」が7中旬~8月頃
に出版されます。サブタイトルは「真実をゆがめて日本を攻撃する中国・韓国に、
もう我慢できない」です)
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