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ロシアの闇その2  5月17日(金)


前回はプーチン大統領の恐るべきテロ工作を暴きましたが、しかしロシア
側から見れば、ロシアを生き返らせるのは悪人プーチンしかいないと私は
思っています。

例えば「鳴かぬなら殺してしまえホトトギス」と言われた織田信長は浅井・
朝倉に味方した比叡山延暦寺を焼き討ちしました。この行為だけ見れば信長
は冷酷無慈悲な人物と思われますが、神そのものを否定していたわけでは
ありません。

延暦寺の坊主は、勝手に関所を作り通行税を取りまくって、酒を飲み、女を
かどわかして暴行をはたらき、祈らない坊主でした。だから焼殺したのです。

つまり私が言いたいことは天下を取る目的が自分のためだけでなく、民の
ために天下を統一して戦いのない世の中を実現させようとしたのです。その
証拠に彼の掲げたスローガンは「天下布武」です。

天下布武とは、七徳の武を持って天下を治めるという意味です。つまり暴を
禁じ、戦いをやめ,巧を定め,民を安んじ、衆を和し、財を豊かにするとい
う意味です。

信長が基礎をつくり、秀吉が戦いのない社会を実現し、家康が改良し、総仕
上げをして平和な徳川265年の統治が出来たのです。当時の江戸の町は人口
100万人に達し、世界最大の都市になっています。江戸時代300年近い平和
が日本人を熟成させ今日の繁栄をもたらしたのです。

プーチン大統領と織田信長を比べるのはかなり無理がありますが、しかし奇
麗ごとで判断をしてはいけないということです。プーチンがロシアでおこ
なっている行為は、ロシア上院の権威を低下させ、旧ソ連国歌の復活をやり、
FSB(KGB)の昔の仲間たちを政府の要職に抜擢など、決して現代の民主的
指導者などではありません。

そしてロシア国内のテロ行為はロシアの情報機関が行い、チェチェン戦争を
誘発するためにチェチェン人の犯行に見せかけるなどとても許される行為で
はありませんが、100年後後世のロシア歴史家はプーチンの行為を評価する
かもしれません。但しロシアの国民が今よりも豊かになっていることが前提
ですが。

だから彼はロシアの国民を豊かにするために突出した技術力とお金を持って
いる日本を北方領土返還を疑似餌にして近づいてきたのです。プーチンも
自国の利益と生存を賭けて必死なのです。

プーチンがシベリア・極東開発に日本を誘う背景には、中国の存在があり
ます。当初2000年に大統領になったプーチンは経済発展をした中国の資本を
受け入れることを決めた。シベリアの石油ガスを中国に運ぶパイプラインが
建設され、極東の諸都市には中国人労働者や中国商売人がどっと押し寄せ、
街は中国語の看板で満ち溢れ、あっという間に街が中国化してしまい、
しらぬ間にシベリアや極東の経済利権をほとんど中国人に奪われてしまった。

慌てたプーチンは日本や韓国、シンガポールなど、中国以外のアジア諸国の
企業をシベリア極東開発に招致し、中国色を薄めることに躍起になり始めま
した。

しかし日本は歴史的教訓によりロシアを全く信用していない。昭和20年8月
9日、ソ連は日ソ不可侵条約を一方的に破棄し、満州国、朝鮮半島。樺太、
千島列島などに侵攻しました。

当時満州には男はほとんど南方戦線に送られ、満州に残っていたのは9割以
上が女子や子供だけでした。日本の娘たちが次々にソ連兵に犯され、最後は
機銃掃射を加え虐殺されました。

また終戦後武装解除し投降した日本軍人をシベリアやモンゴルに労働力とし
て移送し,厳寒環境下で満足な食事も休養も与えられず、過酷な労働を強要
させられ多くが死んで行きました。国際法に背く許されないものでした。
1993年に訪日したエリツィン大統領は「非人間的な行為に対して謝罪の意
を表する」と表明しました。

エリツィン大統領が自国の恥ずべき歴史を知っているということは、当然
プーチンも知っているはずです。ところがプーチンは2006年のサハリン2事
件でまたまた日本を裏切りました。

樺太で「サハリン2」という石油・天然ガスプロジェクトが計画された。
この計画は、ロイヤル・ダッチや日本の三井・三菱商事の3社が主体で199
4年に設立されました。日本は世界的なロイヤル・ダッチ・シェルが55%の
株保有に安心してこの計画に乗りました。

ところがロシア政府に6%の利益しか入らないことを知ったプーチンは突然
2006年になって環境問題を理由に中止を言い渡しました。環境破壊という
理由は、ロシア企業を参入させるための口実で、最終的にロシアの国営企業
であるガスプロム社が51%の株を保有して実権を握ってしまいました。

日本はロシアを信用出来ない国だと改めて認識しました。


(ロシアの闇その3は次回にて)




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ロシアの闇その一  5月16日(木)


今日は突然親しげに日本に近づいてきたプーチン・ロシアについて分析
してみたいと思います。

現在の安倍政権にとってロシアとは何か。いかに付き合うべきか?
我が国が北方四島返還に成功する可能性はあるのか?
プーチン大統領の「面積2等分」「引き分け」と言う言葉に騙されて、
経済その他の分野での多大の協力を引き出され、結局2島返還だけで終わ
ってしまうのではないか。そうなれば残り2島は永久に帰ってくることは
ありません。

最近の日本人は、北方領土が戦後68年もの長きに渡りロシアに占拠されて
いることに「2島でも返還されればいいではないか」という諦めに似た心境
で決着を急ごうとしています。

特に最近引退したはずの森喜朗元総理が、突然マスコミに登場して「日本は
4島一括返還の主張を変えないが、これを前提にしていると何も決まら
ない。プーチンは日本に協力を求めている今がチャンスである」と2島返還
で妥協することのイメージを作ろうとしています。

マスコミは森喜朗元総理のことを、ロシア外交で太いパイプを持ちプーチン
に信用されていると持ち上げています。また森喜朗氏もプーチンと親しいと
いうことを自慢しています。

5月9日の産経新聞で田原総一朗氏が「プーチン大統領はどうして森さんに
絶大な信頼を寄せているのかを知りたい」との質問に対して森氏は「お互
いを理解しあっていると言って欲しいな。何回も会い真摯な対話を重ねて
きたけっかだろう」と得意そうに語っています。

愚かな男です。彼は完全にエージェント・オブ・インフルエンスにされてい
ます。この種のエージェントは自分が他国の利益のために手をかしているな
どとは決して思わない。また利用しているほうもそう思わせてはならない

ソ連KGBの得意技は、エージェント・オブ・インフルエンスという社会的
地位を持ち、その意見がかなりのウエイトを持つスパイエージェントを
各国に作ることです。ウラジーミル・プーチンは元FSB長官でした。
FSBとは元KGBのことです。

ソ連解体後KGBは名称変更や離合集散を繰り返す混乱の中でFSBと名称を
変更して生き残りました。そして何故無名の元KGB長官のプーチンが2000
年の大統領選挙に立候補して当選することが出来たか?

エリツィン政権末期にロシア全土を震撼させる一連のアパート爆破事件を
覚えているでしょうか。わずか二週間足らずの間立て続けに起きた4件の
アパート爆破事件の死者は合計300人前後に上がった。

エリツィン政権はチェチェン人によるテロと決め付け、報復としてチェチ
ェン戦争に踏み切りました。この戦争を仕掛けたのがプーチンFSB長官で
した。それまで無名のプーチンは連日テレビに登場し「憎きチェチェンの
テロリストの撲滅」を煽りたてた。たちまち知名度を上げたプーチンは
2000年大統領に当選しました。

ところがFSBの中央機構で勤務していたリトヴィネンコはFSBを裏切り、
有力政商の暗殺を拒否しイギリスに亡命して、記者会見で暗殺命令を暴露し、
その上アパート爆破事件をFSBの仕業と白状してしまった。追ってから
逃げていたリトヴィネンコは6年後に毒殺されました。

この事件を追求した有力議員たちまで相次いで暗殺されたり、謎の死を遂げ
ています。元FSB(KGB)であるプーチンの恐ろしさを分かっていただけた
と思います。

森元首相のような単純な男を「日ソ友好」とか「お互いの信頼関係」「両国
の経済発展」などの大義名分を与え、あとはコントローラにとって都合の
よい情報をリークしていけばごく簡単に操れます。

大多数の日本人は、マスコミも、評論家なる人々も、国際政治の動きにたい
する推理性に欠けています。特に冷静と分析を要する国際問題を、根拠なき
思い込みの情念で解釈してしまう危険性を認識して下さい。

激動の国際社会で生きてゆかねばならない日本にとって、リーダーたる政治
家の無知さと分析力の欠落は致命的といわねばなりません。

(ロシアの闇その2)は次回にて


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危ういロシア外交


麻生首相とプーチン首相が並んだニュース写真の説明に、「プーチン首相
とじゃれ合う麻生太郎首相」と載っているのを見て,思わず苦笑して
しまいました。

その産経新聞の写真を見れば、肘でつつく麻生首相の笑顔は無邪気
そのもの、プーチンの笑顔は「こいつのなれなれしい態度,こいつの
邪気のない笑顔、一体何を考えているのか、なんとなく気味がわるい、」
という戸惑いの笑顔に見えます。

プーチン首相の持っている常識からすれば「陰謀も策謀も無い外交など
あり得ない、まして一国の首相が戦略を持たず本心を正直に見せるなど
絶対にない、しかし簡単に狙い通りに領土問題を先送りして、経済協力
を引き出す事が出来た。なにか裏がある、油断できない、日本人は
頭がよい、麻生首相の笑顔は見せかけにちがいない。」

ところが日本は信頼関係を重視して誠実で正直な国民、一点の曇りも
ない、裏などさらさらない、まず先に相手に利益を与えてから、控え
めに相手の出方を待つ、そして日本の期待は、ほとんど裏切られる。

日本人のロシア感は昔から非常に危険で凶暴な国というイメージが定着
しています。明治維新以降、ソ連からの脅威を払拭するために富国強兵
をはかり、日清戦争、日露戦争へと進み、ソ連の南下を防ぐために
満州に進出、朝鮮を併合して、日中戦争、日米戦争へと進んでしまった
のです。

それでは現在の日本にとって、ロシアとは何か、いかにつきあうべきか、
について考察してみます。その前にロシアは日本をどの様に見ているか
を推測しないと、ロシアの正体は見えません。

日本人の外交の弱点は、冷徹を要する国際問題を、根拠無き思い
込みの情念で常に間違いをおかします。お粗末のかぎりの情報不足が
原因です。

日本は常にロシア脅威論で覆われていますが、逆にロシアは日本を
恐れています「日本脅威論」と言ったら日本人は誰も信じないと
思います。

では何ゆえロシアはこのちっぽけな日本を恐れるのかを今日は
解き明かしていきます。

ロシアにとって、日露戦争の敗北は、いくら吹っ切ろうとしても、
吹っ切れない悪夢のようなものなのです。日露戦争はロシア人にとって
どう考えても負けるはずがない戦争でした。

陸軍は10倍、海軍は3倍、しかもソ連の艦隊は、世界一強力といわれ
たバルチック艦隊、ロシアは小国の日本など一捻りだとおもった。

しかし陸に海に連戦連敗、ロシア艦隊は全滅したのに日本は砲戦で
やられたのは一隻だけ、数隻は機雷による事故、陸でも世界一強大な
ロシア軍は連戦連敗、ロシア軍総司令官は世界の大戦略家として名声
が高いクロポトキン大将、負けるはずがないのに負けに負けた。

日本軍とソ連軍が対峙したときの比率はだいたい1対6,この勢力比で
ソ連軍は負けるはずが無い、しかし日本軍は弾薬が底を尽きても、
ソ連式の水冷式機関銃を分捕って戦った。

火力、兵力がどうしょうもないほど劣勢でも日本軍は勇戦敢闘した。
武器どころか、食料、水が無くても戦う、ソ連軍は日本軍を恐れに
恐れた。ロシアの常識がまるであてはまらない、日本軍隊とは二度と
戦いたくないと思うのは当然なのです。

第二次世界大戦、日本はポツダム宣言を受託し戦争が終結して武器を
捨てました。ソ連軍の日露敗戦時の復讐のときが来ました、武器を
捨てた日本軍は怖くない、日ソ中立条約に違反しようが,卑怯と
いわれようが、日本軍に襲い掛かり、シベリアに強制抑留や民間人も
含めて100万人あまり殺しました。

そして戦後ソ連は軍国日本の再建を恐れ,1950年中ソ軍事同盟を
締結、その対象相手が日本とは恐れ入ります。
当時の日本は、軍備も軍事産業も皆無、自衛隊さえまだ無い、ソ連が
日本をどれほど恐れたか、そしてソ連は日本の防波堤のために毛沢東
にマルクス主義を教育、毛沢東を援助して妖怪に育てました。

ところが日本は戦後わずか20年でオリンピックを開催、信じられ
ないくらいの高度成長、そしてアメリカにも比肩すべき経済大国日本
に瞬く間になってしまった。ソ連が夢想にもしない、常識ではありえ
ないことなのです。

マルクス理論によるソ連共産党の理想は平等社会の実現、資本主義を
凌駕して労働者を豊にするはずだった。しかしソ連では、意に反して
帝政時代以上の特権階級が出現してしまい、一般民衆は食うや食わず、
共産主義の理想を実現する事に、ソ連はひとつのこらず失敗して
しまった。

これにひきかえ、日本はひとつのこらず成功した。平等社会,貧乏
退治に成功、人間らしい文化生活、日本の成功はソ連にとって、
完全なるイデオロギー的敗北を意味します。

社会主義経済は資本主義よりすぐれた経済体制で国民は豊かになり
幸せになるという神話がもろくも崩れ去った。

マルクシズムの看板であった平等、豊かさ、経済体制の優越さなどの、
どれひとつとしてソ連は実現しなかった。ソ連の理想を実現したのは
戦争で焦土と化した日本のほうだった。

このロシアの日本に対するコンプレックスが、どれほど大きくかつ
深刻なものであるか、日本人は誰も知らない。
ロシアは戦前と戦後、二度日本に負けた、この衝撃はロシア人の心の
最深部まで揺さぶるほどの深い意味をもっています。

決められたイメージでしか見ない大多数の日本人もマスコミも評論家
なる人々も、このロシアの日本コンプレックスの心を知らない。

日本人はもっと自信を持ってください、ロシアは日本人の技術と資金が
喉から手が出るくらい欲しいのです。自分たちが描いた理想を簡単に
実現した日本の本格的かつ大規模な指導と援助が欲しいのです。

アメリカと対抗するには日本の力が必要です。アメリカは日本を見捨て
中国に接近しています、ロシアが日本を取り込むチャンス到来です。

プーチンがこのように考えて日本にやってきました。

しかし日本は調子に乗ってロシアと深く結びつけば、アメリカを敵に
してしまう危険がはらんでいます。核を持たない日本はアメリカと
離れるわけには行きません。

アメリカにしっかり根回ししてロシアとの関係を深めないと、アメリカ
を無視して中国と国交を回復した田中角栄の時のように、酷い目に
あわされます。

日米同盟は日本が生きていくための国是です。ロシアに色目をつかって
アメリカを慌てさすという手は大いにありです。
しかしアメリカを決して怒らしてはいけません、危険な中国を牽制
する意味でも日米同盟は命綱です。

これらのことを全て踏まえてロシアと付き合わなければいけません。

戦後日本人のロシアという国についての無知さと分析力の欠落は
危ういこと限りがありません。

今日の日本が置かれた立場とそれをとり巻くもろもろの国際情勢を
つぶさに分析する能力が外務省には欠けているような気がします。
国際情勢はつねに変化しており、停止状態は決してありえません。

ロシアもアメリカも、もはや六ヶ月前の情報ではまったく分析不可能
とさえ言ってよいほどの急激なピッチで変化し続けているのが現実の
国際政治です。

これからの日本の生きる道は強力な経済力に支えられた外交しか
ありません。その外交のためには情報がなくてはなりません。
まともなインテリジェンスを持たない外務省に不安を感じます。

ビジネスマンは「正確な情報は最大の武器」という真実を骨身にしみて
知っています。しかし今の日本の政治家にどれだけ理解されている
だろうか。国全体が大きな危機に直面しているにもかかわらず、それに
気づいてもいない。

アメリカと中国の仕掛けた罠がゆっくりと、確実に日本をしめつけ
始めています。

「自国の利益と生存は自分の手で守る」この当たり前のことに、
日本国民はいつになったら、気がついてくれるのでしょうか?





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殺し屋プーチン首相来日


ロシアの傲慢な殺し屋プーチン首相が今日11日来日します。

それについて北方領土問題をめぐり、今日は谷内正太郎氏(前外務
事務次官)の言及した事について検証したいとおもいます。

4月17日付毎日新聞に掲載された北方領土に関するインタビューで
「個人的には3.5島返還でもいいのではないかと考えている、北方4島
を日露両国のつまずきの石にはしたくない」と述べています。

この谷内氏の言葉が心に引っかかったまま今度は4月28日の産経新聞
の「話の肖像画」に3日連続谷内氏は「外交の戦略と志」で日米関係や
憲法改正、北方領土問題などを語っています。

谷内氏が外務次官の現役の時、当時外相だった麻生首相は衆院外務
委員会において「北方領土問題を解決するために全体の面積を2等分し
て、半分をロシアに譲る事により解決を目指したい」と言っています。

この麻生氏の考えは谷内外務次官の影響を受けたものと思われます。

両者の現実主義的な考えは一見正しく見えてしまいますが、ロシア人を
全く理解していません。過去の「北方領土返還」を前提とした会談を
検証すれば彼らの本質が見えてきます。ロシアは常に合意を反故にし
裏切る事に躊躇しません。

戦前においてもソ連は終戦を目の前にして突然日ソ中立条約に違反して
対日参戦しました。そしてポツダム宣言を受託し戦争が終結したにも
関わらず、その後北方4島全てを不法占拠しました。

ソ連は二つの国際法に違反して姑息な火事場泥棒をしたのです。

ソ連は北海道まで占領する計画だったが、当時のトルーマン米大統領
がソ連に対して「武力を行使してでもソ連の南進を阻止する」との声明
で、スターリンはこの計画を断念しました。

ロシアの謀略と裏切りは彼らの本質であり民族の体質ですが、謀略、
陰謀、裏切りはソ連の専売特許ではなしに世界の外交では当たり前の
ことなのです。

特に日本の場合、ソ連、中国、アメリカ、韓国、北朝鮮などに何回も
痛い目に会わされていますが、謀略、陰謀、裏切りは、人類の歴史
そのものなのです。

本題に入っていきます、谷内正太郎氏の「外交の戦略と志」を読みその
保守的思考は、ほとんど同意しますが、谷内氏の心情は外交下手の
日本人の弱点をもろに感じます。

彼の言葉の中にやたらと信頼や信頼関係という言葉がでてきます。
北方領土問題にしても「両国の首脳間で信頼関係を築き、対話を深めて
ほしい、そしてエネルギー、極東シベリア開発、環境などで、協力して
いく事が自らの戦略的利益にかなうと双方が認識すれば問題の解決に
つながる」と言っています。

日本は戦後中国に対して谷内氏の考えのように、信頼関係を築くべく
ひたすら中国の発展に巨額の援助と協力をしてきました。しかし結果
強大な軍事力を持った醜悪な怪物に育てしまい、日本の危機が増大した
だけです。

ロシアの目的は北方領土を餌に資源の宝庫シベリアを日本のカネと
技術で開発したいだけです。それでも北方4島を返してくれるなら
協力は、惜しみませんが、単に返す素振りだけで、日本がいくら援助,
協力しても、4島はもちろん2島さえも返さないと思います。

4島を取り戻すにはもう一度ロシアと戦争をして勝つか、あるいは
ロシアが極端に疲弊して国力がどん底まで落ち込まないかぎり、まず
不可能です。両方とも限りなくありえません。ということは当分
返還は無理です。

外務省の最大の弱点は、世界に対してのプロパガンダ不足です。

まず外務省のしなければならない仕事は、「ソ連は日ソ不可侵条約を
犯して壊滅状態の日本に一方的に参戦し、ポツダム宣言を受託し戦争が
終わったにも関わらずどさくさにまぎれて日本の固有の領土である
北方4島を取ってしまった」
と世界に向かって宣伝することが第一優先です。

世界中の誰もがソ連の卑怯な泥棒行為を知りません、世界の人は
もちろんの事ロシア人すら知りません。

中国の場合も戦後の日本の善意を無視して、戦前の日本の行為を悪意
を持って世界中に極端に改ざんした数字でプロパガンダをしています。
それに対抗して日本外務省は真実の数字を世界に向かってプロパ
ガンダする必要があります。

例えば「日中戦争」の犠牲者の数は、当初中国政府が公表した戦死者と
戦傷者の合計は行方不明者も含めて438万人(この数字もかなり多め)
と発表していました。
ところが江沢民は突然「日中戦争によって中国は3500万人の犠牲者
をだした」と世界に向かって言い始めました。

南京大虐殺も30万人以上と執拗にアピール、これらの捏造した史実を
本や、映画で世界に向かってプロパガンダしています。

その結果中国が日本を恫喝したり、大使館に石やペンキを投げつけ、
靖国参拝に内政干渉しても、世界中の人たちは中国が怒るのは当然で
あると受け止めています。中国プロパガンダの勝利です。

日本外務省は何故これら中国の大嘘を正す宣伝をしないのですか?

谷内正太郎殿、中国やロシアに対してあなたが主張している「まず信頼
関係をつくるが大事」「人間関係がきわめて重要」「対話を深める」など
はもっと後の話です。まず世界に向かって日本の誠意と正義を宣伝して
世界の世論を味方につけないかぎり、外交で国益を守るなど無理です。

あなたは大学時代に若泉敬氏の研究会に参加して、若泉氏を心の師と
して仰ぎ影響を受けています。そして若泉氏の「愚直なまでの誠実さが
人から信頼される」という至誠の心を学びました。
個人的な私的な社会においてはすばらしい事です。

しかし外交のような公的な世界では、このような誠実さは、確実に足元
をすくわれます。公的な立場の人は、私的な道徳的思考で行動すると
かならず相手の罠にはまってしまいます。

2年前に日本企業が開発に参画していた石油・天然ガス開発事業「サハ
リン2」は突然権益の半分以上を強制的にロシアに強奪されました。

今日来日する非情な死神プーチ首相に「信頼や誠実」など通用する相手
ではありません。
麻生首相は「北方4島返還への道筋がついた」と見えた段階で大喜び
して全面的に経済協力の方向に行ってしまいそうな気がします。

交渉の鉄則は「前金制度」です。返還への道筋ではなく確実に返還され
てからロシアに経済協力すべきです。ロシアとの経済関係が深まれば
深まるほど日本の弱みになり逆にリスクが増大してロシアに振り回され
ます。結果未来永劫に北方4島は帰ってきません。

麻生首相殿、ロシア、中国、などの国は、にこやかに右手で握手しても
左手に棍棒を隠し持っています.背を見せた時 素早く棍棒を振り下ろ
す国だという事を肝に銘じてください。





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