ムーディーズの仮面を剥ぐ

今日も昨日に引き続いて格付け会社のムーディーズの悪の手法について
論じたいとおもいます。

まず格付け機関の収益構造と独立性の問題

ムーディーズが何で儲けているかと言えば、レポートの販売と依頼格付け
などによる収入です。
この程度の仕事では売り上げは高が知れているが、しかし実際には
連結ベースで2005年の売り上げは約17億ドル(1955億円)もある。

これだけの売り上げをするには、公正なレポートや調査代では不可能。
昨日書いたように、ファンドや投資銀行と組んで債権発行側からの
投資適確お墨付きの依頼によって不正な利益をあげなければ無理である。

事前調査をまともに行っておらず債権発行側が提供する情報に
基ずいて決定を下している。

今年の7月25日の朝鮮日報の記事
ムーディーズ、5年ぶりに韓国の格付け引き上げた。
「米信用格付け会社のムーディーズ・インベスターズ・サービスは25日、
韓国の政府債務格付けを「A3」から「A2」に一段階引き上げた。
理由は米韓自由貿易協定と北朝鮮の核問題が進展のため」

私のブログをお読みの方は、すでに韓国が危機的状況であると
ご理解していただいていると思いますが、本来なら韓国の格付けを
下げなければ理屈に合わないのに、一段階引き上げた意図は、何か?

単に株価操作だけでなく、もし韓国が年内に通貨危機に陥れば、
サブプライム問題の火をやっきになって消そうとしている
米国にとって頭から石油をかぶったようなもので、
米国自身の崩壊につながる。

とりあえず米クレジット市場を沈静化してからでないと収拾がつかなくなる。

米国としては韓国経済を一日でも長く生かさせて、その間に火種を消す、
そのためにはあらゆる手段を使って、韓国から巨額の資金が
逃げ出さないようにする。
その一貫としてムーディーズを使って、ぼろぼろの韓国経済をごまかす。

韓国政府も格付けが1段階上がると、海外から資金を借り入れる際の
金利が0.35ポイント低下し、年間約600億円程度の金利負担を節減
出来る。それよりも短期外債の返済を「債務の借り換え」によって乗り切る
事が出来る、本来、韓国の財務内容なら借り換えが拒否されるはずが
ムーディーズの格上げによって可能となる。

そのことによって韓国の寿命が延び、通貨危機の再来を防ぐ事が出来る。

米国、ファンド、投資銀行、ムーディーズ達の連携プレイにはあきれる。
しかし世界中が格付け会社の対応に疑問の声をあげ始めた、

ムーディーズのマネジングディレクターコーンフエルド氏は、
『我々は誰とでも意見を交換しており、手続きは透明だ』との反論も
むなしく聞える。

公正な独立性を失ったムーディーズに明日はない。
















格付け機関ムーディーズの罪

サブプライム問題を調べるうちに、問題を大きくした要因に格付け機関が
深くかかわっている事が見えてきました。

筋書きはこうです、投資銀行はサブプライムローンを担保とする
住宅担保証券やその他の担保証券数点を束ねた
合成債務担保証券(CDO)やさらにそれを束ねた証券、
さらに又束ねた証券、書いているうちに訳が分からなくなってきました。

すなわち仕組みを複雑にして市場価値の分からないパッケージ
を作り上げてそれを格付け会社に投資適格商品として太鼓判を押させる。

住宅ローン会社はこの怪しげな証券をファンドに売って
資金調達するだけでなしにさらにそれを担保に銀行から資金を借り入れ、
新たに住宅ローンを出し、その住宅ローンを担保に
さらに銀行借り入れしていた。

そしてさらにファンドは欧米金融機関にこの怪しげな証券を担保として
借り入れを起こしていた。複雑怪奇である。

格付け機関がこれらの証券にお墨付けを与えたために堂々と流通した。

すなわち腐った肉をきれいな箱につめ、格付け機関の包装紙で包み、
しゃれたリボンで結んで売っていた。

はっきり言うなら投資銀行と格付け機関がぐるになって詐欺を働いた。

箱の中からなにやら匂ってきたので,開けてみると美味しいはずの肉が
腐っていた。

米ビジネスウイーク誌(8月6日)は
『格付け機関ムーディーズは債権発行側から手数量収入を得ており、
格付け決定時に合成債務証券を構成する個別のローンが
投資適格であるかの事前査をまともに行っておらず、
債権発行側に基ずいて決定している』と報道した。

詐欺に加担したムーディーズはこれから誰も相手にしない。

調べれば調べるほど底が深くて世界中の金融機関が
甚大な被害を受けることは間違いない。

ハイリスクを取り、ハイリターンをあげてきた投資銀行とファンド
それに加担して利益を上げてきたムーディーズの不道徳きわまりのない
悪のビジネス手法は、ついに終焉を迎えた。

しかしこの結果クレジット・クランチ(信用収縮)の世界的な広がりの
兆候が現れてきた。
震源地となっている米クレジット市場の機能に回復の兆しは見えない。











米国が震えだしたサブプライム・ショック

米国はサブプライムローンの焦げ付きに端を発した信用不安の火種を
必死になって消そうとしているが、ますます大きくなり始めた。

・東証大幅続落 1万6000円を割り込む
・NY株価急落 1万3000ドル割れに迫る
・円急伸、一時113円台

「ワシントン28日 ロイター」
米国商業会議所の経済担当のマーテイン・レガリア氏が
「サブプライムローン市場の問題によって米経済が今後一年間に
リセッション(景気後退)に陥る可能性は極めて低い、
FRBのこれまでの処置や今後の対応の可能性
を考慮すれば広く波及する可能性は低く、米経済は混乱を乗り切るだろう」
とコメントした。

このコメントから米国の必死の消火活動が読める。
裏を考えれば、株価が下がり、景気後退に陥り、米経済は大混乱、
米国の混乱は、世界同時株安の一因となり、世界経済が大混乱の恐れが
出てきた。

サブプライムは住宅ローン全体に占めるシエアーは、2000年2.8%に
過ぎなかったが現在は13.8%に達し,融資残高は1兆3000億ドルに
上がっている。円キャリーの威力である。

サブプライムの融資残高1兆3000億ドルが13・8%なら住宅ローン全体の
融資残高は9兆2000億ドルになる。

あまりの巨額に目が点になる

FRBが今後どのようなマジックを使って,消火するのか見ものである。
国際ファンドの顔面蒼白が目に浮かぶ。

株価の上下が景気や消費に影響を与えるのは言うまでもないが、その
影響の度合いは米国と日本ではまったく違う。
米国は国民二人に一人強は株を持っている、日本は全体の7%しかいない。

と言う事は株価が暴落すると、米国は国民生活を直撃し国中大騒ぎになる。
国民総ギャンブラー。

日本の円が米国に流れ、国中に浸透していった、その浸透も日本の意思
で行ったものでない。
ゼロ金利も米国が「下げろ」と言うから下げているにすぎない、
金融緩和もしかり、米国が『よこせ』と言うから、円を渡しただけ、
全て米国に求められてやっているだけ、その結果
日本の円が米国株式市場に充満した。

米国人の贅沢な暮らしを支えているのは、日本の円、その円の真の持ち主
である日本人は慎ましやかな生活をしている。

しかし米国に入り込んだ円キャリーはあまりに巨額のため、財務当局の
コントロールできる範囲をすでに超えてしまった。

米国人の貯蓄性向はマイナス、つまり預金ゼロどころか借金を抱えている。
日本人は1300兆円の金融資産を持っている。

気がつけば米国の資本市場も消費市場も日本の円無しでは立ち行かなく
なっていた。
いわば米国は他人のフンドシで今まで好況をつくってきた、
いよいよ一時的に外に出て行った円が日本に戻ってくる、

米国を生かすも殺すも日本の円しだい、世界の円の流れは、いま日本に
どんどん向かっている。

いままで米国の言いなりになっていたおとなしい円は、米国の首を
真綿でしめ始めた、自業自得。
番犬を殺しても一文の得にもならない、沈み始めた米国に金融政策でまた
お金をどんどん送って救助の手を差し伸べる、あ~優しい日本人。

人を脅かしてお金を集め続けたのが米国、
黙ってお金を出し続けて、何も取らなかったのが日本。

そして知らぬまに、世界が日本の経済圏になってしまった。

「武士道日本はいつの間にか真の実力を持ってしまったようだ」
























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安倍改造内閣発足

本日は内閣改造を書かねば仕方ないが、あまり気が進みません。

安倍首相の苦しい胸のうちを察して辛いです。

今回の人事で一番尻を蹴飛ばしたいと思っている舛添要一を内閣に
起用しなければならなかった苦しさは痛いほど分かります。

舛添は、閣僚の凡ミスを『後ろから撃たれる』とか、
安倍首相を『バカ社長』呼ばわり
麻生氏を「アルツハイマー発言」に怒りをあらわにして、『麻生氏は演説に
来るなとお願いしたのに勝手に来た、バカとは一緒にやりたくない』などと
激怒したり、テレビでしつこく「安倍首相は辞任すべき」と発言を
繰り返したり、

この醜さは「水に落ちた犬を棒で叩く」中国人の性格そのものです。

安倍総理が日本の為に泥だらけ血まみれになって頑張っているのに
舛添の卑怯さは日本人ではない。

このような最低な人間を閣内に取り込み、度量の大きさを世間に
見せねばならなかった悔しい気持ちは本当によく分かります。

舛添は特に左翼系のテレビ局にその言動を利用され、
頻繁にテレビに登場して、その策略にはまってしまった大馬鹿野郎です。

会社のNO1,NO2を公衆の面前でバカ呼ばわりして重役に昇進、
天につばを吐いた男はきっと天罰がくだります。

安倍首相殿、マスコミの偏向報道に惑わされずに、自分の信じた道を
迷わず突き進んでください。



国際ファンドは経済を知らないって本当?

24日の私のブログを読んでいただいたhayata様からコメントが寄せられ
ました。今日はその疑問について一緒に考えたいと思います。

hayata様のコメントの内容の一部

「米国も国際ファンドも韓国政府の自国経済礼賛の報道にごまかされている
というのは、ちょっと信じがたい事ですね」
「海外の専門家が韓国の国際収支の数字を見て気づかないはずがないと
思うのですが・・。」

実は私も不思議に思っています。hayata様と同じく「日本のマスコミや
エコノミストならともかく」海外の経済のプロが分からないとは
信じがたいことですね。

私が何故このように推測したか、

まず一番目はムーデイーズの記事です、
少し前の記事ですが「信用格付け会社のムーデイーズ・インベスターズは
韓国の信用格付けを引き上げる方向で見直しを進めると発表した」
二番目は、世銀総裁のコメントです、
「韓国経済の発展は開発途上国のモデルである、韓国は長期的な視点で
投資し、情報技術分野で世界的リーダーになった、教育とインフラ投資熱は
相当なものだ」

それ以外にも韓国経済礼賛の記事をかなり目にしてます。

しかし私は韓国に子会社を持っている関係で、韓国マスコミや政治の動向を
毎日チェックしています。

上記の二つの記事は間違いなく経済の国際的なプロ達です。
一般的に素人はプロの言葉を信じますが、私は数年前からプロの言葉を
まったく信用しておりません。

勝手格付け専門のムーデイーズは、間違いなく経済のプロのはずです、
韓国経済の数字を本当に精査して発表しているなら、素人より劣ります。

・2006年度韓国史上初めて年間輸出額3000億ドルを超えた
・連日のようにKOSPI(韓国株価指数)が上昇
・資本収支が黒字

このような韓国政府の発表で、もしムーデイーズが格付けを引き上げたと
したらこの会社の信用はゼロです。

以前、日本の格付けをボツナワより下にした事を覚えていますか。
(8月8日の私のブログで『ムーデイーズ格付けのインチキ』に詳しく
書いています、一度読んでください)

彼らは本当に経済の事が分かっていないのでしょうか?

ムーデイーズが韓国格付け引き上げを発表したとたん同日の
ソウル株式市場では株価指数が前日比34.15ポイントも上がりました
ここに彼らの秘密があります、株を操って大儲けしたに違いありません。
目的が何か、お分かりいただけたと思います。
国際ファンドがムーデイーズを裏で操ったのです。

米国も国際ファンドも自分達が大儲けするように、また大損しないように
国際ニュースを自在に操作します。

決して考えすぎではありません、何回も経験しています。
超大国家アメリカに政府はありません、全て,石油、軍需、金融、の怪物達
が国を支配しています。

このことを抑えておかないと日本は危ないです。

hayata様のご指摘『海外の専門家が韓国の国際収支の数字を見て
気がつかないはずがないとおもうのですが~』との指摘

ファンドが本当に経済のプロならすでに韓国通貨危機を察知して
自分達が逃げおおせるまで、世界に向かって韓国経済を持ち上げて
いるのかも知れない?

いずれにしても数字やニュースの裏に潜む国際的邪悪の魂胆に
気をつける必要があります。


















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日銀利上げ見送り

日銀は23日、サブプライムローンの焦げ付き問題で、
世界の株式・外国為替市場の混乱が続き世界経済の先行きにも
不透明感が強まっていることで利上げを見送ったと
新聞に書いてありました。

この報道で世界の投資ファンドが円キャリーの手仕舞いの時間を手に入れ
怪我をせずに逃げれると喜んでいるはずです。

ファンドの最大の恐怖は一気に円高になる事です。

サブプライム問題が起こったとき、米国だけのローカルな出来事かと
思ったら、欧州に飛び火して急激に円高に動きました。

日銀の利上げは読み込み済みだか突然起こったサブプライム問題は
計算外、このまま一気に円高に進めば、世界のファンドの首を絞める事に
なる。惜しかった、

米国はいち早く各国に株式市場に資金を投入する事を要請、瞬く間に
火を消してしまいました。

1997年のアジア通貨危機を仕掛けた極悪人ファンドに鉄槌を
ぶち込みたかったのに残念。

米国はファンドを潰せば株式・債権が暴落する、それは米国経済を
壊滅さす事になる。だから決してファンドを潰さない、
今やファンドは米国のアキレス腱、背後霊、運命共同体、なのです。

そのファンドを太らしたのが超低金利の円、すなわち円キャリーなのです。

しかしサブプライム問題はもっと底が深い。
今日は経済学をまったく知らない実務経済学専門の
オヤジが解き明かしてみます。

何故サブプライム問題が米国だけのローカルな出来事でないのか?

少し長くなりますがちょっと我慢してください。

日本と米国とでは不動産融資制度が根本的に違います。
たとえば日本で不動産収得の為に銀行でローンを組んでもらうと
連帯保証人も含めてその厳格さ煩雑さにうんざりなさったと思います。

ところが米国では高金利さえ我慢すれば、低所得者や収入が不安定な人、
クレジットカード事故者さえも保証人無しでOKなのです。

恐ろしいと思いませんか?不動産が毎年値上がりする事を前提に
組み立てています、日本のバブルと似てませんか!

高利回り、美味しい、となると小さな地方銀行まで参入しました、
資金はファンドから調達しこの危険なローンを取り扱いました。

国際的なファンドも毎年の土地の値上がりをみてこの高利回りの債権に
投資しました。
これらの資金は超低金利の円、すなわち円キャリーです

世界にばら撒かれた120兆の円はドルに両替され
小さな小さな地方銀行まで巻き込みました。

日本の銀行から借りた円はいつか返さなければならない、そのとき予期せぬ
事件で急に極端な円高にぶれたらファンドは大損、
そのうえサブプライム債権が紙くずになったらファンドは確実に死を迎える。

ファンドの死は米国経済の崩壊につながる。今回の米国の
あわてぶりがよく分かります。

しかし日銀は来年以降徐々に金利を上げて生きます、
円キャリーの終焉です。円キャリーの終焉は円高になります。
ファンドはあまり円高にならないうちに、各国の株、債権、不動産など
売却に掛かり円を返済します。

今日の新聞記事に、FRB、が引き下げた公定歩合で大手銀行がそれぞれ
5億ドルを(575億円)借り入れたと発表、サブプライムローン問題
の沈静化を狙い、FRB、が取った緊急処置、と書いてある。

この小さな記事の意味するところは非常に大きい、今日の私のブログの
お読みの方、すでに気がついたはずです。

資金を投入した銀行はシテイーグループ、バンク・オブ・アメリカ、
JPモルガン、ワコビアなど。

大手一流銀行がすでに資金ショートしていると言う事です。
その他の銀行も資金繰りに支障が生じたと思って間違いない。

市場に信用不安が広がらないうちにFRB(米連邦準備制度理事会)の
お札輪転機がドルの印刷を始めました。

サブプライムローンの焦げ付きがいかに大きいか、根が深いか
分かっていただけたと思います。

米国が助ける事のできる銀行、ファンドだけなら混乱を終息させる事が
できるが、ドルを印刷出来ない弱小国家から通貨危機が発生したら
もう誰も信用不安を止めることは出来ない。

その通貨危機の最大の発生源がお隣の韓国です。

しかし米国も国際的ファンドも韓国自身もまだ気がついていない。なぜなら
積み上がった韓国の国際準備高をみて安心している。

私のブログをお読みの方はすでにお分かりと思いますが、借り入れで
積み上がった国際準備高、海外短期借入金が急増している韓国は、
これ以上の対外借入が困難になると、津波のごとく
巨額の資金が逃げだします。

米国も国際ファンドも韓国政府の自国経済礼賛の報道にごまかされている。

日本の製造業が稼いだ莫大な富が円キャリーとなって世界を席巻し、
日本は米国のようにドルを印刷しなくても輪転機が過熱するほどのドルを
持ってしまったのです。

いつの間にか世界経済は日本無しには成り立たなくなってしまいました。
日本にアホな外交官はいりません、円が優秀な外交官です。

いつも負けながら勝ってしまう『武士道日本』
























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黒字国日本が円安?赤字国韓国がウオン高?の不思議

昨日からの続きです

外国為替市場で需要と供給の関係で円安、円高が決定される。

日本は2006年経常収支約20兆円もあると言う事は、その分の外貨が
日本円に両替される事を意味する、両替が増えれば本来大幅な円高になるはず、
しかし2005年から2006年にかけ、為替相場は一貫して円安が続いた。

その原因こそが、円キャリー。
日本国内で超低金利で借りられた円は、フアンドを経由し
ドルに両替される。するとドルへの両替が増えるため、
為替相場はドル高、円安になる。

円キャリーが増えれば増えるほど、円からドルへの両替が増える、
結果継続的に円安が進む。

サブプライムローンの破綻によって円高にぶれたのは、円キャリー
が投資されていた国の不動産や株が売られ円に両替され返済されると
円高に一気に進むとフアンドが動揺した為、

しかしいずれ日銀は利上げを実施せざるをえない、常識はずれの
低金利をいつまでも続けるわけにはいかない、
そして円キャリーによって怪物ファンドがあまりにも増えすぎた。

将来怪物ファンドによって世界経済が無茶苦茶される可能性が出てきた。
経済に無知な政治家によって日銀の金利が長く抑えられてきたが徐々に
利上げの方向にもっていかないと怪物ファンドによって弱小国の息の根を
止められてしまいます。

逃げ足の速い怪物ファンドは、そろそろ手仕舞いをし始めた、各国に
投資している株や不動産、債権を売り円に両替して返済される、当然
円高に一気に進む。

それでは今度はウオン高の不思議について

簡単に言えばウオン高の原因が経常収支の黒字でなく資本収支の
黒字によってもたらせれた。

つまり一般的には経常収支が黒字だとウオン高になる、しかし韓国は
2006年から9月まで赤字だったにもかかわらず、ウオン高が続いた
これは資本収支の黒字のためである

ここでちょっと「経常収支」と「資本収支」の解説をします。

まず「経常収支」とは

物の輸出入の差し引き(貿易収支),物以外にも利子や配当金、
サービス収支(輸送、旅行、通信、建設、保険、金融、)
早く言えば本当の利益のこと、

「資本収支」とは

外国との投資、融資、資本の移転によろ収支
韓国は円キャリーによって年間476億ドルもの資金流入あった、
これだけ巨額の資金がウオンに両替されれば経常収支が赤でも
ウオン高になって当たり前である。

これで少しは円安、ウオン高の不思議が分かったとおもいます。

そこで問題なのは韓国政府がウオン高は輸出が好調な為と
勘違いしてしまったことにあります。
ウオン高の原因が資本収支の黒字であるときちんと理解していれば
まだ打つ手もあったが為替介入の資金を手に入れる為
外債を発行してしまい、結果ますます円キャリーを呼び込んでしまった。
つまり反対の事をしてしまった。

そして円キャリートレードの終焉は、韓国から巨額の資金が逃げ出し
為替相場は一気にウオン安にへと反転して、韓国の短期外債が膨れ上がる、
すでに投資系の資金が腰を引き始めた、来年日銀が利上げに踏み込めば、
逃げ遅れた資金が怒涛のごとく引き上げる。

韓国は日銀が利上げする前に手を打たないと、クレジット・クランチに
陥る。いわゆるゲームセットになる。

何も知らない韓国政府は相変わらず自国経済礼賛の報道をしている。







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円キャリートレード

私は経済学者ではない、単なる中小企業のオヤジにすぎない。

しかし最近経済についてブログに私の見解を乗せると反応が大きくて
ビックリしています。
「円キャリーについてもっと詳しく」とのご要望があり、今回つたない知識
を書いてみました。

私は韓国に子会社を持っております、そのために韓国経済および韓国政府
の実情を的確に把握しないと、命取りになります。
経済は一国だけ眺めても意味がありません。グローバリゼーションが進む
世界では一国のほころびや政策が世界の経済に影響を与えます。

円キャリーを簡単に言うと、「低金利の日本から円を調達し利率の高い国に
投資する事により利ざやを稼ぐ事」

しかしこれだけでは世界経済にどれほどの影響を与えたのかよく分かりません。

そこで日本がまったく意図しなかった円キャリーの起こりについて書いてみます。

日本政府はバブル崩壊以降、経済を立て直すべく
超低金利にして企業を助けた。
銀行が企業に資金を流しやすくするために日銀は各銀行の日銀当座
の決済資金を過剰に積みあげることを要求した。

そのために各銀行は手持ちの債権を売却して日銀の当座に金を入れた、
債権で持っていれば金利がつくが日銀の当座に金を入れても金利はつかない。
銀行としては生きていくために金を一般に貸さざるをえない。

日本政府としては景気を良くするために、銀行の貸し渋りから金余りへと
誘導したが銀行は零細企業に金を回さず、一流企業に金を回そうと
した、しかし一流企業は逆に借入金を返しに掛かった。そこで

日本の各銀行に溢れた超低金利の円に世界の投資フアンドが群がった。

2001年ごろからマスコミがさかんに「日本国は1000兆円の借金
で国が破産する」「突然預金封鎖がやって来る」と騒ぎ立てた、
とくに跡田慶応大学教授や浅井隆なる怪しげなアナリスト達が
2003年日本国破産なる本を出し庶民を不安がらせた。
そのために日本の投資家や主婦までが外貨預金を始めた。

話は少し横道にそれますが日本のエコノミストの間違いを少し正してみます。
日本の借金は海外からの借金ではない、突然金を返せとは誰も言わない、
日本国債のほとんどが日本国内で持っている。

日本政府は税金が足らない分を国債を印刷して日銀に持ち込んでお金を
調達する、早く言えば日本政府は日銀を介して円を印刷している。

国債すなわち借金の半分以上は日銀が持っている、
日銀が日本政府に「金返せ」とは絶対に言わない、あたりまえ、

時々経済評論家がテレビで「孫の代まで借金を残すのか、」と叫んでいる
場面を見たことがあると思いますが海外からの借金ではない、おろか

国の財布は個人や企業とまったく違う、個人や企業は稼がなければ財布の
中身は増えないが国は税金収入以外に札を印刷する事ができる。

あまり札を印刷すると円の価値が下がりインフレになる、やりすぎると
ハイパーインフレになり国が崩壊する。
故に印刷に限界があるが、日本の場合個人の預金1300兆円、
アメリカ国債表裏合わせて300兆円、それ以外、国の財産も相当ある。

話を米国に移して考えてみると、
米国のドルは基軸通貨、経常収支が赤字でも輸入代金として
ドルを印刷して支払えばすむ、金がなくなることはない。
財布の中身を心配せずに世界中からなんでも買える財政赤字も貿易赤字も平気、
その上、出て行った金を国債を発行して自国に還流さす。
世界的にドルの需要が高まる事はあっても減退する事はない、
お陰でドル暴落となる可能性は限りなく小さい。

その証拠に米国の外貨準備高は韓国の4分の一しかない、輸入決済が
足らなければ印刷すればいい。

この仕組みを日本に当てはめて考えてください、円は日本国内の基軸通貨
当たり前、円が足らなければ日銀に国債を引き取らして円を印刷すればいい

しかし日本国内だけの話、ドルを印刷できる米国は
世界の中央銀行を自国に持っていることになる。こんな有利な事はない。

そこで日ごろ仲の悪いヨーロッパ各国が米国だけにいい思いをさすのは
許せない、各国の通貨を統一してユーロを作った、
最近では世界の基軸通貨の25%がユーロになってきた。

話が飛びすぎたので、円キャリーに戻します

日本でだぶついた超低金利の円がフアンドを経由し外貨に両替され
世界中の国々に怒涛の勢いで流れこんだ。
そして円キャリーは世界中で不動産と株式バブルを引き起こした。

世界中に投資された円の総額は120兆円を超えるといわれています。

日本の経常収支は毎年巨額黒字です、2006年における日本の黒字額は
20兆円もあった、入ってきた外貨が当然日本円に両替されれば、
大幅な円高になる、しかし現実には為替相場は一貫して円安が続いた、
この原因が円キャリーだったのです。

そして大幅赤字の韓国が本来ならウオン安になるのに
ウオン高になっているのも円キャリーが原因です。

なぜ円キャリーによって円安になったかを次回解説します。



今回、ブログにしては長くなりすぎました、スイマセン。


































円キャリーの終焉が韓国を壊滅さす

日銀の利上で円キャリーを徐々に止めようとしたが、サブプライムショック
の問題で金融市場の動揺をさそい、日銀のシナリオを狂わせてしまった。

しかし皮肉な事にサブプライムの焦げ付きにより、急激な円高となった。
このまま円高がもっと進むと判断しフアンドが手仕舞いを始めたら、
つまり円キャリーを精算し始めたら、資金の流れが逆転する。

円キャリーが精算されると、円が投資されていた国の不動産や株、債権が
売られ、円に両替され返済され、円高が一気に進む。

為替相場が急激に動くと膨大な損失がフアンド達に襲い掛かってくる。
日銀の利上げ05%の金利差など問題ではない、

さて円キャリーの解消で一番被害を受ける韓国について考察します。

円キャリーの終焉によって韓国発の通貨危機がひたひたと
迫って来ているのに韓国素人政権は、「外貨準備高の10%ほどの円資金
が逃げても通貨危機につながらない」とコメント

しかし円資金の急激な流出は株価暴落、不動産価格の下落、
企業の資金難誘発、為替損急増、消費心理の萎縮、
と韓国経済にメガトン級の悪材料として作用することが避けられない。

さらに韓国は短期外債が約13兆6000億円(2006時点)もある、
ウオンが外貨に対して10%下落した場合、1.36兆円の借金が
上乗せされてしまう。
短期外債とは一年以内に返済しなければならない外債のこと、
短期と長期の借金の合計は29兆4292億円。

しかも韓国の場合、外貨準備高は海外からの借入金で積みあげている、
余分な貯金ではない、韓国政府も勘違いしている。

韓国は円の為替相場が逆転したら、経済、為替相場、株式市場に
何が起こるかまったく気がついていない。
ウオン切り下げと暴落する資産価値は
韓国政府が理解しているよりはるかに重大である。

韓国崩壊のカウントダウンは、すでに始まっている。

韓国は20日に韓国大統領選の正式候補として李明博氏を選んだ、
12月に政権奪還となればまだ少し希望が残っている。

彼は経営者出身の実務型経済大統領、
経済素人左翼政権から早く脱却しないと国が滅びることは明白

迫り来る通貨危機の恐怖を韓国政府も国民もまだ知らない、












サブプライム・ショック

「日本の生きる道」の続きを書くつもりが、
休みの間にサブプライム・ショックが起こりました。
それについてエコノミストとの見解の相違を書いて見たいとおもいます。

まずサブプライムの簡単な説明から
普通の住宅ローンが組めない貧しい人達にお金を融資する悪徳金融業者、
日本で言えばサラ金業者みたいなもの。

最初借りやすくするために金利は5~6%と低いが、数年後に10%以上を
超える高金利となる仕組み。

全米の住宅価格が値上がりし続けるという根強い「土地神話」があり
金持ちだけが享受していたが、貧乏人もサブプライムを利用して参画し始めた。

結果10%以上の上昇を続けた、しかしもともとローンの返済が無理な
低所得者まで引きずりこんだ結果、住宅価格の上昇が止まれば、必然的に
借り手が返済できなくなる。

こうしてサブプライムローンは、業界にとってだんだんと不良債権となり
サブプライムをてがけていたローン会社約20社が経営破たんした。

日本の銀行の不良債権問題とそっくりである。

日本の場合は銀行の破綻を防ぐため、大量の公的資金を投入したが
10年以上のデフレ不況に陥った。

さてここからアメリカ経済の先行きを読んで見たいと思います。

サブプライムを手かげているローン会社は銀行から資金の提供を受けている
銀行はその債権を証券化して世界中に売りまくった。

その証券が紙くずになれば世界中のフアンドや投資家が巨額損失を被る。
そして世界同時株安となり、世界の景気全体に波及する。

しかしこのままアメリカが破綻していくと見るのは、とんでもない誤り。
アメリカは世界各国が使えない禁じてドルを印刷してほころびを繕う。

欧州も機軸通貨になりつつあるユーロを印刷できる、
日本も欧米が破綻しないかぎり世界中に設置した世界一の製造業が日本を救う。

中国も(輸出総額が米国を抜いて世界第二位(一位はドイツ)、輸出の
大半は中国に進出した外資系企業、)日本および欧米企業が安泰なら、
今回のサブプライムショックは影響がすくない。

問題は世界のグランドで活躍し始めた弱小国家韓国、
日本のエコノミストの間違った見解を少し書いてみます。

「韓国の株価が7%も暴落した理由は、米国経済が萎縮して輸出が
打撃を受ける、サブプライムの直接の被害はない、韓国には現在十分な
外貨準備があり、経常黒字も出している、韓国の株価が他国よりも
落ち込みが激しいのは事実だが、韓国経済は、心理的な部分を
克服できれば韓国に及ぼす影響はきわめて限定的である。」

このエコノミストは韓国の実態をあまりにもしらなすぎる。

まず何故韓国だけが各国の倍の株価が下落したのか、その原因は、
今回の事で極端な円高にぶれた事です。
韓国の短期外債は、市中銀行による大量の円を借りている。

韓国の市中銀行から供給された超低金利の円を一般家庭に貸付を拡大した。
その結果,株と不動産が異常な値上がりをした。
日本円に対する多額の債務を抱える一般家庭と韓国の銀行は円高になると
円高・ウオン安により韓国の債務が跳ね上がる。

日本のエコノミストによれば「韓国は十分な外貨準備高があるから大丈夫」
このエコノミストは外貨準備金の意味がまるで分かっていない。

貿易で稼いだ貯金と思っているらしい、外貨準備高は海外からの借入金でも
増やす事ができる。

韓国の場合、ほとんど海外短期借入金によって外貨準備金を増やした。
もちろん外貨準備金がなくなれば輸入決済ができなくなって国が滅びる。

1997年のアジア通貨危機の際、外貨準備金がほとんどなくなり、
IFMと日本の助けで乗り切った後遺症が極端に借金までして外貨準備金を
積み上げた。

現在韓国経済の実態が少し分かり始めた投資フアンドやビジネスマン達が
ゆっくりと資金の逃避を始めだした。

他国以上の株価急落と不動産価格の下落は、韓国経済崩壊の予兆である。

日本人の持つ莫大な富が円キャリーとして世界中に流れ、
各国の不動産価格や株式価格を押し上げた。そのなかで韓国が
世界で一番円キャリーの影響を受けた。

今回の円高により、円キャリーの巻き戻しが始まる。そして
世界に流れている120兆の円が怒涛のごとく日本に帰ってくる。

日本人は世界一の技術力を持った「富を生み続ける製造業」のお陰で、
知らぬ間に世界を動かす力を持ってしまった。


知らないのは、日本の政治家と評論家達だけ



(次回は円キャリーの終焉により「韓国経済崩壊寸前」を考察します)























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日本の生きる道

どこの国も自国の利益の為に必死の戦いをしています。

そのために騙し、脅し、駆け引き、見せ掛けの友好、などあらゆる
外交テクニックを使って日夜戦っています。

しかし日本の外交は各国が平気で使う騙し、脅し、駆け引きなど、
これらを使う能力をまったく持ち合わせていない。何故なら

過保護の中でひたすらお勉強だけしてきて一流大学に入り
外交官試験にパスして世界にほり出されても、まるで役にたたない。

鼻につくエリート意識が強烈で、世界に派遣された日本の大使達は、
情報収集という本来の仕事を忘れ、優雅に暮らすことしか頭に無い、
時には閣下と呼ばれて悦にしたっている。

以前スリランカで仕事をしていた時、時の貿易大臣からお声がかかり、
スリランカ独立50周年行事を執り行いたい、それについて
意見をお聞かせ願いたいとの要請があり、スリランカBOIの会議室に通され
待つこと一時間あまり

会議室ではスリランカのお役人数名と何故かイタリアの有名デザイナーも出席
日本人は私と日本ジェトロの所長さん、

いっこうに始まらない会議にいらだって隣のジェトロの所長さんに聞くと
「日本の大使がまだ来ていない、彼はいつも30分くらい平気で遅れる、
今日はとくにひどい」

一時間10分も遅れて大使が会議室に入ってきた、
遅刻した事を謝りもしない傲慢な態度、
その上最初の一声が『今日は忙しい30分で帰る』

頭にきた私は、大使に向かって「あなたの失礼な態度は許せない」と
思わず大声を出してしまった。

隣にいたジェトロの所長がビックリして私を制した。

大使は日本人はジェトロの所長しかいないと思っていたのに、突然日本語で
一喝されたので、ビックリしてその場をたって帰ってしまった。

貿易大臣とお役人一同に『会議を壊してしまい申し訳ない』と謝った。
貿易大臣は「心配いらない、クマーラツンガ大統領も彼のことが嫌いで
絶対に官邸に呼ばない、今日は気分がいい」

私が言いたいのは日本の大使達がいかに傲慢で無能かを
分かっていただきたくて私の経験をあえて書きました。

他の国に派遣されている大使の事は知りませんが、
おそらく後進国の小さな国に派遣されている大使達は
似たようなものだと推測できます。

当時スリランカにはODAで毎年かなりの額が無償援助されていました。
しかしこのような大使がいれば感謝されるどころか、かえって逆効果です。

税金の痛みを知らないエリート達が日本をダメにしていきます。

さて本題の日本の生きる道についてですが、
政治家やエリート官僚に外交をやらしても馬鹿にされるだけです。

そこで日本の最大の武器、経済力と技術力を生かした自然の外交について
考察したいと思います。


(この続きは次回にします。明日15日から19日までブログは休みます
 いつも読んでいただいてありがとうございます)























南北首脳会談(腰砕けのアメリカ) NO3

米、対北姿勢転換について

一般的に言われているのは、アメリカ民主党が
12年ぶりに上下で主導権をとりブッシュの力が弱まった、そして北朝鮮に強行姿勢をとっていたネオコングループが閣外に去ってしまった事がその原因と言われているが、それだけではない。

最近中国戦略関係筋が明かした事によれば、金正日がブッシュ大統領に
メッセージを送り、『朝米関係を正常化し韓国以上に親密な米国の
パートナーになる』と伝えた、これがブッシュの対北朝鮮姿勢を
転換させる契機になったと伝えている。(どこまで本当か分からないが)

アメリカが北朝鮮と対話路線に転換して、
今年一月には中国をとばしてベルリンで単独交渉、その結果、
北朝鮮資金凍結問題を解除、三月には金代表が訪米、6月にはヒル代表が
訪朝した。

アメリカは北朝鮮とは単独交渉せず、BDA問題では譲歩しないとの原則
を簡単に放棄した。

そして核を持った北は、中国の脅しがまったく通用しなくなった、

アメリカの戦略は、中国をいかに押さえ込むか、その一点だけで思考が
動いている。
北の核は隣の中国には簡単にとどくがアメリカにはとどかない安全な核
それなら北をアメリカのパートナーにして中国を牽制したほうが得である。

最近ノ・ムヒョン大統領の韓国は最大の恩人アメリカを裏切って中国に
擦り寄っている、このまま推移すればアジアの防波堤朝鮮半島が全て
中国側に取り込まれてしまう、それなら中国を嫌っている金正日と
彼の希望通り、パートナーとなって米国主導で南北統一したほうが
自国にとって有利である。

米国主導で南北が統一すれば中国の南北を未来永劫属国にする戦略が
崩れてしまう、焦った中国は、北に強行姿勢を取り続ける日本と手を結ぶ
必要が出てきた。

中国はアジア地域の盟主として振舞う機会を虎視眈々と狙っている、
そのために朝鮮半島を属国にし、台湾を奪取する事が国の命題である。

其の野望の為にアメリカをアジア関与から追い出し、『日中友好』を餌に
日本まで属国化しようとたくらんでいる。

日本の親中派の売国奴政治家をたきつけてアメリカからの離反を策謀
している。

世界の構図がまったく見えない小沢民主党は、米大使にテロ特措法延長に
反対を言明した。アメリカを離反した日本には生きる術が無い。

小沢は自民の親中派と組んで政界再編成をもくろみ日本を地獄に導く。

民主党を圧勝させた日本国民の自業自得。



(次回はこれを踏まえて日本の生きる道を模索します)







南北首脳会談(中国と米国の思惑)NO 2

今日は昨日の続きを書きます、「中国の思惑」について

(昨日の結論)韓国は同族、同胞といったキーワードによって
北朝鮮の非行や犯罪を一切問わない民族至上論によって北と一体化する。
そして中国、米国と対抗して北東アジアのバランサーになる、そのために
たとえ大金を払ってでも金正日と会談する必要がある。

さて中国は今回の会談を歓迎していない。
中国から見れば北朝鮮も韓国も過去2000年間も支配してきた属国にすぎない、
戦後直ぐに朝鮮半島を我が物にすべく、北朝鮮をたきつけて南進したが
アメリカ軍に阻止された。

韓国はアメリカによって民主国家になり北朝鮮は中国の飼い犬にされた。
中国は北朝鮮を未来永劫属国にするため、大規模な経済援助を与えず
沈まない程度の援助しか与えなかった。

中国指導者は、崩壊により朝鮮半島がソウルを拠点とし
米国や日本と連携する民主国家にされることが最大の恐怖、
そのために飼い犬に餌を与え続けた。

然るに誇り高い金正日は中国が憎くてたまらない、そこで偽札や麻薬、
ミサイルの販売等により資金を稼ぎ核を開発した、核を持てば中国の
飼い犬から脱却できる。

中国は北朝鮮の扱いを間違えばいつ飼い犬に手を噛まれるかもしれない、
まして今回の首脳会談で韓国との連携が強まれば、中国の言いなりには
ならない、そして北朝鮮は会談により南北和解ムードを強調して
対米関係改善を進める。

中国の鎖をはずそうとしている金正日の高笑いが聞えてくる。








南北首脳会談 (韓国の心)NO 1

北朝鮮の平壌で7年ぶりに開催されることになった。

このインチキ会談に対して各国の思惑を解き明かしたいと思います。

まず韓国から
2003年の首脳会談を思い出してほしい、当時北朝鮮は、「金をくれなければ首脳会談に応じない」とし、見返りとして10億ドル要求した。
最終的に5億ドルで合意した。

会談とはいったいなんですか?お互い話し合って理解する事ですか?
まったく関係ない,会談というイベントにすぎない。

凶悪犯罪人に会うのに当時韓国は現代の会長の協力を仰ぎ,
5億ドルもの大金を北に送金した、お陰で金大中前大統領は
ノーベル平和賞をもらった。
しかしノーベル平和賞後,国際社会にもたされたものが北朝鮮の
ミサイルや核兵器開発、どこが平和賞ですか?

その後もノ・ムヒョン大統領になってからも多大の経済支援を受けながら、
平気で軍備強化に励んでいる。

今回の首脳会談もノ・ムヒョン大統領が手柄を立てたいために相当な「代価」
を払ったものと思われる。

韓国の迫り来る経済危機をまったく知らず、国民の血税を気前よく北朝鮮に
支援続ける大統領。

日本のマスコミや評論家達は相変わらず、
「南北首脳会談では金正日書記を説得してほしい、」
「核兵器の放棄や拉致問題に誠意ある対応をしてほしい」
「絶好の機会である、ぜひ金正日を動かしてほしい」

まったく無意味、会談に金を要求するような凶悪犯罪人に
どう説得するのですか?

北朝鮮は生きていくためだけに、中国や韓国、アメリカを振り回して
利用しているだけです。

日本は安倍首相の信念で北朝鮮に支援をやめ、経済圧力をかけている
北朝鮮は日本を引きずり込むため、左傾化の政治家やメデイア、
評論家を操って、さかんに日本の孤立化を吹聴しています。

今回の参議員選挙の大敗、アメリカの対北朝鮮姿勢の転換など金正日に
風が吹いている。

安倍首相は北朝鮮に毅然とした外交で、信念を貫き通してください。

当分は安倍降ろしの暴風が吹き荒れますが、
バカッチョ政治家どもに負けないように日本の為に耐えてください。


(次回は中国とアメリカの心を読んでみます、)








日本の製造業は、世界の経済を支える

「2007年版ジェトロ貿易投資白書」によると日本の対外直接投資が
10.3%増しの約6兆円と過去最高を更新した。

日本メーカはアジアはもちろん欧米各国にも続々と工場を進出させている。
これらが現地の人達の雇用をうながして失業率を減らしている。

日本が元気なく見えるのは、テレビ評論家達の言葉に惑わされているだけ、
世界中の識者達は日本の製造業に尊敬の念をだいている。

政治を舞台にした外交で「日本は孤立している」
「日本だけのけ者にされている」と
声高に叫ぶマスコミに心を暗くする必要はまったくありません。

日本に製造業があるかぎり、日本は世界から無視されることは絶対ありえない。
21世紀はどこの国も日本と組まなければならないと思っている。
とくにアメリカは日本と手を結ばないかぎり世界を抑えられないと
強く思っている。

抜け目の無い中国は最近やっと分かってきたが、素人政権の韓国は
つまらないイデオロギーと感情論に負けて日本が未だ見えていない。

2006年の対日貿易赤字は254億ドルに拡大した。
ノ.ムヒョン大統領はこの数字を見て側近に『日本から物を買うな』と
厳命した、
そこで韓国大手製造業の幹部が「日本から資本財(部品)の輸入をストップすると
韓国内の工場は全て止まってしまいます」

「韓国の輸出が増えれば増えるほど日本からの輸入がふえます、輸入を
止める事はそのまま自分の首を絞めることになります」

素人大統領は怒りに震えて『部品ぐらい何故自国で作らないのか?』

そこで財閥の幹部が「日本と同じ部品を作るのは何十年とかかります、
たとえ出来てもそのときには技術革新が進んで役にたたなくなります
日本の進歩は早いです」

後日、財界大物社長が大統領を表敬訪問したときにこの疑問をぶつけました。

するとその社長は、「なにも韓国だけではありません、アメリカを筆頭に
世界中の優秀な工場が日本製の資本財と工作機械を使っています、世界の
常識です」

この面白い話は韓国高官の友人から聞きました、
かなり創作があると思いますが真実に近いとおもわれます。

日本は邪悪の国から脅かされても抵抗もせず世界中に与え続けている。
世界中のビジネスマンから賞賛と畏敬のねんを抱かれていることを
もっと知るべきです。

いつも頭を下げながらいつの間にか勝ってしまう「武士道日本」













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ムーデイーズ格付けのインチキ

以前2002年頃ムーデイーズという怪しげな格付け会社が
日本の優秀な企業を闇雲に格下げしたことを覚えていますか?

企業だけでは無しに日本の国債まで2段階も引き下げました。
日本の無能な経済学者もムデイーズの尻馬に乗って「日本もついにチエコ,ボツナワクラスになってしまった」とさかんに吹聴しました。

そもそも当時マスコミで不景気だ、日本も崩壊すると騒いでいるのは、
経済が専門であるエコノミストたちばかり、
当時彼らはがたがたになった銀行や証券会社を見て
日本はダメだと勘違いしてしまいました。

そこえ米国の格付け会社が勝手格付けするものだから、自信を持って
『日本はもうだめだ』とテレビで得意げに持論を発表していました。

当時、私はテレビを見ていて、彼らはきちんと数字を見ないで話をしている
日本が沈没でなく彼らの頭が沈没していると思いました。

ムーデイーズと経済評論家達の大きな見落としは、日本の製造業界の実力です

今や世界一になったトヨタを例にあげてムーデイーズのインチキ
を暴きたいと思います。

98年にムーデーズはトヨタを格下げ(トリプルAから一ランク下げ)しました。
理由は、自動車業界の国際的な競争激化と国内需要の低迷、
加えてトヨタが終身雇用維持を掲げている事が力を弱める為

しかし今や世界26ヶ国に製造工場を持ちハイブリットなどの最新技術、
世界が真似を始めたカンバン方式、ムーデイーズが弱点と指摘した
終身雇用によって各国社員の信頼を勝ち取り、
07年ついに世界一になりました。

さーどうするムーデイーズ

日本の製造業の凄さをもう少しかいてみます

日本の製造業の海外生産額は97年で47兆円に達しました。
残念ながら最近の数字が分からないがおそらく
60兆円は超えていると思われます。これは韓国のGDPよりもかなり大きい。

日本の製造業が世界中の経済と雇用を支えています。
具体的には、たとえばアメリカでは全輸出の10%以上が
日本企業によるものです、EUも事情は同じです。

もっと凄い事をいえば日本の資本財(部品など)の輸出の比率は約60%、
部品を世界中に売ることで儲けている国なのです。
日本の資本財および工作機械が無ければ世界の工場の80%が
止まるいわれています。

当時、経済評論家がさかんに言っていたことは、銀行は「血液」血液の流れ
が止まったら経済全体もダメになる。

しかし海外に工場を移して生産を行っている会社なら、
お金は現地でいくらでも調達できる。
こまるのは海外で生産を行っていない零細企業、ここだけをながめて
評論家達はダメだダメだと言っていました。

お勉強しない評論家達やマスコミにあおられて
日本の消費者心理を冷やし、日本は長い間マスコミ不況に
させられてしまいました。

今度はマスコミにあおられて政府が追い詰められてきました
トンチンカンの民主党が天下を取れば、世界を支えている日本が
本当にダメになるかもしれません。

世界の事情をまったく知らないマスコミや政治家のリードによって
日本がおかしくなりそうです。

世界の経済は日本なしでは成り立たないことを知っていますか?
世界を救うのは日本しかありません、世界の識者達は分かっています

けっして大げさではありません。

(明日もこの続きを書いてみます)

























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反戦

8月になりセミの声がうるさくなるこの時期になると必ず戦争の悲惨を訴える
ドキュメンタリーやニュースがテレビでさかんに流れてくる。

そして必ずテレビで戦争の恐ろしさを被害者に語らす、
  「戦争は絶対してはいけない、戦争ほど恐ろしいものは無い、
   お国のために死んでいった、兵隊さんはかわいそう
   敵の戦艦にぶつかって行った特攻隊員は無駄死にです」

特攻隊員の生き残りの人はテレビに出てこない、
テレビ局は意識的に出演させない

そこで生き残り特攻隊員の真実の声を載せたいと思います。

「あの時代、我々が命を捧げなければ、日本の国土も守れないと思っていました。
このまま行けばこの国は滅亡せざるを得ない、それに自分の命が少しでも役にたつならば、喜んで死ぬべきであるという意識になっていました」

「特攻は無駄に命を捨てたのでなくて、一つしかない命を捨てる事で、多くの日本人の命が救われることを願って自ら命を捧げました」

「我々は兵学校に入った時から自分の人生は無いものと思っていました、自分は何のために生き、何の為に死ぬかを分かっていました、ですから怖いものも欲しいものも何もありませんでした」

生き残りの特攻隊員の磯部さんと小灘さんの声

磯部『日本に一時期こういうふうに個人を犠牲にして祖国を守ったのだという事を、何らかの形で後世に残しておかないと、自分の事しか考えない人ばかりになっては、世の中がうまく動いていかないと思います』

小灘「よく女性の方から『敵を攻撃すると人を殺す事になる、それをなんとも思わないのか』と攻められます,その度にあっと驚き,呆れます。向こうは日本人を殺しに来る敵兵なのに。こういう抗議は『日本人はいくら殺されても構わない、米兵を殺そうとするとは何事か』と言っていることなのです。そのときの状況が分かっていない、こちらとしては何人殺すという意識は毛頭なくて、敵艦を沈めたいだけです、米兵が上陸してくれば日本人が殺されるからやらざるをえない」

「日本国が滅亡するかどうかという瀬戸際の状況で、我々は特攻隊員として命を捨てざるを得なかったのに、アメリカ人を殺そうとしたのか!という言い方をされてしまう」

磯部「民族が亡びるかどうかという大前提が見えていない、結局そういう思想の持ち主が非武装中立論を唱えるわけです、武器を持っているから攻めて来るのであって、武器を持っていなければ攻めてこない、という」

小灘「言葉の表面で思考が止まっているひとが多いと思います、
誰もが善人ならばそれでかまいませんが、現実には泥棒もいるし、
人殺しもいる、戦後教育の大きな誤りだとおもいます」

磯部「日本は侵略者と決めつけ、何故そうせざるを得なかったかという歴史を学んでいません」


今日の日本の繁栄や平和はこの人達の尊い犠牲の上に成り立っています
我々の祖父や父がどんな素晴らしい人達かを尊敬の念をこめて
誰もが語られる日が来る事を切に願っています。









   

   

世界最大の債務国 アメリカ

『1995年合衆国破産』?と言う本を10年以上前に読んで
もう一度読みたくて本棚を探してみたが、結局見つからなかった。

あの時読んだ衝撃は未だに私の思考の根底にある。
しかしあれから十数年たっているのにアメリカは一向に破産もしなければ、
ドルが紙くずにもなっていない。

何故か?現在も累積赤字は増え続け社会福祉予算と軍事費はますます増える一方である、その上中国、日本を中心に世界中から買いまくり,
原油取引でもドルを使いまくり、経常収支は大幅な赤字、

本来ならとっくに潰れていなければいけないアメリカが未だに
超大国として君臨している。

この不可思議を経済学者でない素人の私が分析したいとおもいます。
間違っているかもしれませんが、

アメリカは世界の中央銀行、つまり輸入代金はドルを印刷して支払えば、
それですむ、ドルは基軸通貨、世界の輸入決済のほとんどはドルで支払う

ドルを大量に印刷するとドル安になり、アメリカがハイパーインフレになり
経済崩壊になると、以前の経済学者は思っていた。
しかしアメリカは一向に崩壊しない、

何故なら世界経済が膨張し、金食い虫の『原油』取引が
ドルでおこなわれる為世界的にドルの需要が高まる。
つまりドルの供給が需要を上回り、ドル暴落の可能性は限りなく小さい。

その上市場に出回った大量のドルを、黒字国は稼いだ莫大なドルで
米国債を購入する、お陰で市場のドルがアメリカに還流される。

世界で積み上がった『外貨準備高』はほとんど米国債、
つまり世界の『外貨準備金』そのものを印刷する事が出来る。

いまや世界一の外貨準備高の中国は
世界一の大量の米国債を持っているということになる。

以前橋本元首相がアメリカで「米国債を大量に売りたいという誘惑にかられた」
と発したとたんニューヨーク市場の株価が急落した。

中国はアメリカを核で攻撃しなくても米国債を大量に売れば確実に
アメリカを崩壊さす事ができる。

売らなくても売ると脅すだけで中国はアメリカを支配する事が出来る。

日本も大量の米国債を持っているがアメリカの保護国日本にそんな勇気は無い。

しかしいつまでもドルを印刷すれば済むという状態が続くとも思えない。
アメリカに対抗して欧州連合ユーロが基軸通貨の20%以上になってきた。
ユーロが着実に基軸通貨になりつつある。

アメリカ経済崩壊の悲劇がどのように幕を開けるか、
その正確な姿をとらえることは出来ないが、遠い先に、
いずれ世界の金融市場のトレーダーや投資家たちが
アメリカを破産に追い込むかもしれない。

8月1日の当ブログで「韓国経済の崩壊の兆し」とかいた、
韓国は経常収支の巨額赤字を
アメリカのようにドルを印刷して支払えない、
基軸通貨でないウオンを印刷すればするほどウオン安になり、通貨危機に陥る。

そのうち韓国の短期外債の借換要請を拒否する外銀も出てくる、
すると外貨準備高の急減とウオンの暴落が始まり、
二度目の通貨危機、

ノムヒョン大統領様 これで大丈夫ですか?






















反戦平和

「九条ネット」という単品目標を掲げた政治団体が現れた。

選挙期間中のある日曜日にのぞきに行った。
彼女達の主張を聞いていると、その底の浅さに愕然としました。

「戦争をしない関係をつくるしかない,攻めてゆかない、攻めて来られないような国際関係をつくるしかない」
「9条を守らないと数年後に軍隊に入らないといけない状況が来る」
「人類史上で人間が戦争を始めたのは極最近です、日本人は口先だけで反対している、外国は体をはって反対している」
「北朝鮮を怖がらずに、過去の侵略戦争と植民地支配という加害の歴史をきちんと謝罪すれば、北朝鮮と仲の良い関係をつくれる」

この幼稚な主張を聞いて何の疑問も感じない人がいるなら、
その人のレベルは、あ~コメントのしようがない。

攻めて来られないような関係とはいったいどんな関係?
人類が戦争を始めたのは極最近?
なんと言うことを、 太古より人類の歴史は戦争の歴史です。
謝罪すれば北朝鮮と仲良くなれる?
国際情勢も歴史も人間の本性もまったく無視した訳の分からない主張、

このような小学生レベルの主張に応援している人達をみてまたまた仰天。
大阪経済大学教授、千葉大学教授、日本大学名誉教授、
新潟国際情報大学教授、埼玉大学名誉教授、都立大学名誉教授。
それ以外にも多数の著名人が共同代表として名を連ねている。

大学の教授達がいかに多いか、あほらしくて涙が出てくる。


この人達の主張する反戦平和について一言、

反戦と平和はイコールではない全然別のものです。
反戦とは単純に戦わないこと、
平和とは時には平和を手に入れるために戦います。

人類は常に自国の平和と繁栄を求めて戦ってきました、
自分一人が平和宣言しても平和は来ません。

この地球に人類が存続するかぎり戦争はなくなりません、そして
日本は邪悪に満ちた国に囲まれています、この現実をよく踏まえて
反戦平和を考えてください。

大丈夫か 教授達殿!














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朝青龍 出場停止

日本の中高年は、ほとんど朝青龍があまり好きでありません。
同じようにボクシングの亀田兄弟も嫌いです。

二人に共通しているのは日本人の精神的支柱「武士道」のかけらも無いからです。

朝青龍はモンゴル人だから仕方ありませんが、亀田兄弟とその父親を見ていますと、戦後教育のつけがあのような品の無い親子を作ってしまいました。

日本の戦後教育は日本の過去を全て否定するような教育で伝統的精神を捨て去るように仕向けてきました。
そして国家を消滅させようとする反日主義が
雨後のタケノコのように急増して、
日本のマスコミや教育を彼らに奪われてしまいました。

それでは二人にまったく無い「武士道精神」とは
「君に忠、親に考、自らを節することに厳しく、下位に慈悲を以ってし、
敵には憐れみをかけ、私欲を忌み,公正を尊び,富貴より名誉を以って貴しとなす」

もう少し分かりやすく書けば
『嘘をつくな』『正直であれ』『人には優しくあれ』『思いやりをもて』
『卑怯な事をするな』『約束を守れ』『弱いものをいたわれ』

土俵上の朝青龍と今回の事件は上記の言葉が全て当てはまります。

亀田兄弟のリング上の戦いは、相手をこばかにしたような品の無い動作は
武士道の美意識に合いません。
戦う相手に尊敬の念を持って堂々と戦うのが武士道のマナーです。

全てのスポーツは、
『礼に始まって礼に終わる』ことを二人に教える必要があります。









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韓国経済崩壊の兆し

左翼イデオロギーに毒されたノムヒョン政権において
近い将来に通貨危機から経済破綻に陥る可能性が出てきた。

膨れ上がる財政赤字、家計の収支悪化、企業収益の悪化、

財政赤字の穴埋めは韓国国内に貯金が無いため
海外借り入れにより穴埋めしている
2006年末時点での韓国の短期外債は1136億ドル(13兆6320億円)
対外債務の返済を迫られた韓国は、債務の借り換えで急場をしのいだ。

韓国唯一の命綱輸出がアメリカ経済の落ち込みとウオン高によって急速に
悪くなってきた、韓国企業がウオン高になると競争力がなくなるので、為替介入する必要がある、そこでまたもや海外から借り入れた。

しかしウオン高が止まらないことで、中央銀行に紙幣の発行を強制した。
その際、中央銀行の高官が『紙幣の発行をどんどんします、為替市場への財源は無限です』とコメント、あきれてものが言えない。

そんな事をすれば市場にウオンが溢れ、ウオン暴落と
ハイパーインフレーションをまねき韓国は確実に崩壊する。

かりにも韓国中央銀行が経済のイロハもわかってない事に世界が仰天した。

大統領の周りを左翼イデオロギーで凝り固まった、
経済をまったく知らない人達で固めたため、アマチュア政権になってしまった。

国民の幸福は経済の繁栄と自由しかない、イデオロギーを重視する大統領の無数の失敗が、この国を確実に崩壊へと向かわせている。

1997年のタイを震源地とするアジア通貨危機は今度は韓国を
震源地として再現される。
韓国は持続不可能なほど多額の短期外債を積み上げている。

まだ噴火しないのは、日本の超低金利で借りられる円のお陰です。
世界中に投資された円キャリーの総額は120兆円を超えるといわれている。

フアンドが日本円を低金利で借りドルに両替する結果為替相場は円安になる。
両替したドルを金利の高い国に投資する。

韓国の市中銀行は超低金利の円を借り入れ、国内企業の設備に投資しないで国内の一般家庭への貸付を拡大した、
そのために不動産の異常な高騰と株式バブルを引き起こした。

本来経常収支が赤字ならウオン安のはずだが、円キャリートレードで年間
476億ドルもの資金流入があった。
中央銀行が必死に介入しても追いつかずウオン高になる、あたりまえ。

ところが韓国政府はウオン高は、韓国製品が
海外で売れすぎているからと考えている、これは素人考えである。

外貨準備高が減少する事を恐れる韓国は、海外からの借入金で
外貨準備金を積み上げている、これがウオン高の要因の一つである

借金で積み上がった外貨準備高を見て韓国素人左翼政権は安心している。

1997年のアジア通貨危機において韓国はIMFと日本からの援助によって
救われたが、今回の危機に際して反米の度合いを強める韓国にアメリカ(IMF)が手を差し伸べるか疑問である。

国民をしきりに反日に扇動している左翼政権が危機にさいして恥ずかしげも無く又日本に援助を懇願する、お人よしの日本人は隣人の危機に際して快く援助を実施する。

痛みが消えた頃、韓国人のセリフは決まっている
『日本が援助したのは韓国の権益が失われるから援助した』

この国の根性はどこまで行っても腐っている。

日本銀行が再度金利を上げた時円キャリーが止まり、
韓国の不動産と株式が暴落する、そして円高・ウオン安により韓国の債務が
跳ね上がり、自国の通貨が暴落してハイパーインフレーションが国民を
地獄に突き落とす。

韓国の運命はいつも日本が握っている、ええ加減に分かったらどう!






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