小沢ヒトラー


皆様 自民惨敗に悲観する必要は全くありません。惨敗したお陰で
ガン細胞(公明党)を取り除く事が出来ます。もし中途半端の僅差の
負け方ならいつまでもガンに取り付かれて、それこそ命をおとします。

それと自民党内の売国リベラル派を排除する良い機会です。そして
自民党は保守政党であるという認識をしっかり確認する良い機会でも
あります。

大手術によって体力は一時的に弱りますが、国民は自民党が真っ当な
政党に戻るまで辛抱強く待っています。

今回の民主党の勝利は「政権交代」と言う言葉がキーワードになり
大勝利に誘導したと、評論家は言っていますが、国民の気持ちは自民党
にお灸を据えることに重点を置きました。

なぜ国民は自民党に対して絶望し怒ったか?それは自民党は公明党や
党内のリベラル派に引きずられて、当たり前の国益を主張する事に臆病
になってしまったからです。

軍事力の拡大を続け、日本に対して内政干渉を平気でしてくる中国に
対して弱腰になったり、そして教科書は相変わらず自虐的な記述に
満ち溢れているのに、何も手を打たなかった自民党に絶望して
怒りが沸点に達したのです。

それと朝日新聞やNHKに代表されるテレビその他のマスメディア達
は、国民に国家の危機から目をそむけさせ、生活上の不満や嫉妬心を
扇動して、政府への怒りに転化させたことに対して自民党は反論する
だけの勇気と知略が欠けていたからです。

大多数の国民は、ニュースと芸能番組の区別もつかないテレビ局を
心底軽蔑しています。それと最近は日本を断罪する事のみ熱心な人々
の胡散臭さを充分に認識し始めています。

野党になった自民党様どうか勇気を持ってこれらの言論テロと真っ向
から戦ってください。国民は自民党に容赦の無い鉄槌を下したことで
民主党の役目は終わりました。

そして小沢ヒトラーは積年の恨みを晴らすべく自民党を殺したのです。
今後ナチス小沢は由紀夫ちゃんを脅したり、おだてたりしながら好きな
ように操ります。

プライドの高い由紀夫ちゃんはお友達を味方につけて小沢に反抗し
ます。気の短いヒトラー小沢は小沢チルドレンを引き連れて民主党を
飛び出します。

その時 真正保守に覚醒した自民党の逆襲が始まります。

民主党の主張は論理的に破綻し、すべて偽善に満ち溢れています。
自民党のチャンスは以外に早く訪れるかもしれません。

その時まで自民党議員が真の政治家へ成長している事を期待して
います?

2000年間の年月で磨かれた日本人の思考力の深さと高さは、世界
最強の筈です。何も心配しなくても大丈夫です。



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非核三原則


民主党の鳩山由紀夫代表は、首相に就任した場合、ニューヨークで
開かれる国連総会における演説で全世界に向け「核廃絶」を呼び
かける演説をするそうです。 こういうのを茶番というのです。

核を大量に持っている超大国のアメリカの大統領が「核兵器の無い
世界」と言うから、各国は100%無理だと分かっていても一様振り
向いてくれるのです。

核を一つも持っていない国の首相がえらそうに「核廃絶」といくら
言っても、それは偽善であり、茶番劇なのです。世界は鼻も引っ掛け
てくれません。

日本はアメリカの「核の傘」にさんざん守られておきながら、唯一の
被爆国という被害者意識丸出しで、「核廃絶」を世界の舞台である国連
で演説すれば、世界中が「タワケタ、キレイゴト」に苦笑します。

もちろん核兵器を根絶できるならそれに越したことはありません。
しかし現存する核兵器をすべて廃棄できたとしても、いつでも誰でも
核兵器を復活させることができます。

一国でも核兵器を持っているかぎり、また核兵器をこっそり隠し持って
いるかぎり、核兵器を自ら捨てることはできません。核兵器を抑えられ
るのは核兵器だけなのです。

核廃絶という理想は人類の夢ですが、現実的には空想的な理念にすぎ
ないのです。こんな分かりきったことは世界の常識です。

それでも日本は唯一の被爆国として「非核」を全世界に訴えかけて
きた、そのお陰で世界中が核兵器削減の方向に向かってきたと言う
人がいますが、核兵器削減はソ連の崩壊により冷戦が終了したから
です。

核兵器を維持管理するには膨大な資金が要ります。アメリカエネルギー
省予算(08年度で241億ドル)の三分の一が核兵器関連、さらに
そのうち三分の二が核兵器の維持・管理につかわれます。

アメリカの核弾道数は10,680発、ロシアは18,000発とカウントされて
います。あまりの多さに管理・維持にお金が掛かりすぎるのです。

ロシアなどはお金が無くて維持管理が出来ず、貯蔵されて放置されて
いるものが多くなっています。また核兵器がいくつか行方不明になって
います。もしテロの手に渡っていれば非常に危険です。

アメリカも維持・管理にお金が掛かりすぎて、核兵器の開発に携わって
きた研究所は新たな兵器や新エネルギーを開発したくてもお金が回って
きません。

オバマはこれらの事を踏まえて「核兵器の無い世界」というキレイゴト
で核軍縮を始めたのです。お金の無いロシアも喜んで同調したのです。
過剰な核兵器の維持管理は金が掛かるだけで、「非核」という理想論に
目覚めたわけではありません。

鳩山氏は首相になれば、日米首脳会談で核を日本国内に持ち込ませ
ないようオバマ大統領を説得する考えを表明しています。

しかし良く考えてください、現状では直ぐに核をもてない日本はアメリ
カの核が頼りなのです.「非核三原則」の核を持ち込ませないというの
は中国も北朝鮮も信用していません。だからかろうじて日本の平和が
保たれているのです。

アメリカは、自国艦船の核兵器搭載について肯定も否定もしない」と
いう原則を堅持しています。このあいまいもこが日本を守っている
のです。

マスコミは政府は「非核三原則を唱えながら、国民を騙し続けた」と
言って、日本を危険にさらそうとしています。

非核三原則を唱えた佐藤栄作首相はマクナマラ米国防長官との会談で
中国と戦争になった場合には米国は直ちに核による報復を行う事を
密約していました。最近外務省が公開した外交文書で分かりました。

鳩山殿「国民の生活を守る」ということは、こういうことなのです。

今日私はこのブログを書きながら怒りがフツフツと脳まであがって
きました。日本はいったいどうなるのだろうか、怒りと悲しみと
不安と恐怖で、いつもの能天気な楽観論が消えてしまいました。


汚職で国は滅びないが偽善は確実に国を崩壊させます。



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民主党の正体


遂に衆院選が目の前に近づいてきました.
各新聞もテレビも民主300議席超え、自民半分以下、と言う文字が
踊っています。政権交代は確実な情勢になりつつあります。

公示前の日曜日に民主党候補の演説会に行きました。民主党候補が
どの様なことを話すのか、一度聞く必要があると思って、生まれて
初めていきました。

会場入口でカタログの一杯入った紙袋を渡されました。演説の
始まるまで渡された印刷物をながめていました。民主党のマニ
フェストも含めて約15部の印刷物が候補者の主張、経歴、過去の
自民党政治の罪などをグラフを見せて説明しています。

ビジネスマンの感覚からみればこのカタログでは商品は売れない、
これだけ美味しい事を並べれば,かえってこの商品の胡散臭さを
感じて客は手を出さないと思いました。

しかしなにがどうあれこの若い民主党候補は当選してしまうのだろう
なーと思いながら彼の演説を聞いていました。

演説の第一声が「皆さん 小泉改革から今日までの自民党政治で皆さん
の生活が少しでも良くなりましたか」?
そしてたたみかける様に「年金の失墜、医療不安、財政赤字の増大、
官僚の天下り、税金のムダ使い、」などを喋りなれた口調で演説して、
最後に「政権交代で日本を大掃除しましょう」と終わりました。

聞きにきている人たちは殆ど中高年ばかりで女性の方もかなり
来ています。その人たちはその通りだといわんばかりにしきりと頷いて
いました。

質問タイムで数人の方が質問しましたが候補者を利するような質問
ばかりで、一瞬サクラかと疑いました。

このまま終わるのもしゃくにさわるので、最後に質問してみました。
「民主党は外国人参政権について推進しているのに 今頂いた民主党
のマニフェストにもあなたの主張の欄にも載っていませんが、
隠したのですか?

若い候補者は一瞬キツイ顔でこちらを睨みました。そしておもむろに
「民主党内には外国人参政権について反対の方も賛成の方も居られ
ます。しかし韓国内の法律では韓国在住の日本人の参政権を認めまし
た。日本も認めざるを得ません、いまや時代の流れです」と彼は答え
ました。

韓国在住の日本人の数と日本在住の韓国人の数では圧倒的にちがい
ます、数の影響力は、計り知れません。と反論しました。

候補者は「今の時代は右や左などのイデオロギーの時代ではない、
外国と仲良くする事が平和を維持するのです。」と私の話を切って
しまいました。

会場に集まった人たちの冷たい視線を感じながら1時間足らずの集会
場を後にしました。30人近くいた人たちは全員この若い候補者に
投票する雰囲気でした。

マスコミの予想通り自民党の大敗は避けられそうにありません。

なぜ自民党は本来の自民党支持者の支援を失ってしまったか?
今の自民党は公明党の支援が無ければ選挙に勝てないと思っています。
この大いなる錯覚に気がつかないまま今日まできてしまったのです。

公明との連携、支援を仰いでいる事から本来の自民党支持者の期待や
共感を失っている事に気がついていません。

自民党は保守党としての政治理念の実現ではなく、政権与党である
ことを目的化してしまっています。

自民党の暗部が土建業界のつながりという「腐敗の構造」故に今まで
マスコミの攻撃になり易いですが、民主党の暗部は目に見えない
水面下で、階級闘争理念や反体制運動に携わってきた人たちがその
危険な思想や人脈を温存したまま党内をリードしていっています。

民主党という政党は、民主主義国家の二大政党の一角を占めるような
まっとうな政党ではありません。

わが国のマスコミは明けても暮れても、現実を無視した平和と不戦こそ
が最高の美徳であると謳いあげています。そのマスコミの追い風を利用
して民主党は大勝してしまうのでしょうか。

その結果日本は無防備な国際的孤児に追い込まれます。

集会場での外国人の地方参政権付与について話を戻します。民主党、
公明党、共産党、社民党などが永住権を持つ外国籍の人たちに地方参
政権を認めるという法案の趣旨は、政治の主体を「国民」から外国籍
の人たちを含む「市民」に移行するということです。

つまり「国民」とは日本国籍を有する人たちのことで、国籍を有する
ということは国家と運命を共にするという意味です。「市民」とは生活
の拠点が日本にあるだけということです。

もし日韓両国の国益が対立して、両国間に紛争が生じた場合、「在日
韓国人」はどちらに忠誠を誓うのですか?近代国家の論理は当然国籍
を有する国家に忠誠を誓い、国のために戦う事を要請します。

在日韓国人は大韓民国の公人なのです。当然韓国側に立って日本と戦
います。このような人たちに参政権を認めるのですか?
そのうち被選挙まで認めてしまえば、理論的には外国籍の地方議員や
知事の誕生をも可能にしてしまいます。

選挙権とは国家の運命を共にできる人たちの権利です。たまたま生活
が日本にあるから、その結果税金も払っているから選挙権は当然の
権利であるなど、まったく意味をなさない次元の異なる論理です。

民主党が勝つことによって、日本国民は素裸で寒風にさらされます。
目を覚ますには、いいかもしれません。

日本国民は知能の高い民族です。直ぐに気がついて新しい国作りを
はじめます。
皆様少しだけ我慢しましょう。権力を持った老人達が消えてなくなる
まで!




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中国の関西人?


今日も新聞の片隅の載っている中国の小さな記事に目が止まりました。
「浙江省温州市の民間企業家数人が共同で 仏の有名なファッション
ブランド『ピエール・カルダン』の買収に動いている。」

中国事業だけで買収額は266億円とみられている。将来的には、世界
全体の事業を手中に収める計画もあるという。

温州市といっても日本の一般の方はご存知ないと思いますが、中国では
小平氏が社会主義市場経済を唱え、経済開放政策を進める前から
すでに早くから市場経済、私営企業が発達していました。

現在も9割以上が私営企業で、おもに軽工業製品を大量生産して
います。革靴・ライター・めがね・衣類などが中心です。欠陥品の多い
中国製品のなかでもメイドイン温州はおおむね信用があります。

外国企業が投資して技術指導した企業 あるいは外資が直接中国に
工場をつくり製造した商品は信用がありますが、中国人が独自に作った
商品は、常にクレームの山を築きます。

その中でも温州市の商品は中国人資本の工場でありながらも比較的
クレームの少ない商品を作ります。

中国各地にある工場の経営は、人民解放軍が支配していたり、高級役人
の権限を利用した企業がほとんどですが、温州ビジネスマンは政府の
介在を嫌って独自の営業をしています。
つまりまともな人たちが多い地域だといえます。

中国人の性格は明日の千円より今日の百円を重視する短期勝負型
です。故に明日を考えないから騙しや詐欺を平気でするのです。
しかし温州ビジネスマンは中国人には珍しく明日の千円を重視します。
だから信用を得るために、永続性を考えて常によい商品を作る努力を
しています。

中国人は何千年間、波乱万丈の災禍と苦難の中で生き抜いてきました。
結果国民は政府を一切信用していません。政府も国民を信用していま
せん。相互不信社会です。

共産党政権の中で生活するということは、いつ、どこで、誰に裏切ら
れて命を落とすか分かりません。だからお互いに嘘で騙しあい、日夜
不安と恐怖におののいて生きてきたのです。

つまり毛沢東の社会主義政権が、国民を恐怖のどん底に陥れたのです。
27年間にわたった毛沢東の支配下において殺された人々の数は餓死も
入れて約3千万人に達するといわれています。

だから明日を信じられない中国人は明日の千円より今日の百円なの
です。そしてお金が貯まると、直ぐに海外へ脱出する事しか考えて
いません。

しかし私の知っている温州ビジネスマンは本当の意味の国際人が多く、
常識的な考えのできる人たちでした。

中国において企業間同士が組むということはまずありません。裏切り
とチクリの世界だからです。しかし今回のように温州市の民間企業
家数人が共同で「ピエール・カルダン」の買収に乗り出すなど、さす
がに温州ビジネスマンです。

温州人は物つくりは真面目です。その腕を買われて欧州のブランド品
の製造が盛んですが、ブランド品の横流しが多くてブランドメーカーは
困っていましたが、数字管理を徹底したら、今度は偽ブランドの製造が
盛んになってきました。

香港のショップで売られているブランド品は以前ブランド品の横流しが
多く存在しているといわれていました。この辺がやっぱり中国人です。

温州ビジネスマンは偽ブランドを造るより有名ブランド会社を買収
したりブランドライセンスを収得するほうが将来的に得だと判断
したようです。

温州ビジネスマンの凄さは「人口4千万のスペインに6千万足の靴を
売った」といわれて、今や伝説になっています。

以前日本の大商社の方に温州人は関西人によく似ているといわれ、褒め
られたのか、けなされたのか、関西人である私はあまりいい気分が
しませんでした。



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中国人の「仁義道徳」


人間は誰でも悪の心と善の心を持っています。心の弱さに負けて悪の
行為をしてしまえば、ひたすら分からないように隠すか、もしばれたら、
法で罰せられない小さな罪の場合でも恥ずかしくて顔を上げる事が
できません。これは世界に共通した人間の持っている当たり前の感情
です。

しかし中国人はこの当たり前である人間の心を持ち合わせていません。

新聞の片隅の小さな記事に「中国、コピー兵器を途上国販売」と出て
いました。中国がロシアから購入した戦闘機や、潜水艦、戦車など
主要兵器20種類以上をコピーして国産化、途上国へ大量に販売して
いました。

兵器のコピーは過去15年間にわたって行われており、ロシア側は詳細
なコピー兵器リストを作成し、中国側に突きつけました。

私が言いたいのは自国の兵器だけにこっそりコピーしていたなら、少し
は理解できますが、そのコピー商品を堂々と途上国に販売していた
のです。

しかも途上国は以前ロシア製の兵器を買っていた国々です。全く同じ
性能で同じデザインの兵器がロシアよりかなりの低単価で中国が売り
込んできたのです。

途上国は一律に世界通貨のドルを豊富にもっていませんが、中国は
ドルがない場合、石油やその他の資源と交換する形で売買したのです。

ロシアが激怒するのは当然です。

いつかばれる事が分かっていても中国人は平気です。ばれるまで販売
し続ける。ロシアが損害賠償を請求したかどうかまで記事は載って
いませんが、おそらくやり得です。

もし日本の製品なら抗議しても無視してコピーしまくります。

今年の4月「上海モーターショー」で中国メーカーはマツダ車と似た
デザインの車(日本名デミオ)を発表しました。このメーカーは、
2年前の前回のモーターショーでも、マツダそっくりの乗用車を
展示しました。マツダが前回も今回も抗議したかどうかまで分かり
ませんが、まさにカエルの面にションベンです。

上海モーターショーの新聞の記事は「ひどいコピーがズラリ・・・
知的財産権保護の意識の希薄さがあらためて浮き彫りになった」と
書いていますが、そんな難しい言葉で書く必要はありません。
中国人は単に仁義道徳心が欠如しているだけでしょう。

国が率先してロシアの兵器をコピーして販売する国です。国民が他国
の製品をコピーすることに罪の意識はまるでありません。

我々日本人は2千年前の中国の聖人、孔子の教えで「仁義道徳」が至大
にして至高であると教わってきました。

しかし後漢末期の戦乱により日本人が手本にした漢民族はほぼ全滅し
北方から侵入してきた遊牧民に取って代わられました。

その後も中国は戦乱が続き人種もさまざまに変化してきました。そして
人種が代われば言葉も文字も違います。つまり中国は2000年間共通
中国語というのは存在しなかった。ということは文化の継続性が
全く無かったということです。

つまり日本人が一生懸命勉強してきた論語も漢詩も中国人に全く影響を
与えなかったのです。いまの中国語と漢文は全く関係がありません。
2000年間中国人はいつも飢餓の線上でもがき、生きていくために、
お互い欺き、騙しあい、殺しあった結果、仁義道徳という倫理が消えて
なくなったのです。

だから各国の記者が集まるにもかかわらずモーターショーに恥ずかしげ
も無く堂々とコピー商品を出せるのです。普通の人間の神経なら陰で
コピー商品を売ることがあっても、まさかモーターショーに出したり
しません。

中国人の心には「良心の呵責」と言う言葉は存在していません。だから
ぬけぬけと国際舞台に顔をだして平気で嘘がつけるのです。

世界中の人間が考える仁義道徳と中国人が考える仁義道徳はまるで
違うようです。

つまり警察の仁義と泥棒の仁義がそれぞれ違うように、中国人の
仁義道徳は飢餓の線上で生き抜いていくために2000年の間にかなり
都合よく変形したようです。



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金大中の評価とは?


金大中元大統領が死去

この人を日本人の私が評価するのは非常に難しい。近年韓国の常識の
ある知識人たちの間では逆に朴政権の評価が高まっています。反面、
金大中氏の北朝鮮に対する太陽政策に疑問を感じている人が増えて
きています。

一国のリーダーによって国の方向が極端に変わります。大統領の目指す
方向が、良かったのか、悪かったのかは、短期間の歴史の中で判断する
事は非常に難しい事です。

金大中氏の若いときは民主化の旗を掲げて朴政権を激しく攻撃しました。
当時の日本のマスコミも軍事政権である朴大統領を非難しました。
しかし朴大統領は素早く日本との国交を回復して、日本からの条約に
基づく巨額の資金と技術援助により、韓国を近代国家に育てあげました。

朴大統領就任時の1961年の国民一人あたりの所得が僅か80ドルの
世界最貧国から1979には国民所得を20倍の1620ドルにまで跳ね
上げるという「漢江の奇跡」を成し遂げたのです。

しかし金大中氏は朴政権を独裁として激しく反対しました。98年から
金大中政権 2003年からノムヒョン政権と続く政治姿勢は明確な
反日、反米,親北朝鮮です。

北朝鮮はいうまでもなく、核兵器開発、兵器密輸、日本人拉致、麻薬
密売などに手を染めてきた民主主義国家には程遠い独裁犯罪国家です。
にもかかわらず、金大中は非難どころか世論もマスコミも政治も
ほとんど親北朝鮮一色に変えてきました。金大中氏の民主化とは一体
なんだったのか、日本人の感覚からすれば理解に苦しみます。

金大中とノムヒョンによって韓国を「左翼民族主義」に染めてしまい、
二人は「歴史歪曲教科書」で子供たちを洗脳して、反日幻想の基盤を
形づくりました。

日本人は過激な韓国人を理解するのは、非常に困難です。日本人は
「国家あっての民族」ですが、韓国人は「民族こそ国家」なのです。
だから同じ民族の北朝鮮はたとえ国民300万人が餓死しようが、朝鮮
戦争でお互い殺し合いをしようが、超大国アメリカと5分に交渉する
北朝鮮は頼もしい同族なのです。つまり民族は国家を超えたのです。

韓国人の分析はまた後日の機会にして、今日は私が経験した面白い
エピソードを書いてみます。

2002年12月にある韓国高官から電話をもらいました。「与党民主党の
大統領候補予備選挙を辞退した金重権氏がマスコミの取材を避ける
ために日本の姫路という所にかくれている。退屈しているのでゴルフに
つれていってほしい」という連絡が入りました。

日本勤務の韓国役人の説明によれば金大中の側近中の側近で、大統領
秘書室長で新千年民主党代表でもあります。つまり韓国NO2の人です。

韓国に進出した会社が意地悪されたくないので しぶしぶ姫路の白鷺
ゴルフクラブに予約を入れました。

当日迎えにいきますと奥様とご一緒で韓国役人と4人でプレイしました。

その夜、姫路市内の小料理屋で食事、役人からあまり質問しないように
言われているので、政治の話には触れずに取りとめもない世間話を
しました。

その時金重権氏はニヤニヤ笑いながら、「去年日本の野党の議員団が
10人ほど私のところにやって来た。団長は鳩山由紀夫氏です。
ロッテホテルで新千年民主党主催の夕食会に来ていただいた。

その時の会談で教科書問題や歴史認識の説明を受けた。もし彼らが
日本の政権をとれば日本といがみ合う事はなくなる。やりやすい人
たちです、といって破顔一笑されました。

鳩山由紀夫氏たち一行が何を言ったか彼の笑顔を見れば全て分かり
ました。やりやすいの裏側は愚かな人たちと読めます。
民主党議員団一行は韓国側に完全になめられたのです。

後日韓国役人と食事をしながら裏話を聞きました。金重権氏は金大中
の次の大統領になるはずが、金大中から大統領候補の予備選挙から
辞退を強要され、ノムヒョンを支援するように言われたらしい。

信頼を寄せていた金大中氏から裏切られた金重権氏はハンナラ党の
李会昌氏に選挙協力を約束して、日本に来たらしい。韓国に居れば
同じ党のノムヒョン氏の選挙を手伝わなければいけなくなる。

日本に居れば結果として対立候補の李会昌氏の支援になります。当時
ノムヒョン氏の当選の確立は低くて80%李会昌が勝つと言われて
いました.李会昌氏が勝てば自分は再び政府の要職に就けると金氏は
計算していたらしい。

ところが投票日を前に米軍装甲車に女子中学生がひき殺されるという
事件が発生、その他鄭夢準氏問題などいろいろな事が起こり結果
僅差でノムヒョンが勝ってしまいました。

これで金重権氏の政治生命は終わってしまったのです。

今回の金大中氏の死去の記事を見て7年前の事が走馬灯のように頭を
駆け巡りました。人生は計算どおりいかない。もし金重権氏が我慢して
ノムヒョンを支援していれば再び政府の要職に就けたかもしれない。

人生の賭けはいつも外れるものです、人生の最大の障害は計算して
期待を持つということです。それは明日に依存して今日を失う事に
なります。

計算に長けているものが、いつも最善のものを選ぶとは限らない。



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鎮魂は国家の基本


前回と前々回の農業問題で約260ものコメントを頂きました。
お陰で大変勉強させていただき、何も知らない日本の農業について、
少しは知識も増えました。ありがとうございました。感謝申し上げます。

15日の産経新聞に偶然にも「再生遠い日本農業」として載っていま
した。一読する事をお勧めします。

同じ新聞の16日に「靖国参拝、首相見送り、閣僚は野田聖子氏のみ」と
載っています。本当に悲しい事です。

15日に参拝したのは、安倍、小泉両元首相ら44人,民主党では
松原仁、前田武志,羽田雄一郎ら4人が参拝。

靖国参拝については過去いろんな人が論じています。いまさらという
気はしますが、多くの常識ある人が言っているように、中韓に対して
「それは国内問題だと突っぱね続け、相手にしなければ、なんの問題
もおきなかった。」

しかし日本側が事を大げさにして,中韓に攻撃のネタを提供してしまい
ました。政治家も「外交問題にしたくない」「中国の感情に配慮すべき」
などと腰抜けのセリフで逃げています。情けないことです。

麻生首相も「靖国神社はもっと静かに祈る場所だ」といって政治問題化
を避けています。国のために亡くなった人たちを慰霊することは、首相
としての当たり前の務めです。それを放棄した事は一国の指導者と
しての資格はありません。

中国や韓国は、歴史をほじくり返し、捏造、歪曲して日本を責め立て、
相手を追い詰め,自己批判させ、政治的に優位な立場に立とうとして
いるのです。

日本の戦没者慰霊の中心施設は靖国神社です。8月15日は先祖を
敬い、祈り、今日あることを感謝する日です。鎮魂は国家の基本です。

鳩山由紀夫氏は記者会見で「戦争でなくなられた方の追悼に関して、
必ずしも大きく争点化はしたくない」といって中国や韓国に配慮した
言葉をのべています。配慮したという事は、外国の政治的圧力に負け
たということです。非難合戦は武器を使用しない戦争なのです。日本
の政治家は常に負け続けています。

国民のうっぷんはたまりにたまっています。外国の日本たたきに対して
なぜ日本人の中にたくさんの同調者がいるのか私には理解できません。

今日の自民党の衰退は当然の報いです。自民党は消滅の危機に
立たされています。それにもかかわらず民主党と同じようなバラマキ
合戦への参戦では、勝ち目はありません。

なぜ今日の国際環境の激動に耐え抜く国家観や、日本人としての誇り
について主張しないのですか?

選挙の最大の争点とは何か、それは国家の根源にかかわる長期的
課題、憲法改正、外交、防衛、教育などと言ったテーマです。

左派リベラル色の濃厚な民主党が主張している外国人参政権問題
についてきちんとした論議をどうして挑まないのですか?
運命共同体としての国家のかじ取りを外国人に委ねてしまっても
良いのですか?

景気回復を声高に主張する事は国民をカネで釣るようなものです。
グローバル化された今日、一国の政治力で景気が回復したりなどしま
せん。政治力で景気が簡単に回復するならどこの国も苦労など
しません。

政治家の劣化は目を覆うばかりです。なぜ憲法9条が国民の命に
関わる問題なのかをどうして論議しないのですか?

絶対的な無防備平和主義が国民を蝕み、国の安全を米国に依存して
きた付けが国を溶かし始めています。



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FTA「自由貿易協定」


前回のようなブログタイトルでは怒りのコメントをかなりいただくと
期待していました。期待通り多くの怒りのコメントを拝見させていた
だきました。その怒りも単なる感情論ではなく筋の通った心の通う
怒りのコメントばかりで感激しております。

論客の皆様の博学にはいつも驚かされます。と同時に自分の無知さ
も思い知らされました。

FTA(自由貿易協定)の締結は非常に重要なことです。かといって
日本の農業を壊滅させるわけにはいきません。論客の皆様のご意見は
一つ一つ心に染みます。

農家、商人、公務員、それぞれ立つ位置によって見方が異なります。
当たり前の事で、どの意見が100%正しいということはありません。
意見をぶつけ合うことによってより良い方向を見つける事が出来ます。

しかし完璧な方法論などこの世の中に存在しません。

今日はデビット・リカードの比較優位説の理論を拝借して、なぜ日本
に取ってFTAが重要か、日本の農業を守りながらFTAを締結
できないか、を皆様と共にいろいろ考えてみたいと思います。

江戸時代のように鎖国政策が実施され、基本的に国内自給経済が形成
された時代と今日のグロ-バル化された時代では、根底から違います。
すなわち一国だけで生きていくことは不可能な時代になったのです。

日本は石油がなければ一日として生きていけません。その石油を手に
入れるために貿易によってドルを手に入れる必要があります。
つまり自由貿易なしにどの国も成り立たなくなってしまったのです。

このことによってイギリスの経済学者リカードが「比較優位説」を
唱えました。簡単に言えば、得意なものを生産してこれを外国に輸出
し、不得意なものは自国で生産しないでこれを外国から輸入すると
いうことです。

各国は、それぞれ、比較優位な商品を生産し、貿易によって交換し
たほうが、そうでない場合よりもよりよい経済状態になる。つまり
比較優位説は国際分業の基礎理論です。
ただし貿易とは自由貿易のことで,保護貿易、制限貿易、ブロック
貿易は該当しません。FTA(自由貿易協定)はリカードの国際分業
論を基礎に構築されています。

つまり比較優位説による自由貿易は関税その他の障壁はないほうが
よい という理論で自由貿易は他のいかなる貿易にもまさるという
ことです。

ところがアメリカは今回の金融崩壊によって自信をなくし、一部
保護貿易に走ろうとしています。アメリカが保護貿易に走れば
各国は対抗上保護貿易や制限貿易で対抗します。

そうなれば自由貿易の火が消え、日本に危機がおとずれます。その
ためにもアメリカとはFTAを早急に締結する必要があります。

過去アメリカは非常に身勝手で日本製が自国の市場で売れまくると、
直ちに輸入規制せよ、と迫りそれでいて日本でアメリカ製品に対する
いかなる障壁でも発見しようものなら、社会的にやむ得ないもので
あろうとも、直ちに撤去せよと絶叫します。

つまりアメリカは輸出に関しては自由貿易主義者、輸入に関しては
保護貿易主義者です。日本人はこの身勝手なアメリカ人にどれほど
泣かされてきたことか、アメリカだけでなしにヨーロッパ先進国に
も日本は同じようにいじめられてきました。

それでも経済大国に成れたのは製品の優秀さです。商品を買うのは
国ではなく国民です。先進諸国は現在でもあらゆる規制を設け、
国際基準という意味のない基準を設けて日本製の追い出しに必死に
なっています。

これらの妨害を乗り越えて日本が生きていくには比較優位説に基づく
FTAの条約は乾季の中の慈雨なのです。日本産業は世界中から
嫉妬され、いじめられて強くなりました。

どこの国だって自国の産業を保護し育てようとします。それも過剰な
くらい、しかし日本政府は外国で戦っている日本企業に対して体を
張って助けたという事はほとんど記憶にありません。

北朝鮮に拉致されても何もしない国ですから、外国の理不尽な行為
に対して抗議、圧力すらかけません。その中で産業界、特に中小企業
は命を懸けて戦ってきました。

日本の農業にも同じような戦いを強いるわけではありませんが、結局
過剰な保護が日本の農業をダメにしたようなきがします。

「農業は他の産業とは違う、コメは太古から日本人の主食である、
もし水田が全滅したら日本の国土はどれほど荒れるやら、」この思い
は日本人全員のイデオロギーにも似た共通の信念です。

しかし現在3%の農業人口の半数以上が65歳を超えています。新規
参入が少数の中で後10年、20年たったらどうなりますか?
考えただけで戦慄が走ります。

もちろんFTAを締結してアメリカからコメが大量に入って来たからと
いって、アメリカにたいした利益をもたらす事はありません。アメリカ
のコメ産業は、小さな産業です。

しかも日本国民がアメリカからコメが入ってきても食べなければ商社
も輸入などしません。ネットの世界ではすで「カリフォルニア産コシ
ヒカリ、激安価格で販売中と出ています。

ヨーロッパのスーパーではカリフォルニアササニシキ夢、カリフォル
ニアコシヒカリ望、玉錦、などのコメが店頭にならんでいます。
玉錦と書いてあるから日本製かと聞いたらカリフォルニア産でした。

私は食べた事はありませんが食べた人に聞きましたら、「日本のコメ
と遜色はない」という人と、「日本人の口に合わない」と言う人が
半々でした。玉錦は高くて日本のコメとあまり価格差はありません
でした。日本製に見せかけて高く売ろうとしている魂胆が見え見え
です。
いずれにしてもFTAを締結しなくてもカリフォルニア米が徐々に
日本や世界に進出しています。コメに限らず日本の農産物も世界に
打って出ましょう。日本の技術を持ってすれば少々高くても高級品
として必ず日本製の農産物は世界中のスーパーの店頭に並びます。

もちろんFTAが締結しないと無理ですが、欧米諸国は、農民の
生産活動に、膨大な補助金をつけて保護していますが、コメだけは
OKのようです。

リカードの比較優位説に立てば、労働価値説で考えるとコメ価格は
不得意分野になりますが、美味しさ、安全、見栄えなどを加味すれば、
コメだけに限らず日本の果物、野菜、などは得意分野なのです。

すなわち外国品と同じくらいの価格帯になれば、なにも輸入する必要
はありません。もし農産物が外国と同じ価格帯になれば、いまの
工業製品なみの輸出商品になります。少しぐらい高くても日本製の
農産物は世界を席巻します。

農産物の価格帯をどうすれば下げる事が出来るか?機械化、合理化、
大規模化、株式会社、農協などの組織の解体、そのほかまだまだあると
思います。農業のプロ達が考えてください。

農業はいま日本で一番魅力ある職業だとおもいます。意欲ある若者が
参入すれば、素晴らしい農業株式会社が一杯出来ます。

日本政府はわけの分からないベンチャー企業に資金援助するくらい
なら農業ベンチャー企業に資金を出してください。

日本にとって都合のよいFTAの推進は世界の流れです。自由貿易
協定こそ世界を平和に導く旗印です。

農業知識のないまま一気に書いてしまいました。お盆休みの間に
論客の皆様のコメントをじっくり拝見させていただきます。


暑さはまだまだ続きます。皆様もどうぞご自愛ください。



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農民こそ「特権的搾取階級」です


今日12日の産経新聞に「民主党、FTAなど修正・加筆」と一面に
大きく載っています。

今日は民主党の票目当てのインチキ振りを攻撃するのでなく「FTA」
とそれにからむ日本の農業について考えてみたいと思います。

「FTA」は日本のような貿易立国にとって今後の死命を左右する
最重要な協定です。「FTA」とは自由貿易協定のことで、その経済的
メリットは計り知れないくらい大きいものです。

お互いの関税を取っ払うということは、日本のような優秀な物を作り
出す国にとって無敵な条約なのです。例えば韓国との貿易の場合、日本
は一律約9%以下の関税しか掛けていませんが、韓国は物によっては
極端な関税を掛けてきます。

化粧品を例に取りますと、25%~30%の関税とプラス付加価値税まで
オンしてきます。韓国は優秀な日本製品が入ってくる事をひたすら
恐れています。

しかし資材、部品,工作機械などの、いわゆる資本財については無茶な
関税を掛けて阻止すれば韓国企業の輸出は壊滅してしまいます。

韓国は日本の資本財なしに何も作る事が出来ません。結局、韓国の対日
貿易赤字は年間250億ドルという巨額に達しています。韓国からキムチ
を大量に輸入しても追いつく数字ではありません。

結果韓国とのFTA交渉は難攻しています。その間 韓国はいち早く
アメリカとFTAを締結しました。日本と同じように農家の大反対に
あいましたが、アメリカ国内で日本企業と激烈な競争している韓国
企業が優位に立てるために農家の反対を無視しました。

自殺したノムヒョン大統領の唯一の功績だといわれています。

日本は農業や酪農と関係ないシンガポールやメキシコなどとFTAを
締結しました。日本は各国とのFTA交渉が遅れれば遅れるほど国が
衰退していきます。それほど国にとって重要な条約なのです。

さてそれでは日本のFTAを阻害する日本農家について考察してみます。

日本の農業人口は、全人口のわずか3%しかいません。日本の現役農民
の78%が55歳以上で、なんと半数以上が65歳を越えています。
しかもそのうちの30%しか純然たる農家は存在していません。

実質的には農家世帯は、他の産業に従事する家族の収入に依存してい
ます、つまり70%の人が兼業農家なのです。

農業問題はFTA締結のアキレス腱です。この農業問題を、全国民の
前に出して、自民党も民主党も公然と議論をスタートさせるのが
政治家の仕事です。

何故マスコミも識者もエコノミストも、農業問題を論じないのか?
彼らの口を縛っているのは「食料安保」と言う言葉です。「日本の食糧
自給率は40%足らずに過ぎない、これは先進諸国の中で最低の数字
です」という言葉が日本人の全てを思考停止にしてしまいました。
そして政府も農家を補助金漬けにして無駄な税金を使っています。

アメリカとFTAを締結すれば安い牛肉や農産物が日本に入ってきます。
そのことは日本国民の生活にとってありがたいことなのです。
中国の農薬漬けの野菜を買うよりよっぽどマシです。

日本は長い間日米との貿易は巨額の黒字を計上してきました。最近中国
からの輸入が増え、アメリカとの黒字幅が縮小していますが、FTAを
締結すれば自然とアメリカの農産物が大量に入ってきます。

アメリカの農産物は世界に輸出され自国でも消化しています。しかし
日本へ輸出される農薬漬けの中国の農産物は中国富裕層は危険だと
いって決して食べません。こんな馬鹿げたことをいつまで続けるの
ですか?

アメリカの面積は日本の約25倍だが、農地面積はとなると、なんと
77倍、アメリカ農業の生産性の高さ、競争力の強さは、肥沃な土地、
合理化、機械化にあります。

日本は年々アメリカから買う物が少なくなってきています。いまや
アメリカからの輸入商品は農産物と武器しかありません。
アメリカを助けてやれる方法は農産物の大量輸入しかありません。
それができる国は日本しかありません。

アメリカを助けるといえば「どうして、なぜ」と言われそうですが、
アメリカがこのまま衰退して、ドルが基軸通貨としての機能を失うと
世界市場は消滅して、自由貿易は行われなくなります。
自由貿易こそ日本の生命線です。

アメリカ国債を300兆円も持っている日本にとってアメリカ国債の
価値を下げるわけにはいきません。そのうえ無防備日本の番犬を
老衰させれば日本の安全は風前の灯になってしまいます。

アメリカの農家は積極的に政府を動かします。アメリカの農産物を
積極的に買えば、アメリカも日本を無視する事は出来ません。
米民主党を支配している国際金融資本に唯一対抗できるのが
米農業団体です。

日本がアメリカ農家の最大の買い手になるということは、中国べったり
ですでに日本処分を考えているアメリカは慌てます。

日本は農産物を自由化しても農家は生きていく道はかならず見つかり
ます。現に日本の優れた果物が中国やアジアに少しずつ進出していって
います。

わずか3%の農民によってなされる1億三千万の搾取がいかに凄まじい
ものであるか、農民はなんやかやと合算するとなんと5兆円も補助金
を与えられています。

中小企業,及び零細企業が政府から補助金など貰った覚えなど一度も
ありません。中国の安い商品に対抗しながら必死に生きています。

全人口の75%のサラリーマンも文句も言わずに所得税を払っています。
農民こそが搾取階級です。

日本の農業を擁護する人の決まり文句は、「日本は何千年も瑞穂の国、
米こそは生命の糧、日本の文化の象徴、一度生産をやめると元の稲田
にするのに3年掛かる、米は日本人の心」ここまで言われると
反論の意欲がなくなってしまいます。
そしてとどめは、水田耕作は、水システムを通じて間接的に、大きな
緑化効果をあげてきた、水田がなくなったら、どれほど空気が悪く
なることやら、また水田がなくなったら、人々の心がどれほどすさむ
ことか。

これで自由化賛成論者は息の根を止められてしまいます。
しかし自由化しても水田はなくなりません、日本のコメは世界も
認めるブランドです。やる気のある人がもっと合理的なコメ策を
考えます。株式会社の大規模農家です。

しかし日本における米作はとっくに破綻しています。タイ米の10倍、
カリフォルニア米の3倍の価格でしか米が作れなくなってしまい
ました。

日本人の多くは「日本人は米に特別な感情をもっている。日本はコメ
の国だからコメを自由化して米の生産をやめるわけにはゆかないんだ」
といいます。
そんな事を言うならアメリカはどうなります。アメリカは鉄鋼の国で
あり、自動車の国だったのです。それなのに日本との競争によって、
見る影もなくうらぶれはて、自動車も衰退の一途をたどっています。
これが自由競争というものなのです。

なのに日本はコメの国だから、コメを輸入するわけにいかない、
まったくもって身勝手な言い分です。

しかしコメに関するかぎり外国からいくら安い米が来ても日本人は
日本製のコメを買います。自由競争ですから国民が買うも買わない
のも自由です。大豆やトウモロコシ、その他の野菜はどんどん買い
ます。

いまや農業の科学的進歩によって世界中で食料は有り余っています。
金さえ出せば、いつでも,どこからでも十分に買えます。

食料安保論はナンセンスです。このように言いますと「戦争が起こった
とき食料がストップされる」と反論されます。

また長くなりそうなので今日はこの辺でやめます。

次回はもっと分かりやすく解説するために比較優位説について考えて
みたいと思います。



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台湾の切り札


今日は前回の続きです。
台湾の友人の話を聞くたびに日本から見える世界と台湾人から見える
世界観の差異にいつも驚かされ勉強になります。

前回の台湾友人の話はコメント欄にもあったように、多くの人が台湾人
の負け惜しみで言い訳に過ぎないと感じたに違いないと思います。

私も最初はそのように感じましたが最後は100%納得して別れました。

台湾ビジネスマンも知識人の多くも馬英九を選びました。このことに
ついて日本人の誰もが台湾は中国の一部になってしまったと観念しま
した。

しかし台湾友人は、自信たっぷりに時間稼ぎだと言い切りました。
その根拠について今日は書いてみます。

彼は「中国は数年後 自らこける。中国共産党の一党独裁体制は、
まもなく消えてなくなる。中国人は中国エージェントである馬英九が
選ばれた事で、戦わずに台湾を手に入れたと思っているが、台湾人は、
逆に数年後で解体、崩壊、消滅する国と対決しても無駄な労力を使う
だけと思っています」

私も中国崩壊は自然の流れだとは思っていますが、ここはあえて反論
しました。「中国では毎年7万~9万の暴動が起こっているといわれて
いますが,発砲を躊躇しない軍や公安が瞬時に押さえ込む、国民は
恐れて全国的に暴動が広がらない、深刻きわまる経済危機に直面しても
中国全土に暴動を誘発しない。何故なら国民は情報を共有しないから」

彼はビールをゆっくり飲み干して「神様は中国に時限爆弾をセットしま
した、台湾人は静かに爆発を待っています。」

エッ、時限爆弾とは一体どの様な物ですか?

「世界一大きい三峡ダムです。」この言葉を聞いて電気が体中走りま
した。私はこのブログで08年5月頃「三峡ダムは時限爆弾」という
タイトルで三峡ダムの危険性を書いていますが、すっかり忘れていま
した。

三峡ダムは09年中に完成します.総貯水量が400億トンの膨大な
水量です。ダムが決壊した場合、未曾有の大惨事をもたらします。

三峡ダムの構想が持ち上がった時から世界の地質学者は懸念を表明
していました。その心配どおり地質災害は日を追って、増大して
います。

中国において、三峡ダムの問題点は報道のタブーとなっていますが
現時点ですでに地滑りは大小数千回にも及んでいます。
そして最近では揚子江沿いの岸壁が崩壊する事故が起きています。
岩盤の大きさは約2万立方メートルにも達しています。

三峡ダムは揚子江中流域の三峡一体に建設されました。揚子江(長江)
は、世界で三番目の大河で、中国大陸を西から東に流れ、重慶、武漢
南京、上海を経て、東シナ海に注ぎこんでいます。

揚子江は毎年局地的な洪水が発生しています。中でも1931年の揚子江
洪水で死者、行方不明者は約370万人です。この時 揚子江流域は農村
地帯で人口も比較的少なかった。

しかし今や両岸は工業地帯で人口密度も比べ物になりません。

もし三峡ダムが決壊すれば数千万人の死者が出ると言われています。
東シナ海が赤いねずみの死骸で埋めつくされます。

「三峡ダムが崩壊すれば中国共産党も同時に崩壊します。」と彼は
さらりと言って、またビールをグイッとあおりました。

中国政府もバカじゃないから、補修工事は必死でやっているに違い
ない、そんな簡単に決壊しないと私は反論をしました。

1994年頃中国軍により台湾武力侵攻の時が刻々と迫っている、数百名
以上の中国特殊工作員が台湾に潜入し、破壊活動の準備に入った、と
報道されてから15年間台湾人は神経をすり減らしてきました。

台湾人は元々アメリカ人も信用していません。台湾関係法、米華相互
防衛条約もアメリカが東シナ海の覇権を維持するために、制定された
一国内法に基づいたものにすぎません。

武器もアメリカは中国に気を使って最新式の物を提供してくれません。

この話を聞きながら日本とよく似ている、違うのは日本人は日米同盟
を100%信じながら生きてきました。台湾人は始から中国を牽制する
ために必要悪としてアメリカと同盟を結んでいたのです。

アメリカは元々台湾を独立した国と認めていません、利用価値がなく
なれば、直ぐに処分します。中国との対決を避け経済同盟関係を結ん
だアメリカは、台湾という国は視界から消えました。

しかし台湾は生きていくために切り札を見つけました。それが三峡
ダムです。中国の出方次第によっては「三峡ダムにミサイルを
ぶち込んで決壊さす」と宣伝するだけで抑止力になります。

最近中国のインターネット上に「中国が台湾を攻撃したら、三峡ダム
をミサイル攻撃しろ」とアメリカが指示しているという情報を盛んに
流しています。

中国幹部はビビッているはずです。北朝鮮もミサイル発射基地を東海
岸から中国三峡ダムにより近い西海岸も移動しました。
エッ 北朝鮮も中国に圧力をかけているのですか?関係なくても
ネットで情報を流せば真実に見えます。

日本も核を持たなくても「ミサイル三発で三峡ダムは崩壊する」と
宣伝するだけで抑止力になります。日本のミサイルなら命中率が
高いのでより効果があります。

いずれにしてもミサイル攻撃をしなくても三峡ダムは崩壊します。
日本が造ったダムならこんな事は期待しません。しかし中国は四川
大地震で明らかになったように手抜き専門のオカラ工事です。

揚子江に隣接する重慶、武漢、南京、上海は消えてなくなります。
両岸の工業地帯や住民も全滅です。広島に落とされた核の100倍の
威力があります。

三峡ダムが崩壊すれば、北京の中央政府の権威と統治能力は完全に
消滅します。被害の及ばなかった地域まで大量の情報を入手します。
それはネットと携帯からの情報です。携帯はすでに3億台を超えて
います。

そして中国社会は完全な無秩序かつ無政府状態が支配して、結果
略奪、暴行が繰り返されます。

中国へ進出した日本の中小企業の皆様は早急に避難準備の対策を
考える必要があります。中国人の暴徒に遭遇すれば、略奪だけで
なしに命までとられてしまいます。

中小企業の社長様、くれぐれも民主党政権下の日本から自衛隊の
救援機が迎えに来てくれるなんて夢にも思ってはいけません。



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台湾人はエライ、


今週の初め突然台湾の友人から電話をもらい約一年ぶりに食事をして、
面白い情報を一杯貰いました。

彼は台湾では有名な企業のNO2でありながら 個人で別の会社を
造って中国で家具を製造しています。その家具の50%は日本へ輸出
しています。

彼とは20数年前、某百貨店の外商部長の引き合わせで知り合い、
日本にくれば必ず三人で食事をしていました。百貨店の社員は接待費
が出ないので、部長にとって私が必要だったのです。

今回は二人だけで5時間近くも会話が弾みました。そして話の中心は
中国問題です。

私は台湾を非難し「中国のエージェントである馬英九を選んだ事で
台湾の命運は尽きた。台湾ビジネスマンが欲のために国を売るなど、
許される事ではない。」と彼を激しく責めました。

彼は怒りもせずに「日本人は甘い、日本人の目は白か黒しか見えない、
灰色が見えないから中国人に騙される、日本人は本音と建前という
言葉を良く使うが,タテマエとは嘘を操る事です。それをタテマエと
言う綺麗な言葉で良心を誤魔化すから、上手な嘘がつけないのです。」

私は思わず真理を衝かれて、目が点になりました。

中国が長年にわたり呼びかけてきた「三通」(通信、通商、通航)を
馬英九政権になった途端にあっさり受け入れたではないか、貴方は
数年前、中国に飲み込まれないために「不接触」「不談判」「不妥協」
の三不政策を何がなんでも死守すると言ったではないか、と彼を激
しく責めました。

彼はしらけた顔で、日本人は柔道では寝技が得意です、しかし日本
ビジネスマンはめったに寝技を使いませんね!良く考えてください、
冷酷な暴力団である中国とお互い立ったまま組んで勝てると思います
か?まず100%無理です。

台湾ビジネスマンにとって最優先は、中国本土に作った工場を中国の
暴力から守ることです。無傷で逃げるにはある程度の期間が必要です。

三通を受け入れたのは中国を油断させるためであり、時間稼ぎなの
です。台湾人は国民党も含めて、中国本土の人間を全く信用していま
せん。我々台湾人は戦前の日本の教育のお陰で、約束は守らなければ
人間の資格がないと、繰り返し教え込まれてきました。

しかし中国本土では通用しません。「中国人は約束を守らない」という
認識が台湾国民全てに共有されています。

台湾人の大多数は、中国本土と直ぐに統一する気はまったくありません。
統一したら地獄を見ることが 心の底から理解しています。

すでに中国本土の台湾企業は撤退を始めています。もちろん今回の
世界的な金融危機で倒産したせいもありますが、健全な企業まで静か
に撤退を始めました。

台湾企業も韓国企業も簡単に逃げますが、日本の中小企業は怖がって
直ぐに逃げません。中国は法体系が不備で、夜逃げしても罰せられ
ません。逃げ得なのに公安を恐れてぐずぐずしています。 

中国は08年の1月の労働法体系変更により自動的に終身雇用になり
合意に基づかない解雇の場合の退職金はその2倍と定め、簡単に
人員整理も出来ない、会社もたためないように法律でがんじがらめに
しています。

韓国の経営者も、香港の経営者も、台湾の経営者も「中国は自国の工場
はスルーして外資系の企業だけに法律を強要するなどバカにしている、」
とあきれて簡単に夜逃げをしています。

日本の中小企業も公安を恐れる必要はありません、もし心配なら一旦
香港に脱出してから日本に帰れば問題はない と彼は言っていました。

台湾ビジネスマンの話を全て私のブログに書くわけにはいきませんが、
中国へ進出した中小企業の経営者の方々が、私のブログを目にして、
早急に撤退を決断される事を願うばかりです。

次回は台湾ビジネスマンの続きの話で、奇想天外な恐ろしい中国崩壊
模様を書いてみます。



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日本が叩き潰される!


前回と前々回でアメリカはアメリカで無くなった。我々が想像する
アメリカは消えてなくなりましたと書きました。
今日もアメリカについて考えてみたいと思います。

アメリカが変わり始めたきっかけはベトナム戦争だと思います。

第二次世界大戦後アメリカは世界の嫌われ者である共産主義国家
ソ連と勢力拡大の代理戦争をしていました。資本主義陣営からみれば
悪のソ連対正義のアメリカに見えていました。

アメリカの軍隊もアメリカ国民もはっきりと正義を持っていました。
彼らは常に正義を見据え、共産主義との戦いに誇りを持っていました。
その誇り高き姿勢は資本主義陣営のまともな国々にとって頼もしい
かぎりでした。

しかし10年以上続いたベトナム戦争によってアメリカ国内の人心は
揺れ動き、共産国家のプロパガンダによって世界も非難を始めました。
アメリカと戦った共産主義勢力の主体は北ベトナム、ソビエット連邦、
中国です。

共産陣営のプロパガンダはベトナム戦争を「民族解放の戦い」と称し
巧みに正義をアメリカから奪いました。
日本の愚かなマスコミも「民族解放」という言葉のまやかしに幻惑され
この戦争を「アメリカによる侵略戦争」と定義しました。

ベトナム戦争の泥沼に足を取られたアメリカは誇りある撤退を模索
していました。その時さっそうと登場したのがユダヤ人であるキッシン
ジャーです。

彼は北ベトナムを裏から操作している中国と話し合うために1971年
中国へ飛び周恩来と秘密会談を持ちます。

中国は当時ソ連に対して内心は敵意を抱いていました。ソ連から見れ
ば毛沢東を育て援助を惜しまなかった中国に対して上目目線で指示を
するのは当たり前の事だったのですが、誇り高い毛沢東は内心忸怩たる
ものがありました。

中国はアメリカを取り込むことによってソ連と対抗できる。ソ連を
最大の敵としていたアメリカにとって思わぬ余禄でした。ベトナム
戦争終結を目的のはずの会談が、中国訪問のおまけとしてお互い敵の
敵が味方になったのです。

キッシンジャーは二度中国を訪問しその後ニクソン大統領を連れて
毛沢東とも会談しました。

その時の会談の内容は知る由もありませんが、その後のアメリカや
中国の行動を分析すればある程度透けて見えます。つまり議題の中心
項目は日本なのです。

アメリカの核の下でぬくぬくしている能天気な日本の何が問題なの
か日本人には理解できませんが、中国とアメリカの認識は一致しま
した。つまり経済的に台頭してきた日本がさらに軍事大国になること
をいかにして防ぐかということで一致したのです。

とくに中国側の「日本軍国主義」への警戒感は逆にアメリカ側を
目覚めさせました。当時日本産業界の急激な台頭と技術力はアメリカ
を慌てさせ、日本経済に対する警戒感を表面化させていました。

ここでも中国とアメリカは同じ方向の利害を持っていることで確認
し合いました。このときから米中の今日に至るまでの蜜月のロードが
引かれたのです。

つまりこのときから邪悪な共産主義と戦う誇り高いアメリカの正義が
消えてなくなったのです。

アメリカは中国を真の味方にするためには一党独裁の共産主義を
止めさして資本主義開放経済への道に進めば自然と近代国家になり
資本主義陣営の仲間に入ると安易に考えていました。

そのための手順としてアメリカは小平に「社会主義市場経済」を
伝授しました。私はこの「経済開放政策」は老人の小平が考えた
アイデアーとは思っていません。アメリカのユダヤ資本が教えたに
違いないと思っています。

何しろ中国には土地と老朽工場と労働者は大量にあります。ないのは
資本と技術です。そこでユダヤ資本は「中国には13億の巨大な市場が
ある」と世界に宣伝して、国営企業をどしどし解放して合弁事業を
設立させました。

権力闘争で殺し合いばかりしてきた中国要人にこのような知識もアイ
デアーもあるとは思えません。

アメリカは中国の近代化を進めるためにアメリカ大手の10大企業の
7企業まで中国に進出しました。世界中の先進国も中国に突進しま
した。お陰で中国は見る見る経済が発展してドルを大量に持って
しまいました。

そのドルで中国は逆にアメリカの取り込みを始めました。第一号はキッ
シンジャーです。目もくらむような大金でキッシンジャーを中国のエー
ジェントにしました。この老人がいまだにアメリカ外交の中枢にいると
いうことは中国資金の力です。

中国はキッシンジャーの誘導に乗ってロビー活動を活発化させ、ついに
豊富な資金力でクリントンをアメリカ大統領に当選させました。
このときからアメリカは日本との同盟関係を解消したのです。ただ日本
をいつまでも軍事大国にせず平和ボケさせておくために形として日米安保
条約を堅持しています。

アメリカは中国と密約を結ぶ前にすでに、日本とは「日米安全保証条約」
を韓国とは「米韓相互防衛条約」をそして台湾との間には「米華相互防衛
条約」をそれぞれ結んでいます。

他方中国もまた北朝鮮との間に「中朝友好協力相互条約」を締結して
います。つまり米中は世界も周知の敵国同士だったのです。
ところが1971年キッシンジャーが中国を訪問してお互いの利害が
一致している事に気がつきました。

いまやアメリカにとって日本、韓国、台湾と締結している同盟関係は
紙切れであり無いに等しいのです。

日本人は日本の強さ実力を全く自覚していませんが、米中、特に
中国は「日本軍国主義」への警戒感は日本人の想像を超えています。

中国は日清戦争でいとも簡単に敗れ、第二次大戦の日中戦争では一度
も日本軍に勝ったことはありません、戦っていたのは蒋介石の軍で
毛沢東は一度も日本軍と戦った事はりません。

アメリカも日本に勝ったといえども、物量作戦で圧倒したからで、
ゼロ戦や大和、武蔵などの巨大戦艦の技術、命も恐れない戦士の勇敢
さなど日本軍を今でも恐れています。

この日本がいずれはアメリカの核の傘から離脱し将来軍事的に自立の
道を模索していくのではないかという警戒感と危機感は米中共同の
思いなのです。

このまま書き続けると長い長いブログになってしまいます。
そこで仕方がないので結論に入ります。

米中は日本の技術力とマネーを掠め取った後、日本をどの様に処分
するかを今後G2で決めていきます。今見えている中国の戦略は、
政治家を中国資金で取り込み、日本本土に中国人を大量に移籍させて
日本人の血を薄め、日本を中国化させていくことです。

民主党が天下を取ればすでに中国エージェントにされている政治家を
使って「東アジア共同体」の構想(詳しい事は7月1日のブログを
参考にしてください)を進め日本を中国の一部にしていきます。

自民党が巻き返しても親中派の中国エージェントたちがうごめいて
います。日本が助かる道は中国経済が崩壊して「中国大乱」が起こり
アメリカが目覚める事以外にありません。

日本人のアメリカという国についての無知さと分析力の欠落は、戦後
全く進歩していません。

今日 国全体が大きな危機に直面しているにもかかわらず、それに気
づいてもいません。
テレビで「政権交代」「国民生活が第一」と知性の欠けらもない能天気
な政治家のセリフが今日も空しく聞えてきます

政治家の無知蒙昧が日本の将来を暗澹とさせていきます。




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アメリカの本音「チャイメリカ」


共和党のアメリカと民主党のアメリカは全く違うアメリカであるという
ことを前回のブログで書きました。

アメリカの国を思う共和党の政治家たちは、はっきりと中国のワイロ
まみれの民主党の政治家に対して「あの連中は、本当に汚い恥知らずの
人間達だ、」と非難しています。

アメリカでは闇献金を受け取った行為は「国家反逆罪」の罪に問われ
ます。しかしアメリカ大統領(クリントン)が中国からの闇献金で
当選し、その後も中国からのワイロを受け取っていたなどということ
を公にすればアメリカの信用も威信も誇りも無くなってしまいます。

つまり世界のリーダーとしての地位を無くしてしまいます。結局国策
的にうやむやにしてしまいました。

しかしその後 またしても共和党ブッシュから民主党のオバマになり
その上中国の圧力に負けたオバマは中国のエージェントである夫を持つ
ヒラリー・クリントンを国務長官に就任させました。

オバマの選挙資金がインターネットによる個人献金といわれていますが、
かなりの部分は中国マネーです。中国はアメリカ在住の中国個人の名前
を使ってネット献金をしました。中には無収入でパソコンすら扱えない
中国人の名前まで使って献金をしています。

日本の鳩山由紀夫氏の故人献金も同じ手法です。

アメリカを支配するユダヤ国際金融資本が中国賄賂付けの民主党を
操りアメリカにとって本来最大の敵国である中国の取り込みを図って
います。

この一連の流れで「G2論」の本質を読んで見たいと思います。

私の尊敬する産経新聞の古森義久氏は「G2論は中国に経済大国として
の責任と自覚を促そうという米国の経済戦略の一環と受け取った方が
よさそうだ」「中国には自覚を持って世界経済に応分の負担をして
もらわなければならない。内需を拡大し、世界経済の牽引役の役割も
期待したい。」と述べています。

日本の宝である有識者の古森氏を批判したくありませんが、余りにも
性善説に立脚した説で、私は違うと思います。

ユダヤ金融資本に支配された民主党は経済的に損か得かでしか判断
しません。つまりアメリカの安全保障上の国益よりも中国との経済
関係しか見ていません。

ユダヤ金融資本にとって最大の懸念は、ドルの信用が失墜して基軸通
貨の地位をなくす事です。中国に米国債を売却されれば、たちどころ
にドルの信認が揺らぎ、致命傷を負います。

現在中国は8千億ドルの米国債と米モーゲージ債を持っています。

国際金融資本はこの中国の米国債券爆弾を紙くずにするにはどうすれ
ばよいかを着々と実行に移しています。

日本の工場進出で金持ちになったアジアの場合 国際金融資本家は
手足のヘッジファンドを使って通貨攻撃を仕掛けアジアを一瞬に
して危機に陥れ、各国の手持ちのドル、米国債を消してしまいました。
(1997年のアジア通貨危機)

当時マレーシアのマハティール首相は「ユダヤの陰謀だ」と怒り狂い
ました。彼は演説や記者会見でヘッジファンドのソロスを非難し続け
ました。

しかし当時日本のエコノミストたちは「そんな陰謀は、現実の世界で
は起きるはずがない。マハティールは口を閉じるべきだ」とシタリ顔
で論説をしていました。そしてヘッジファンドの仕掛けすら正確には
理解していませんでした。

世界を知らない日本のエコノミストたちは、たとえどんなに経済規模が
小さな国でも,個人や一握りの集団がその通貨に影響を与えることなど
不可能だ」と言い切っていました。

しかし当時から経済危機における妖しげな一面は、ヘッジファンドの
暗躍によってもたらされていました。

さて話を戻します。中国の米国債を二束三文にするにはどうすればいい
か、巨額の借金を踏み倒しが正当化されるにはどうすればよいか、に
ついて考えてみます。

昔から借金の究極的解決法としては「武力によってそして武力によって
のみ、返済される」これしかありません。

しかしアメリカが核を持っている中国と全面戦争などすれば余りにも
被害が大きすぎます。そんな事はしません。

戦争は北朝鮮が韓国に進撃を開始します。中国は当然北朝鮮に加担し
ますが、アメリカは韓国に加担しません。そんな事をすれば中国との
全面戦争になってしまいます。

マスコミは中国と米国の激突を匂わせます。危険を察知した中国に
進出している外国資本は全面撤退します。しかしアメリカは中国と
戦争する気など全くありませんが、アメリカは在米中国資産を凍結
します。

中国は北朝鮮に加担した事によって世界中から非難を受け孤立します。
そして外国資本が逃げた事によって外貨準備高が急激に目減りします。

ドルの枯渇によって輸入決済に支障をきたし始めた中国は米国債を
徐々に手放しますが、資産を凍結したアメリカは引き取りません。
そこで国際金融資本やヘッジファンドたちが二束三文で買い叩きます。

この流れで中国経済は徐々に弱っていきます。

「米中は世界経済を牛耳る」「世界のルールは米中が決める」とアメリカ
からさんざん持ち上げられ、世界の二大強国になったと錯覚させられた
てまえ中国にも面子があります。

世界に弱みを見せまいと必死に悪あがきをしますが、最後にヘッジ
ファンドに通貨攻撃を浴びせられてついにダウンします。

経済がダウンしても強大な軍事力だけが残ります。この軍事力をアメ
リカだけには使わせないように「G2幻想」で米中一体感を演出して
います。

最近は「チャイメリカ」という造語まで作って米中両国の相互依存を
協調しています。同盟国になったと錯覚した中国はアメリカに攻撃など
できません。

今日の私の推測はかなり無理があります。しかし世界は何が起こるか
誰も予想できません。
北朝鮮が韓国に攻撃する可能性より、中国を心底憎んでいる北朝鮮の
老将軍たちが中国に核をぶち込む可能性の方が高いようなきがします。
アメリカもこのパターンを望んでいます。

アメリカは北朝鮮をその気にさせるために中国をたきつけて北朝鮮を
追い込んでいます。アメリカも北朝鮮との商取引を全面禁止し北の
資産を凍結しました。

さて今後世界はどうなります事やら、ただ日本だけは相変わらず
アサッテの夢の中で生きています。



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