本年誠にありがとうございました。


今年最後のブログです。新年を心静かに迎えるために反省をこめて今日は
政治・経済を少し離れて思考したいと思います。

今年の初めロウソクの火が消えそうになって、初めて自分の心の弱さを知り
ました。いままで自信満々に生きてきた自分がこんなにも簡単に壊れてし
まうとは・・・、

ブログを閉じた2ヶ月間、悩み苦しみ、自分ごときものが、はたして政治、
経済を論ずる資格があるのだろうか、自分の仕事、領分、縄張りの中だけに
専心傾倒すればよいものを、えらそうに専門でもない分野に切り込んだ為に
しっぺ返しにあい自分を傷つけてしまいました。

つまり溺れている人を見つけておもわず飛び込んで見たが、自分が泳げない
のに人を救うなんて出来るわけがないことに気がついたのです。

しかし2月の寒い夜、久しぶりにパソコンを開けました。そこには信じられ
ないくらいの多くのコメントが書き込まれていました。それらを読んでいる
うちに消えかかっていたロウソクの火が再び燃え始めてきました。

私の幼いころはまだ自宅に火鉢がありました。火鉢の中をかき回すと小さい
三つ四つのまだ完全に火の消えていない消し炭があります、互いに離して
おけば消えてしまいますが、この三つ四つの消し炭をかためて、その上に
新しい炭をのせれば、火は生き返ります。

人は一人では、なかなか力は出てきません。お互い一緒に励ましあい、声を
かけ合うならば、元気よく生きていけます。

すばらしい論客の皆様と共によりよい日本にしていくために智慧を出し合い、
一人でも多くの日本人を覚醒させていきましょう。

正しく知り、正しく信じ、正しく行う、かくして一歩一歩、正しきさとりに
近づいていけば、盲目になる代わりに目が開いてきます。自分が伸び、智慧が
伸び、よくものを見る力が出てきます。

実際的で、効果的な知識、分別、知見を増やして、たがいの人生を充実させ
てゆきたいものです。

今年一年当ブログに訪問していただき、まことにありがとうございました。
それでは皆様よいお年をお迎えください。


追伸
「『コラ! 中国いい加減にしろ!』がアマゾン・ドットコムの中国
ベストセラーで1位になった」という連絡が出版社からありました。
皆様のおかげです、ありがとうございました。




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三国志、美談の怪


今年も無事に一年が過ぎようとしています。しかし私自身は無事でも、
日本国が無事だとはとても思えません。

エゴと策謀が渦巻く国際政治の場で、「友愛」という女子学生の倫理観で
外交をしている幼稚な男を首相にしてしまいました。この男 常識と理性
を備えている正常な大人とはとても思えない。

最近の日本人は「怒り」を無くしています。怒りを忘れているから真の
敵が見えないのです。

中国の反日教育、世界中での「慰安婦」「南京大虐殺」の卑劣な宣伝工作、
日本の経済水域からの天然ガス資源の盗掘、尖閣諸島への主権の度重なる
侵害行為、毒餃子、ちょっと思い出しただけでもこれだけあります。
なぜ政治家もマスコミも怒らないのですか?

中国に工場を出している大企業の中に「中国との関係が悪化したら困る」
なんていう愚か者がいるけど、国家がなくなっても会社だけが存続すれば
いいのですか?

最近の日本企業人には自分がこの国を支える一員であるという自覚がまるで
ありません。国をしっかり意識していない人がすべての分野で活躍している
ことが日本国の最大の問題です。

話は飛びますが、今日の産経新聞に「三国志、曹操の墓みつかった」という
見出しを見て、「三国志演義」の中に載っている話を思い出しました。

劉備が曹操に追われている時に、逃げ込んだ家で劉備をもてなす食料がない
からと、その家の主人が妻を殺害してその肉を差し出した、空腹な劉備は
それを喜んで食べたという話です。

中国ではこの話が最高の美談として語り継がれています。人肉を平気で食
していた民族ですから、何のこだわりもなしに美談になったのです。
中国人作家の魯迅も「狂人日記」のなかで死んだ妹を兄が料理して食べた
話が載っています。

魯迅は日清戦争後 日本に留学したことによって、近代文明にふれ、人間
の常識と秩序を知りました。自分が育ってきた社会があまりにも日本と
かけ離れていたために、彼は自分の国に呆れ果てそして絶望しました。

魯迅は世界中の文献がそろっている日本の図書館で世界を知り、そして
祖国では目に触れたこともない中国儒教を勉強しました。しかし自分が
知っている中国はその儒教とはまったくかけ離れた世界であることを
知り、絶望したのです。

辛亥革命前後の混乱期に医学の勉強のために留学した魯迅は、中国人を
人間に導こうとして、敢然とペンを執って立ち上がりました。しかし
中国人を人間に導こうとした魯迅の苦悩と不屈の精神は、中国人を覚醒
さすこともなく、歴史の彼方に追いやられてしまいました。

我々の隣に住んでいる民族はまだ人間になる前の野蛮人が住んでいる
国だということをしっかりと自覚しましょう。

その野蛮人に卑屈に媚びへつらい、頭をなぜてもらい、国を平気で売る
小沢は、人間性のかけらもない動物です。

今日もわけのわからない雑文を書いてしまいました。

今年のはじめ頃不気味な脅迫で軽い欝になりブログを2ヶ月ほど閉じま
したが、その間あけていた投稿欄に600近くのコメントが寄せられ、
論客の皆様に励まされて再び書き始めることができました。

私のような大して知識もないものが政治ブログを続けられることが、不思議
で仕方ありません、これも論客の皆様のお陰です。深く感謝申し上げます。

気が付けば今年もあと僅かになってしまいました。毎日寝る前にコメントを
見るのが習慣になっています。毎回論客の皆様の博学には驚きの連続です。
中国在住の方から久しぶりに投稿をいただき、なぜかホットしました。

私のブログは本編より投稿欄に価値があります。若い人も女性の方も博学の
論客陣に遠慮せずにどうか気軽に投稿してください。
軽いコメントで十分です。たまには息抜きも必要です。



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中国大乱の予兆


前回の続きです。今日も副島隆彦氏の論に異議を唱えたいと思います。

正直どこから手を付けたらいいのか、迷いながら書いています。副島氏の
著書で書かれている中国論を細かく批判していけばきりがありません。

そこで今日はこの著書の全体を眺めて、副島氏の中国論と対峙しながら私
の中国論を書いてみます。

副島氏の著書の中に「中国はやがて共産党独裁を廃止して民主国家になる。
ウイグル人もチベット人も台湾人も、いじめないで彼らに大幅な自冶権を
与えて中国体制を平和的に支える周辺民族として手厚く処遇すると決める
だろう」と書いています。副島氏の中国論の結論がこの文章によく表れて
います。

副島氏の「あと5年で中国が世界を制覇する」の著書のあとがきに、「中国
は、いよいよ平和な帝国になりつつある」とのべています。
いったいどういう根拠をもって中国は平和な帝国になりつつあると言える
のか、あまりの能天気に唖然としています。

なぜ彼はこの恐ろしいまでの中国楽観論に行き着くのかを推察しながら、
私の中国悲観論を述べて見たいと思います。

副島氏の中国論と私の中国論の根本的な違いは彼の論には中国人間学が
すっぽり抜けているということです。つまり中国人をわれわれ日本人と
同じように思考する人間とみて判断をするから、楽観論に行き着くのです。

なにも中国の2000年くらいの混乱の歴史を勉強しなくても直近の毛沢東
以降の歴史を振り返るだけで中国人が見えてきます。それは中国人が
究極的な理念に欠け、人間を大切にする概念がまるで無い民族だという
ことです。

中国人は欧米人も日本人も持っている人間の基礎である慈悲の心と思い
やりの心を過酷なまでの悲惨な歴史の中で無くしていったのです。

その象徴が毛沢東です。彼の政権は恐怖の力によって運営され、人民は
囚人のように監視されていました。

ユン・チアンの著書「誰も知らなかった毛沢東、マオ」の中で信じられない
くらい残酷な光景を書いています。「ある若いイギリス人女性は、北京の
中心部でおこなわれた集会を目撃した。約200人が街路を引き回されたあと
頭を打ちぬかれて処刑され、脳みそが見物人のところまで飛び散った。
死体を積んだトラックが血をしたたらせながら街路を往来していた。

人民の大多数、子供も大人も暴力行為や殺人行為を見ることを望んだ。
全国民の脳裏に恐ろしく残忍な光景を刻み付けるためだ。

そのやり方は犯罪人を人目に触れないところで処理したスターリンや
ヒットラーをはるかに凌ぐ残忍さだった」と書いています。

この残忍な人間性に対する空前の蹂躙が今日でもまだ続いているのが
中国なのです。中国のこのような冷厳な現実を考量せずに中国楽観論を
展開することは、日本人をいつまでたっても中国を見誤り、いくらだま
され、恫喝され、被害をこうむっても、また同じ過ちをくりかえします。

副島氏やその他の親中評論家たちのように経済や軍事、巨大人口だけで
捉える中国観ではなく、歴史や文明や価値観まで含めた捉えかたをしない
と中国問題の本質が見えてきません。

副島氏のように「経済発展と貿易拡大が徐々に中国に民主化をもたらす」
という論はあまりにも底が浅すぎます。

彼は著書の最後に「あと5年で中国が世界を制覇する」を書き上げるため
に、編集部の担当者と一緒に上海、北京、香港、南京、広東省、瀋陽、
丹東、大連への調査旅行にいったと書いています。

まさにのん気な観光気分です。

彼のような評論家の常として、まず結論を日本で構築してから現場に
調査に行きます。本を年間に何冊もだす人が一箇所に長くとどまって
体験できるわけも無く通り一遍の観光旅行でいったい何がわかりますか?

中国はあまりに広大です。暴動や労働争議、地方役人の農民からの土地
収用などは北京や香港の一流ホテルで出くわすわけがない、大雪、洪水、
手抜きインフラによる災害、農村や少数民族の悲劇など、旅行者にとって
どこか遠方の出来事です。

副島殿、観光旅行で上海や、香港のまばゆい光に目を奪われていては、
中国の真実は何も見えません。

副島氏の本を読んで中国の未来を信じて突進する中小企業の社長様、
今一度よく考えてください。
たしかに中国はこの20年のあいだに大きく変わりました。しかし何が
変わり 何が変わっていないかをよく知る必要があります。

中国はあまりにも大きくて、複雑すぎます。それゆえ欧米や日本も中国
に対して大量の情報洪水でバランスをなくしています。

私は世界の経済常識を無視した滅茶苦茶な中国経営は、見かけの力とは
裏腹にもはや限界に達しているのではないかと思っています。
人民の基本的な要求を満たすことが出来ない共産党政権に対する人民の
不満は沸点に近づいています。

世界一の人口の多い国、核武装をしていて、ミサイルの発射準備を整えた
国が内部叛乱で迷走を始めたら、いったいどんなことが起こるのか?
遠く離れたアメリカでも安全とはいえない。

なにしろ60年前に作られた体制が揺らぎ始めています。共産党幹部は
なにをどうしたらいいやら、まるでわかっていません。

腐敗幹部の反発や、重い負担に耐えかねた農民の決起(約8万件)は年々
増えています。副島氏やマスコミのように沿海地域の発展に目を奪われて
いては「中国大乱」の予兆は感知できません。

「中国の明日」はどうなるのか?無法者に輝ける明日は来ない。



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「中国が世界を制覇する」の大嘘


前回の続きです。今回も副島孝彦氏の「あと5年で中国が世界を制覇する」について
反論をしてみたいと思います。

「悲惨な歴史によって歪められた国民性を無視した中国経済論は単なる幻想にすぎ
ない」と前回は副島氏の論理に真っ向から挑みました。それではなぜ中国人の性格
が中国経済とリンクするのかを今日は書いて見ます。

全ての経済は信用の上に成り立っています。中国に蔓延するニセモノ商品、
毒餃子、ホルマリン付けされた養殖うなぎ、農薬まみれの野菜、海外で多数の
死者を出している有害物質まみれの中国製品は言うに及ばず、大気汚染や
環境破壊、外交面においては軍事力をバックに恐喝、恫喝、やりたい放題。

中国はいまや世界中で一番厄介な、危険で信用が無い国になっています。
信用の無い国で膨れた経済は砂上の楼閣です。

また副島氏は「中国の外貨準備高は今や2兆ドルを突破した。中国がこれほどの
外貨資産を持つようになった、その理由は解明されない」と書いています。

副島殿、普通のビジネスマンなら中国の外貨準備金2兆ドル突破の意味について
誰でも説明できます。経済学者が「その理由が解明されない」などと書けば
笑われます。

あなたは外貨準備高を個人の預金の感覚でとらまえています。中国が外貨準備高
で日本を抜いたことをまるで、日本は落ち目で、中国が世界一の金持ちに
なったがごとく賞賛していますが、外貨準備高の意味を理解しているとは
とても思われません。

あなたは経常収支の黒字で外貨準備高が積み上がると思っているようですが、
中国はそれ以上に通貨当局が外貨を売り買いしている方がずっと多いのです。
アメリカが基軸通貨の強みで大量のドルを印刷するのに合わして中国は大量の
人民元を印刷してドルを買っています。つまり元高を防ぐためです。

そして中国は為替介入してドル買ったために人民元が市場にあふれました。
結果不動産と株式が異常な高騰、つまりバブルが形成されたのです。

この結果中国ではインフレが進行して一般庶民の暮らしが、困窮しています。

日本の場合は経常収支の黒字分を外貨準備として積み上げずに、海外に投資、
や融資をしています。大手企業も輸出で稼いだドルを全て日本に持ち帰らず、
一部現地の銀行に積み上げます。

企業は持ち帰ったドルを円に両替して社員の給料を払います。そのドルを
日本通貨当局は外貨準備に積み上げます。

またアジアはもちろん欧米各国に続々と進出している日本企業は利益を国内に
持って帰りません。なぜなら二重課税されるからです。このように各国の
銀行にたまっている日本企業のドルと国内の外貨準備高をあわせると、
とんでもない巨額になります。

中国が発表する数字をまともだとした場合でも日本の実力の足元にも及び
ません。また中国へ進出している各国の企業は中国の貿易総額は大嘘だと
看破しています。

なぜなら中国には「輸出戻し税」という輸出した製品の付加価値税を還付する
制度があります。中国の企業はこの戻し税を還付してもらうために輸出額を
水増ししています。私の知っている国営企業は、罪の意識も無いまま当然の
ごとく輸出額をかさ上げして還付金を搾取しています。

ほとんどの国営企業は輸出額を過大に設定して還付金を手に入れています。
輸出額がこのように誇大に申告した大嘘なら貿易収支は黒字になります。
この嘘の貿易黒字は当然GDPに加算されます。

GDPは貿易黒字以外に個人消費や設備投資、その他などが加算されます。
中国各省から上がってくるこれらの数字は役人の出世のために過大に申告
しています。中央政府はこれらの上がってきた数字を合計しますと成長率が
15%~18%にもなってしまいます。成長率を15%~18%に設定すると嘘が
ばれてしまいます。そこで政府はこの極端な数字を10%前後に設定して
発表します。

まさに嘘の上に嘘を乗せた三階立ての嘘です。

また副島氏は「中国の国有企業群の負債が、大きな観点からは、ほとんど消えて
無くなったようにさえみえる。その理由はわからない、金融統計や経済指標
の取り方自体に問題があるのではないかと思われる。あれほど大騒ぎした
エコノミスト、新聞記者たちからの釈明や追加報道はまったく無い」と書いて
います。

副島殿、金融統計や経済指標の取り方に問題があるのでなく、もともと大部分は
大嘘なのです。あなたは「負債が消えた理由がわからない」と書いていますが、
それでは私が説明しましょう。

中国の国営企業は毎年大赤字です、なぜなら外国の資本と技術を取り込んだ国営
企業は別にして昔からの国営企業は設備の老朽化と製品自体の時代遅れ、過剰な
人員、年老いて退職した工員の年金まで一工場が面倒を見なければいけません。
赤字になって当然です。

しかし中国政府は潰すわけにはいきません。潰せば1億人以上の失業者が
出るといわれています。そこで政府は銀行に命令して国営企業に資金を
どんどん投入して助けたのです。

5年ほど前から国営企業は政府の指導で銀行から入てくる借り入れ金を
売り上げに計上しだしたのです。赤字会社が瞬く間に黒字会社に変身します。
銀行は企業返済が無いため不良債権が見る見る100兆円に達しました。
ところが3年前ごろから銀行の不良債権が突然消えてしまいました。

中国政府は元を大量に印刷して銀行に公的資金を投入したのです。公的資金を
投入しても本来不良債権はなくなりません。ところが突然消えたのです。
なぜか公的資金を企業からの返済にすり替えたのです。呆然、唖然、無茶苦茶
です。一般常識から言えば、このような会計は成り立ちません。

しかし中国は一党独裁の共産国家です。何でもありです。

副島氏は「ヨーロッパ諸国も、日本もアメリカもあまりにも厳しい金融統制や
生産活動への細かい法律による規制が行われているから、だから景気回復が
できない。中国を見習って本当の意味での官僚による統制からの規制撤廃を
やらなければいけない」ともっともらしい言葉を羅列して、自信たっぷりに
述べていますが思わず目を覆いたくなりました。

他の国が中国のようなことをすれば、経済常識や経済道徳が崩壊して資本主義が
成り立ちません。そのうえすぐにハイパーインフレになり、大根一本
買うのに、バケツいっぱいにお金を入れていかないと買えなくなります。


(今日も長くなってしまいました。この続きは次回にて)




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経済学者はなぜ中国を見誤るのか


関西空港内の書店で副島孝彦氏の「あと5年で中国が世界を制覇する」を買い
機内で一気に読みました。字が大きいので韓国到着までに最後まで読むこと
ができました。

彼は「今や中国は、明らかに次の世界覇権国になる運命と条件と資質と能力
を各場面にわたって達成しつつある。そしてそれはあと5年だと、改めて
はっきり予言しておく」と述べています。

二年前にも副島氏の「ドル覇権の崩壊」を機内でよみました。彼は「私は10年
来、金融・経済を書いてきたが、そろそろ預言者になろうと思う、自信を
持って近未来予測ができない経済学者やエコノミストは滅べばいい」と
自信たっぷりに書いています。

彼の本をたった2冊しか読まずに批判するのも気が引けますが、常に世の中の
不安をあおって商売をしている典型的な日本型エコノミストです。

本を売ることによって生活している人ですから、中身は常に刺激的で衝撃的
です。彼は著書の中で「私は常に景気悲観論者であって、経済破綻論者で
ある。私は日本の先行きの悪いことばかり書いてきた。景気がよくなると私の
出番はない」とぬけぬけと述べています。

日本のマスコミの論調も、このような悲観論者のエコノミストに影響されて
どこを見ても暗いものばかりです。

日本バブル崩壊以降、彼らのような悲観論者のエコノミストたちは「日本は
危ない」などと不安ばかりあおってきました。
副島氏と同じような悲観論者の経済学者に浅井隆氏がいます

10年ほど前、浅井隆氏の 「2003年日本国破産」を読んでこの人は経済ペテン師
だと思いました。彼は「借金と不良債権の総額は、ついに800兆円にも
達した。もしこのままの状況を放置すれば、5年を待たずして、日本は国家
破産の奈落の底へと落ちていく」と不安をあおりました。

そして日本は「年率20%のインフレ、1ドル=200円の超円安、消費税35%、
長期金利10%弱、国民生活は無惨にも破壊される」と絶望的な事を書いています。

この人たちの日本絶望論の影響によって日本国民の財布の口が閉じてしまい
日本国内はますます不況になってしまいました。まさにマスコミ不況です。

話を副島氏著書「あと5年で中国が世界を制覇する」に戻します

彼は著書の中で「いまや中国は、明らかに次の世界覇権国になる。私の
この考えに正面から反対できる者は、もはや日本国内では消滅しつつある。
渡辺昇一氏やなんだかんだの言論人たちに対して、私は宣言しておく。
この人たちは、なんでもかんでも中国を腐さないと気が済まない。中国を
敵対視することが、日本民族や愛国派の精神の中心であると言う態度とる、
だが、それは大きな間違いである」と挑戦的に述べています。

また彼は「黄文雄氏や櫻井よしこ氏、金美鈴氏のような人たちが、CIAから
資金をもらったりして、まるで日本の愛国者、保守言論人の正統であるかの
ようなふりをして、反中国を強烈に唱えてきた」と本人たちが見れば、怒り
心頭に達するようなことを堂々と述べています。

そして彼は「私は言論人として彼らとの言論戦を一度は戦っておかなければ
ならないと思う」と自信たっぷりに言い切っています。

副島殿、はっきり言っておきます、あなたのヘナチョコな知識と経験では
まず完膚なきまで叩き潰されます。あなたの浅はかな知識では、渡辺氏や
櫻井氏、黄分雄氏、金美鈴氏には太刀打ちできません。

言論人でもない単なるビジネスマンの私が言論で飯を食っている副島氏の
間違いを指摘できるほどの自信はありませんが、日本の若者が絶望しない
ためにも彼に戦いを挑んでみたいとおもいます。

副島氏のように数字やグラフで、中国の実態を示すことはできませんが、
私には彼にない20数年の中国実体験があります。あなたのように人間学を
無視した単に数字を中心にした考察で中国を論じるのは間違いの元です。

あなたに欠けているのは中国の悲惨な歴史に裏打ちされた中国人の特殊な性格
です。国民性を無視した中国経済論は単なる幻想にすぎません。

中国人は二千年来、ほとんどの民衆はいつも飢餓と権力者の暴力で死の淵をさま
よってきたのです。生を求め、命を保つために、互いに欺き騙しあい、悪徳非道
なことをしなければ、生きていけなかったのです。

中国は歴史始まって以来戦乱続きでその上大規模な自然災害を繰り返して大地は
荒廃し人民は荒んでいきました。われわれが漢文で知っている孔子や孟子に
代表される道徳的な中国人は2000年前の時代の話です。

以前ブログで何回も解説したように中国は後漢末期の戦乱により漢民族はほぼ
絶滅し、北方から侵入してきた遊牧民に取って代わられ、人種も国土の大きさも、
さまざまに変化してきたのです。

このような過酷な歴史と自然環境によって、中国人の詐欺的で残虐な性格が
形成されてきたのです。


(長くなりますのでこの続きは次回にさせていただきます)



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怒髪冠を衝く


いま日本の現状を正確に把握している人たちの割合は10%にも満たない
とおもいます。なぜならそれは、左翼メディア、朝日新聞、日教組、労組、
テレビ局の幹部たちが国民を目くらましにいっているからです。
そして知らぬ間に日本人を亡国へと誘導しています。

中国に仕える奴隷政治家・小沢一郎に対するテレビの攻撃はあまりにも
手ぬるいです。今回だけではなしに毎年皇帝拝謁の朝貢に出かける小沢は
紛れも泣く「共産主義者」であり「極め付きの売国奴」です。

平成19年に小沢が中国に行ったとき随行した記者曰く「小沢氏が緊張して
上ずった声で、湖錦濤氏にお礼を述べた、小さい声で、感謝と感激に震えて
いる感じでした。」随行した渡辺秀央民主党議員(2008年民主党を離脱)は
「お粗末過ぎて恥ずかしい、見るに耐えられませんでした」と言っています。

マスコミは小沢を買いかぶりすぎです。彼は胆力のない小心者です。気の
弱さを隠すために常に高圧的にでる腐れ男です。

この男毎年大勢をつれて中国に臣下の礼をとりに行っています。今回
約600人の民主党員を連れて湖錦濤に自らの権力を誇示しました。
そして野蛮な人権弾圧皇帝に頭をなぜてもらったのです。

日本の代表でもないこの男によって日本は中国の属国ですと世界中に知らし
め、日本国民をこの野蛮で礼儀知らずの湖錦濤の臣下にしてしまったのです。

このようなことを黙って見逃すのですか?

誇り高き先進国の日本国民をまだ国の体もなしていない不潔な途上国の皇帝
に日本を安売りしてしまうなど決して許されることではありません。

小沢は胡錦濤からの指示書である「日本解体指令書」を懐に着々と実行に
移しています。その上日本パクリを進めている韓国に対しても、パクリが
堂々とできるように売国法案を通そうとしています。

自分の売国ぶりを隠そうともしない腐れ男をこのまま野放しにするの
ですか?みんなで声を上げましょう。

売国奴の小沢が過去に何をしてきたか、日本国民はもう一回確かめて
欲しい、この男は昔アメリカの圧力を利用して、金の力と数の力で政治を
支配し、権力のうま味を思う存分吸い取ってきたのです。

石原慎太郎氏は、「小沢はアメリカの指示通り8年間に430兆円のカネを
無駄使いして日本の経済力を弱めた」と言っています。

以前はアメリカの使い走り、現在は胡錦濤の草履とりになって日本国を
貶めています。

以前週刊誌で小沢は10億円の不動産を購入、それとは別に25億もの
巨額資金を溜め込んでいると報じていました。
なぜ地検は動かないのですか?なぜテレビでガンガン追求しないので
すか?

国民がいっせいに声を上げない限りこの悪魔を退治できません。

小沢は韓国に地方参政権付与を約束し、来年の陛下の訪韓も約束しました。
今回の天皇陛下と中国NO6の男の会見についても拒否したにもかか
わらず官邸を恫喝して進めました。

胡錦濤の草履とりが畏れ多くも陛下に対して指示を出すなど、怒髪冠を
衝く所業です。

日本を守ってくれている八百万の神々どうかこの悪魔を退治してください。
切にお願い申し上げるしだいです。



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普天間問題の裏読み?


私は一貫して中国の嘘と危険性について論じてきました。かといって
アメリカにも嘘があり危険性は限りなくあります。

日本が目指すべき方向はどうやって日本の自主性と独立性を確保する
かであって親米とか親中かという主体性を放棄した選択は、日本に
とってまったく意味がありません。

しかし現実は戦後一貫して続いてきた対米関係を最重要視してきた日本
の方向性を急転換して中国に擦り寄る民主党には限りなく危険性を
感じます。

民主党が主張する日本と米国、中国の関係は「正三角形」であるべきだと
する意見が主流を占めています。そのために民主党は日中関係を強固にし
て米国と対峙しようとしています。

しかしちょっとまってください、現実において中国は共産党独裁政権の
国で、核搭載弾道ミサイルを日本に100機以上向けている国なのです。
反対に米国とは安全保障条約に基づき軍事同盟を結んでいる関係です。

もちろん同盟だからといって米国が有事に日本を助けてくれるなど、
ゆめゆめ思っていませんが、中国に対して抑止力になり牽制になること
は間違いのない現実です。

もし中国が日本に戦闘を仕掛ければ、同盟国の米国は無視するわけには
いきません。もし同盟国を助けなければ米国は世界中から信頼と尊敬を
失うことになり、世界中の国と結んでいる同盟関係がただの紙切れに
なり、同盟国が敵になってしまいます。

「中国が日本に戦争を仕掛けるはずがない」といわれそうですが、
もちろん日本が中国の言いなりになれば何も起こりません。どんな人
でもピストルを突きつけられれば命が惜しいから言いなりになります。

中国は日米同盟が脆弱し日本の抑止力がなくなれば仕事にあぶれた野蛮
な中国人が大挙して日本にやってきて得意の民族浄化をやり始めます。
チベットやウイグルと同じ目にあいます。
まさに日本人が消えていきます。

今までの自民党が中国に対してかろうじてNOといってこられたのは
日米同盟という防弾チョッキを着ていたからです。

民主党はこの防弾チョッキを脱ぎ捨てて、中国に擦り寄り自ら民族浄化
をお願いに行っています。中国と一体化することで米国と対等になろう
としています。

今回の普天間飛行場の移転のゴタゴタは中国と米国にはめられたような
気がして仕方がありません。米国は2009年1月20日オバマ大統領就任
以来 米民主党は日本処分を決めたのではないかと推測しています。

つまり裏で米中密約ができているのではないかと疑っています。中国は
鳩山首相の外交ブレーンである寺島実郎氏や最近ニュースによく出て
くる沖縄宜野湾市の伊波市長などを使って鳩山氏の考えを揺さぶって
います。

伊波市長は上京し民主党閣僚に対して「普天間基地に駐留する海兵隊は
すべてグアムに移転することになっているはずだ、米当局が発表した沖
縄海兵隊グアム移転に関する草案の中に沖縄海兵隊のほとんどの部門
がグアムに移転すると書いてある」と進言しています。

この事実を米国に確認するために寺島実郎氏はアメリカに飛びました。
しかし警戒したのかバカにしたのか分かりませんが、米国の政治家は
誰も会ってくれませんでした。(寺島氏がアメリカへ飛んだことは事実
ですし、米国政治家から冷たくされたことも事実ですがその理由つい
ては推測です)

ヘリ部隊や歩兵部隊のほとんどがグアムに移転するなら、普天間基地の
代替施設を辺野古にわざわざ作る必要はない。

もしこのことが真実ならば、なぜ米国は辺野古にこだわったのか?考えられる
ことは、日本が気前よく出している「思いやり予算」を今後も支出させる
ことが目的でグアムに全軍移転せず一部だけを残す計画ではないかと
思われます。

寺島氏の助言により鳩山氏はこのような米国の腹を察知したために決断を
しなかった。米国の方も激怒したそぶりを見せれば日本処分の言い訳を世界
に向かって言えます。

裏切りは米国ではなく日本である、正義は米国にあると世界に主張でき
ます。つまり米中密約にそって日本は動かされているのではないかと
疑っています。太平洋戦争の仕掛けに似ています。ただ当時と違うのは
日本は戦う武器を持っていません。

つまりアメリカの日本処分とは中国にくれてやることではないかと
危惧しています。小沢も鳩山も米中密約の筋書き通り動かされている
かもしれません。

日本が目覚め、いずれは米国の核の傘から離脱し、将来、外交的にも
軍事的にも自立し、核を持つことは米国にとっても中国にとっても
非常に厄介なことになります。

日本の経済力と技術力の実力は両国にとって脅威です。日本を永遠に
眠らしておくには中国に進呈して民族浄化をしてもらうことが米国に
とって安心できます。つまり米中の利害が一致したのです。

日本人が考える以上に米中は「日本軍国主義」を警戒しています。
今後日本が経済的にもっと発展し、さらに政治・軍事大国になる
ことを、米中両国でいかにして防ぐかということで一致したのです。


今日は5日分の新聞(産経、読売)の裏側を読み、流れに沿って考察
して見ました。



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売国政権



毎日のストレスを少しでも和らげるために、あえて韓国に出張しました。
この間は新聞もテレビのニュースも見ないようにしました
おかげで毎日のストレスが解消してゆったりした気分で一日が過ぎて
行きました。

昨日月曜日の夜久しぶりに5日分のたまった新聞をみました。読むほどに
頭に血が上り、心臓が破裂しそうになりました。本性をあからさまに
見せ始めた小沢一郎と鳩山首相は決して許すわけにはいきません。

いままでこれほどはっきりと売国ぶりを見せた政治家がいただろうか、
宮内庁長官に辞任を要求した小沢は一体何様のつもりなのか?

日本歴史始まって以来の最大の危機です。


韓国出張記 その1


今日は5日ぶりにパソコンに触れています。先週はパソコンの変調で
ブログが書けなくなり、修繕を頼んでいる間 韓国に出張していま
した。

この5日間はブログに縛られず新聞もテレビのニュースもまったく
見ませんでした。おかげでストレスから開放されて久しぶりにホテル
ライフを楽しんできました。

韓国のホテルは個人が予約して泊まるととんでもない金額が請求され
ます。私はネットで韓国専門の代理店を通じて金額を調べて予約して
金額を先に振り込みます。

私がよく利用するCOEXホテルは個人が直接予約して泊まると一泊
朝食抜きで24000円~26000円くらい取られます。

韓国専門代理店を通じると今回一泊13900円でした。同じホテルで
なぜこれほどまで差が出るのか信じられません。

以前事務所の近くにあるルネッサンスソウルホテルに泊まっていました。
このホテルは「The Korea Times」で読者から韓国最高の都市ホテルに
選ばれたというのが自慢でCOEXホテルと同じ五つ星クラスです。

このホテルに泊まらなくなった理由は請求書を見て不信感を抱いて
しまったからです。毎日ホテル代が少しづつ高くなっていきます。
韓国のホテルは曜日によって値段が違うことはよくありますので我慢
して支払っていました。

月一回の韓国出張にはルネッサンスホテルに泊まっていました。事務所
まで歩いて5分もかからないところにあり、ロビーのラウンジを応接
代わりに使えるからです。

一年が過ぎたころ請求書にルームサービスで食べてもいない食事が請求
されています。間違いを指摘してもフロントは納得しません。そこで
もし私がルームサービスを頼んでいれば私のサインの入った請求書が
あるはずですといっても出してきません。

そこで事務所に電話して来てくれた専務に事情を説明しました。日頃
大人しい専務がいきなりフロントでチェックアウトの処理をしている
ホテルマンの胸ぐらを捕まえて大声で怒鳴りました。

声に驚いて数人のホテルマンが専務を取り囲み、なだめすかして別室
に連れて行きました。30分位してやっと専務が別室からでてきました。
ホテル側の言い分は隣の部屋のルームサービス代がうっかり私の請求書
に付いてしまったということです。

この白々しいホテル側の嘘にあきれてしまいました。

別室でのやり取りを専務から聞きました。別室での専務に対するホテル
マンの第一声は「あなたは韓国人なのになぜ日本人に味方するのか」
そこで当社の専務はホテルの支配人を呼ぶように指示して、支配人を
30分くらい説教したそうです。

「お前たちのような奴がいるから韓国は世界から信用されないのだ。この
ホテルには世界中の人たちがやってくる、どこの国の人たちもホテルの
印象でその国の評価をしてしまう。お前たちが詐欺師なら韓国人もすべて
詐欺師と思われてしまう。一度日本に行って日本のホテルに泊まって勉強
して来い、お前たちは韓国人として恥ずかしい。」といって支配人を
説教したらしい。17年くらい前の話です。

当時はレストランに入っても日本人とわかると高くされました。中国で
も香港でも韓国でも日本人とわかると請求書の値段が上がりました。

日本人が個人で世界を旅行するのは危険がいっぱいです。特に韓国、香港
が顕著でした。昔中国の空港のお土産店でPostage Stampsを買いました
切手収集家から見れば垂涎もの切手が貼られていましたが自宅であけまし
たら何枚か抜き取られていました。

中国や韓国から見れば日本人はねぎを背負ったカモです。

個人がだまされても被害は小さい。企業がだまされたら被害は甚大です。
政治家がだまされたら国がなくなります。

しかし鳩山と小沢は中国にだまされているのでなく、すべてを承知して
いる確信犯です。手を貸したマスコミの罪は深いです。

検察がこの二人を排除してくれることを願っていますが、あまり期待は
できないようです。日本は4年間この苦しみに耐えて、再生する以外
ないみたいです。

それまでに日本人は目覚めてくれるのでしょうか?



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鳩山は中国工作員


今日も鳩山バカ殿のことを書いてみます。この危険な男について
何回も書きたくありませんが書かざるをえません。

この男をたんなるバカと思っていましたが、最近この男の正体は中国
の工作員ではないかと疑っています。普天間飛行場移設問題をめぐり、
猫の目のように変わる鳩山の言動は常軌を逸しています。

4日外務省の接見室でルース駐日大使は、岡田外相と北沢防衛相を前に
顔を真っ赤にして大声を張り上げ、日本側に怒りをあらわにしました。

怒るのも当然です。ルース大使にすれば鳩山氏は自国の大統領に二枚舌
を使って恥をかかしたのです。11月13日の日米首脳会談で鳩山氏は
「私を信頼して」と言って安心させ、翌日には「私を信頼してと言った
が、中身の話ではない、最終結論の方向性を示さなかった、年内まで
にと約束したわけではない」とオバマ大統領の面子を見事に潰したの
です。

私はこれら一連の言動は鳩山氏が優柔不断で単に知が欠落しているから
だと思っていました。しかしこれらの流れを冷静に分析すればアメリカ
を怒らすことを計算して言っています。つまりアメリカを怒らして
日米同盟を薄め あわよくば解消さすことが目的で行動しているのでは
ないかと思っています。

この危険な男は優柔不断と優しさ装い、口では「日米安保は日本の基軸」
であると言いながら日本国民を騙し、二枚舌でアメリカを怒らして確実
に将来同盟解消をアメリカ側が言い出す道筋を作っています。

はっきりいうならこの男は間違いなく中国の指示で動いています。

中国共産党は長年日本を第一の敵として軍事を拡大してきました。
中国があからさまに日本を攻撃できないのは日米同盟の壁が邪魔して
いたからです。

ところが中国が手なずけていた鳩山氏が都合よく日本のトップに選ば
れた、つまり中国の育てた工作員が敵国の首相になったのです。

これは台湾の馬英九総統と全く同じ構図です。

馬英九氏は1950年香港九龍で生まれた(中国のスパイになった時点で
中国の臭いを少しでも薄めるために出生を香港にした可能性があります)

その後、両親とともに台湾に移住、台湾大学法律科を卒業、中山奨学金
でハーバード大学大学院博士課程を修了。(中山奨学金とは国民党の
創始者である孫文が中山先生と呼ばれた事から名前がつけられた。)

馬氏はハーバード学生時代から政府、民主党系勢力に対する監視活動
に従事、いわゆるスパイとして活動していました。馬氏はすでに学生
時代に中国に目をつけられていたのです。

1981年、帰台した馬氏は総統府第一副局長に抜擢され、その後順調よく
出世し、1998年台北市市長選に出馬し当選しました。
この辺りから中国は本格的に中国工作員である馬英九氏を台湾総統に
するべしで裏でバックアップしました。

2008年総統選挙で対抗馬の謝長廷をカネの力で圧倒、遂に2008年5月
第2代中華民国総統に就任しました。
馬氏には就任前から、政治献金不当授受疑惑、暴力団との結託疑惑、
などが指摘されていましたが、台湾経済がすでに中国に握られていた
以上、台湾財界も国民も不安ながら馬氏を選ばざるをえませんでした。

彼は中国工作員の臭いを消すために総統選挙中にチベットで発生した
大規模暴動について中国当局を批判、自らが総統に当選した祭には
北京オリンピックをボイコットする可能性を示唆、二枚舌をつかって
台湾国民の不安を消し去りました。

またダライ・ラマ訪台を「歓迎する」としていたのに、実際に来年の
訪台の希望を伝えられると突然変節して「今の状況ではよい時期と
思わない」と巧みに拒否しました。

馬氏は7日台北市の総統府で日本のメディア7社と会見「日米安保条
約があってこそ台湾を含む東アジアが安定する」と述べました。

日本のメディアは馬氏の二枚舌戦略を感知せず、素直に彼の言葉を
信じてしまいますが、彼の本心は日米同盟の解消です。鳩山氏が巧みに
日米同盟の絆を弱める作業に拍手しています。

中国工作員馬氏の仕事は、戦争をせずに台湾を中国に進呈することです。
昨年5月の馬英九・国民党政権発足以来、この1年半の中台急接近ぶり
は目を見張らせるものがあります。

「一つの中国」の受け入れを鮮明にする馬氏は中国との三通(通商、
通航、通信)を実現し、今最後の仕上げとしてECFA(経済協力枠組み
協議)の早期締結を目指して今秋から交渉を加速させるつもりです。

馬氏は中国工作員の鎧を隠すために、台湾世論を巧みに誘導してきま
した。しかしここにきて台湾国民は馬英九政権に懐疑心を抱き始め
てきています。

5日行われた統一地方選で野党・民主進歩党が党勢を少し回復し、中台
統一へのまたとないパートナーの馬政権が蔭りを見せ始めた、
このまま推移していけば台湾世論の支持を失い、「一つの中国」の実現
ができなくなります。

そこで中国は中台一体となるECFAを「中台双方の準備が十分整った
うえで話し合うべきだ」と少し姿勢を後退させました。
この中国の真意は、ECFAは台湾側が経済発展のため要求している
ことで中国側はどうでもよいという感じをさせて中国主導の臭いを
消し去り、台湾国民を安心させるためです。

ECFAは台湾の希望であって中国の希望ではないという台湾主導の
形作りをして台湾国民を安心させて実現を急ぐつもりです。

このあたりの流れ、内容は異なりますが なぜか馬氏と鳩山氏とがダブ
ります。二人の発言が常にぶれるのは本心を隠しているからです。
常に二枚舌を使う馬氏と鳩山氏はそっくりです。

鳩山氏がいつの時期から中国の工作員になったか分かりませんが、鳩山
氏が日本国民の目をくらますために何も知らない正直な良家のお坊ち
ゃまを装うさまは間違いなく演技です。

日本国民の多くは鳩山氏がトップでありながら小沢氏に操られる哀れな
首相と同情していますが、実際は悪人顔した強権の小沢を盾にして
巧みに中国工作の臭い消し、日米同盟の絆を弱める仕事を着実に
こなしています。

小沢もいまや中国工作員の一味ですが、中国工作の周知の目を小沢に集
めて動きやすくなった鳩山は中国の指示通り動いています。

つまり鳩山は社会党や小沢に振り回されて仕方なく優柔不断になり、
朝令暮改も自分の本意ではないと演技しています。

小沢は小悪人ですが鳩山は大悪人です。鳩山は小沢や社会党に引きずら
れている風を装って中国の指示通り日本消滅の大仕事をはじめています。

このような事を書くと「考えすぎである,日本人である鳩山がそこまで
日本を裏切るなど考えられない」と言われそうですが、私は確信を
もって鳩山は中国に裏から操られるただの役者にすぎないと断言
できます。

ただ問題は馬英九台湾総統は自分は中国の工作員であると自覚して
行動していますが、鳩山は工作員の自覚はないかもしれません。
日米同盟を薄めて日本と中国が一体化することが日本のためであると
本気で思っている可能性があります。

つまり洗脳されて無意識のまま中国の工作員になっています。その事の
方がもっと恐ろしいです。

マスコミも民主党議員も国民もアメリカも完全に騙されています。
善人ずらした悪魔の鳩山由紀夫首相に皆が早く気がついてくれる
事をひたすら祈るばかりです。

日本はゆっくりと溶け始めてきました。
胡錦濤の高笑いが聞えてきます。



(パソコンが突然ウイルスに攻撃され?壊れてしまいました。直すだけの技術
もなし、三日間途方にくれていました。)

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国家意識のまるで無い鳩山氏


社民党党首の福島瑞穂党首は、「辺野古の沖に海上基地を造るという
決定を内閣が行った場合には、社会党としても私としても重大な決意を
しなければならない」と連立離脱を示唆しました。

この福島党首の発言は鳩山氏を救うための出来レースのような気がし
ます.鳩山氏も待ってましたと言わんばかりに、「社民党は辺野古移設
に大変厳しい思いをもっていたから、重く受け止めなければならない。
一方で、日米の合意したことは重く受け止めなければならない」と
述べました。

この社会党の発言で鳩山氏は日本国民に対して当面の政権維持の為に
仕方がなかったといういい訳が出来、アメリカに対しても、同じ民主
国家として、連日離脱は政権に大打撃となると日本側の事情を理解して
欲しいという巧い説明が出来ます。

この男の本心を隠した二枚舌は確実に日本国を消滅させていきます。

鳩山氏に一番かけているのは国家観です。この人の考えは国が完全に
抜けて常に個人的な心情で物事を判断しています。つまり一国の首相
とは何かと言う事がまるで分かっていません。

国のトップに選ばれたということは、まず何より「日本が無事に生き
残れる選択肢を見つけだしてくれる」ことなのです。

現状においてアメリカを怒らし袖にして日本が生き残れますか?
もちろん将来的にはアメリカなしでも生きられる日本を構想しなけれ
ばなりませんが、そのためには憲法を改正して普通の国になってから
のはなしです。

この男の今までの言動を精査すれば日本国が全く抜け落ちている事が
分かります。鳩山首相は国連演説で「被爆国としての道義的責任」と
言っています。こんなおかしなセリフは各国の笑いものです。

オバマが「核兵器を使用した唯一の核保有国としての行動する道義的
責任がある」と宣言しました。これなら投下した国としては正常です。

鳩山氏は国連の演説で「投下された日本国にも道義的責任がある」と
言ったのです。まったくおかしな発想です。おかしいというより
底抜けのバカです。

この男の頭にはあの戦争を「日本軍国主義の侵略戦争」という日教組
教育を注入された団塊の世代の狂気な思想が臭ってきます。

この男には戦前と戦後の歴史の価値の連続性といった観点が全く見られ
ません。日教組の教えどおり、日本は戦争犯罪を犯した侵略国家である、
「戦前の日本は悪」で「戦後の日本は善」というまったく馬鹿げた
呪縛にかかったまま、今日まで来たのです。

だからこの男は日本が中韓から責められている従軍慰安婦も、嘘で塗り
固められた南京大虐殺も、謝罪することが道義的責任と思っています。
そのうえ原爆投下されても日本の責任だと思っているのです。

彼の今までの言動を見るかぎり、日本国益を損してもまるで抵抗が
ありません。この男の視点は戦前も戦後も、日本を取り巻く国々の
敵意の存在が見えていません。

首相の重大な責任は「日本の生き残りを第一に考える」ことです。
民主党のキャッチフレーズ「国民の生活が第一」も日本人が生き残って
こそのはなしです。

核ミサイルが一発撃ち込まれてから後悔しても遅いのです。日米同盟
が核抑止力になっているなら、それは続けなければならない。

日本が自立できるような憲法改正が出来るまで、日米同盟によって
日本の生存と繁栄が担保されなければいけません。

鳩山殿アメリカが嫌いですか?現時点でアメリカと組む方が何より
得策だと思いませんか?

それとも戦争を避けるために東アジア共同体を作って日本国を中国に
吸収させるのですか?

あの野蛮で凶暴な嘘つきの中国人と一緒に暮らすぐらいなら核を
撃ちこまれて死んだ方がましです。



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日本が世界を救う


「日銀10兆円追加供給、金利0.1%,国債担保に」
新聞報道によれば「円高・デフレ緊急対策」のため日銀は10兆円規模
の新たな資金を市場に供給する追加金融緩和政策の導入を決めた。

今日は素人経済学を書いてみます。

日本不況の最大の原因はマスコミの間違った論調のせいです。日本の
エコノミストたちは過剰に不安を煽りすぎです。

今回の日銀の金融緩和政策は実際の効果よりムードを盛り上げるため
に出された政策で実際の効果はあまりありません。しかしエコノミス
トたちの論調を聞いていたら、まるで日銀の出す政策次第では株価が
上がりデフレが止まるような錯覚を感じます。

日銀が政策を発表する直前は株価があがり、発表後に株価が下がった
事についてエコノミストたちはそろって「日銀の政策は期待に反して
不十分である故に市場が反応した」としたり顔で批評しています。

日銀が臨時の政策決定会合を開くと言う情報が入れば株は一時的に
上がり、そして具体的政策が発表されれば内容に関わらず株は下がる
のです。

投資家はこのことを熟知しているから上がった時点で利益を確定させ
るために直ぐに売るのです。何も日銀の政策が不十分なせいではあり
ません。しかしエコノミストたちは日銀の対応に意味もなく攻撃を
加えます。

マスコミやエコノミストの論調はまるで日銀が魔法の杖でも持ってい
るかのような口ぶりです。日銀にはそんな力はありません。中央銀行
の政策次第で経済が回復するなら世界中の国は苦労などしません。

以前の日銀の政策は、景気が悪くなったら金利を下げてお金を借りやす
くするのが主流の政策でした。

しかしバブル崩壊以降、マスコミは「金融機関の不良債権問題がいっこ
うにカタがつかず、景気回復する兆しはまるで見られない、このまま
では日本発の世界恐慌になる」と不安をあおったために、日銀はゼロ
金利政策を取ってしまいました。つまり金利がゼロになった時点で金利
を下げて経済を回復させる事が不可能になったのです。

そこで日銀はお金の流通量を増やす「量的緩和」政策を2001年3月に
導入しました。

ここで市中銀行と日銀の関係を理解をしていただくために素人経済学的
に説明します。例えば私の会社が仕入先に100万円を支払う場合、当社
が当座預金を持っているA銀行から仕入先の取引しているB銀行に振り
込みます。その場合A銀行がB銀行に100万円を持って走るわけでは
ありません。

A銀行とB銀行の間に日銀が入って決済します。つまり全ての銀行は
日銀に当座預金を持っています。A銀行からB銀行に振り込まれた
お金はそれぞれの銀行が持っている日銀の当座預金が増減するだけです。

そのために各銀行は決済資金として日銀の当座預金に多額のお金を
プールしています。そのプールされている各銀行の総額は都市銀行と
信用金庫などの規模によってお金の総額を日銀は決めています。

量的緩和とは、例えばA銀行の日銀当座預金の額が従来5千億と決めら
れていたものを7千億と強制しますとA銀行は手持ちの国債を売って
総額7千億にします。国債なら金利が付きますが日銀の当座では金利が
付きません。

そこでA銀行は生きていくために企業に積極的にお金を融資します。
結果市中にお金が出回るという筋書きです。しかし市中銀行は企業に
お金を貸しませんでした。

大企業はむしろ銀行に借入金を返済し始めたのです。今までは銀行と
大企業は株の持ち合いなどして持ちつ持たれつの関係でした。しかし
この株の持ち合い制度をエコノミストたちの批判を浴びたせいもあり
ますが持ち合いの解消が平気で行われ、その上大企業は借金を返して
金利負担を軽くして、不況を乗り切ろうとしました。

資金を必要とする中小企業に対しては逆に銀行はリスクを恐れて貸し
渋り、貸しはがしを強行したのです。

すなわち日銀の量的緩和政策の効果はほとんど表れませんでした。
市中銀行が融資したのは外人投資家連中でした。結局日銀の量的
緩和政策で太ったのは外人投資家の人たちです。

日本の低金利の円を利用して外人投資家連中(ファンド)は各国の
不動産価格や株式価格を押し上げたのです。これが円キャリーと言
われたのです。

今回の新金融緩和措置は以前のように金融機関の国債を無理やり買い
取って各銀行の日銀の当座残高を増やすのでなく、国債やその他の
証券を担保に、銀行に0.1%の金利で貸し出す制度です。

これだと銀行は国債の金利はそのままにして日銀から0.1%の低金利
で借りることが出来ます。しかし各都市銀行は金余り現象です。
何故なら各国のファンドは今回の金融危機で手仕舞いを始めて、
各銀行に円返済をし始めたのです。当然銀行は金がだぶつきます。

多くのファンドは円キャリーの返済を静かに始めていたのです。ドル
やユーロを売り、円に両替されたら当然円高になって行きます。

ドバイショックはドルやユーロに不安を感じたファンド達は安全な
円に逃げ込んだのです。当然円高が加速されます。

すなわち日銀がどんな政策を打ち出してもデフレや円高を止める事は
不可能なことなのです。10兆円の供給目標を掲げても、市中銀行が
借りてくれなければ何の意味もありません。市中銀行が借りてくれても
企業に流れる事はありません。

たとえ市中銀行が借りてくれても日銀の0.1%と国債の金利とのさやで
儲ける事しか考えません。

エコノミストやマスコミはもういい加減に日銀がいくら銀行に資本
注入しても企業への貸し出しが増えるわけではないという事を知る
べきです。

いずれにせよ日銀さえしっかりして市中銀行のお尻を叩けば、景気
低迷から脱出しデフレを解消し円高を防げるという発想は余りにも
非現実的です。

日本の苦境を救う方法はただ一点、日銀の金利を毎年1%づつ上げる
ことです。そのことで一時的に中小企業は苦境に陥り、倒産する企業
も出てきますが、当たり前の金利負担に耐えられない企業は金利ゼロ
でも遅かれ早かれ潰れる運命なのです。21世紀存続できない、また
はしてはいけない企業なのです。

世の中全て痛みがなければ何も解決しないという事です。あるものを
得ようとするなら、あるものを捨てる覚悟をしなくてはいけません。

「円高と株安が止まらず、日本経済に対する危機感が高まっている。」
「円高とデフレが日本を破綻さす」というこんないい加減としか思え
ないエコノミストの主張をうのみにすることをやめましょう。

ドバイの信用不安がきっかけで世界の金融資産は円に逃げ込んだの
です。何故ですか、円が世界で一番安全だからです。
日本人は自信を持ちましょう。

世界に進出した日本の工場の総生産額は韓国の経済総生産よりはるか
に大きいのです。こんなすごい国は世界中探してもありません。世界
の製造業は日本を中心に回っているのです。

日本は世界にひけめを感じる必要はありません。日本が悪く見えるのは
世界を知らない無知なエコノミストたちの言葉に惑わされているから
です。

今日は勢いに任せて長くなってしまいました。経済の話しはいつも
長くなってしまいます。
ビジネスマンから見た素人経済学です。



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