やがて中国の崩壊がはじまる   6月19日(水)


「中国は崩壊する」と思ってからすでに20年が過ぎようとしています。
しかしその後、私の思惑から外れて中国はますます発展してGDPも日本を
追い抜いて世界第二位になってしまいました。インチキ数字だと思いますが、

実体験から感じた中国崩壊の自信が揺らいで来たちょうどその頃、機内で
読んだゴードン・チャンの「やがて中国の崩壊がはじまる」(2001年)を
読んで確信を得ました。

20年にわたって中国企業の法律コンサルタンを努めたゴードン・チャンが
中国の全ての数字は「張り子の虎」に過ぎないと断言したのです。幹部の腐
敗、瀕死の国有企業、法輪功の抵抗、各地で頻発する労働者・農民のデモ、
チベットや、ウイグルの分離運動、台湾の独立問題など豊富な事例をもとに、
体制維持の根幹に関わる中国共産党の究極のジレンマを指摘したのです。

私は弁護士・ジャーナリストであるゴードン・チャンのようにのっぴきなら
ない証拠や中国の上げる数字のインチキ性に気がついたわけではありませ
ん。私の場合中国へ進出することによって直接彼らと接触して感じた単なる
感に過ぎません。

チャイナウォッチャー達が最近頻繁に書いているように「中国の外貨準備高
は底をついている」「中国の国家ファンドが保有しているはずの日本株式は
すでに売り払われている」「中国は猛烈に海外から外貨を借りまくっている」
等の情報は本でしか知らない。

そこで今回はプロたちの視点ではなくなぜ中国は瓦解するのかを、私の実
体験に基づいて、感じたことを書いてみます。

1991年頃の話です。山東省の煙台に当社の製品を作ってくれることになった
国営の工場が見つかり、現地の工場に行って、説明をして綿密な打ち合わ
せをする事になりました。その日は前日泊まったホテルの食事のせいでお腹
の調子が悪くて、工場についた時に真っ先にトイレの場所を聞いて駆け込み
ました。

トイレは天井が無く、個別の仕切りもなく、周囲を囲んでいるだけで、地べ
たに穴を開けそのまま穴をまたいでするようになっています。穴は6つ、ど
の穴もうんちが盛り上がり、またげばお尻に、盛り上がったうんちが着いて
しまいます。どうすればいいか思案にくれていると突然中年のおばさんが入
ってきて、盛り上がったうんちを側にあった棒切れで端に追いやり真ん中を
凹まして、小便を始めた。私は茫然自失、トイレは男女の区別がない、大小
の区別も無い、おばさんは私を無視して終われば平気な顔で出ていきまし
た。トイレの中はハエが飛び回り、生きた心地はしませんでした。

その後大きな丸テーブルでの宴会で、まずビールで乾杯、ビールが注がれ
るコップは濁り、指紋が着いています。各幹部たちは平気で鶏ガラをペッペ
とテーブルの下の床に吐きます。テーブルの上をハエが数匹飛び回ってい
ます。しかも先程のトイレと宴会場の距離は30mほどしか離れていません。
つまり全てが不衛生で日本人の感性では耐えられません。

私は出てくる料理は一切口に入れず、横の総経理が5分おきぐらいに私の
杯にお酒を注いで、まず自分が飲み干して、私に飲む事を強制します。杯は
小さな杯ですが、注がれるお酒は度数の高いお酒です。一口飲めば喉が焼
け付きます。

3~4回目ぐらいの時連れて行った通訳を通じて「もうこれ以上飲めません」
と断ったのですが、総経理は理解したにもかかわらず、飲むことを強制しま
す。見かねた部下が私の代わりに飲んでくれたおかげで倒れずにすみまし
た。つまり中国はお客を接待することの意味がまるでわかっていない。この
工場とのお付き合いは一回だけの発注で縁を切りました。

つまり中国人は地球人としては失格で、この民度では地球人のリーダーに
は絶対になれない、もちろんこの事例だけで判断したのではありません。
だから記憶にある中国人のエピソードを書いていくつもりです。

次回も中国出張のエピソードを書くつもりです。




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未来を失った野蛮な中国    5月22日(水)



前々回はスリランカ、前回は令和元年を取り上げた為に中国問題が途切れ
てしまいました。今回は中国シリーズNO3としてアメリカはトランプ大統領
に よってやっと目覚めた「中国幻想」について考察してみます。

日本もアメリカも過去、中国政策において多くの間違いをしてきました
こと中国に対する時、その幻想がもたらす害たるや、まことに深刻なものが
あります。アメリカ人の中国観も東洋の神秘というロマンチシズムに覆われ
て「暗黒の中国」が見えていませんでした。ヘンリー・キッシンジャーが中
国の竹のカーテンを開けて以来、アメリカの多くの学者、政治家・企業家達
が中国を訪問しています。しかし長く彼らは中国を「東洋の神秘」としてみ
ていた為に中国の実像を正しく見る目をなくしていました。

特に外交顧問をしていたキッシンジャーはクリントン元大統領に間違った中
国観を植え付けました。クリントン政権第一期目にキッシンジャーの推薦で
ハーバート大学教授であるジョセフ・ナイという中国専門学者が政権入りし
ています。この学者によってクリントンは誤った中国第一主義政策をとり
日本を無視し過酷なまでに日本叩きをしました。

キッシンジャーや学者たちは、「やがては中国も近代化し、資本主義開放経
済への道を進む、そして我々の資本主義社会の一員になる」と信じていたの
です。中国はこの中国への「思い入れ」を利用し日本やアメリカを操ってき
ました。

世界中に中国幻想を振りまいた最大の罪はパール・バックの「大地」だと思
います。このノーベル文学賞をもらった「大地」によって初めて欧米人に、
神秘な国中国というものを開いて見せました。そこに描かれている幻想中国
によって、なにか非常にロマンチックな妖しいまでに美しい「情念の中国」
というイメージを植え付けてしまいました。

それとアメリカ人に誤った中国観を植え付けたのは、大犯罪者はエドガー・
スノーの「中国の 赤い星」です。彼は一貫して中国礼賛を綴っています。
彼は日本が嫌いで 「アジアの戦争」を書き、有りもしない南京大虐殺を世に
広めました。 この影響が大きくてアメリカ知識人をして未だに暗黒中国を見
えなくさせて います。

キッシンジャーは中国工作資金によって完全に中国工作員になり、世界中
に中国幻想を振りまきました。この老人はオバマ政権の前半まで外交顧問
をし、間違った中国政策を進言していました。

しかし幸いなことにトランプ大統領は現実しか見ません。中国は改革開放に
より自由社会の一員のように振る舞い、資本主義社会の果実を自らのもの
としました。

何もしないオバマ大統領は世界の警察官をおりると宣言、調子に乗った習近
平は、東シナ海、南シナ海を、「法の支配」でなく「力による支配」で現状
変 更を目論むと同時に、人民元の国際化を要求、人民元を世界の基軸通貨
と してドルと同等の通貨にしようと画策しました。

しかも日本も欧米も最近の中国の厚顔無恥な人格や、止まらない軍拡、農
民の暴動、偽物の中国製品、チベットやウイグルの大虐殺を目の当たりにし
てやっと危うい暗黒中国の真実が見えてきました。

トランプは南シナ海に人工島の建設を進める中国に対して、「航行の自由作
戦」を開始し、武力による圧力をかけ始めた。そして、やっと中国幻想から
覚め始めたイギリスやフランスなど各国は、保有する海軍戦力を南シナ海
に集結させ、アメリカと共同行動を取り始めた。

中国はそんな中、習近平体制になって中国的覇権主義、社会主義による世
界支配みたいなことを言い出す始末。本来中国が我々西側の諸国に入って
いく時の条件、約束とは、最終的にすべて自由化するから自由主義陣営に
入れてくれと言ったはずです。ところが習近平体制になったら国家主席の任
期を廃止してしまった。つまり社会主義体制に戻ると遠回しに宣言したので
す。それでは話が違うだろう言うのがトランプです。そこでトランプは中国
排 除に動き始めた。それが米中貿易戦争です。

習近平は、中国からヨーロッパ、アフリカまでを一大経済園としてつなぐ
「一帯一路」を推進しているが、各国が中国の融資をことごとく断っています。
それは金利が高くで最後はインフラの権利を中国に取られかねないからです

鄧小平以降、中国は改革開放路線を掲げ、自由社会の一員として国際化す
るという公約のもとで発展して来ました。胡錦濤も江沢民も鄧小平の思想を
ポリシーとすることで、急速な経済成長という恩恵を受けてきました。

しかし習近平は絶対権力者としての立場を強固にするために、共産主義、
社会主義化を再び進めるという先祖返りを加速させています。これに危機
感を感じたトランプは安全保障の面においても看過できないと、中国潰しの
ため米中貿易戦争を仕掛けたという次第です。

日本の誤った中国観は遣隋使や遣唐使が持ち帰った膨大な漢籍を勉強した
学者達によるものです。2000年以上前の漢文や漢詩を深く研究した近代中
国学者によって中国の抜き難いイメージが出来上がってしまいました。

しかしトランプは世界各国に中国を選ぶかアメリカを選ぶかという踏み絵を
迫っています。日本は経団連やマスコミなど、中国との友好関係を求める力
が働く中で、安倍首相は経団連に配慮しつつ、アメリカとの関係の方がより
重要であるとの方針を明確にしています。

トランプは世界を分断し始めた。同時に中国に取られた地域を取り戻すた
めに各国と連携して、中国排除に乗り出しています。

これで、中国の未来のドアは完全に閉ざされてしまいました。




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追いつめられた中国  5月15日(水)


米中貿易戦争を単なるトランプの再戦に向けた打算と見ると、日本は世界
からおいていかれる。これは「悪の帝国中国」を地球上から排除するために
先進各国は立ち上がったのです。

しかるに日本の財界は目先の損失に目を奪われて、トランプの対中関税の
引き上げを批判しています。米中二大勢力の対決で、世界経済は一時的に
減速しつつありますが、国際ルールを守らない、法の支配でなく、力の支配で
弱小国家を取り込む中国共産党は地球から早急に排除しなければならない。

金曜日の夜、NEW23を見ていたらキャスターの星浩氏はトランプの決めた
対中関税引き上げについて、「彼は来年の米大統領選を控えて中国を叩い
ている、中国を叩けば人気が上がることを計算している」という愚かなコメン
トをしたり顔でしています。彼は元朝日新聞社政治部記者です。売国奴であ
る筑紫哲也氏の系列です。昨年安倍首相をゲストに招いた時、都合の悪い
話になると何回も話に割って入って無理やりモリ・カケ問題に持っていこうと
していました、気分が悪くなります。
TBSも朝日新聞も在日や中国工作員に完全に乗っ取られています。

日本人が知っておかなければならない事は、トランプの10分の1の真意で
はなく、トランプの真意は、この安定した世界構造を破壊しようという野蛮
な中国を崩壊させることです。単なる貿易戦争をしているのではなく、米国
の意図は、中国の共産党支配の排除です。

日本の財界も目先の商売より国家安全保障のほうが大事だと早く気づいて
ください。アメリカは国家の命運をかけています。もはやビジネスレベルは終
了しました、アメリカは本気なのです。日本の財界は未だ中国市場に未練を
残していますが、世界中にはそれに替わる経済圏などいくらでもあります。

この米中経済戦争は単なる貿易戦争ではなく、米中の覇権をかけた戦争で
あり途中で一切の妥協はありえません。それゆえ関税率などの数字は最初
から重要な問題ではなく、中国が絶対に飲めない方法で締め上げていきます。

中国は近く崩壊する。その根拠は経済問題である。今日まで中国は経済成
長を続けてきたと信じられています。しかし中国国内総生産(GDP)は増加す
るどころかマイナス10%です。香港中文大学で経済学者の郎威平氏が明言
しています。

同教授は「中国の公表する経済データーは全てインチキで、インフレ率も
16%もあり政府借金も36兆元(432兆円)に達し、近い将来必ず破綻する」
と予測しています。ということは今までインチキ数字で経済大国第2位を公
表してきましたが結局、日本こそが世界第2位だったのです。

国有銀行はどれも救いがたいほどの破綻状態で、工場は大量の陳腐化した
在庫がバランスシートを損ない、外国からの投資は沈滞しています。腐敗が
経済構造を蝕み。外貨が国外に流出する。

見かけの力とは裏腹に中国はもはや限界に達しています。どれほどの時間
が中国に残されているのか、中国共産党首脳陣はその時がきても、おとなし
く退場するとは思えない。

世界一人口の多い国、核武装していてミサイルの発射準備を整えた国が崩
壊し始めたら、どんなことが起きるのだろうか?安全な国など無い、日本政治
家もそろそろ決断するときがきています。

日本国民よ在日と左翼に支配されたメディアからの偏向報道や印象操作から
目覚めよ!野党が叫ぶ「反戦平和」が日本を守ろうとする努力を破壊する政
治的武器に使われていることを知ってください。

つまり戦後の「9条」に基づいた歪んだ平和教育が日本人の精神をむしばん
で来ました。いわゆる戦わないことを絶対の正義だと教えてきたのです。
「令和の時代」こそ戦力不保持などを定めた憲法9条2項を削除すべき時が
来ました。「自分の国は自分で守る」

中国共産党が攻めてきてからでは遅い、中国軍隊はすでに行動を開始して
いる。日本はやがて決意を示さねばならなくなる。しっかり目を凝らせば、
時代の変化を示すあらゆる前兆が見てとれます。




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2 中国進出は地獄の1丁目 4月17日(水)


前回のブログで「中国とはなんぞや?」というタイトルで中国と日本の誤解
された関係を少し書いてみました。もちろん私は中国専門学者ではありませ
ん、単なるビジネスマンに過ぎませんが、何故多くの中小企業が、中国との
合弁事業に見切りを付け、撤退していったかを知りたくて多くの中国専門書
を読み漁りました。

このような書きだしだとよっぽど勉強好きだと思われますが、学生時代は
まったくの勉強嫌いで中国のことなど単なるイメージでしか捉えていません
でした。しかし社会に出て経営者になった途端、すべてが自らの財布にから
んできます。

当時日本がバブル真っ盛りで極端な人手不足に陥り、結果として中国に進出
せざるを得ませんでした。マスコミはバスに乗り遅れるなと中国進出を進め
ていましたが、周辺の中小企業の大多数は途中で中国および中国人に痛い
目に合わされ、彼らとの合弁事業に見切りをつけ、撤退していきました。

しかし当時マスコミは中国人とのビジネスに失敗した中小企業の苦しみに
スポットを当てることはなく、ウソの報道ばかりをしていました。

だから中国へ進出するに当たり何故多くの仲間が失敗するのかを調べる必
要に迫られ中国の歴史書およびその関係書物を読む羽目になってしまいま
した。

そこでわかったことは多くの日本人が学生時代に習った論語や漢詩のイメー
ジで中国を過大評価していたことです。つまり日本人は漢文を中国語と思っ
ていたのです。だから漢文に記された言葉が中国語の古典だと勘違いして
いたのです。しかし、いまの中国語と漢文は全く関係がない。

少なくともこの二千年間というもの、漢文は中国語とは全く関係がない。
岡田英弘教授によれば中国人にとって漢文とは外国語同然だそうです。
ところが明治以降、どれだけ多くの日本人が、漢文を通じて身につけた中国
イメージで彼らに接して痛い目にあってきたことか!

私が中国に進出して彼らの性格の悪さに仰天し、油断も隙きもならない連中
ばかりで、日常的に付き合う中国人には、日本人が勉強した論語が説く道義
心なども無縁の世界でした。

以前日本のマスコミはバラ色の中国を盛んに報道していたために、日本人
の中国に対する正確な判断力を長く奪って来ました。アメリカも過去と現在、
中国政策において多くの間違いをしてきました。

過去、この両国において中国の現実から遊離した異常なまでの中国礼賛の
合唱が長く続いてきました。一部の政治家たちも「中国への思い入れ」が
強く感情移入だけが先行して「大いなる幻想」を生み出していました。
この傾向は日本やアメリカだけでなくフランス、オーストラリア、イギリス、
ドイツその他の多くの先進国に共通した現象でした。

それでは何故、このようなセンチメンタルな「中国の思い入れ」に陥ったの
か、日本とアメリカを並行して考えてみます。

日本政府もアメリカ政府も中国政策を考える場合、必ず中国専門学者から
アドバイスをもらいます。この学者たちが中国の間違ったイメージを政治家
達に植え付けたのです。日本の学者もアメリカ学者も元々中国が好きだから、
中国に興味があるから中国専門学者になったのです。学者達の中国文明へ
の憧れが、冷徹な目を曇らし現実から遊離した「幻想中国」を政治家達に教
えたのです。

政治家もビジネスマンも失敗しないように、行動を起こす前は専門家と言わ
れる人たちの知識を手に入れます。しかし私の経験上その道の専門家ほど
その道に詳しくありません。

30数年前、天安門事件の1~2年前です。中國へ進出するために中国セミ
ナーを何回も聞きに行きました。そこで語られる講師達の中国情報は、いま
思えば現実の中国と180度違っていました。

そしてこれらの「中国への思い入れが強い中国専門学者」の間違った情報で
数えきれないほどの日本の中小企業が大陸進出を図って来ました‥そして
大多数の企業は中国人に騙され痛い目にあわされて、撤退してきたことか。

日本政府も同じようにいつも中国政府の白々しい嘘で国益を毀損してきまし
た。そして未だに目の醒めない政治家たちは「日中友好」という美名にごま
かされ卑屈外交を長く続けてきました。


(次回は「NO3」としてトランプ大統領によってやっと目覚めた「中国幻想」
について考察してみます。)


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1 中国とはなんぞや?   4月10日(水)


新しい元号は「令和」と決まった。出典は「万葉集」で、日本古典からの
引用だそうです。多くのメディアの説明を見ていると、「この新元号制定のも
う一つ大いなる意味は日本史上初めて、中国古典からではなく日本の古典か
ら引用したことにある」と書かれています。

これらを見ますと日本は中国と2千年間以上付き合ってきたと勘違いします。
たしかに日本の歴史教育では、古代の朝廷は遣隋使・遣唐使を通じて日本
が中国と国交持っていたと教えているのだから、そう思うのも無理はない。

しかし事実は違います。日本は建国以来、20世紀に入るまで中国と正式に
国交を待ったこともないし、持とうと思ったことすらありません。日本と
中国の正式な国交が20世紀まで存在しなかったことです。このようなこと
を言うとたいていの人は「そんな馬鹿な」という反応をみせます。

それでは真実の歴史を少しお勉強しましょう。
遣隋使は608年から始まった。そして菅原道真の助言により894年に
遣唐使が廃止されます。なぜなら菅原道真は唐が衰えて国内の治安が乱れ、
また航海が困難で、途中賊のために身を滅ぼす者もあることを理由に、中止
を提案し、これをもって遣唐使派遣には終止符が打たれました。

道真が中止を申し述べ、受け入れられてから13年後の907年に唐は滅亡
しました。唐の滅亡は東アジア世界の全域を揺るがす大事件です。唐と柵法
関係を持っていた周辺諸国は一斉に滅亡しました。渤海と新羅も運命を共に
しました。

唐帝国の崩壊をもって、日本に多大の影響を与えた中国文明はこれで終息
を迎えます。なぜなら後漢末期の戦乱によって漢民族はほぼ絶滅し、北方
から侵入してきた遊牧民族に取って代わられ、それ以降の中国は人種も
国土の大きさも様々に変化してきたからです。

唐が崩壊したあと五代十国の分裂を経て、960年中国は再び宋王朝によっ
て統一されます。しかし宋は北部を契丹、後には女真族に抑え込まれたまま
で、もはや唐と同じような卓越した精神的権威を発揮し得ない。そしてつい
にはモンゴル人の帝国が南宋までも併合して中国全土を統一することに
よって漢人は消滅してしまいます。

中国大陸はこのあと二度と古代文明と同じ輝きを見せる国は立ち現れな
かった。唐帝国の崩壊を持って、中国文明はほぼその役割を終結せしめた
といっても過言ではない。

つまり私が言いたいことは現在の中国が主張しているように「中国人は純一
無雑の中華民族であり、歴史が始まって4千年以来ずっと、周辺の民族と
混ざり合うこともなく、みんな血の繋がった兄弟のように過ごしてきた」
というウソを日本人は信じてしまったことです。

しかし事実はモンゴルや女真族などの異民族統治の国家形態になり、中国
は社会的、人種的、言語的に著しい変質をとげています。中国は、異文化、
異言語の人々の寄せ集めにすぎない。つまり一民族としての中国人は一度
も存在しなかった。

たしかに中国大陸の歴史は続いていたが、未だに上海人は上海語を話し、
広東人は広東語を話す。中國には古代から共通中国語というのは、一度も
存在しなかった。だから遣唐使廃止以降は、文字、律令、儒教、仏教などを
懸命に習得しようとする日本の体験の時代は、もう二度と訪れることは
なかった。

しかし遣唐使廃止以来、それでも確かに日本はその後中国の影響を受け
続けてきたことに間違いはありません、それは遣隋使・遣唐使たちが無数
の漢籍を大陸から持ち帰り、それを日本人は必死になって勉強した。だか
らこんにちまで中国文化の刺激を受け続けてきたのは事実です。

現代の日本においてもその教養の伝統は消え去ったわけではありません。
誰でも「論語」や「漢詩」の名句は知っているし、また日常用語の中に
漢籍起源のものも少なくありません。

それでは現代中国人は日本人のように論語や漢詩を口ずさめることが出来
るのかといえばNOです。なぜなら中国住民はそっくり騎馬民族の子孫に入れ
替わってしまった。騎馬民族が中国に同化したのではなく、騎馬民族が中国
人になったのです。いわゆる漢民族は紀元二世紀で地球上から姿を消してし
まった。日本人が教養を身につけることができた漢時代の中国人は、そのほ
とんどが大陸からいなくなった。

つまり現代中国人は日本人が多大の影響を受けた漢人ではなく、残虐非道
なマナーの知らない騎馬民族だったのです。

しかし日本だけでなく世界各国は中国の虚偽の宣伝によって、孔子の論語
である『仁(人間愛)と礼(規範)に基づく理想社会の実現』を信じてしまった。
いわゆる仁が様々な場面において貫徹されることにより、道徳が保たれ
ると説いた孔子の教えを、現代中国人に投影してしまった。

だから日本を含め世界各国は現代中国人を2千年以上前の孔子が存在し
た時代の中国人と同質と考えさせられた為に、中国に対するすべての政策
の失敗をもたらしてきたのです。


今回のブログは、少し長くなってしまいましたが、いわゆる現代中国を支配
している共産党は漢人ではなくマナーの知らない残逆非道な騎馬民族だと
いうことをしてもらいたくて長々と中国大陸の歴史を語りました。

それ故多くのメディアが「この新元号制定のもう一つ大いなる意味は日本史
上初めて、中国古典からではなく日本の古典から引用したことにある」との
言葉の裏に中国に対する劣等感を感じてしまったからです。しかし現代中国
人は日本人が勉強した中国人とはまるで違う別人であるということを知って
ください。

2千年以前の中国で発祥した元号は、朝鮮、ベトナムにも存在したが、今は
もうない、これは日本のみで使用されている独自の文化です。
中国を支配している騎馬民族には教養を高める漢人の哲学である漢籍を
継承していない、ゆえに現代中国には我々が知っている中国古典は
存在しない。

思想家、儒教の祖である孔子の教えは二千年間日本人を高めるために
存在した。人生最高の教科書である論語は、侵略と虐殺の騎馬民族には
猫に小判です。

つまり、二千年間中国の歴史とは「侵略と虐殺の歴史」だけだったのです。



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